孤児だった主人公が大聖女候補となるも追放されて隣国で王妃になる話。
大陸の東に位置する小国、エキドナ王国の王アルバートは勇敢で聡明な人物であったが、ときに「ロリコン王」と揶揄されることがあった。彼と連れ添った妻ココが、ずっと十二歳の姿
で、時が経っても容姿があまり変わらなかったためである。
孤児だったココは聖女養成学校で勉学に励み「大聖女候補」に選ばれた。しかし、その後におきた国難を救ったにもかかわらず「不手際」として国外追放になってしまう。
ココは国境付近の森で長く一人暮らしをしていたが、ある日、魔物に襲われていた船を助ける。その船には隣国の王と王子が乗っており、彼女はそのまま隣国へ迎えられることとなった。
アルファポリスにも『暗黒の森 - ロリコン王子と片腕の聖女 -』というタイトルで投稿しています(こちらとおなじタイトルに変更する予定です)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 19:00:00
95915文字
会話率:44%