聖歴1011年のこと、エウロペと呼ばれる地域で、北の大国“イリアス・グランデ”が、大陸中央の大国“ガエリア王国”に対し宣戦布告を行う。領土係争から始まったとされるこの戦争は、各地の貴族や周辺諸国の思惑が複雑に絡み合いながら、泥沼の様相を呈し
た。
時は流れ聖歴1097年。90年にも渡り続いた戦争は、ようやく終結の兆しを見せる。ガエリア王国の伝説的騎士であるベルトラン元帥の死から5年、ガエリア王国はその領土の3割を失い、また、“賢王”として知られた王にして天才的軍師、そして魔術師であるシャルルⅤ世も、病に伏せ、もはや首都ルテティアが落ちるのも時間の問題だった。
これに対し、時の司令官であるフィリップⅡ世は、総力戦を指示、退役した戦士や、任官されたばかりの魔術師も動員しての戦争を選択する。だが、この決断こそが、思わぬ事態を巻き起こすのだった。
この物語は、今なお語られる戦乱の世を戦い抜いた、とある若き男爵と、その10人の戦士たちの、苦難と栄光の物語。
タイトルからわかるかもしれませんが、とある戦争をベースにした伝奇・歴史小説です。ハイファンタジー、ローファンタジー、歴史小説の要素を含みます。
1~2週に1話くらいののんびりしたペースでの更新になると思いますが、よろしければ応援のほど、宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 14:00:00
134873文字
会話率:51%
「昨日の舞踏会で、僕を悪者から剣で守ってくれた、あのご令嬢に一目惚れしました!僕の婚約者は彼女がいいです!」
朝食の席で第二王子が放った言葉に、国王と王妃は頭を抱えることになる。
なぜなら、その令嬢は女装した男性騎士だったからだ。
やがて
、第二王子の初恋は国を動かすことになるのだった·····。
※設定、ユルユルなのでおやつ感覚で軽ーく読んで頂けると幸いです。残念ながらBLにはならないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 21:02:11
6423文字
会話率:28%
ある世界では、「シンデレラ」とは、歴代の王妃の称号・・・
ゆえに、格闘選手権で選ばれていた!
幼き賢王の前には、マッチョな少女やTHE貴族の少女ばかり・・・
最後に残ったのは・・・?
最終更新:2021-12-12 22:59:17
854文字
会話率:27%
公爵令嬢ルディアは、婚約者だった第二王子ルーベルトから貴族が一堂に会する皇族主催の催しにて大々的に婚約破棄される。
失意のどん底に突き落とされた上に、性格が歪んだ嗜虐趣味のある婚約者の父親(元王配)との婚姻届を勝手に出されていたと知ってしま
う。
ルディアのかつての思いびとだった第一王子ライアスはすでに他界しており、ルディアは死を覚悟して運命を受け入れようとしたところ……
的な、婚約破棄ものの短編です。
※他サイトでも掲載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 10:26:10
15208文字
会話率:32%
世界には赤、青、橙、緑、黄、紫、藍の七つの国があった。
それぞれに唯一無二の特色を持ち、決して交わることも変色することもなく生きる人々。
やがて一つの伝承をきっかけに争いが始まる。
「白き宝を手にしたものに、世界のすべては与えられる」
世界を手にするため。
他国の足を引くため。
己の願いを叶えるため。
様々な思惑を抱えて七つの国は守られていた平穏を自ら破り捨てた。
七つの色に分かたれた人々は、白き宝の下、一つになることができるのか。
これは、世界が虹に支配されていたころの物語。
世界が虹に支配されていたころ、そこで確かに生きていた八人の人間がいた。
契約した者に力とその代償を与える魔石。その最上位、各国に一つしかない宝珠と契約した虹の奴隷たち。
国の色を冠した唯一の魔石の贄は負わされた定めに抗い、または従って時代のうねりの中心へと飲み込まれていく。
与えられた色に縛られて生きていく彼らの、戦いの物語。
第一章 赤の戦士
すべてを奪うことでしか生きられない赤い鬼は、その渇きをいやすものを求めてさまよう。
第二章 青の僧侶
すべてを与えられてなお己の身を憂う青い鳩は、争いのない平穏を目指して対話を求める。
第三章 橙の騎士
清廉潔白な騎士道を体現する橙の一角獣は、慈愛ではなく身を焦がすほどの恋に夢を見る。
第四章 緑の踊り子
心をからめとり人々を魅了する緑の蛇は、決して色褪せず変わらない無窮の愛を求めている。
第五章 黄の詐欺師
民を思い国の未来を憂う賢王たる黄の獅子は、目に見えない理不尽からの解放のため立ち上がる。
第六章 紫の魔女
深い森の奥でひっそりと薬を作る紫の竜は、己の元に集う人々に小さな幸せすらも奪われ続ける。
第七章 藍の商人
一所にとどまらず七国を渡り歩く藍の豚は、背負った定めのままに世界を流れ続ける。
第八章 白の英雄
この世に在るはずのない白い烏は、英雄たちの足跡をたどる旅に。その先に待つ未来を信じて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 21:00:00
50692文字
会話率:31%
七魔王。世界中に点在する奇跡を扱う魔法使い(、、)の頂点に座する七人の王。
聖王、竜王、鎧王、賢王、武王、海王、夜王。
その中でも最弱と噂された男の物語。
キーワード:
最終更新:2021-09-22 14:10:11
4710文字
会話率:30%
四天戦争と呼ばれる大陸全土を巻き込んだ戦争があった。
魔王は倒れ、勇者もその時の傷がもとで亡くなった。
竜王、樹王、鬼王は何も語らず。
賢王も騎士王も聖女王も兵を故郷に帰した。
そのあまりに悲惨な戦争は関わった国に多くの不幸を生み出
した。
それから十年後、平和を願い設立された学園都市に魔王国ヴィクシアから一人の少女が入学する。
魔王の娘ピピル。
後に黒豚令嬢(物理)とも呼ばれ、人外魔境の悪役公主と恐れられた彼女の絢爛無双の活躍が始まる、多分。
本人は学園都市という都会でおいしいお菓子を食べられることを喜んでいるが、本当にそれでいいのか?
本作品はカクヨム様でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 10:00:00
139444文字
会話率:28%
シューという一人の少女は学園に入学することが許可される12歳になった!
学園で知り合った一生の親友たちと数多の運命に巻き込まれつつも国を巻き込みながら生きていく話
最終更新:2021-09-08 00:32:23
347文字
会話率:0%
異世界に転移したある男だったが、異世界転移にありがちなチートスキルやら祝福やら…そういったものをちょっとしたミスで受け取り損ねてしまった!何も知らない世界でただ一人、さあどう生き延びればいい?
これは百万の敵を倒した英雄が登場する物語では
なく、数多の民を導いた賢王の物語でもなく、とある異世界で必死にもがいた男のなんてことはない記録である。
※残酷な描写はあるかもしれないしないかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 03:14:44
2586文字
会話率:0%
小国・スターネーシヴァラ。他国は小国と蔑みながらも、古の術を使う祭司たちに守られるこの国を恐れていた。スターネーシヴァラ国の若き国王は賢王と名高いラージャ王。このラージャ王が隣国の王・シャシャーンカ王の罠に落ち、殺された。時を同じくして、次
の祭司長と目されていた祭司・アニルが濡れ衣を着せられ、国外へ追放された。すべてはシャシャーンカ王によって仕組まれたものだった。
ラージャ王の弟のハルシャ王子は助けを求めて、追放された祭司アニルを探す。大国の陰謀に巻き込まれ、暗躍する魔術師に行く手を阻まれながらも、小国スターネーシヴァラを守り抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 00:38:05
164635文字
会話率:50%
異世界召喚(異世界転生でも可)されて俺TUEEEア~ンド美少女とのアハハ、ウフフのハーレムLIFEに憧れる阿保な男子高校生、雨宮魁人(童貞)はお望み通り、異世界召喚される。
召喚者である賢王(自称)から『お前たちを我が国の最強戦士として召喚
した。これより、我が国に仕えよ』と告げられる。
戸惑うクラスメイトたちを他所に、主人公、雨宮魁人は『俺TUEEEキター!!』と内心喜ぶが、そんな夢も僅か3分で崩れ去ることになる。
これは、異世界召喚に夢見た幼気な高校生、雨宮魁人(阿保)が無情なリアルを突きつけられながらも、愉快な仲間たちと共に世界征服を成し遂げようとする物語なのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 23:18:29
29019文字
会話率:40%
両親を看取り恋人にも半ば裏切られる形で婚約破棄され、親しい友人も殆ど居ない元陸自の30代男性、金剛(こんごう) 悠希(ゆうき)はある親子を庇いトラックに轢かれ死亡した。
然し、その親子は本来その日に死ぬべき運命であり、悠希はそれを捻じ曲
げた為に科学の代わりに魔法が発展した異世界に転生するも、先に異世界でも大貴族の令嬢として転生していたらしい元恋人の有栖川(ありすがわ) 桃(もも)と彼女が何故か敵視する女神との諍いに巻き込まれる形で第二の生まれ故郷を焼き滅ぼされ、更に唯一の肉親となった姉のレナとも生き別れに。
その後、謎の存在により異世界・ウィルビウスでの育ての親であり嘗て大魔王よりも厄介な存在である最強であり最凶の竜神を討ち滅ぼした剣王レオニダス、魔法士協会の門外顧問でもある賢王ソフィア、鍛治職人テラ、元王国隠密部隊補佐長リリス達と姉代わりとなるテラとリリスの娘、エリスと出逢い、元勇者パーティの指導を受け逞し過ぎる程に成長し復活した邪竜神、アジ・ダハーカから彼の力と地位を継承する形で竜族を統べる裏ボスに。
更に未熟な勇者アリシアを救う為に七人の魔王を統べる大魔王ファラと戦い彼女に認められる形で希望の勇者、曙の勇者として前代未聞の勇者兼裏ボス兼魔法士協会のS級魔法士という2足の草鞋ならぬ3足の草鞋を履く事に。
それから五年後、学生の身で女教皇の娘セチアやファラに倒された先代大魔王の娘シオン、自身が救ったアリシアや姉同然に育ったエリス、更には大魔王であるファラ等数多くの魅力的な異性と結ばれるもどうやらそれすら定められた未来のようで…。
※ カクヨム、アルファポリスでも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 20:00:00
236916文字
会話率:41%
儚げで優しく誰にでも平等、将来は間違いなく賢王になるだろうと期待をされている王太子。
そんな尊いお人の婚約者として周囲からは羨まれるが、私は隣の眼鏡の奥の視線が素敵な宰相の息子に密かに憧れていた。
誰にも言えない性癖のせいで。
見た目
はドS、中身はドMな公爵令嬢は、悪役令嬢として周りから蔑まれたい…が、誰よりもドSだった王太子に飴という名の鞭をもらう為、シナリオを破壊していく話。
R15は保険です。
サラサラっと読んでもらえたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 14:21:46
22054文字
会話率:25%
主人公リエル・デュワール(松岡伸)が子供を助けようとして、死んでしまう。
たが、また目覚めたら異世界で前世の自我を持ったまま、転生していた!
なろう系で良くある貴族としてじゃなく
平民かよ!と思いつつ、冒険者になって世界を旅をしようと思
ってたが
この世界の非情に絶望し、平和を望む人・亜人を守る為に新たに国を建国することを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 01:40:10
1360文字
会話率:15%
シルバーコート侯爵家は代々王家に仕え、その時の治世に最も必要とされる力で貢献してきた。
時に武力、時に知力、時に財力……。
そして、賢王の平和な統治下において、必要とされたのは、次に王座に座る男の妃に最も相応しい者を選出するための……&qu
ot;隠密力"であったのである。
《『隠密系令嬢は氷の騎士を見守りたい』の長編版です。短編を読んでからどうぞ。あの短編前後の、氷の騎士を見守りたい令嬢とその周囲の人々のお話です。》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 22:00:24
17609文字
会話率:36%
静まり返った円卓を囲むのは錚々たる顔ぶれだった。
武王アレクシス・アルバーン
耕王カミーユ・カルノー
歌王サルヴァトーレ・サルヴォ
商王ダニエル・ダールクヴィスト
幻王ナルヒ
賢王パーヴェル・バタノフ
六大陸の代表者による世界初
の講和会議が開かれようとしていた。
会議を取りまとめ採決を下すのは異世界から召喚された聖女ヤマダこと私。
いろいろと問題はあるけれど、1番の大問題は彼ら全員が私の元カレだという点である。
他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 06:00:00
41870文字
会話率:27%
僕こと──オレア王国の第2王子クライスト・レッチーノ・オレアは数十年前に滅んだセイン王国のことを学んでいる時、突如として前世の記憶が蘇った。前世の自分が別世界で生きていたことそして何より女だったことに困惑したが今ではすっかり落ち着いている。
前世の記憶が朧気で現在の僕にそれほど影響が少ないため前世の人格に引っ張られることなく僕は僕のままだった。
さて影響が少ないとは言ったがないと言う訳では無い。前世の記憶によるとこの世界は乙女ゲームと呼ばれるものだそう。残念ながら前世の僕がそのゲームをやっていないようで断片的な内容しか分からなかった。しかし、これくらいで十分でもあった。
兄である第1王子が攻略対象の1人であり、主人公の顔は分からないがピンク頭。兄が婚約破棄をし、新たに主人公と婚約し王となりめでたしという風に終わるようだが現実ではありえない。
父は兄を廃嫡し僕を時期国王へと指名するだろう。それは嫌だ。心底嫌だ。僕のような初心で臆病者は家臣くらいが丁度いい。
僕の国王回避のため、国の崩壊を阻止するため兄の婚約破棄を阻止して兄を王にするしかない。
兄を王にするために僕は画策するのだが──。
──国民は王太子を祝福し賢王となることが期待され確定した。逃げ場が無くなった瞬間である。
国王を回避するために兄上を王にします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 22:00:00
8985文字
会話率:38%
様々な種族が存在するこの世界の、大半を占めるのは人族であった。
その中でも、大国として存在するグラッセン帝国には、賢王とな高い王が大切に育ててきた一人の皇女がいました。
皇女として生まれながら国民に知られることもなく、貴族の中でもごく一部の
者しかその生まれを知らない、忘却の姫ーーーー。
王宮の奥深くで育った皇女は完璧な教養と王族としての知識、頭脳を持ちながら自重を知らないとっっっても困った存在に成長してしまった。
これはそんな彼女に振り回られながらも、彼女を愛するの物達の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 01:45:06
19044文字
会話率:50%
〝魔王〟〝英雄王〟〝賢王〟
それはかつて世界を求めて争った三大勢力。
だが、今は時代が進み平和を望み楽しく共に暮らしている。それも三人一緒に。
三人が共に住むのは人がいない魔獣の棲み処とも言われている大森林と呼ばれる場所。
どれだけ凄い存在
であろうと、ただ少女でもある三人を守護する存在がいる。
《英傑の番人》と呼ばれる平和条約が組まれた時に生まれた職を継承している一人の男、名はゼルネスト。
もちろんただの人間ではない。
若いくせに達観していいて、若いくせに物知りで、若いくせに様々なことに触れている。
故に英傑よりも世界にいなくてはいけない人物となりつつある存在だ。
そんな彼は誰よりも英傑たちのことを想い、守るためなら命すらも賭けてしまう忠誠心を心の内にしっかりと持っているものの…………共に住む英傑たちはそうはいかない。
彼が知らぬ、そしていずれ知ることになる彼女たちの思い。
気が付いた時には既に――――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 02:03:52
7112文字
会話率:38%
ルービアス大陸に4人の偉大な王がいた
精霊と初めて言葉をかわしたエルフの精霊女王
新たな酒を作り出したドワーフの賢王
数多の部族を統合し食料改革をした獣人の農業王
わずか8歳で玉座に就いた普人の謀略女王
この物語は、そんな4人の
偉大な王とは一切関係ない中級冒険者の話
カクヨムにも投稿中
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892259378折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 00:00:00
364218文字
会話率:31%