ある日、目覚めたら破滅フラグ満載の悪役に転生してしまった――と。
とんでもない勘違いをする男がいた。
何故ならここは、男女比がバグっている貞操逆転世界。
そんなところで悪役(善人)ムーブをしたら……一体、どうなると思う?
最終更新:2025-05-21 11:34:40
72343文字
会話率:30%
四十路の男、奥野 荘史(オクノ ソウシ)は急な心臓発作で倒れ、異世界に転移した。この世界では冒険者になるしか選択肢がないと知り、やむなく冒険者として活動を始めるソウシ。冒険者としては運と才能に恵まれているらしく、人より優れた強さを身につけて
いくが、得られるスキルは物理特化型ばかり。生き残るためにパーティを組むも、なぜか女の子が集まってきて……。【この小説について】一人称視点の小説です。おっさんが冒険者としてゲーム的異世界で活動する話です。転移しても若返りませんが、そのうち少しだけ若返るかもしれません。展開はゆったりめです。戦闘は基本一瞬で終わります。ゆくゆくは主人公最強になる予定です。主人公は物理特化型善人です。女の子はかなり遅めに登場します。ハーレム要素ありますが多分手は出しません(あくまで多分です)。※書籍2025/2/10発売※※コミカライズ決定※【複数作連載中のため、感想への返信を控えさせていただいております】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 11:17:04
1158427文字
会話率:47%
異世界転生。
それは悲運な死を遂げた善人だけに許された特権だった。
久遠遊斗もそんな善人の一人として転生者に選ばれたかに思えたのだが…?
泣く子も黙るクズ主人公と無敵の聖女さまが織りなす型破りな王国再建記、開幕です!
最終更新:2025-05-21 07:41:09
348407文字
会話率:48%
性格が悪いクズの俺は、友達が一人もいない童貞の高校生。
トラックにはねられて死んで、剣と魔法の世界に転生したから、ウッキウキでスライム倒しまくって、死ぬほどレベルをあげて最強を目指した。
寿命で死んだら、また転生した。レベルは引き継いでい
た。
強くてニューゲーム。
二回目の転生で世界征服し、王になった。
しんどかったから、もう二度とやらないと誓った。
三回目の転生でモンスターになった。
世界征服とかダルいからもういい。
無邪気に最強だけ目指していたい。
そう思っていたが、三回目の世界は、糞な貴族が好き放題やっている地獄だった。
どいつもこいつもクソ調子こいててムカついたから、とことん苦しめてから皆殺しにすることにした。
俺は性格が終わっているのだ。
自己中心的でサイコパスなシリアルキラー。
皆殺し破滅計画の初手として、俺は、
「スペックは高いが、頭がおかしいとウワサの悪役令嬢」に目をつけた。
「こいつを女王にして、こいつの犬として暗躍しよう」
うまいこと力を隠しつつ、悪役令嬢の犬として、陰湿に、残虐に、シニカルに、ビターに、ダーティに、手際よく、小気味よく、カス貴族共に絶望を与えていく。
改めて思う。
やはり、俺は性格が悪すぎる。
俺ほどのサイコはそういない。
もはや、自分で自分が可哀そう。
※周りの声。
悪役令嬢『あなたほどの聖人は見たことがない。私ではなく、あなたが王になるべき』
手下1『あなた様こそ、正当なる支配者』
手下2『世界で一番優しいあなた様に、この世の全てを奉げたい』
手下3『この上なく尊き方。全ての生命を照らす光よ』
……なんで、こうなる……
ゲロ吐きそうなほどキモい連中だ。
どうやったら、性格最悪の俺を、いい人間だと勘違いできるんだ。
俺を善人扱いするのは、フェルマーの最終定理よりムズいだろ。
――これは、『性格最悪の俺が、ハンパなカスどもを陰湿にイジメる物語』だが、
――『絶対に王にはなりたくない性格最悪の俺』と、そんな俺を『聖人』だと誤解して王にしようとするバカ共との、『終わらない血みどろの闘争』を描いた物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 07:20:00
226730文字
会話率:29%
――ヤンキーの王様『蝉原(せみはら)』にカツアゲされていた時のこと。主人公『閃(せん)』の頭の中に『謎の声』が響いた。
「閃(せん)、お前に最強のチートをやるから、未来の地球で、好きに暴れろ」
閃がもらったのは、今、まさに、閃をボコボ
コにしているヤンキー蝉原(せみはら)を『奴隷(どれい)にできる力』だった。
気付いた時には、『ハイファンタジー化した未来の地球』にタイムスリップしていた閃。
未来の地球は、『100体以上の魔王が戦争しまくっている戦国時代』だったが、一緒にタイムスリップした蝉原(せみはら)は、どの魔王も瞬殺(しゅんさつ)できる『無敵の力』と『最強の軍勢(ぐんぜい)』というチートを与えられていた。
『無敵の大魔王である蝉原』と、その配下である美男美女の最強軍勢。
その全てが、閃のモノ。
『閃に絶対服従(ぜったいふくじゅう)という縛(しば)り』以外完璧な蝉原は、
「どうにかして、閃を殺して自由にならないと」
と考える。
「まあ、閃みたいな無能のクソ陰キャだったら、いくらでも丸め込めるだろう」
そうタカをくくっていた蝉原だったが、
閃という男は、蝉原の想像をはるかにこえる男だった。
タイムスリップする前の閃は、
『友達ゼロの陰キャな社会不適合者(しゃかいふてきごうしゃ)』という、
とんでもない過小評価をされていたが、
『ファンタジー要素をもった未来世界』における閃は、
『蝉原を奴隷にできる能力』だけではなく、
『無限に覚醒(かくせい)し続ける』という、
『蝉原のソレとは次元の違うチート』を持つ『理想の英雄』だった。
「蝉原、これから俺は『戦争のない理想の世界』を目指すから、その手伝いをしろ。そんな『救世主みたいなマネ』は、極悪人のお前にとって最大の屈辱(くつじょく)だろう? 俺は、お前を許さない。『善人であり続ける』という罰を受けて、死ぬまで罪をつぐない続けろ」
蝉原に対して『考えうる限り最大の復讐(ふくしゅう)』をした閃。
閃は『陰湿(いんしつ)な復讐』を果たしただけ。
事実、『根っからの悪人』である蝉原は、その状況に絶望し苦しむことになる。
だが、閃は、敵味方問わず、全員から、
「この上なく尊(とうと)い、高潔(こうけつ)な御方(おかた)」
と、あがめられるようになっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 11:03:48
122340文字
会話率:24%
どんな英雄も全員が善人というわけでも無い。
金に目が眩み悪事に手を染める人もいれば、
人々を救い、そのまま天寿を全うする人もいる。
その判断を行い、世界から選別する執行人こそが主人公。
悪によってもたらされた安寧か、善で埋め尽くされた平和か
、
迷いを捨てた者の選択だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 00:00:00
6822文字
会話率:46%
攻略キャラが全員悪党の乙女ゲーの悪女(踏み台)に転生してしまった『私』。
何度も何度もバッドエンドを繰り返す中、ようやく一つの光明を見い出す。
「キャラに恨まれる前の子供時代から育成すればいい」のだと……!
こうして『私』は殺されない為に悪
党達を善人に育てようとするのだった……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:12:35
37026文字
会話率:33%
ゲームの中の悪役令息に転生しました。
この一言で、異世界ファンタジーの小説を読んでいる輩はピンとくるだろう。
悪役令息になって大変だぁ、なんとか生き残らないと、なーんて言いながら原作の知識を使ったり、悪役令息は才能の塊で、子供の頃
から鍛えたら、主人公を上回る力を手に入れて、結局主人公になるんだろ? そして善人プレイをしてヒロイン総取りハーレム一直線だ。
やれやれわかってるんだよ。テンプレだよなと。
うん、ありがちだけど、実際に自分が同じ立場になったら同じことをすると思うんだ。なにせ、ヒロインは誰もが可愛いし、主人公を上回る力で、最後は世界を救う、なーんて展開は夢みたいだ。ハーレムなんて贅沢は言わない、ヒロインの中でも一番好きだった娘と恋仲になれるだけでも喜ばしい。
テンプレ大歓迎、さようならブラック企業で働いていた社畜だった日々。天国の父さん、母さん、俺は剣と魔法のファンタジー世界で楽しく生きていくよ、と。
それが転生して思ったことだ。少しは動揺したけど、小さなことだ。すぐに気にならなくなった。
━━━なぜならば、転生したことが小さいことだと思うほど、信じられないことが起きていたからだ。何かというとだ……。ちょっと転生する前に失敗したことがあるのだ。
なぁ、キャラメイクでルックスYを選んだんだけど………。ルックスYって、なんだと思う?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 19:00:00
540526文字
会話率:49%
両親から虐待され、挙句に売られそうになったわたしは、自ら命を絶ちました。
次に目覚めたのは異世界。髪の色で使える魔法が決まり、決められた色以外は魔法が使えず蔑まれる世界で、わたしは最悪の劣等髪と揶揄される黒髪で生まれ変わりました。
前世から
の不幸に嫌気がさし、すべてを諦めかけたわたしですが、今はこうして生きています。
「どうせ捨てる気の命なら、勿体ないから私の為に使いなさい」
そう言ってくださった主人に出会い、わたしの人生は変わりました。
わたしは誓いました。この御方、ノア様に生涯をささげることを。
貴方が往くその覇道に、最後まで付き合うことを。
だからノア様、もう少し我儘を控えてください!
※主人公は善人じゃありません。結構いろいろヤバイことやります。正々堂々なファンタジーをお望みの方はバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 15:00:00
1286217文字
会話率:54%
ある高校で突然起こった1クラス丸々異世界召喚事件。
異世界の国を救う勇者として召喚された彼らは、元の世界に帰るために様々な苦難を乗り越えていく。
陰謀渦巻く世界の動乱に巻き込まれながら、生徒たちは強くなっていく。
その中の1人、鬼神龍虎
には人とは違う秘密があって―――
これは悪魔の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:00:00
82271文字
会話率:37%
搾取され過ぎた"善人"は、ある日絶望の底に叩き込まれた瞬間、異世界に召喚された。
人間ではなくなってしまった善人は、生きるという事を改めて考え始める。
時を同じくして、セラという少女に成り代わった聖良が、聖女となる。
聖良は、その地位を利用して勢力拡大を目論むが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 23:24:15
55738文字
会話率:28%
天日の国には『悪禍』が古来より存在した。
そして、現世にいる者は、善人、悪人に関わらず『悪意』を有するものである。
悪意は犯罪を生み出し、人を傷つけ殺す。
悪禍は厄災を生み出し、人を傷つけ殺す。
神天山という地に『精霊士』と呼ばれる者た
ちがいた。
彼らは悪意と悪禍などを視認する能力があり、精霊の力を使用し悪禍を討伐する。
悪意の罪は、法の下で裁く。
悪禍の罪は、精霊士が裁く。
春を迎えた頃、神天山に新たな道を歩き始めた女性が訪れる。
彼女の名は『大川いちる』
新たに派遣された『監察官』だ。
監察官とは、悪禍討伐を精霊士に依頼すること、現場に同行して任務を見届けること、任務の報告をすることである。
彼女は任務に臆することなく、精霊士と共に悪意、悪禍に触れていく。
その中で多くの凄惨な事件と向き合うことになる。
悪禍討伐の裏には、人間の持つ悪意があるからだ。
耳を塞ぎたくなるような犯罪の実態、被害者側の涙を忘れないために、彼女は監察官として、一人の人間として、悪意、悪禍、犯罪と向き合い戦っていく。
カクヨムにも掲載しています。
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この物語はフィクションであり、実在する人物、国、団体とは一切関係ありません。
この作品に暴力、性暴力、虐待などの表現が含まれますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:25:55
11195文字
会話率:34%
——助けたくれて“ありがとう”…じゃあ、“殺すね”?——
旅商人である【カイル】は樹海窟で1人の少女—否、狡猾かつ残虐非道で恐ろしい生き物『魔族』と遭遇した。魔族とは人類の敵——最高峰の化け物である。たかが商人がどうすることもできない…刹
那で殺されるのなんか目に見えている。だが…『ゴフッ——』突然少女は血を吐き出した。彼女(魔族)はどうも瀕死にあるようだ。カイルの存在はまだ気取られていない——ならこの隙に…この時カイルはただ逃げればよかった…よかったのだが……
『どうしてこんなことしちゃったんだァア僕はぁああ!!??』
気付けば少女を助けてしまっていた。
自身の荷馬車に少女を乗せ——オマケに商品である貴重な薬草まで使ってしまって——
人類の宿敵である魔族を助けてしまう程の【トチ狂った“お人好し”】——コレが旅商人カイルだった。例え魔族だったとしても、傷を負った少女を森に置き去りになんてできなかった。
そして、彼女は今…宿屋の一室に設えたベットに寝かせて安静にさせている。『これからどうしよう』カイルは思案しつつ、その寝息を立てる少女を捉えたが…すぐさま現実を逃避するように視線を外した。次の瞬間——突然の浮遊感——
『ねぇ…人間、ここはどこ? 納得いく答えをくれれば楽に“殺して”あげる』
気づくと、カイルは首を掴めれ小さな少女に壁に押し付けの状態にさせられていた。幼気な少女は狂気に満ちた言葉を当然のように吐き捨て——その表情は冷たく無表情——まさに残虐非道——彼女は『魔族』だった。
『そう……助けたくれて“ありがとう”……じゃあ、“殺すね”?』
後に、カイルに突きつけられた言葉がコレであり——この時、カイルは死を覚悟した。
だけど……
まさか——この子と旅路を共にすると……誰が思うのだろうか……?
これは……
1人の なんの変哲もない ただの旅商人の若い青年が……
己の どこまでも善人気質で 飛んだお人よしな性格が 偶然的に——
残虐非道で狡猾 どこまでも快楽殺戮主義の『魔族』である“筈”の娘と出会い……そんな彼女と 何故か旅をするお噺。
そこには 数多の偶然が重なり合う。
互いの『打算』がありきな行く末に——
やがてそれは……
2人にとって大きな奇跡を紡ぐのだった……
◇基本情報◇
・この作品は完全オリジナルです。
・カクヨムにも掲載有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:22:18
176354文字
会話率:58%
ある宗教家の家に生まれた少年――終太郎は16歳という若さでその生涯を終え、気づけばこの世からあの世に行くための窓口である【常世人の待合室】にいた。可愛らしい見た目のわりに口の悪い新人役員――リインの案内のもと、終太郎はあの世の住人になるた
めの手続きを進めていくが、そこへ「終太郎の相棒で【ステータス】」を名乗る美少年――ソウシが現れ、終太郎を異世界へと連れていってしまう。
生前に重犯罪をおかした罪人たちが、あの世の住人となる前に心身を更生させる目的で送り込まれる世界――それが異世界。終太郎は善人であるにも関わらず、誤ってその転生手続きの書類にサインしてしまったのだ。しかもそれは、ソウシが仕組んだことだった。
「俺とバディを組んで、この異世界で生きてほしい」
能力値からHPやMPに至るすべての数値が99999の最強ステータス、ソウシ。バディに選ばれた終太郎に待っているのは楽々スローライフか、それともドタバタ冒険か。人とステータス、異質なバディが異世界を謳歌する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 23:01:26
250402文字
会話率:63%
善人が損をしない世界って、究極の世界だと思うんだ。そうなれ。わたしのジェフクタール。
最終更新:2025-05-16 02:02:02
528917文字
会話率:34%
フリーターである善人は、ある大雨の日に怪我をしたタヌキを見つける。
放置することもできずに家に連れて帰ると、なんとそのタヌキは日本語を話し始め、自分は異世界の勇者であり、無くした聖剣を探しに日本に来たと言い始める。
このままでは自分は処刑さ
れてしまうと泣きつくタヌキを無碍にできず、お人好しの善人は聖剣探しを手伝うことを了承してしまう。
こうして一人と一匹の奇妙な生活が始まるが、この聖剣探しがやがて友人や隣人を巻き込む大騒動へと発展していく。
※毎週月曜日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 08:44:24
61097文字
会話率:54%
好きがあれば嫌いがあり、良いがあれば悪いがある。
其の何方にも完全に傾く事が無いところが人間の良いところである。
より大きな成長を目指せるから。
だから妄信的に神を崇める狂信者が理解出来ない。
何故、聖書は『善人はかならず救われる』というオ
チを付けたがるのか。
瑠衣たん、ヨブ記、知ってる?
答えも無ければ、納得物ないよ?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
旧約聖書のヨブ記って知ってます?
動画になって、私もそこで知ったので有名かな。
最初は動揺しましたが、考えて見ればあれが一番良いですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:09:55
936文字
会話率:19%
幼少期にいじめにあっていて、心の支えは夕方放送のアニメだけだった。
でも最近、そのアニメに携わっていた人達が問題を起こして叩かれた。昔愛していた作品も、容赦なく飛び火した。からかいのネタになった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編
詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
私にとっちゃ、救ってくれた方々は皆、お釈迦様ですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 18:00:34
902文字
会話率:43%
【執着攻め美形×苦労性受け男前=吸血鬼BL】
「吸血種」と「普通種」が共存する世界。
「吸血種」の伊吹生(29歳/司法書士)は、知り合いの少年(普通種)がナイトクラブの生き餌バイトに手を出そうとしていると知り、危険な仕事をさせないよう、後を
追うのだが……。
「本性を取り繕って善人の皮を被ろうと、血への渇望からは逃れられない」
ナイトクラブで出会った、忽那凌貴という、若く美しい「吸血種」。
伊吹生は彼に目をつけられてしまう。
「貴方の激情を一滴零さず一人占めしたい」
その執着ぶりは度を越えていた。
疎んじていた過去を暴かれ、貪欲に求められて、嫌悪感すら抱いた伊吹生だが……。
「僕以外の誰かが貴方に痕を残すのは許さない。これは恋ですか……?」
凌貴を毛嫌いしていたはずが、執着深い彼にゆっくりと囚われていく――。
■こちらは【なろう版】になります。性描写あり完全版はムーンライトノベルズにあります■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 09:00:00
60097文字
会話率:48%
乙名学科コースを卒業した、女史・三ツ谷華。
藤香と美咲、鈴谷3者の乙名の提案により、乙名・守役など、偉い立場を監査する『監査人』を発足。
彼女はその役に抜擢されることとなる。
善人の顔をしたケダモノたちの仮面を剥がし、真実を白日の下にさら
す事が出来るのか?
力のない華が、仲間と知恵、機転を利かし、悪人を捕縛、成敗するサスペンス性の高い物語。本編とはまた一味違った作風をお楽しみ下さい。
▼ ▽ ▼ ▽
◎この内容は本編の内容をある程度、把握していることでよりお楽しみいただけます。
◎この作品は、強姦シーンがあります。
◎サイドストーリー❝わらべうた❞はこの話の前日譚となるため、読了されていることを強くお勧めします。
◎❝ケダモノたちよ❞の更なる登場人物の吟味、本編で一部解き明かされず、未解決のストーリーに終止符を打つ内容となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 18:00:00
3223文字
会話率:58%
男は一時の衝動から、老人を殴ってしまう。
男は庭に穴を掘り、それを埋めた。
時が経つにつれ記憶も薄れ、そのまま忘れられるはずだった。
娘が老人のコートを掘り起こしてしまうまでは。
最終更新:2025-05-02 17:40:00
7952文字
会話率:19%
「この世界は間違っている。こうあるべき!」を形にした理想世界。
平均よりちょっと上の人生を順調に送っていたはずが、些細なことで人生のドン底に。
生活は乱れ、気持ちも荒み、ドン底から見える世界はあまりに理不尽で不完全だった。
そん
な時、ふいに訪れた『離人感』を現実逃避の手段として利用した。
しかし、それは現実どころかこの世界から逃避する愚かな行為となってしまう。
逃げた先は、『善人』×『魔術』によって成される完全な世界。
新しい自分、そして世界を受け止めることが出来ず、精神崩壊する直前まで心は追い込まれる。
しかし、知れば知るほどに、新しい世界へ陶酔していく。
そんな自分だけが完璧な善人ではない世界で、その一員となる為、孤独を抱えながらも自ら困難に挑戦し奮闘する。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 15:03:33
32865文字
会話率:13%