良好な関係を築いていた婚約者の彼女へ、
「どうか、俺と結婚してください!」
と自分のデザインした渾身の指輪を渡して、正式にプロポーズをした。
しかし、彼女は悲しそうな顔をして――――
「とても、素敵な指輪だと思います、が……ご
めん、なさい……わたくしは……が……生理的に無理、なんですっ……」
そう絞り出すような泣きそうな声で言った。
「わたくし達のこの婚約が、政略だということは十二分に判っております。つきましては、親族の中よりこの婚約に相応しい女性を複数名お選び致しますので、あなた様がお決めになってください。この数年間、とても楽しく過ごさせて頂きました。あなた様のご健勝を、心よりお祈り致しております。それでは」
そう言うと彼女は、ぽかんとする俺を置いて、悲壮な顔で去って行った。
俺は、真っ白になった。
あぁ・・・泣きたい・・・
という感じのラブコメ。ハッピーエンドで終わります。(笑)
アルファポリス、カクヨムに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 08:41:23
6877文字
会話率:28%
キャラデザでどうしても許せない、生理的に不快感があるものについて述べさせていただきました。
キーワード:
最終更新:2022-01-18 17:54:36
387文字
会話率:0%
僕の婚約者はかつてセプテントリオの妖精姫と呼ばれていた。
銀糸のような癖のない髪に透き通った碧玉の瞳。
儚げな美貌に柔らかな微笑をたたえ、誰にでも穏やかに接する彼女は理想の令嬢、いや姫君だ。
彼女は僕の自慢の婚約者だった。
僕の身代わ
りとしてあの泥沼の戦場に彼女が行ってしまうまでは。
ようやく平和が訪れて、帰って来た彼女を僕は生理的に受け付けることができなかった。
何も映していないような虚ろな瞳。
周囲にピリピリとした空気をまき散らし、精神を削り取るような緊張を強いるあの眼光。
彼女の精神は今もあの戦場で泥の中を這いまわり、血と糞尿をすすってもがき続けているのだろう。
僕はそんな惨めな戦争の残滓を見たくなくて、その言葉に飛びついてしまった。
彼女を貶め、この世から消し去る事を正当化してくれる、あの根も葉もない噂に。
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アルファポリス様にも掲載しております
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全10話、完結保障。
1万字程度の短い作品です。
最終話まで執筆済み。
登場人物の感情を描いている作品なので、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。
戦車などについても作者は全くの無知なので、あり得ない勘違いなどがあれば教えていただけると幸いです。
関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いた戦争体験がごちゃまぜに入っています。
どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください<(_ _)>
基本的にバッドエンドです。
苦手な方は回避してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 19:00:00
14580文字
会話率:19%
私、小野川幸恵。
とある大企業勤めのOLにして、超一流ハードル選手村野一人の彼女。
だがそんな彼女には、他にひとり付きまとって来る男がいた。
その名は越川仲蔵。過去の栄光にしがみ付くイタい親の七光り男。
しかし……
※この作品はカクヨ
ムにも掲載されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 19:00:00
8049文字
会話率:25%
八百万の神々のうちの四季節の神に仕える末端の神達がいた。
そんな人に名も知られぬ末端の神の子としてうまれ四季ノ里に住まう夏蘭は父である夏ノ神に宣告された
「夏蘭カランお前と雪兎セツトとの婚約が決まった。これを気に長年の溝を埋めるよう努める
んだな」
「む、無理ーーー!!セツトとこん…うえ〜
口に出すのも気持ち悪い、ぜっ〜〜たい無理だってパパあーー!!」
夏蘭が婚約を決められてしまった相手、雪兎は同じ里に住まう冬ノ神の息子で夏蘭が最も苦手とする相手だった…
お互い本気で受け付けない相手と婚約を結ぶ事になってしまった二人は婚約を解消するべく互いに協力しあうのだが…
これは見目麗しい末端の神々の世界のお話です
日本神話の神々がたまにふわっと登場したりしますが全てフィクションでお楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 22:42:28
47609文字
会話率:54%
妹は唾を吐いて俺を起こし、幼馴染は頭を撫でると悲鳴をあげて逃げ去り、学校のマドンナは青ざめた顔で俺を見つめ、後輩はゴミだらけの俺の写真を撮り、母は俺を見て毎日泣いている。
「やれやれ。モテるのも辛いものだな」
俺を取り合うヒロイン達の間で溜
息を吐き、俺は今日も女の唾液を啜るのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 12:19:14
8194文字
会話率:17%
もっとも醜い奴隷商人。
慈愛のドブガエル。
アルパインは奴隷商人である。国が滅べば見目麗しい姫も妃も幼女も根刮ぎ仕入れて奴隷にする男である。世間は彼を醜いドブガエルと罵り、その醜い嫌悪感を揺らすアルパインを生理的に憎悪していた。一
方で、宮廷に深く根差して王国を自在に裏から操り暗躍する細目で笑顔の男スネアはアルパインの親友である。二人は戦乱の世を憂いて森に木々を植え、亜人種と一括りにされる種属と交易を開拓し、自由の大海原へと冒険と啓蒙する為に手を組んで共同事業をするのだった。「奴隷商人が奴隷と恋をしちゃ駄目か?」「いけませんねぇ、商品に発情しては。それよりも自由恋愛で相手を……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 16:32:08
96018文字
会話率:36%
宮原敦くんは未来予知ができる。俺とアツシくんは小学生の頃からの知り合いで同じ朝日ヶ丘第三高校の一年生でそこそこ仲がいい。アツシくんの未来予知はちょっと不思議な特技くらいの知名度でほどほどに知られていて中学生の頃から「意中のあの子に告白した
いんだけど成功すると思う?」とかそんな相談が時々きていた。アツシくんは笑って「生理的に無理って言われるからやめとけ」って言ったけど自分はその子からの好感度が高いと思いこんでいたヤマモトくん(だったはず)はそのまま告白しにいって「生理的に無理。声がきもい。話し方が下品。前から思ってたけどずっと言い出せなかった。ほんとうにまじできもいと思ってるから二度と話しかけないでほしい」って言われて帰ってきて、慰めようとしたアツシくんとその彼女がグルになって自分をハメたんだと思いこんで、ヤマモトくんはアツシくんをぼこぼこにした。
自分の未来のことはあんまり見ないようにしてたアツシくんは顔中が腫れあがりながら腹抱えて笑ってた。「こうなるとは思わなかった」っておもしろそうに。
そんなアツシくんがある日、暗い顔をして「日本が滅亡する」って言い出した。五年だか十年だかはわからないけどわりと近いうちに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 05:51:44
21182文字
会話率:50%
理不尽な事が大っ嫌いな聖王国第三王女アリシア。
聖女でもあった彼女はある時この世界の真実に気づく。
そして。
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時は魔王討伐戦争の最中。
真那の世界と魔の世界、表と裏二つに分かれたその世界の間の
戦争は百年の永きに亘って続いていた。
そんな中、人間世界のとある王家に第三王女として生まれ変わったあたし、有森亜里沙《ありもりありさ》はたち。
大学からの帰り道、横断歩道で転んだ女の子を助けようとして事故で死んじゃって。そんでもってこんなふうに異世界転生を果たしたらしい。
どうしてこんなことになったのかはわからないけどね?
でも死んじゃったものはしょうがないから。
こうして生まれ変わった? のならこの人生をちゃんとまっとうしなくちゃいけないよね。
まあでも?
異世界転生とか最近のweb小説の流行りにあった主人公が理不尽な目に遭うそんなおはなしが生理的にダメだったあたし。
っていうか理不尽っていうそのものがダメなあたし。
なんとかこの世界ではそんな事がおこらないと良いな。そんなこと考えながら頑張っていきますね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 21:23:54
44881文字
会話率:22%
ある日、雨の日に死にそうになっている犬を拾ってきた匠は、その犬をマンションで飼うことにした。
しかし、犬のエカテリーナは、飼い主の自分に向けられる笑顔が気に入らなかったのである。
その笑顔に、僕は良いことをしていますよという似非善人の浅はか
な演技を見ていたのである。
しかし、ある時、飼い主の笑顔に本当の善人の顔をみるのだが、やっぱり嫌いだと気が付く。
似非善人の笑顔が気に入らないのではなく、生理的に嫌だと言う事に気が付いたのであった。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 10:09:57
4547文字
会話率:10%
八柱の神とエーテルの恩恵により魔法文明が発達した世界ブレイド。
この世界の人間は神々を奉るギルド濁拷会(だくごうかい)を設立し、凶悪な魔物や剣邪と呼ばれる七人のロックな変態の被害と千年近く戦っていた。
ある日、十六歳の女子高生トーコは事故死
がきっかけで別の世界からブレイドに転生し剣邪と戦うことを頼まれた。
まさか剣邪が破廉恥な連中と知らない彼女は最初に遭遇した剣邪……剣邪の中でも最も弱く、最もタフで、そして最も異性にモテない嫌われ者、最弱無敵のジンシーから一目惚れをされてしまう。
生理的悪寒から殺意を向けるトーコと変質的に求愛するジンシー。
二人の戦いが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 15:10:05
81187文字
会話率:43%
た い へ ん お そ ろ し い ◯◯◯ に つ き ま し て
最終更新:2021-01-11 20:00:00
3387文字
会話率:9%
幸せとはなにかを考える物語
最終更新:2020-11-23 11:37:59
646文字
会話率:59%
少子化問題に同性愛反対を持ってくる意味がわからない。って思っていたんだけど、セクシャル・マイノリティを語るときに使われる性的『指向』を『嗜好』だと認識している人、もしかしてたくさんいます? それとも生理的嫌悪から反射でコメントしているのだ
ろうか?
某政治家さんの失言について思ったこと、あれこれ。(エッセイのわりに長文になってしまいました)
差別反対って叫びたいわけではありません。愛の形は人それぞれです。干渉しません。多様な愛の形については、あえて脇に置いてます。
▽ いろいろな意見があると思います。ユーザー限定ですが、感想は歓迎します。異論、反論は、あなたがそう思う理由まで教えてください、耳を傾けます。反論もします。あなたも耳を傾けてください。
まじめに考えるので、返信には時間がかかります。
2020/11/5 感想をいただき、熟考した結果、構成を変更しました。削除部分はありません。本文には手を入れていませんが、一部加筆はしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 00:00:00
5657文字
会話率:5%
夢物語に憧れる平凡な商店の娘、プラータの前に現れたのは謎の多い高位の魔術師ヴェルメリオ。彼は初対面のプラータに対してある望みを持っていた。
「俺を殺してくれ」
プラータは夢物語に憧れているのであって、決して不穏に満ちた非凡を望んではいな
い。だから、この胸の緊張感は夢を見るような高鳴りではなく、不穏に危機意識を募らせた生理的反応に違いないのだ。
「それで、いつなら大丈夫だろうか?なるべく早くに殺してくれると嬉しいのだが」
ヴェルメリオは何故自分に殺されたいのか、それが気になってせめて理由を知ってから断ろうなんて考えてしまったのが運の尽き。……決して見た目が夢物語の王子役の様でときめいたからなどではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 18:32:19
29639文字
会話率:58%
両親が「超」が付くほどの虫好き。だが! その子供の『蝶野蜜花』は「極」が付くほどの虫嫌い!! 生理的嫌悪感さえも覚えた彼女の前に現れたのは、両親にも負けないほどの虫好き『虫鹿日夏』! 日夏はなんとか蜜花を虫好きにさせようとする、ほのぼの日常
系虫コメディー!!
「ダンゴムシ」や「テントウムシ」等の身近な虫から、「マツカレハ」や「ハエトリグモ」等の聞き覚えの無い虫まで、様々な虫達と出会える! これを見れば貴方も虫が好きになること間違いなし!!
もう一度、童心に戻って虫捕りをするのはどうですか?
追記
16ポイントありがとうございます! 評価をしてくれた皆様の為にも、「虫が好きになる」様な小説を執筆したいと思います! これからも「虫ガール!」をよろしくお願いいたします。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 15:01:27
133644文字
会話率:50%
学生Gは飲みかけのペットボトルを発見した。その中を見てみると・・・
小説家になろう、エブリスタの2サイトで掲載させて頂いております。
最終更新:2020-09-23 20:22:44
4525文字
会話率:14%
Iさんはささくれに悩まされていたが、ある時右手薬指に違和感を覚え・・・
最終更新:2020-09-07 09:00:00
4584文字
会話率:66%
『女神に真実の愛の誓いを立てると加護を帯びた花の紋様が左の手に現れる――』そんなのは離婚と重婚を避ける手段だと思っていた――――
魔法省で働く魔術師リリアーナ(通称・リリア)は、裁決を貰う筈なのに何故か冷酷無表情の宰相との婚姻届に記入し
た事になっていた。これも傲慢・浪費に加えてちょっと生理的に受け付けない王女との婚姻をさけるための人助けだと納得した矢先に――――ちょっとまって、何でいつもは動かない表情が(私限定)で稼働するの?そして何で私の秘密というか、周囲の人たちは話を聞かないの?
※ストレス発散にノリとテンションで書いたファンタジーちっくなストーリーです。ふわっとした設定のご都合主義で進みますが、暇潰しにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 23:13:13
7185文字
会話率:56%
ある事情で姿を偽り奇異の目に晒されながらも父の仕事を手伝い、静かに暮らしていたシルヴィア。突然格上の王子との婚約が決まってしまった。断われないのに生理的に受け付けられない!トラウマまで呼び起こされる婚約を破棄しようと奔走する。婚約破棄が無事
遂行されたと思ったら今度は王太子から溺愛求婚!?え、あんた王子様だったの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 11:13:42
75404文字
会話率:39%
一度しか、言わない。ここで言う奴ら――というのは、蝉(セミ)のことである。
何故そのような呼称をするかと言うと、かの黒く蠢(うごめ)く、生理的嫌悪感を誰もが抱くであろうアイツのことを直接名前で呼び想起するのを避けるのと同じ意味合いである。
夏が来た。
奴らが出没する、夏が、来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 08:20:07
2761文字
会話率:0%