2231年を舞台にした一人称SF。
久しぶりの中長編。リハビリっぽい書き下ろし。
昔に書いた「メダロット的な人の世界だとどうなんだろう」な発想を土台に、再構成、再構築をかけた作品。2006年ぐらいに着想、完走した作品のセルフリブート?
※『塔の見える街』が改題。旧の仮タイトルもそのまま設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 18:24:17
157632文字
会話率:43%
雲隠岳は立派過ぎる名前にそぐわない低山だが、忘れられた『山中の迷い家』伝説がある。
「マヨヒガから何か一品持ち帰れば富貴がもたらされる」という大まかな部分は、他のマヨヒガ伝説・隠れ里伝説と同じなのだが、一つだけ他の伝説には無い禁忌(タブ
ー)事項があった。
それは「おふだが貼ってある扉を開けてはいけない」というもの。
郷土史家の”私”の元へ、生活安全課の警官から、雲隠岳遊歩道に落ちていたというスマホの画像データが持ち込まれるのだが、そこには……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 09:27:00
884文字
会話率:38%
一日の終わりに私はあなたを思う
心を通わせる度、私はあなたから離れられなくなる
身勝手な愚かしさは一人教室に残った私を焦がす
以前投稿した「スカート▲スカート△」の続作になります。
最終更新:2022-12-04 14:23:22
586文字
会話率:0%
数千年前に失われ、今では御伽噺や神話にしか存在しなくなってしまった『魔法』
最大の力を失ってしまった人は、魔物や魔獣が跋扈するこの世界では弱者となってしまっている。だが数千年の時を経て、失われたはずの魔法は再び胎動を始めていた。
これは偶然
? 太古の魔法の残滓を得た少年少女たちが、世界に魔法を再起動する物語。
そのはじまりの出来事。
なぜ魔法が失われたのか、再起動した結果がどうなるかなどなにも知らず、強大な力を復活させることに胸躍らせていた、ただただしあわせな頃のお話。
昨年の今日投稿を開始した『怪物たちを統べるモノ』のプロトタイプです。
一周年記念(笑)? に期間限定で書いていた部分までを連続投稿します。
約10万字くらいです。
読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 09:50:25
128486文字
会話率:9%
1970年代前半、世界各地に一斉にダンジョンが現れる。
この日本も例外ではなく、東京と京都という二つの都市に出現した。
ダンジョン黎明期には、世界各地でモンスターがダンジョンから溢れるスタンピードという災害が起こった。
これにより人々のダ
ンジョンやモンスターという存在への恐怖により世界は混乱のさなかに居たが、冒険者と呼ばれる者達の登場により、次第に沈静化していった。
やがて冒険者はブームとなり、2009年に最盛期を迎えた。
そんなダンジョンの治安を守るため、人知れず《掃除人》という存在が生み出された。
――これは、一人の高校生が《掃除人》となりトラブルに巻き込まれながらも、成長していく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 07:00:00
4746文字
会話率:25%
崖の下にはバケモノがいるらしい。
さみしくてわがままなバケモノは、崖の上まで手を伸ばして、きまぐれに生徒を攫うらしい。
だから、崖に近づいちゃあいけないよ。
――好色なバケモノに、食べられてしまうから。
「マリア。●(おれ)を拒め、●(
おれ)を受け入れるな。お前にはそれができるのだろう? なぁ、俺の●●●●(マリア)――」
「ほんとうに……かわいそうね、私たち」
ツギはどうしてアソビましょうか、ファッキンマイマスター?
――――
ヤンデレ作者9名による企画リレー小説
『ヤンデレなろう学園に転校生が来たようです。』
(作者退会に伴い削除済)
本宮愁担当原稿のみを抜粋した再投稿作品です。
他の作者の執筆内容は含みません。
話ごとに多少話の展開が飛びますが、
・マリア=ヴィスコー
・ゲーデ=ロア
の物語としては完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:48:14
33126文字
会話率:34%
男の脳と女の脳のちがい。あなたは、どこまで正しく理解していますか?
「男の脳は大きい=賢いってホント?」
「『女は地図が読めない』はウソ?」
「男女で色や音の感じ方がちがう?」
「子どもの男女差は大人より大きかった!?」
いまだ解明されてい
ない部分も多い、人間の脳の謎。あたりまえのように信じていることでも、まちがっているかもしれませんよ……?
★市販されている書籍を読んで書き下ろした感想文(自分用メモ)です。
活動報告に載せた記事に、多少の修正と余談(『リケジョ』目線での『リケジョブーム』批判)を加えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-29 07:00:00
9076文字
会話率:0%
転生者の少年がもらったのは【便意ブースト】という意味不明のスキル。仕方なく勇者パーティの荷物運びでボロ雑巾のようにこき使われる毎日だったが、ある日、ダンジョンの深層で激しい腹痛に襲われた。すると青いウィンドウが浮かび上がり『×1000』の文
字が。なんと、便意を我慢すればするだけステータスが上がる神殺しの強烈な宇宙最強スキルだったのだ。
一瞬喜んだものの、そんな苦しいスキル要らないと商人の道を志す少年。だが、最強の男の存在は放っておいてもらえるはずもなく、運命は少年を便意と戦う無慈悲な道へと追い込んでいく。
ヒロインの公爵令嬢を助け、魔王軍の四天王を斃し、魔王に迫った少年だったが、魔王から驚愕の真実を告げられてしまう。転生先の世界も、日本も海王星にあるコンピューターによって合成された世界だったのだ。
海王星にある1キロメートルほどの巨大コンピューターはスパコンの一兆倍の演算力があり、これで一つの地球まるごと合成していたのだ。そして、これが一万個運用されており、世界には一万個の地球が存在している事を告げられる。
転生先の星もまたこのコンピューターによる像であったが、隣の星の管理者から悪質な嫌がらせを受けており、このままだと星は廃棄処分になってしまうという事だった。
廃棄処分を免れるためには少年が【便意ブースト】を使ってテロリストのリーダーを討たねばならない。
世界を守るため、ヒロインとともにテロリストの総決起集会に侵入し、見事便意を操って悪を討ち果たすことに成功した少年だったが、スキルの使い過ぎで死亡してしまう。
少年が気がつくと植物人間となっていた日本の転生前の身体に戻されていた。失意に沈む少年であったが、ダメ元で起動した便意ブーストが効き、ヒロインと再会を果たし、愛を誓う。ただ、最後は下剤の飲みすぎで漏らしてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 11:29:23
102503文字
会話率:31%
転生者の少年がもらったのは【便意ブースト】という意味不明のスキル。仕方なく勇者パーティの荷物運びでボロ雑巾のようにこき使われる毎日だったが、ある日、ダンジョンの深層で激しい腹痛に襲われた。するといきなり青いウィンドウが浮かび上がり『×100
0』の文字が。なんと、便意を我慢すればするだけステータスが上がる神殺しの強烈な宇宙最強スキルだったのだ。
一瞬喜んだものの、そんな苦しいスキル要らないと商人の道を志す少年。だが、最強の男の存在は放っておいてもらえるはずもなく、運命は少年を便意と戦う無慈悲な道へと追い込んでいく。
魔王軍の四天王を斃し、魔王に迫った少年だったが、驚愕の真実を告げられ、世界を守るために便意を我慢することを約束させられてしまう。
果たして少年の肛門は耐えられるのか? 便意は世界を救えるのか? お馬鹿なスペクタクルファンタジー、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 10:29:00
102131文字
会話率:31%
異世界転生が大ブームの2000年代。転生希望者はトラックに飛び込みまくっていた。 そんな世界で普通の主人公が現代社会を生きます。
最終更新:2022-11-28 14:40:17
34716文字
会話率:54%
政治と宗教と野球の話をしてはいけない。そんな顔ぶれに昨今はジェンダーや人種も入るとか。
蒙昧な哲学と不義の愛を以て、タブーを語るエッセイを書こう。
最終更新:2022-11-27 20:26:13
591文字
会話率:0%
「何を読んでいるんだい、クリスティーナ」
「婚約破棄を題材とした小説ですね。今後の(執筆活動の)ために勉強をしてるんです」
「!?」
その時代、貴族令嬢たちの間では恋愛小説を書くことがブームになっていた。公爵令嬢クリスティーナも、その
流行に乗っかって恋愛小説を執筆している淑女の一人だ。聡明な彼女が執筆しようとしているのは、貴族だけでなく庶民たちにも大人気の婚約破棄ジャンル。売上ランキング上位に食い込むために、沢山の婚約破棄小説を彼女は読んでいた。
ある日、婚約者の王子にそのことを伝えると、何故か彼はショックを受け、態度を豹変させる。そして、その日から王子による熱烈な求愛が始まったのである。
「逃がさないよクリスティーナ。僕は君との婚約を解消させるつもりはないからね」
「……? そうですか。ところで殿下、この婚約破棄小説は(次回作の)参考になると思いませんか? 婚約者が浮気して破滅する『ざまぁ系』の物語なのですが」
「……話を聞いてなかったのかな? 婚約破棄をする気はないんだよ」
ヒロインの言葉を勘違いしたヒーローによる溺愛ストーリー。
当然の如くハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 11:20:55
28217文字
会話率:57%
灰根が執筆しているブーン系サッカー小説
主人公の左京文一朗(ブーン)はスタミナ不足が原因でスタメン入りを逃がしたが、途中出場して流れを変える、スーパーサブというスタイルの選手として、高校サッカーに挑戦する
Note版 この作品はnoteに
も掲載しています
https://note.com/haine_youtube/m/m2c592b17bf4d折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 14:04:12
23847文字
会話率:85%
「まったく……ついてない」
思わずそうぼやいてしまうほどの貧乏な漁村に僕は生まれた。
人生2度目、異世界で人生やり直しをと思っていたのにまさかのこんな場所。
金持ちとは言わないからもっと平凡な人生を望んでいたのにと思い、どうにか改善
できる手段を考えていた。
ある日、いつものように商人が村で獲れた魚を買いに来た。
それと同時にたまに面白いものを売ってたりするのだが……。
「これ、かわない?」
そう言って見せられたのはあのよく見慣れた『すり鉢』だった。
これがあれば――蒲鉾が作れるんじゃないか!?
雑魚が雑魚のままなら二束三文だが、美味しい蒲鉾にしちまえば付加価値が付いて儲かるのでは?
そう思って作って隣町で売ってみたが見事に売れずに挫折……。
「なんでだ……」
と、悩むだけはもったいない。
借金を抱えてまで勝手に買ったすり鉢の代金も払わなきゃならないのでここで折れるわけにはいかない。
そう思ってマーケティング!
したらば今は貴族や金持ちたちの間でカニがブームだそうで……。
「よしっ! カニカマを作って今度こそ、ひと儲けだ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:17:14
9433文字
会話率:48%
夏休みを控えたある日──ぼくの通う小学校では、全校生徒の六分の一ほどが一度に集団自殺を遂げてしまった。
きょうび自殺なんてありふれているけれど、さすがに六分の一、というのは行きすぎだった。
通称“自殺ブーム”。今この世界では、原因
不明の『自殺のパンデミック』が起きている。
夏の空気はこんなに煩わしいのに、世界は日に日に静かになっていく。
そして、“人はなぜ自殺をするのか”という、以前から抱えていたぼくの疑問が解消されることのないまま、夏休みは訪れた。
今年も、幼馴染みの牡丹と遊ぶ夏休みだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 02:37:28
15666文字
会話率:26%
寿々喜節句という存在の証明は私がするのではない。
最終更新:2022-11-21 01:14:26
280文字
会話率:0%
あなたの身近にあるタブーには、何がありますか?
最終更新:2022-11-20 23:35:35
2421文字
会話率:0%
夢枕に立ったのは、少し前に亡くなった祖父だった。
祖父は夢の中で、無くなったお酒を名残惜しげに買いに行こうとしたところで、覚醒とともに消え失せた。
祖父がお酒を求めている。
そう感じた僕は、家にあるものを用意し、祖父のお墓へ向かったんだ…
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 22:16:12
3909文字
会話率:6%
かつて僕の家に、コテツという名前のチワワが家にいた。
僕が生まれる前からいるコテツは、新参者である僕を警戒しているらしく、物心つく前から吠え立てられる始末。
両親にも仲良くすることを強要されるが、良い印象のない僕はとてもそんな気になれず…
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 19:00:00
3985文字
会話率:12%
五年前、吸血鬼ハンターが流行ったことがある。
吸血鬼の不老不死伝説や眷属化の特性、数えればきりがないが…とにかく流行っていた。
冒険者=吸血鬼ハンターと言ってもいいほどの時期もあった。
それほど儲かった、もちろんリスクはあったが。
しかし、
時は経ち不老不死伝説の種明かしと意識を持った眷属化の特殊条件の達成難度の高さ、あるいは狩りつくされたのか、単に吸血鬼というコンテンツに飽きたのかは知らないが廃れていった。
と、いうのが歴史のお話だ。
さて、この五年前の空前にして恐らく絶後になるだろうブームに便乗したのがこの僕、ラストである。
友人や親の猛反対を無視して聖水や銀の銃弾等の作成スキルを入手したり一生に一度しか入れることのできない刻印を吸血鬼無効化に使用したり、とにかく僕のビルドは対吸血鬼において最強であった。
素の能力は並以下であった僕がAランク冒険者になりSランクパーティに加入できたのはそういう経緯がある。
しかしそんな黄金時代は泡のように弾け、パーティを追放され(彼らには感謝している)Aランク最弱と呼ばれるようになった僕に残されたのは向こう数年遊んで暮らせる報酬と、Aランク冒険者である肩書、そして対吸血鬼の能力だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 20:00:00
851文字
会話率:0%
主人公は16の少年です。集落を巨大な蟲達につぶされ、両親を探す。そんなお話です。
たくさんの冒険をします。
最終更新:2022-11-19 14:33:54
105390文字
会話率:40%
中学二年の女の子、渡来(わたらい)あかりは大富豪の家に生まれ、父親とは少し折り合いが悪いが何不自由なく暮らしていた。
二〇二二年五月、学校からの帰り道であかりは交通事故に遭い、どうにか一命は取り留めたものの意識不明の重体に陥ってしまう。
三十年後の二〇五二年四月、あかりは奇跡的に目を覚ます。
なぜか――中学二年の容姿のままで。
病院で出会ったティアという若い女性。彼女はあかりの父親の知り合いだという。退院後、あかりはティアと共に暮らすことを選択する。
二人は一緒に生活するうちに距離を少しずつ縮めていくのだが――
これは、思いがけず再起動(リブート)された少女あかりと、謎多き女性ティア――二人の思いが交差し、世界を変えていく未来系ファンタジーストーリー。
全76回(予定)。
基本的に毎日更新。
アルファポリスでも掲載中(進行度は同じ)。
どうぞ宜しくお願いします。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 19:58:09
137462文字
会話率:39%
「アイル・トーンブール、もうすべてわかっている。民を慈しむべき存在の王妃候補である君が、平民のローズ・タンドルに対し陰湿な嫌がらせと呼ぶに果ての余る行為をしていたことを」
その言葉の後に続くはずだった彼女への救いの言葉は何も届かず目が覚め
ればそこには幼い日の自分がいる。
きっとあの世界は滅んでしまったのだろう、自分の愛した両親も、自分がアイル嬢と共に生きると決めた時王権を譲ると決断し託した弟も、民の生きる美しい城下町の夕焼けも。
「僕はただ君と。罪を清算して二人で生きていけたらよかったのに、!」
どうしてあんな結末になってしまったのか。天使のようだった彼女はいつからあんなことを、人を傷つけるような人になってしまったのか。毎日のように後悔し、己の弱さを無力さを恥じた。だけれど今からやり直せる。
これは僕が。主人公である、アッシュ・グーレイが彼女を幸せにして自分も幸せになるための愛の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 19:00:00
2394文字
会話率:45%
神秘の生きる世界――"イディアリス"。
少年アッシュは、"探究者(シーカー)"でありながら細々とした依頼ばかり受けて"魔窟(ダンジョン)"にも行かず、"異種(クリーチ
ャー)"の討伐もしない。そんな彼を同業者はエセ冒険者(シーカー)と揶揄し、軽蔑していた。そんなある日。何時もの様に近所の森で依頼をこなしていたアッシュは、ひょんな事から特殊な魔窟(ダンジョン)に飲み込まれてしまう。この事を切っ掛けに、アッシュは世界の秘密――それに関わる幾つもの事件に巻き込まれる事になる。最も、転生者である彼自身もまた。このイディアリスに関わる重大な秘密を抱えているのだが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 22:00:00
147522文字
会話率:56%