まぁ、王子どころか廃太子になりそうですけど。
それは、覚悟のうちでしたよね?
百年の恋も冷める瞬間とは、いったいどんな瞬間でしょうか。
私の場合は、婚約者と知らない女が、裸で寝ているところを見た瞬間でしょうか。
私の名前は、ナターシャ
・アウルムメタール。
国を支える御三家の一つ、アウルムメタール侯爵家の娘。
ダイヤモンド鉱山や金鉱を持った我が一族は、莫大な富を有しております。
婚約者に朝食をともにしようと、誘われたのはいいのですが、いつまで経っても、朝食の席に現れない婚約者にしびれを切らして、部屋に入ってみれば、裸で寝ている婚約者と男爵令嬢の姿がありました。
このまま叫んで、婚約破棄を訴えても良いのですが、さすがに王太子ともあろうお方。
そんなことをすれば、王族の支持率が、爆下がりしてしまうことでしょう。
そんなわけで、私は、穏便に事を済ませようと、浮気の証拠を集めて、陛下に突きつけ、婚約解消をしてもらおうと、コツコツ証拠集めに精を出しておりました。
そんな時、留学していた隣国から、第2王子が帰ってこられました。
結局、王太子は、廃太子になり、借金と浮気女を両手に抱えて、平民の生活を送ることになったしまったようです。
だから、穏便に済ませてあげようと思いましたのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 16:27:56
36873文字
会話率:45%
警察官の『俺』は、証拠品として押収された『その本』にこれから目を通すところだった。イワクツキのそれを目の前に、しかし恐怖を感じていない『俺』はコーヒーを手に表紙を捲る。――照明が少し、暗くなった気がした。
本作品は『カクヨム』様にも掲載さ
せていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 22:54:12
3367文字
会話率:33%
セオルエクトゥスの反乱から30年。
首席判事ラグアティウスは“叛逆者“セオルエクトゥスについての新たな証拠品を王に提出する。
その中には、“叛逆者の友”として処刑されたニトルス教会博士の手紙が含まれていた。
ラグアティウスはこの手紙がニトル
スの潔白を証明するというが……。
たった一人に読んでもらうための手紙を書いた者、誰にも読まれないように封印した者、公にして”真実”を主張する者。
その手紙は過去という亡者を埋めた墓だった。掘り起こされて暴かれなければ、そのまま過去の亡霊は消え去るはずだった。
過去と現在、私信と歴史、愛憎と復讐が2通の手紙に交錯する、中世ヨーロッパ風ハイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 19:30:33
2620文字
会話率:8%
最近の嫁の行動から不倫を疑った。嫁のスマホを見たら、やっぱり浮気の証拠が……。
「俺」は「嫁」の浮気を証明すべく、証拠集めに奔走して浮気嫁に証拠を叩きつけ糾弾しようとする。
少し抜けた「俺」を頼れる親友「マコト」が手助けして巧妙に隠された浮
気の証拠を見つけていく。
嫁と浮気相手から慰謝料を取り、嫁の会社や間男の会社にも不倫の情報を伝えて、解雇か辞職に追い込むよう奔走……。
しかし、それでは終わらなかった。よくある(?)不倫発覚の話。話のはずだった……。
目の前の全てが壊れることで、これまで見えなかったものが現れて来るのだった。
読者様に感謝折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 14:10:00
73908文字
会話率:42%
法術装甲隊ダグフェロン 第四部
『特殊な部隊』はいつものように『特殊』な休日を過ごしていた。そこに現れたのは『駄目人間』を更生させようと月三万円の小遣いで生活させている娘で、司法局法術特捜主席捜査官、嵯峨茜だった。彼女は誠をはじめとする
『特殊な部隊』の隊員達に奇妙な死体の写真を見せた。
その法術暴走と思われる写真と東都警察に保管されていた資料から何者かがあの『近藤事件』により法術が公にされて以降に違法に法術の研究をしていると言う事実があることが分かった。
誠、かなめ、カウラ、アメリアの法術特捜に協力者として登録されている司法局実働部隊員の他にたまたま居合わせた、ヤンキーの整備班長島田正人准尉と彼女のサラ・グリファン中尉がその事件を追うことになる。
茜達の捜査で、研究を行っているのは同じ同盟機構の役所である厚生局であることと、その違法研究の実験台の供給源が今は無き『遼南共和国』の亡命者が暮らす『租界』と呼ばれる魔窟であることにはすぐにたどり着いた。
しかし、実際にどこでどのような目的で何の為にその研究が行われているのか、その事実を掴むことはなかなかできないで時間ばかりが流れた。
そんな中、租界を訪れた誠、カウラ、ランはかなめの過去を知る男志村三郎に出会う。志村は租界で人材派遣業を営んでいると言うが、その実態は人身売買組織だった。租界とは人間の命が毛埃より軽い、まさに『魔窟』だった。
厚生局が研究を行っていると言う確たる証拠が取れず焦る誠達。そんな誠達をあざ笑うようにあの海で誠を自分の組織に勧誘しようとした自称『革命家』の北川公平が陰で暗躍を始めていた。
誠達は厚生局の研究の真実にたどり着くことが出来るか……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 10:57:56
297868文字
会話率:49%
前世で、上司に横領の罪を押し付けられ、拘置所内で死んだナル。
裕福な伯爵令嬢として異世界転生したけれど、なんと実家は、裏社会に精通した裏の権力者だった。
ナルが、『実父が悪事を働いた証拠』を刑部省の捜査官に渡したことがきっかけで、伯爵家は
つぶれ、身内すべてと関係者は斬首刑に処するという重すぎる刑罰がおりる。
ナルは当然だと、自らも斬首刑を受け入れるが……。
斬首刑の日に、なんで挙式!?
刑部省長官の奥方!?
二十歳以上年上の、冷徹かつ怜悧な旦那様のもとで。
十七歳(見た目。前世で二十八年の生活経験有)のナルは、三度目の人生を謳歌する!
真面目系主人公。歳の差。ファンタジー。前世の記憶持ち。
12/14 可能な範囲での修正終了。
最終章を新しく書き直し、完成次第、更新致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 00:00:00
560167文字
会話率:34%
密かに市役所の闇を暴く男、榊原修一――。
一見地味な役人の顔の裏には、空中商店街存続の陰で蠢く不正と、隠蔽された証拠があった。
再開発工事の不審な指示書に疑念を抱いた榊原は、夜の工事現場へと潜入し、削除されたデータの裏に隠された真実を掴む。
市役所内部の権力闘争、そして大和都市開発との癒着……。
彼が集めた決定的な証拠は、組織の闇を暴く鍵となるが、その先に待つのは、さらなる未知の“影”だった。
『空中商店街の奇跡:影の調査官』は、光と闇が交錯する街の裏側で、一人の男が孤独に戦い抜いた記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 17:17:39
1901文字
会話率:50%
進学校に通う高校2年生、久野健志は、最近ある悩みを抱えていた。それは、幼馴染の堀田蛍の不可解な行動。意味深な呟き、友人との怪しい会話…まるで犯罪を企んでいるかのようだ。
健志は、蛍が恐ろしい事件に巻き込まれているのではないかと疑心暗鬼にな
り、彼女の行動を監視することに。ハンバーガーショップで「完全犯罪だ」と呟く蛍、そして翌日、友人・東堂茜と「証拠隠滅できた」と話すのを聞いてしまう。
ついに確信した健志は、蛍に直接問いただそうとするが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 08:00:00
1709文字
会話率:50%
若き弁護士の佐藤結衣は、無実を主張する被告人・北村大輔の弁護を担当することになる。事件は殺人事件であり、被害者は結衣の幼馴染でもあった。北村は動機がなく、証拠も乏しいため、無罪を主張するが、状況証拠は北村に不利なものばかりだった。
結衣は
真実を追い求める中で、事件の背後に潜むもう一人の影の存在に気付く。そして、次第に真実が明るみに出る中、結衣自身が思いも体験に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:50:33
8100文字
会話率:49%
転生魔王と転生勇者の、殺意100%(?)な現代ラブコメ!
―――――
俺――黒野真央(くろの・まお)はこの春、高校に入学したばかりの平凡な男子高校生だ。
しかしその前世はなんと!
異世界の魔王ブラックフィールドだったのだ!
入学してすぐ
に、前世の記憶と力の一部を取り戻した魔王の生まれ変わりたる俺は、
「ククク、この世界を我が手に──!」
なんて気持ちはさらさらなく、平和に過ごしていくつもりだった。
が、しかし。
なんということだろうか!
隣の席の美少女ルミナが、前世で俺を殺した「魔王絶対殺すマン」な勇者ルミナスの、生まれ変わりだったのだ!
マジヤバイ!
魔王とバレたら殺される!
しかもどうやら俺は、魔王ではないかとルミナに疑われているようなのだ。
「駅前にたい焼き屋さんができたんです。帰りに食べに行きませんか?」
その証拠に、ルミナはことあるごとに俺にアプローチをしかけてくる。
くっ、こいつ!
さては俺といる時間を増やして、俺の正体を探ろうとしているな?
(魔王であることを)隠し通さなければ、生き残れない――!
さらには前世で俺の腹心だった美魔族たちも、この世界に転生していることが発覚し、俺の周りはいつしか美少女たちでいっぱいに――!?
「勇者さん、どう見ても魔王様に恋してません?」
「はぁ? お前の目は節穴か。俺を油断させようとしているに決まっている」
「はぁ……そうですか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 18:10:04
129859文字
会話率:38%
豊臣秀吉の晩年から滅亡に至る豊臣家の動向には不思議なところが多い。
あれだけ人を知り尽くした秀吉が、何故に壮年に達している甥秀次を退け、幼児に天下を譲ることにしたのか。
諸大名の誓約など何の役にも立たないことは自分が織田家にしたことを見れ
ば明らかだ。
子飼いの福島正則や石田三成の動きも不可解である。
兄弟内に攻めれど外には共闘すという。
幼児の主君に、徳川のような潜在的な敵がいるのに、何故政権を覆すような内輪揉めをしたのか。
そして大坂の陣では誰が見ても勝ち目がない戦を何故したのか、また、家康は悪名を浴びてまでそこで滅ぼさなくてもいくらでも手段はあったはず。
まして秀吉という見事な乗っ取りを目の当たりして、何故こんな拙劣なことをしたのか。
状況証拠から豊臣家の滅亡の謎を解いてみたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 11:45:29
6022文字
会話率:24%
佐藤りょう(32歳)は、営業職として働く普通の会社員だった。仕事はハードだったが、嫌いではなかった。
しかし、新しく配属された田嶋課長との出会いが、すべてを変えた。
最初は注意から始まったが、やがて暴言へと変わり、ついには殴る蹴るの暴力
が日常になった。「罰金」と称して給料を搾取され、理不尽な要求に耐え続ける日々。
そんな異常な状況を、同僚たちも見逃さなかった。
「これは犯罪だ」「証拠を集めたほうがいい」
その言葉をきっかけに、りょうはスマホで録音を始める。
そしてある日、コンプライアンス部署へすべての証拠を提出。田嶋は解雇された。
だが、それで終わりではなかった。
暴力、恐喝、強要——すべての証拠が揃い、田嶋は警察に逮捕される。
ニュースでは連日報道され、会社は謝罪会見を開いた。
家族も仕事も財産もすべてを失い、手錠をかけられた田嶋。
かつて威張り散らしていた男の末路を、りょうは静かに見届ける。
「パワハラは犯罪だ。遅かれ早かれ、裁かれる運命にある。」
りょうは新しい職場で、まっとうに働いている。
もう二度と、あの地獄には戻らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 10:58:57
883文字
会話率:24%
神殿に育てられた少年 ラファエル・エゼキエル・アストルナクス は、幼い頃から「誓約」を唱えることを義務付けられていた。それは神殿を支え、宝石の力を地脈と共鳴させるための「信仰」だった。だが、彼にとってそれは信仰ではなく、ただ己を縛る鎖でしか
なかった。
そんな彼の前に現れたのは、幼い少年 ヴァルター・カエレスティス。無邪気な彼は、神殿の厳格な空気とは対照的な、陽だまりのような存在だった。
季節は巡り、少年たちは成長する。ヴァルターは貴族学院へ進み、神殿を離れる。一方のラファエルは、神官長の不正を知り、長年の「誓約」が欺瞞に満ちたものだったことを悟る。だが、信仰に生きるはずだった彼にとって、信じるものを失うことは、自らの存在意義を失うことに等しかった。
やがて、不正の証拠を突きつけられた神殿は崩壊する。人々は混乱し、宝石の恵みを失った公国は混沌へと突き進む。全ての責任を背負い、己を犠牲にしようとするラファエル。だが、その前にヴァルターが現れた。
「お前が何を失おうと、俺が、お前ごと全部守る」
誓約という鎖を断ち切り、ラファエルが初めて「誓いではなく、自らの意志で生きる」ことを選んだ瞬間だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 16:00:00
17579文字
会話率:27%
公爵令嬢リリカ・フォン・ルシアンは、婚約者である王太子エルドラドの浮気を暴いたが、その浮気の相手の数がなんと12660人という膨大な数でリリカは驚愕する。
「12660人って、どういうことよ……」リリカの声は震えていた。目の前に広げられ
た証拠に、彼女の世界は崩れ落ちていった。まさか、こんなにも多くの女性がエルドラドの「愛」の対象だったなんて。
エルドラドは冷静に答る。「愛が深すぎて、つい……でも僕の心は君にだけ注がれているから」
「そんなので許せるわけないでしょ! 12660人だよ!? っていうか気づけよ、私!」リリカは思わず叫んだ。心の奥底で、エルドラドに対する愛が怒りに変わり始めていた――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 08:07:22
4978文字
会話率:52%
ミランダは想い人と婚約が成立した翌日、なぜか猫になっていた。
猫をミランダと気づかない父に家から追い出され、助けを求めて婚約者のもとへ。そこで婚約者が浮気をしていることを知る。
途方に暮れ、寒さに凍えているところを動物好きの強面青年に
拾われる。女嫌いの褐色肌筋肉青年に可愛がられ癒やし、癒やされる日々。
そんな、ある日。ふとしたきっかけで猫から人に戻る。そこから、強面青年の態度が変わり……
そこへ浮気をしていた婚約者がやってきて。
ミランダは婚約者の浮気を理由に婚約破棄したいと両親に訴える。しかし、浮気の証拠がないと却下される。
絶望したミランダは初めて自分の意思で動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 11:50:00
213685文字
会話率:50%
ドアマットヒロインになりそうな伯爵令嬢が頑張る(?)お話。
タイトル通り、主人公が後妻と義妹に冤罪をかけられ、それに抗います。
最終更新:2025-02-05 12:00:00
4417文字
会話率:42%
「ファントムよ。忌み嫌われし魔眼を持つお前は英雄にふさわしくない。金はくれてやるからどこなりと出ていくがいい」
魔王を倒しパーティーメンバーたちと王都に凱旋しするも、魔眼という忌み嫌われる力を持っていたためすべての功績を奪われ追放を言い
渡されてしまう。
「待ってくれ……パーティーメンバーも追放には賛成しているのか?」
「当たり前だろう。証拠もある」
つらい旅を共にして、仲良くしていたはずのみんなも彼の追放には賛成していたという証拠を突きつけられ失意のまま国を出ることに……
そして、一年後……うだつの上がらない中堅冒険者としてスローライフをしていたファントムはとある少女が追放されている場面に出くわす。
つらそうな彼女を見て、昔を思い出した彼は優しく声をかけて助け、新しい冒険がはじまる……と思いきや、元パーティーメンバーたちが必死の形相で主人公をさがしにくるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:10:00
181222文字
会話率:55%
ニュースで、みだら、わいせつに関わる事件の報道が流れている。
それらをぼーっと眺めていると、彼の方から口を開く。
「物的証拠がない分、事実がない。叙述トリックが成立しやすい」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
みだら、わいせつ。これに関わる事象というのは、冤罪が発生しやすい。
だから誰でも加害者、被害者になれるということ。
だから気をつけて下さい。特に男性の方。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 10:34:36
917文字
会話率:36%
私立R高等学校に通う二年生の天笠煉斗は、自他共に認める陰キャのぼっち。
幼少の頃からネットワークとプログラミングに興味を持ち、友達とも遊ばず、ひたすらハッキング技術習得にのみ時間を割き続けてきた変人である。
その一方でやたらと筋トレが大好き
で、すきま時間を見つけては鬼の様な勢いで体を鍛え続けてきた。
そんな煉斗が或る日、校内屈指の美少女として羨望の眼差しを浴びている美柄麗菜から、カレシの浮気を調べたいので協力して欲しいと頼み込まれた。
持ち前のハッキング技術で麗菜カレシの浮気の証拠を速攻で暴き出した煉斗だが、逆上した恋人の暴力から麗菜を守ってやったことから、煉斗の静かなハッカー生活におかしな兆候が現れ始めた。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★評価やブクマは頂けると嬉しいのは嬉しいですが、気に入って頂けたらで結構です。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 17:25:13
24716文字
会話率:25%
「…………、…え、?」
端的に言うと、やらかした。
横には相手と思しき誰かが寝ている。
えっと?誰なの…?(覗く)
「……………………………っえ、」
この国の皇子やってる友達だった。
俺この人の側近。
「………(呼吸)」
………………………
…詰んだ。
とある仮面舞踏会の夜。
お互いの正体を知らぬままに熱い一夜を過ごした2人。翌朝に遊び人である側近の男は、その衝撃の事実に気づいて証拠隠滅を図ろうとするが、一方で気づかない殿下は、「惚れた」と言って、当の本人に正体の分からない”あの夜の人”を探すように頼む。
絶対にバレたくない側近(色男) VS 惚れた仮面の男を探したい殿下(色男)のBL。
側近「どうしてこうなったーッ!」
アルファポリスさんでは「あの夜の過ちから」という作品名で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 21:01:42
42232文字
会話率:39%