貴族の次男坊であり、魔剣学園に在籍する少年ノエル・フロックハート。
突如現れた賊に【斬った対象を魔剣にする】という恐ろしい効果の魔剣で強襲され敗北する。
魔剣の姿に変成してしまったノエルは、リザ・ガードナーという少女の手に渡る。
ノエルは
魔剣になったことで得られた【衝撃を与えたものの姿形をコピーする】という能力を駆使することで、リザと協力しながら波乱に満ちた学園生活を送り、闇で暗躍する組織相手に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 22:00:00
108619文字
会話率:27%
生命の樹ユグドラシルの下で、創造の女神でありすべての神の母であるエルフの子に出会ったことで、人生が一変する天理を授かった天才少年騎士、桐ヶ谷白哉の物語。 白夜は、浅野絆という名前の少女が神であり、彼の仲間、聖なる魂となる運命にあることを知り
ません。 二人は最強の騎士を目指して旅に出る。 しかし、白夜にとって最も重要な目標は、ローゼリア姫と一緒にいること、彼女の護衛となり、おそらく永遠の恋人になることです。
自分の夢を叶えるため、そして女神ティシアこと浅野の目的を果たすため、二人は聖騎士学院に入学する。 すべての聖騎士と聖魔術師が仲間を持つ学園と世界。 これらの仲間たちは神のような力と魔法を持っており、契約によって絆を結びました。 このプロセスにより、彼らはソウルライドと呼ばれる特別な技術を与えられ、強力な魔法と聖剣の真の力を解き放ち、悪魔と戦う騎士としての可能性を解き放ちます。
しかし、普通の騎士の中には想像を絶する才能を持ち、神または不死の階級によって選ばれた唯一の騎士クラスであるセイクリッドナイトが存在し、オーバーキルクラスのコンパニオンと呼ばれています。 最初は神パートナーに選ばれたのは自分だけということで隠遁者であり特別な存在だったが、シノというもう一人の聖騎士に出会うまではそれもただの思い込みだった。
シノの相棒は妖精女王ヴィクトリアで、聖騎士は二人だけ。 キャンパスでの生活に慣れ、パートナーとして働くことを学んでいた白哉は、暗闇の中で忍び寄る闇の勢力が、アカデミーで4年前のような新たな事件を引き起こして恐怖を与えようと待っていることに気づいていませんでした。
白哉、女神ティシア、あるいは力を半分に減らされて定命の状態になったアサノと取引することは、落ちてしまった天を取り戻すという目的がある。 そのためには、彼女は白哉と協力して力を取り戻し、行方不明になった残りの神の生まれ変わりを見つけなければなりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 02:00:00
2928文字
会話率:4%
聖女を失って、いわゆる「ざまぁ的展開」に陥ってしまった領民達が、力を合わせて再起を図る異色の異世界ラブコメファンタジー。
主人公のシリルが住む『カルギス領』は、聖女と呼ばれるエルフの少女ミレイユの能力によって芳醇な恵みがもたらされていた
が、ある日領主は彼女を追放してしまう。
そして彼女が隣の『グリゴア領』に亡命したことによってシリルたちの国は加護を失い荒れ果ててしまう。
一方で聖女が逃げたグリゴア領は、まともに努力をしなくても芳醇な作物が実るようになっていき、その中で聖女ミレイユは薬屋として友人に囲まれながら、スローライフを送る生活を過ごしていた。
若い女性も大量に流出し、中高年ばかりとなってしまったカルギス領で、シリルは、使用人仲間のセドナと共に、少しでも自領を良くしようと尽力する毎日を送る。
そんな中、雑豆を用いて調合した『プロテイン』を『サブスク方式』で移動販売する商法が大ヒットしたことで、徐々にカルギス領と立場が再逆転していく。
更に自称『優しい男』であるコミュ障な獣人『ザント』や、
ミレイユの友達のふりをして惚れ薬を調合させ、シリルを自分のものにしようとするヤンデレ美少女『スファーレ』。
その他、様々なキャラの様々な思惑が、プロテインの市場を巡って波乱を引き起こしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 11:35:33
143728文字
会話率:54%
サキュバスとエルフを両親に持つ『アダン』と『ツマリ』はかつて『勇者兄妹』と担ぎ上げられ、独裁者によって支配されていた帝国を滅ぼした。
しかし、用済みとばかりに王国から裏切られる形で、かつての仲間たちに包囲され、絶体絶命の危機に陥る。
そ
の状態に観念し、来世でも『兄妹として愛し合おう』と誓い死を覚悟する兄妹。
そこに元帝国軍の『四天王』と呼ばれていた青年『ユマ』と副長の『セドナ』が突如現れ、兄妹を救出する。
兄妹はこれを機に祖国への復讐を誓うが、救出の際のはずみで、妹『ツマリ』のサキュバスとしての意識が目覚めてしまう。
これにより、兄(実際には血はつながっていないが、本人達はそのことを知らない)の『アダン』を徐々に異性として意識し始めるようになる。
サキュバスの特性である『魅了』を兄に無意識に使ってしまう自分への戸惑い。
兄と今までと同じ『兄妹』としていられなくなくなる恐怖。
『エナジードレイン』によって精気を吸わないと生きられないサキュバスとしての飢餓感。
兄に対する異性愛と兄妹愛による様々な思慕の念が入り交じり、徐々にツマリはその精神を蝕んでいく。
一方のアダンも、ツマリとの接触のたびに注ぎ込まれる情愛の念を受け、徐々にツマリを異性として意識するようにあり、自身の気持ちが分からなくなっていく。
双子が思春期を迎えて兄妹から男女として意識する葛藤を描いた、異世界バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 16:25:59
167791文字
会話率:53%
ある日異世界から転移してきた主人公『セドナ』。
だが、その世界はいわゆる『チート』が行えるような世界ではなかった。
『魔王』や『モンスター』と言った『人類共通の敵』がいない上、
エルフが全人口の80%を占めており、人間の人口比はわずか1%
。
その為、人間は少数種族として差別的な扱いを受けている世界だった。
加えてセドナは、異世界転移の際になんのスキルも与えてもらうことは無かった。
それでも、スラム街で出会った人間の少女『チャロ』達と知り合い、慎ましく生活を送っていた。
しかし、数年続く食料不足の影響で、日雇いの仕事も少なくなり、困窮を強めていく日々。
そんな中『弓士団(人間の世界でいう『剣士団』)』の募集を行うことを知ったセドナ。
その内容は、今までと異なり『ドワーフやサキュバス、インキュバスや人間』も参加できるものだった。
だが、その国の王女は『首狩り姫』と呼ばれる、死刑執行が趣味と噂される姫である。
そのことを知らず受験したセドナ達は、様々な事件に巻き込まれていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 21:48:51
139466文字
会話率:55%
登録は二十歳からどなたでも可能です。
最終更新:2024-01-01 00:00:00
659文字
会話率:47%
リズの冒険物語の後の話です。
リズ リコ エマ ドナ ナタリーが教師として。
ハリスとロメルは冒険科の指導員として。
アニスとナルは、入園してくる王女の付き人として。
シリルは、生活指導部の相談係として。
ソニアはロベルトの留学生の付添人と
して。
ローズ学園に戻ってきます。
そんなみんなのわしゃわしゃした物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 01:00:00
942499文字
会話率:46%
俺たちの住む孤児院に、ある日事件が起きた。
少し前に孤児院を出た兄が、死体になって見つかったのだ。
兄が遺した日記に書かれていた真実は、残酷で、平和だった俺たちの日常を粉々に壊してしまった。
『孤児院は化け物の苗床を育てるための牧場だった』
真実を知ったその日から、俺の、弟や妹たちを守るための戦いが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 19:00:00
19134文字
会話率:30%
強大な力を持つ国、ゲオタヤ。その国はメサイア教団と呼ばれるものたちが権力を持っていた。そんなゲオタヤの禁止区と呼ばれる区域に住む一人の少女レオナ。レオナは売春婦として生活をしていたが、そんな日々に不満を覚えていた。鬱屈とした思いを募らせる
中、ある日レオナは一人の男と少年に出会う。レオナはその少年に自分に似たものを感じ、その二人と奇妙な同居生活をしていくこととなる。そして、次第にレオナは少年と心を通わせるようになっていく。これは一人少女が少年と暮らすうちに学び、自分の取り巻く環境に苦しむお話。
*この作品はミッドナイトノベルに掲載している同作の表現を緩和したものです。ストーリーの内容に差異はありません。
*カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 19:20:33
364302文字
会話率:45%
午後3時45分くらいにマクドナルドでハンバーガー食ってる人って、なんなんだろう。昼ごはんには遅すぎるし、晩ごはんには早すぎる。という疑問を持つ大学生・カネモちゃん。彼女はある日、午後3時45分くらいにマクドナルドでハンバーガー食ってる赤髪の
女性を見かける。実は彼女・ウニエルシタスはエイリアンで、腹時計が地球人から約4時間ほど後ろにずれているがために、こんな時間帯に昼飯を食べているのであった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 12:06:12
35580文字
会話率:60%
「家族なんだから、困ったときくらい助け合うのは普通でしょ」
勇者ドナシアン・ガリマールは魔王ヴァハトマンスを聖剣デア・アンファングで貫き、世界の闇を振り払って戦いの時代に終止符を打った。
そして、彼はかつて仲間たちと共に魔王亡き後の新たな
世界を作り上げていった。
この哀れな世界では魔王は討たれても二十年が経過すると復活してしまう。その二十年は「凪の二十年(ツワンツィヒ)」と呼ばれたある種の宿命だった。
しかし、勇者ドナシアンが魔王を倒して以降、二十年が経過しても世界は平和なままだった。
やがてツワンツィヒは二度繰り返され、魔王も勇者も神話のようになっていた。
勇者ドナシアンたちも漏れなくその平和を享受して家族を築き、そして年老いていき、やがて孫が出来た。
これはその晩年を迎えた勇者とその孫たちが織りなす醜い醜い醜い醜い醜い物語。
※人によって抑鬱の閾値は違います。元気があるときに読むことをオススメします。
※この作品では「いいね」は「クソだね」と変換してください。
※何もかも全てが怖いので感想欄はオフにしています。
他サイト掲載も予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 22:48:02
97722文字
会話率:21%
ハートと書いてザマアと読む。
とある男爵令嬢から始まる『捨て』の連鎖。捨てたり、捨てられたり、結局ドナドナになったりの後戻りできないスクロール・ストーリー。
最終更新:2023-12-01 21:43:42
12588文字
会話率:33%
心臓移植手術を受けたら、以前はなかった癖とか出てきて違和感を感じた。もしや、ドナーの性格が映ったのかと疑ったところ、意外な事情が明らかにされる。
最終更新:2023-11-19 22:30:25
611文字
会話率:15%
孤児だった主人公が大聖女候補となるも追放されて隣国で王妃になる話。
大陸の東に位置する小国、エキドナ王国の王アルバートは勇敢で聡明な人物であったが、ときに「ロリコン王」と揶揄されることがあった。彼と連れ添った妻ココが、ずっと十二歳の姿
で、時が経っても容姿があまり変わらなかったためである。
孤児だったココは聖女養成学校で勉学に励み「大聖女候補」に選ばれた。しかし、その後におきた国難を救ったにもかかわらず「不手際」として国外追放になってしまう。
ココは国境付近の森で長く一人暮らしをしていたが、ある日、魔物に襲われていた船を助ける。その船には隣国の王と王子が乗っており、彼女はそのまま隣国へ迎えられることとなった。
アルファポリスにも『暗黒の森 - ロリコン王子と片腕の聖女 -』というタイトルで投稿しています(こちらとおなじタイトルに変更する予定です)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 19:00:00
86096文字
会話率:45%
ぼくは異聞怪聞伝聞Youtuber、【幸せな仔牛】。ぜひご視聴ください。
最終更新:2023-11-03 10:36:47
7404文字
会話率:23%
日本マクドナルド様の公式X(旧Twitter)@McDonaldsJapan に投稿された宣伝用アニメーションのポスト(参照URL https://x.com/McDonaldsJapan/status/17196404239735032
11?s=20)に前後のストーリーを付けた短篇小説になります。個人的な趣味で創作した二次創作小説作品になりますので、日本マクドナルド様は一切関与しておりません。もし著作権等に問題があれば、この作品のコメントに残していただくか、作者のX(旧Twitter)@ta6107にご一報ください。すぐに作品を削除いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 20:43:01
3329文字
会話率:46%
加模橋高校プラロボ部、アオい梯子をのぼった先には巨大なプラロボを動かせるナゾセカイがある。
どことなく気だるい青春の日々を消化していた周りよりちょっぴり可愛い女子高生佐伯海魅は、思い立ったが吉日の精神でプラロボ部の部室のナカへと乗り込んだ。
プラロボ部のたったひとりの部員で部長である浦島銀河と出会い、ナゾのヒロインを得た浦島銀河は愛機リバーシと共に佐伯海魅と共にプラロボ部としての活動の幅を広げていく……。
リバーシ:
ゲームグランドナイツRPG外伝8にメイン登場する灰色の表裏術騎士と呼ばれるグランドナイツの末席。
追加装甲を自在に換装し戦闘フォルムを替えて戦う彼女は他のプラロボにない変わった性能をしているプラロボ化されたのも最近になってからのある意味マニアックな機体である。
浦島銀河の愛機である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 03:07:06
89868文字
会話率:52%
お笑い大会のプレッシャーのせいでステージ上で自殺してしまった八谷。会場は大喝采。伝説のお笑い芸人として盛大な葬式で見送られた。しかし八谷は復活してしまった。人々は八谷に期待する。あの芸をもう一度と…。
最終更新:2023-10-31 20:22:56
7681文字
会話率:50%
バイオ社の実験薬「ブク・ブックリン」が入浴剤として流出してしまった。あらゆる物をドロドロに溶かす「ブク・ブックリン」の被害が街に広がっていく…。
最終更新:2023-10-28 17:50:40
7223文字
会話率:58%
町で最後のタピオカ店「たぴおけら」が閉店した。店長の石本は在庫のタピオカを近くの川「金色川」に流していた。アルバイト店員の花岡も在庫の残りを持ち帰る。途中でヒロくんに出会う。ヒロくんにタピオカをあげると、ヒロくんはタピオカを砂場に埋めてしま
った。数日後、タピオカの埋った砂場では植物が繁殖してマスコミが殺到した。ヒロくんは3日後に行方不明になった。刑事の田村が聞き込みに花岡を訪れた。ヒロくんは胃の中にタピオカを詰め込まれ殺害されていた。容疑者となった母親と石本の手がかりを探して「たぴおけら」に戻ると、地下からミイラが見つかる。その夜、花岡はヒロくんの母親と石本に襲われる夢を見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 23:52:11
7784文字
会話率:50%
目が覚めると、異世界(?)に迷い込んでいた、記憶を失った少年・ぽん太郎(仮)は、やってきて早々、公然わいせつの罪で捕まってしまった!判決の結果、“イーター”と呼ばれる化け物の退治を専門とする超過激派バカ集団『チームレイン』に身を置くことに
なり……!物理法則も生き方も何もかもが違う、新たな世界での冒険の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 07:46:26
47719文字
会話率:68%
しんちょうのはかもり
数千年前から続く神魔戦争によって人は多くの犠牲を出した。
神王・魔王のため命を捧げることに疑問を持ち始めた人は独自の力に研究を重ね人が統治する国を創り始める。そのひとつエドナ王国。そこで素性を隠し王政魔導師団
長となったトリストは自身に忌まわしき過去を与えた神を憎んでいた。神の使いと呼ばれる神鳥を使い秘密裏に行っていた実験の最中、対立していた王妃ノアを陥れ王国の全権を握ると歴史を絡繰ろうとする。全ては自身が神となるために。
幼い頃に両親を亡くしたロルトは育ての母であるネサリー、子のエーベルと共にノーリーン村で神鳥の世話をして暮らしていた。それぞれが抱く複雑な思いを隠しながら。
エドナ王国では十六歳になると自身が持つ適性の検査を受ける義務があった。村も例外ではない。ネサリーはその準備として二人を神鳥の墓へと連れて行く。そこから人が使える能力、思念は神聖力を私怨は魔力を生成できる概念を教え始めた。
王国へ出立した二人は途中、エドナ王国第三王女ルリと出会う。そこから王国に関わり始めると意図的に改ざんされた歴史に見え隠れする両親に違和感を持ち始めるロルト。
亡くした者のため王に忠誠を誓う王政騎士団長ロランレイ。その子カルヴァーは王女ルリを護る決意を心に刻む。禁忌の先を探す王政魔導師団副長フレイは命の恩人トリストに操られロルトたちと対立するが、不思議な少女ハルネスと出会うことで過去を清算しようとする。王妃ノアとネサリーは何を見たのか。徐々に明らかになる過去とトリストが持つ私怨。
神を護りたいわけではないがトリストを倒さなければ側にいる者たちを護れない。それは自身が繋げた私怨と気づき葛藤するロルト。その迷いをエーベルの思念が包む。
神は存在するのか、神のために生きることは間違っているのか。
それでも神の象徴である神鳥を護り、人の思いを繋げていくことを選んだロルトは仲間と共にトリストへと立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 11:14:52
6529文字
会話率:26%
ミッドナイトフラッシュ。プリズムに迷い込んだ光。やるしかねえ。やるしかねえ。おれを揺らしてくれよ、ベイビー、エンジェル、ベイビー。
キーワード:
最終更新:2023-10-21 02:44:35
2078文字
会話率:0%
ヴェードナ帝国の皇女、フィオレンサはイツワリ皇女だ。なぜイツワリ皇女と知っているか?それは前世で''ヴェードナ帝国物語''という本を読んだからだ。
そしてここはその本の世界。この世界では大小様々な差はあるが等しく皆魔力を持っている。だ
が皇族のみが聖魔力と呼ばれる絶対的力を持っていた。
しかしイツワリ皇女である私はそんな力を持っていない。というか魔力すら持っていない。だからイツワリ皇女。本物の皇女との取り換え子。そんなフィオレンサは17歳のときに処刑される運命にある。
理由は本物の皇女が帰ってきたからだ。イツワリ皇女のフィオレンサはただのイツワリでしかない。原作のフィオレンサは本物の皇女を憎んだ。イツワリ皇女でしかないフィオレンサは事実を知られる前からでも誰からも愛をもらえなかったから。そして本物の皇女を毒殺しようとした罪で処刑。
そんなの私は絶対に嫌。
愛なんて貰えなくてもいい。だから生きていたい。もう前世のようにベッドでの一生はいやだ。やりたいことがあった。言いたいことがあった。
───生きたかった。
聖魔力がなくてもいい。イツワリ皇女でもいい。だから私に平穏な一生を与えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 12:00:00
161629文字
会話率:47%