このお話は『出会いの窓は南の塔に』の続編第三部です。「間」は「あわい」と読みます。
更新速度がとても遅いと思いますが、よろしくお願いいたします。
※2022年6月5日の活動報告(https://mypage.syosetu.com/mypa
geblog/view/userid/952364/blogkey/2997698/)に、南の塔から第二部までの全ネタバレあらすじを掲載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 15:54:31
81913文字
会話率:31%
(全6回。本日中に完結します)
猫じゃらしさま主催『獣人春の恋祭り』参加作。素敵な企画をありがとうございます。
白鳩族のエセリア姫と蝙蝠族の衛兵ランスは、種族も身分も動く時間帯もちがいます。
偶然の出会いから二人は恋に落ちますが、ランスは
思うのです。エセリア姫には昼の世界がよく似合う。自分は身を引くべきなのだと。
このお話は『出会いの窓は南の塔に』と続編『光と闇の間(あわい)にありて』の、作者自身による2次創作です。
本編の恋愛要素を取り出し、登場人物と魔物のイメージは変えずに別ストーリーとして再構築しました。人物の名前は少しちがっています。
『南の塔』はハッピーエンド完結済みで、目次下のバナーからお読みいただけます。
『光と闇』は連載中、二人は試練のまっただなかです★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 18:00:00
14702文字
会話率:1%
このお話は「出会いの窓は南の塔に」の続編第二部です。「南の塔」は姫と剣士の物語で、読了時間1時間弱くらい。第二部はマイペース更新となりますが、ていねいに描こうと思っていますのでよろしくお願いいたします。
最終更新:2021-02-03 23:21:36
178456文字
会話率:27%
名を持たぬ運命たちの記録。
これは「主人公」のいない物語。
だが、そこには数多の「英雄」たちがいる。
彼らは歴史に名を刻まれることもなく、神託にその名を残すこともない。
ただ、無数の魂の中で――もがき、戦い、燃え尽き、堕ち、そして目覚める
。
それは、かつてのあなたであり、私であり、運命の揺らぎに取り残された誰かの声でもある。
第五の太陽紀、始動。
異世界より流れ来る魂たちは、世界樹 ユグヴェシル(Yggvethil) を超えて、
この光と闇が交錯する世界へと召喚された。
彼らは神に選ばれた者ではなく、運命に祝福された存在でもない。
ただ、失われた記憶と雑多な願いを携えた「訪問者(ビジター)」である。
この大陸において――
西には、神託と教会を中心とする国家連合「西方諸国」、秩序と信仰の名のもとに裁きを下す。
東には、霧の奥に黄金の光をたたえる神秘の古国 セリス赫修(Serichreesos)。
中央には、自由と理想を掲げる城邦連邦 アナトリ(Anatoli)――希望と衝突が交わる地。
だが、これは世界の全てではない。
地図の果て、名も知らぬ地に、未だ語られぬ文明が潜み、
眠れる遺跡、知られざる神々、夢の中の都市、空に浮かぶ都、深海の王国……
それらすべてが、名もなき者たちの足跡と筆を待ち望んでいる。
語られるのは――
捨てられた子、罪を背負った魔導士、敗北した英雄、目覚めゆく少女、流浪する王子……
それぞれが交差し合う運命の中で編み上げるのは、
神話でもなく、王家の年代記でもない――「名もなき者」たちの物語集成。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 23:43:14
10808文字
会話率:17%
事故に遭い病院で入院している私の元へ、ある夜突然ペンギンと黒猫がやって来た。
その2人?は、私に一緒に来て欲しいと病室から連れ出された。
向かった先は空の上。
私に頼み事って?
不思議な一夜のファンタジー
最終更新:2025-06-18 06:45:20
18245文字
会話率:52%
〜あらすじ〜
遥か大昔から存在する古の物語
天に存在する『神々』と形容せしもの達と地上に存在する『人間』と冥府に属する『魔王軍』、そのどれにも属さない『謎の存在』たちという古来より争い続けていたもの達がいた。
しかし、その数千年後に『
最終大戦争(ラグナロク)』が起き、その争いに一時の平和へと導くことになる。
その礎を築いたのは『零王』と言われ恐れられるものと『天神』と言われるものの二人であり、二人を犠牲に人間達のみを逃し、他種族を含んだ全てのもの達を終わりへと向かってしまった世界へと封印し、新たな世界を創造した。
そして、二度とその世界で、醜い争いが起きないように『光と闇の概念の均衡』を創り上げて、『平和の維持』を行い、『創造と破壊の円環』によって『神々がいない状態』でも円滑に世界を維持できるようにして、最後に『もしもの時のための奇跡』を残した。
それからかなりの年月が経ち、その世界では平和が訪れていた。
その束の間の平和の中、突如『魔物』たちが襲いかかり、その平和が崩れ去り、徐々にその世界が壊れていってしまう。
そして、徐々に古の世界と融合し始めてしまったのか異世界のような世界に変化し、滅んで行ってしまう。
そんな中、主人公『神天零真(アマツレイマ)』が古に消えた力を使って自分たちの世界、そして、消えてしまった古の世界を救うために動き出す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:57:54
4495文字
会話率:35%
朝日 光(あさひ ひかる)は才色兼備、品行方正な学内一の人気を誇る光属性完璧美少女。
学外でもテニス界期待の若手選手でモデルとしても活躍中と、まさに天から二物も三物も与えられた存在。
一方、同じクラスの影山 黎也(かげやま れいや)
は平凡な学業成績に、平凡未満の運動神経。
学校では居ても居なくても誰も気にしないゲーム好きの闇属性陰キャオタク。
陽と陰、あるいは光と闇。
二人は本来なら決して交わることのない対極の存在のはずだった。
しかし高校二年の春に、同じバスに偶然乗り合わせた黎也は光が同じゲーマーだと知る。
それをきっかけに、光は週末に黎也の部屋へと入り浸るようになった。
他の何も気にせずに、ただゲームに興じるだけの不健康で不健全な……でも最高に楽しい時間を過ごす内に、二人の心の距離は近づいていく。
『サボリたくなったら、またいつでもうちに来てくれていいから』
『じゃあ、今度はゲーミングクッションの座り心地を確かめに行こうかな』
これは誰にも言えない疵を抱えていた光属性の少女が、闇属性の少年の呪いによって立ち直り……虹色に輝く初恋をする物語。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667865915671折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 18:00:00
536328文字
会話率:43%
王国を救うため禁術である黒魔法を使用したリディア・ヴァン・クロウフォード侯爵令嬢。しかし、婚約者である第一王子ロドリックの陰謀により、王国反逆罪の濡れ衣を着せられ、全財産没収の上、国外永久追放を言い渡される。
絶望の淵に立たされたリディアは
、自らの血脈に眠る禁断の秘密——魔王の血族であることを受け入れ、復讐のため魔王ベルゼバブと契約を結ぶ。代償として永遠に闇の世界を歩むことになるが、強大な力を手に入れた彼女は、自分を陥れた者たちへの復讐を開始する。
ロドリックの陰謀を暴き、王国を震撼させたリディア。しかし復讐を果たした後、彼女が選んだのは新たな道だった。闇の魔法を人々を救うために使い、光と闇の境界線で自分だけの生き方を見つけていく——。
愛に裏切られた女性の復讐と再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 10:00:00
6145文字
会話率:62%
環境保護を大義に据えて、巻き起こった第三次世界大戦!!
しかししかーし…
戦火は木を焼き、森を焼き…
民草さえも焼き払い…
挙げ句、環境、国境さえも破壊し尽くし、新条約の締結にて呆気なく幕引きを迎えたのでぇございます…
かつての大
国は姿を形を異に変えて、新たな勢力図がぁ…誕生いたしました。
ずずいとお目々を東に向ければ日本もまた、神聖大和と名を変えて、移民異文化の犇めき合う坩堝の様相を呈しております。
昼と夜、光と闇にスッパリ分かれた大和の国の、夜の花街【NEO歌舞伎町】…
この物語は、欲望渦巻く極東に咲く夜の華街で、一人の少女と一匹の漢女侍が繰り広げた、魂の物語にございます…
黄金魂…ここに開幕ぅ〜!!
オカマ×武士道×スチームパンク!! オカマ一匹咲かせて見せよう金の魂!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 20:00:00
132361文字
会話率:40%
※途中流血表現あります※
遥か昔。人間が、あらゆる種族とまだ暮らしていた時代。〈光の御子〉が生まれる少し前。
光と闇はお互いを忌み嫌い、争いは絶えなかった。
渦中の人である、魔族の王太子ロー。
彼はそんな日々に辟易して
いたのであった━━
《作品説明》
私の代表作『光と共に(https://ncode.syosetu.com/n9419ho/)』に登場する魔導の鬼才、桜咲柚葉の過去編です。
『光と共に』の外伝になります。
《注意事項》
※エブリスタにて重複投稿しております※
遅筆な上、まだまだ勉強中で拙い文章かもしれませんが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
たまに拙いデジタルイラストを入れさせて頂くかもしれません。確定ではありませんが、その際はお目汚し失礼いたします。
デジタルイラストはまだまだ勉強中です。イメージとして共有させて頂ければ幸いです。
また、いいね、感想など大歓迎ですので、気軽に残して頂けたら嬉しいです。ブックマークもお待ちしております。
この作品と、この作品のシリーズをどうぞよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:20:08
13555文字
会話率:38%
王立セレスティア魔法学院に通う16歳のレイ・アストライア。銀白の髪とオッドアイを持つ彼は、制御不能な魔力のせいで周囲から疎まれていた。そんな彼に最近、奇妙な能力が芽生える—他人の感情が色として見えるようになったのだ。
孤独な日々を送るレイ
の運命は、学院理事アルベルト・クロウとの出会いで大きく動き出す。自分の出生に隠された驚くべき真実、そして体内に眠る光と闇の力の謎。さらに、SNSインフルエンサーのカイト・アルトリウスとの予期せぬ出会いが、彼の人生を思わぬ方向へと導いていく。
図書委員のルナ・シルフィードや、活発なミア・フレイムとの出会いも重なり、レイの心は少しずつ開かれていく。しかし、ようやく手に入れた平穏な日々は長くは続かなかった。国王エドガー三世からの謁見要請をきっかけに、レイは想像を超える陰謀に巻き込まれていく。
光と闇の力を宿した少年は、世界を敵に回してでも、自分の信じる道を進むことができるのか。そして、大切な仲間たちとの絆は、試練を乗り越えられるのか。
王立魔法学院を舞台に、孤独な少年の成長と冒険を描く、心温まるファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:16:50
2442文字
会話率:35%
昔光と闇は争っていた。
光は安全な土地の代わりに人口が増え、光は広大な土地を求めた。
闇は広大な土地代わりに危険な生物が多く、闇は安全な土地を求めた。
しかしその戦いはなんの前触れも無く突如無くなった。
それは大崩落と言い光の民が住む天空
大陸が落ちて来た。
そのせいで光の民と闇の民はほとんど死亡し力も失った。
そして時は流れ2000年生き残った人々は国を再建した。
その中で平和に暮らしていたとある村に正体不明の魔物が現れ村を壊した
それを境に世界は大きな戦乱の世界になる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 22:48:23
788195文字
会話率:48%
スーツに高級時計、外車にお姉ちゃんとの飲み会。
絵に描いたような、
「カッコ良い社会人」――新卒の頃に憧れた煌びやかな世界。
ブラック?労働基準法?パワハラ?
関係ない。
夢を掴むためなら俺は何だってやる。
入社初日から昼夜を問わないチ
ラシ配り、アポが取れるまで、受話器はガムテープで手に固定。
駅前で「家買いませんか!?」と叫ぶ広告塔になり、訪問営業では怒鳴られ門前払い。
不動産"営業"が何かもわからないまま、恥をかなぐり捨てて走り回った。
そして――たった"1案件"が、全てを変えた。
気づけば月間売上トップ。
自分では何をしたのかも分からないまま、ボーナス240万円。
その金は、高級時計やオーダースーツ等の高級品、飲み代へと消えていく。
「使った分、稼げばイイんだよ!」
カネは使わないと入って来ない、そう教わった。
次第に知恵がつき、客=カネ、如何に効率よく金を引っ張れるかが肝と学んだ。
宅建業法?そんなの知らねぇ。
自分さえ良けりゃ何でも良かった。
不動産屋は稼いでナンボ。
授かり婚をした妻とは口論ばかり、子供にも愛情が湧かず、家庭はギリギリでも、可愛い愛人が居ればどうでも良い。
それでも社会は動き続ける。
金利上昇、融資審査は厳格化。
買い顧客はこれまで通りの物件だと手が届かなくなり、売却依頼に群がる不動産屋たち。
買取再販在庫は捌けず、
かつての“イケイケ社長”は、
SNSの更新すら止まり――
ある日、海に浮かぶ遺体として発見された。
そして会社は倒産。
営業マンだった俺は、無職になった。
あの時、憧れていた“キラキラ”は、もう欠片も残っていない。
社会の現実に呑み込まれた再就職先を探す男の携帯に一本の着信が届く――
これは、不動産業界の光と闇、
“勢いだけの若者”が辿った、ひとつの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 23:28:10
9450文字
会話率:35%
この世界には、光と闇、星と深淵が共鳴し、互いに均衡を保ちながら存在していた。しかし、その均衡が崩れ始めた時、世界の運命は静かに揺れ動き始める。
かつて栄華を誇った王国は滅び、瓦礫と化した大地には、忘れ去られた歴史と封印された力が眠っている。
その中に現れたのは、星の力を宿す青年。彼の右手には、世界を調律する力「星天魔法」の痕跡が残されていた。だが、彼はその力をまだ完全には扱えず、迷いの中で己の役割を探し続ける。
そして、深淵の力を抱く少女。世界に隠された秘密と、滅びの可能性を知る彼女は、表向きは明るく振る舞いながらも、胸に別の目的を秘めている。やがて、星と深淵、決して交わらぬはずの二つの力が交錯したとき、世界はひとつの選択を迫られる。
星と深淵—交わることなき力を抱えた二人の旅路は、世界の均衡を揺るがす。
調和を望むか、破滅を選ぶか。運命の選択が、すべてを決する。
いま、星の暴走を止めるための戦いが始まる—。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 00:21:08
95036文字
会話率:20%
精霊に見守られる陸上の王国と、光と闇の神が支配する深海の王国が共存する世界。
陸上の王国「グラウンド王国」に住む、純粋で愛らしい少女ミライは、村で随一の剣術使いだった。
そんな彼女は、剣術の練習場からの帰りに通る海岸で、深海の王国「シー
王国」からやってきた王女カコと出会う。
カコの住むシー王国では今、人々に生きる力をもたらす光の神が消えようとしていた。
光の神が消えてしまえば、シー王国に住む人々は闇の神の力に支配され生きていけなくなるという。
それはシー王国の滅亡を意味していた。
カコはミライの住むグラウンド王国にあるという、「光の神を救う手立て」をシー王国に持ち帰るためにやってきたのだった。
そんな重大な使命を負うカコと、ミライは「はじめての同い年の友だち」として友情を交わし、ミライは彼女の笑顔を守るために、カコとともに村を旅立つ。
その途中で、ふたりはピンチのところを弓使いの美少年リジュに救ってもらい、一時的に協力をしてもらうことになる。
しかしリジュは、ミライが3歳の頃に一度だけ家族ぐるみで会ったことがある少年かもしれなくて……?
ふたつの世界をめぐる、少年少女の冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 18:34:08
81694文字
会話率:39%
夢を追い続けるなかで傷つき、暗闇の中に沈んだ主人公。過去の友の言葉の意味を理解し、孤独の誤解に気づいたとき、差し伸べられた手が新たな一歩を導く――再生と赦しの物語。
(再投稿)
最終更新:2025-05-29 23:41:52
1752文字
会話率:17%
とある時代のとある場所。静かな夜に開かれるバーの扉の奥には様々なドラマがある。生と死、光と闇、表と裏、魔法と呪い、愛と欲望 __
『 見る人が違えば、物語も変わる。』
あなたは何が真実だと思う?
最終更新:2025-05-24 13:07:15
468文字
会話率:0%
天空に浮かぶ無数の島々が織りなす広大な世界、「風渡りの大陸」。かつて栄華を誇った文明の名残が残るこの大陸は、古代神々の力と天使・悪魔の断片的な記憶によってその理が保たれている。しかし、近年その理は崩れ始め、世界は徐々に均衡を失いつつあった。
物語の始まりは「セラリオン」――かつて「天空の聖都」と呼ばれた浮遊島の廃墟。ここは風渡りの大陸の中心に位置し、古の神々への信仰が最も強かった聖地である。だが、長き戦乱と時の流れにより、今では謎と霧に包まれた朽ち果てた遺跡と化していた。
そんなセラリオンの廃墟で、記憶を失った少女リュミナが目覚める。胸には古代の神器「記憶の鍵(メモリアルキー)」を携え、その鍵を使うことで天使や悪魔の力を一時的に借りることができる。しかし、使いすぎれば彼らの精神に侵され、心を蝕まれてしまうという危険な代物だった。
リュミナは失われた自らの過去と、世界崩壊の真実を追うため、風渡りの大陸の数々の浮遊島を巡る旅に出る。各地で彼女は多様な種族や仲間と出会い、天使と悪魔の力のリスクと恩恵を学びながら、少しずつ世界の理を取り戻そうと奮闘していく。
旅の先で明らかになるのは、リュミナが「第一の契約者」の転生体であり、風渡りの大陸の運命を背負う存在であるという真実。そして世界の理崩壊の背後に潜む巨大な陰謀。
彼女は己の存在と向き合い、光と闇の刃を操りながら、崩れゆく世界を救うために決意を固めていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 20:30:21
2265文字
会話率:43%
静かな森の奥。
黒い翼を持つ孤独な少年 クロト、記憶を失い森で彷徨っていた純白の少女 シエル
二人が出会うとき、運命の歯車は静かに回り始める。
互いを求め、惹かれ合い、交差した光と闇の狭間でそれぞれの想いが揺れ動く。
──すべては、この出会
いから始まった。
モノクロコントラスト ー黒き翼と白き記憶ー
異世界ファンタジー物語。
忘却の彼方に、指先を重ねて…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 19:17:01
64947文字
会話率:31%
光と闇。
魔王が出現する度、選ばれし勇者が立ち上がり魔王を打ち倒し、世界を平和へと導く。
何年、何百年、何千年と繰り返されて来た歴史である。
しかし、ある魔王が世界に君臨した時、勇者は現れなかった。
その結果、魔王軍の侵略は世界を巻
き込むほどで人類には為す術はない。
誰もがそう思った。
人類は魔王軍に対抗するため、世界に存在する聖獣、魔獣と【契約】し、人知を超えた力を有した。
その者達を【契約騎士】と呼ぶ。
契約騎士達は、魔王軍との戦いを繰り広げ、何百年もの間、停戦状態を保ってきた。
そして遂に、魔王討伐戦で魔王を打ち倒す事に成功するのだった。
そして今ここに。
イカれた奴らが再び、発つーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 01:49:45
70200文字
会話率:30%
精霊と共に生きる国。ヴァルドガイスト。
そんな国の最西端の小さな町で育った双子には幼い頃からの夢があった。
それは冒険者として世界を旅すること。新たな友と出会い、見たことがないような景色を見て、多くの人を助けたい。
それを叶えるため双子は
故郷を出る。2人でいれば何も怖くない。彼らは今日も歩き出す。
描く未来は気の向くままに。
《《光と闇が混じり合い、永遠の旅路は語られる。
今宵話すは旅の始まり。とある双子の物語。》》
《彼らは数々の試練を超え。》
《彼らは彼ら自身を知る。》
《果てに着くのは希望か絶望か。》
《────さあ、物語を始めよう。》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:56:09
4712文字
会話率:40%
永遠の黄昏が訪れる地、黄昏の領土 (Tasogare no Ryōdo) では、過去の魂が堕落して生まれた恐ろしい影 (Kage) の生物が世界を苦しめていた。影は恐怖と悲しみを糧とし、大地に暗闇を広げる。かつては繁栄した王国であったこの地
は、光と闇の均衡を打ち砕いた禁断の蝕の儀式 (Kindan no Shoku no Gishiki) の後、五つの州に分裂し、それぞれが生き残るために苦闘している。
この打ち砕かれた世界の中心に、風結 炎 (Kaen Yuzuki) という少年がいる。彼の村は、残忍な影の襲撃によって焼き払われた。家族を失った悲しみの中、炎は妹の沙弥 (Saya) が呪われ、ゆっくりと影へと変わりつつあることを知る。妹を救いたいという強い願いに駆られ、炎は呪いを解く方法を探す危険な旅に出る。その旅の途中で、彼は自身の内に深く眠る古代の力、炎の精髄から力を引き出す炎流 (Enryū) という元素の技を操る能力を発見する。
修行を始める中で、炎は自然界の力と結びついた元素の力を操る戦士たち、炎織り (Honoo Ori) と呼ばれる多様な仲間たちと出会う。野性的で誇り高い獣流 (Kemono no Nagare) の使い手である角鳴 琉華 (Ryka Tsunari) や、高貴な生まれでありながら拭いきれない恐怖の中に恐るべき雷流 (Kaminari no Nagare) の潜在能力を秘めた蒼人 蓮 (Aoto Ren) と共に、炎は影の呪いの謎を解き明かし、最終的には世界を永遠の夜に陥れようとする古代の影、影王 (Umbra-ō) の暗黒の力に立ち向かう危険な探求に乗り出す。
戦いを重ねるごとに、炎は強くなっていく。しかし、彼の最大の試練は、敵ではなく、彼自身の内なる炎を制御することにある。その炎は、彼が大切にする全てを焼き尽くす可能性もあれば、妹を救うための鍵となる可能性も秘めている。その過程で、炎は自身の力の真の性質、光と影の繊細な均衡、そして愛する者たちを守るために必要な犠牲を学ばなければならない。
「炎織りの夜明け」は、世界が永遠の夜に失われたかに見えても、希望、犠牲、そして暗闇に立ち向かう燃えるような願いを描いた物語である。炎の旅が展開するにつれて、彼は真の戦いが影との戦いではなく、彼自身の内にあることを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 21:38:45
16978文字
会話率:37%