(全6回。本日中に完結します)
猫じゃらしさま主催『獣人春の恋祭り』参加作。素敵な企画をありがとうございます。
白鳩族のエセリア姫と蝙蝠族の衛兵ランスは、種族も身分も動く時間帯もちがいます。
偶然の出会いから二人は恋に落ちますが、ランスは
思うのです。エセリア姫には昼の世界がよく似合う。自分は身を引くべきなのだと。
このお話は『出会いの窓は南の塔に』と続編『光と闇の間(あわい)にありて』の、作者自身による2次創作です。
本編の恋愛要素を取り出し、登場人物と魔物のイメージは変えずに別ストーリーとして再構築しました。人物の名前は少しちがっています。
『南の塔』はハッピーエンド完結済みで、目次下のバナーからお読みいただけます。
『光と闇』は連載中、二人は試練のまっただなかです★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 18:00:00
14702文字
会話率:1%
赤いからだをした蜘蛛のクラクがある日、タビグモに出会い、虹を求める旅に出ます。
クラクは何を見つけて、何を感じるのか。
そんな物語を童話ふうに紡ぎました。
最終更新:2020-08-28 19:52:41
3400文字
会話率:14%
小学生の「ぼく」のとなりの席には、一風変わった女の子がいた。
宇宙が打ち寄せてくるような神秘的なミドリの瞳、そしてとっても愛らしい風貌。なのにサカナという名前のその子は、いっつも頬っぺたをふくらませ、怒ってばかりいた。
サカナと「ぼく」は
腐れ縁なのか、教室で席替えをしてもきまってとなり同士になってしまう。でもとなりの席にいるからといって、仲良しになれるわけでもなくって。サカナと「ぼく」は満足に会話をかわしたことがなかった。
それがある日、ひょんなことがキッカケとなって、ふたりは急接近することに。
お花の刺繍がされたブックカバー、中学生の女の子みたいな先生、翼を生やした女の人たち、そして「ぼく」の飼い犬の「ノノ」がふたりのあいだをとり持ちます。
現実世界が舞台となった、すこし幻想的で童話ふうなお話。
さて、サカナと「ぼく」は仲良しのお友だちになれるのでしょうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 22:43:54
10415文字
会話率:23%
飛びたくない僕と、飛びたい女の子が冷たい雪の夜に出会う。
何かに怯えて、何かを支えにして、生き続けて。
もう一度、高く飛ぶための物語。
最終更新:2012-02-09 17:12:40
4649文字
会話率:35%