大伯母に可愛がられている双子のエドワルドがよからぬことを企んでいる。どうやら、領地の立て直しのために働いている婚約者のクローディア嬢から別の令嬢に婚約を鞍替えしようとしているようで……。
ならば、それを利用させてもらう。好き勝手にやらかし
ていた大伯母共々家族総出で片付けることにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 14:00:00
7654文字
会話率:44%
伯爵令嬢のリリーナは10歳の時母が不治の病にかかってしまう。その病は伝染病だったためリリーナも感染ってしまう。母の妹が薬師をやっており、その夫は治癒魔法が使えることを知り、伯母たちの住む村まで向かうことになる。その道中瀕死の状態に陥った母を
聖魔法に目覚めたリリーナが助ける。
二人は病を完治させたものの衰弱が酷かった為、元通りの生活が出来るようになるまで1年かかった。その間、母を溺愛していた父からは1通の手紙も届かなかった。何度か送ってみたが何故か受取拒否で手紙が戻ってきてしまう。開けた形跡もない。一緒に付き添ってくれた侍女のメリッサはいつの間にか解雇されていた。
婚約者である第一王子であるルーカスにも手紙を書いてみたところ、回復を喜ぶ手紙と花束が届いた。その数日後、ルーカス本人が村に訪れ、リリーナと母の死亡届が出ていることを告げる。
母は平民として生きることを決め、リリーナはルーカスと結婚する為に母の実家の公爵家の養子になることに決める。
そんなリリーナにメリッサがある告白をする。自分は転生者で、ここは前の自分の世界で流行った乙女ゲームの世界であると。リリーナは病気で死ぬはずだった攻略対象である第一王子の元婚約者であるらしい。
第一章は公爵令嬢になるまで、第二章は学園編の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 12:00:00
51122文字
会話率:54%
始まりは婚約解消から。両親の不慮の死から公爵家の一人娘アンジェリーナことリナは、親族のバーバラ叔母と従姉妹のエミリに下女のような扱いをされ、事実上家を乗っ取られてしまった。社交界デビューの機会を奪われ、変人とうわさを立てられ、イアン王太子の
婚約者の座は知らない間に辞退したことになっている。「代わりは私よ」エミリは得意げ。「あんたなんか始末してやる!」簡単に婚約解消に応じる王太子には不信感しかないし、エミリ達はなんだかヤバそう! リナは、隣国に住む大魔術師の伯母マラケスタ侯爵夫人を頼って逃げ出した。伯母の小さな別邸についたものの、連絡が取れず生活に困ったリナは、町でジュース売りをして、貧相な騎士と知り合いに。騎士を助け、自分の道を進むよう促し、リナ自身もジュースやポーション作りとして自立するつもりだったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 18:16:28
108236文字
会話率:36%
婚家から追い出され、親も亡くして行き場のない夏碧玉。いつまでも養っていられない、どこかの爺の後家にでもなってくれないかと言われて、ある日伯父伯母の家を飛び出してしまう。
しかしどこにも行くあてはなく、それでも戻りたくない彼女に声をかけたの
は、うらぶれた廟に祀られた神様だった。
望まれるまま、その手を取る碧玉。
しかし、お参りに来る人は少なく、この廟の家計は実をいうと火の車。
なんとしても廟を建て直さないと、また路頭に迷ってしまう。
人々の願いを叶えてこの廟を盛り立てよう。碧玉はそう決心する。
※カクヨムとの重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 21:34:02
36855文字
会話率:38%
待ちに待った、中学校の卒業式がやってきた。やっとだ。やっと卒業だ。
イギリス人の父を持つハーフの佐藤千紘は、不遇の中学生活を過ごした。
父親似の容姿のせいでガイジン呼ばわりされ、両親は相次いで行方がわからなくなり、彼女を引き取った伯父はモ
ラハラで、伯母は彼女を家事にこきつかい、同い年の従姉妹からは嫌がらを受け、学校ではセクハラまがいのいじめがあり、散々な中学時代だった。
けれどもそこに、後見人だという弁護士ステファンが現れた。おかげで高校進学とともに伯父の家から解放される。
転居先は、東京都内にある洋館のシェアハウス。
ただし、訳あり。
住人もなかなか変わっている。
ときどきおかしな出来事の起きるシェアハウスで、楽しい高校生活が始まった。
なのに、せっかく離れられた従姉妹が、なぜかわざわざ転居先まで追いかけてきて絡もうとする。その上、訳ありの家は、やがて訳ありっぷりの本領を発揮してきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 18:05:16
119999文字
会話率:44%
庭に小さな小さな桜が植えてあります。
生前父が大切にしていた鉢植えの桜がありました。この地で育った桜でした。
その鉢は30年近く前、父の葬儀の時に、遠く離れた彼の生まれ故郷に住む兄(伯父)に引き取られて大きく育ちました。そこから枝分けしたも
のを母の葬儀の時に、伯母が持ってきてくれました。
父母と共に暮らしたこの地に、長い時を経て再び、その桜は戻ってくることになりました。
桜の時期ではないですが彼岸と父の命日に因み、不思議な巡り会わせを、書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 17:00:00
428文字
会話率:50%
交通事故で足に障害を負った和子は、世界を呪う。自死寸前の彼女を世界に引き留めているのは、叔母の存在だけだった。ある夏の日、伯母は和子を海水浴に誘う。足を洗う海水に喜ぶ和子だったが、水際から上がる時に、泡沫なる存在から声をかけられた。泡沫は脚
を望むが、先に足を与えると言う。不平等な契約に不信感を抱いた和子だったが、母親の不実に怒った和子は、泡沫の言う奇跡に手を付けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 18:41:27
15476文字
会話率:41%
ソランド村の少女パムは両親を亡くし伯母の元へ引き取られるのだが……。
最終更新:2023-07-14 23:31:31
7208文字
会話率:46%
私は都内に通っている女子高生(2年生)佐倉梨奈(さくらりな)
私は父親が踊人(ダンサー)の為に全国や世界を転勤しているのですが、とある日に母親からとある話があった。
『 梨奈(りな)。また… 父親の転勤で全国または世界を飛び回る予定なん
だけど… それがもし嫌だったら 私の姉が教師をしている高校に通って!』と言われたのだ。
私は母親に言われて飛行機代を貰い… 羽田空港に到着した。
そして母親の姉と出会い、そこから私の高校生活が始まったのだ。
私は小さい頃から楽器が好きでピアノやフルート、クラリネット、トランペットを引いて吹いていた。
この物語は私が高校2年生の春にその高校に入学した所からの物語である。
吹奏楽部の部員として活動を始めた。
顧問は伯母である菜々緒さん。
この高校は全国吹奏楽大会の常連であり… 優勝も何回もしている。
そして… 私は吹奏楽部のレギュラーになり、全国大会へ。そして優勝へと。
第4話まで完了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 00:00:00
6600文字
会話率:31%
かつて観光と資源輸出で栄え、今は《帝国本土》との交通・通信が断絶して五〇年の月日が過ぎたダルマティア地方。
高等学院生のファリルは従姉妹のレミリアと共にある日、存在しない筈の《帝国本土》の人間が浜辺で倒れている状況に遭遇する。
翌日、学
院で友人のカッティと話していると呼び出しを受ける。それは、とある島への招待だった。
事件を境に、大きく運命が流転を始める。存在しないはずの始まりの異邦人、五〇年前の真実、ファリルやレミリアの祖父世代の成した事、ダルマティア地方に秘められた謎、それらを知り、あるいは解き明かした末に少年はある決断をする。
(ざっくりと主人公の少年が、気のいい友人や格好いい少女や渋いおじさまたちに揉まれて奮闘するミステリー仕立てのお話です)
#------# < 登場人物 > #------#
◆カニンガム家◆
ファリル・・高等学院二年生
レミリア・・ファリルの従姉妹、高等学院一年生
ハインドホープ・・主人公祖父、統計の難しい話をする
シャーロット・・主人公伯母、物流のそこそこむずい話をする
ヘンリー・・執事
パトリシア・・メイド
クリス・・建築家
サラ・・司書
◆ダルマティアの人◆
カッティ・・ファリルの友人。山岳部
ジーベック・・高等学院の教師
チェイス・・皇帝勅任官、森番、山岳部顧問
ベリーズ・・調査官
エドワード・・ファリルのクラスメイト、ゲームと語学好き
ピーター・・レミリアのクラスメイト。山岳部
ローザ・・カッティの祖母、ダルマティア地方府長官・市長
チェンバレン・・カッティの父、赤シャツ隊を率いる
ダンスガード・・気象学者
クルツァ・・普門院の僧正
テレンス・・カニンガムロジスティックスの郵政課長
アリシア・・カニンガムロジスティックスの郵政課員、食いしんぼう
◆帝国本土◆
エイプリル・・帝国の皇女
ウォーラースライン・・ハインドホープの盟友
※この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 17:51:41
180093文字
会話率:56%
なんとなく日々を過ごしていて俺には、将来の夢……なんてあるわけもなく、とくにやりたいこともなかった。
ひとまず大学進学することになったものの”憧れの一人暮らし”はむずかしい。長距離の通学に不安がないワケじゃないけど、仕方がない。そう、受
け入れていた。
そんな時、伯母さんの一声で”上京”できることに!!
けど、それには一つ、思い描いていた新生活と違う点が・・・それは、一人暮らしでなく、二人暮らしであること!?
しかも相手は、昔、よく遊んでもらっていた”ご近所のお姉さん”だった!
数年ぶりに再会したお姉さんは予想斜め上で理解が追いつかないし、同居生活は考え方に違いがあって、イロイロ落ち着かない。その上、大学で出会った友人達は友人達で個性豊かで……はじまったばかりの新生活が大変過ぎるっっ!!
なんとなく日々を過ごしていた俺の、お姉さんとの同居からはじまる新生活。
って、ちょっと、待て!
俺は変態なんかじゃないからなぁ〜〜!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※主人公(大学生)と年上のお姉さん(社会人)のお話です。
※毎日22時頃に更新予定(ときどき見直しのためズレます)
※誤字脱字等には、あたたかい気持ちでお願いします。
※お姉さんの小言(アドバイス?)が多めです。
※以前、公開していた「元ご近所のお姉さんと…」を加筆修正して新しく投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 01:00:00
106897文字
会話率:37%
夕暮れの町、その一角の公園で、少年はふと我に帰る。
目の前には、少女と犬。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2023-03-03 19:14:23
3357文字
会話率:28%
僕は最近悩んでいる。何故かって?仲が良い従姉弟の望ちゃんこと北崎望(きたざきのぞみ)に告白されたのだ。僕もまた望のことが好きだけど、問題は従姉弟同士ということ。
従姉弟は恋愛したって結婚したって問題ない。建前上は。
でも、現実には
従姉弟同士の恋愛は変な目で見られるとも聞く。
親や伯母さん伯父さんのことを考えると、即OKとは言えないし、もしOKしても伯母さんたちにどう説明すればいいのやら。だから年末の今、僕は一人で悩んでいる。世間体を取るか、望ちゃんへの気持ちに正直になるか。
これは仲が良過ぎる二人が従姉弟という間柄故に悩む青春の甘酸っぱい(甘い寄り)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 17:27:39
7098文字
会話率:46%
十四歳の由は、毎日のように、魔法使いとそうでない人々がごく普通に一緒に暮らす隣の世界を姉の結花と伯母の雅代と共に訪れ、同じく十四歳の親友ジャンと魔法化学の実験に没頭する日々を送っていた。ある晩、秘密の実験中に事故が起き、由の目の前で光の炸
裂と共にジャンは忽然と消え去った。
ジャンに何が起きたのか。再会は叶うのか。
「9日間」「はるのものがたり」「春の音が聴こえる」と関連した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 12:24:13
102958文字
会話率:49%
高校入学を目前に両親がアメリカへ転勤することになってしまった渚は、日本に残りたいと頼み込んだ結果、二つの条件を出されることになった。
一つは伯母の家に居候すること。
もう一つは伯母が経営しているカフェでバイトをすること。
その程度の条件で
日本に残れるのならと、安易に承諾したのが渚の運の尽きであった。
「え?伯母さんの店ってウェイトレスしか雇ってないから、男用の制服がない?」
「渚なら細いから着れるっしょ?」
「あら、可愛いじゃない!これからは渚くんじゃなくて、渚ちゃんね!」
そんな軽いノリで女装をしながらカフェでバイトをすることになってしまった渚だったが、とある事件をキッカケに片想い中の女子から「渚お姉様!」と慕われる事態になってしまい、もはやカミングアウトするタイミングを失ってしまう。
高校では人畜無害な小動物系男子、バイトではボーイッシュな頼れるお姉様という二重生活を送ることになってしまった渚の恋の行方は如何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 00:00:00
5623文字
会話率:41%
真面目が取り柄のハリエットには、同い年の従姉妹エミリーがいる。母親同士の仲が悪く、二人は何かにつけ比較されてきた。
ある日招待されたお茶会にて、ハリエットは突然エミリーから謝られる。なんとエミリーは、ハリエットの好きなひとを盗ってしまった
のだという。エミリーの母親は、ハリエットを出し抜けてご機嫌の様子。
ところが、紹介された男性はハリエットの好きなひととは全くの別人。しかもエミリーは勘違いしているわけではないらしい。そこでハリエットは伯母の誤解を解かないまま、エミリーの結婚式への出席を希望し……。
母親の束縛から逃れて初恋を叶えるしたたかなヒロインと恋人を溺愛する腹黒ヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 20:03:59
7942文字
会話率:49%
王立学園を卒業し、数ヶ月後に婚約者フレッド・クライトンとの結婚を控えていた、モニクス伯爵家次期当主リーゼロッテ。
だがその予定は、他ならぬ異母妹アリスにより大幅に狂わされることとなる。よりにもよってフレッドに惚れ込んだ彼女は、可憐かつ無邪気
な振る舞いで彼を虜にし、結果として姉から、モニクス家における存在意義──次期当主という立場そのものを奪い去ったのだ。いつものように、ひとかけらの悪気もなく。
そんな異母妹の振る舞いは勿論、彼女の行動を全面肯定する父親と継母にも、リーゼロッテの情はとうの昔に尽き果てている。もとより恋愛感情など皆無だった元婚約者に対しても、決して明るくはない今後への憐憫があるだけで、未練の類いはどこにもない。
遠方に嫁いだ母方の伯母のもとに身を寄せ、平穏な日々を送るリーゼロッテに、何故かアリスから三日にあげずに手紙が届く。
その内容は、自分の行いとその結果を忘れたとしか思えない、あまりにもおかしな代物だった。
*本編全4話。一日一話更新。
*一人称語りですが、一話の中で視点人物が変わることもあります。サブタイトルが視点人物です。
*「好色の報い」の登場人物が名前だけ出てきます。
*現在、続編(?)構想中。むしろそちらを書きたくて考えた話なので、本編が全体のプロローグになるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 18:00:00
63987文字
会話率:49%
田舎町の小さな菓子店「ポムグラニット」で店番をするのは、落ちこぼれ魔女の少女スグリと使い魔の黒猫ミント。スグリの伯母で有名な魔女であるマダム・ザクロの、少し不思議な魔法がかかった≪魔法菓子≫を売る二人の元には、人間や魔女や吸血鬼、狼男にド
ラゴンにゴーストまで、いろいろな望みを持つ客が訪れて……。魔法のお菓子と魔女と使い魔による、ほのぼのショートストーリー集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 00:09:00
58315文字
会話率:41%
照りつける太陽の下、縁側で伯母の花畑を見ていた私のところに荷物が届いた。
伯母宛の荷物。開けてみると草花の声が聞けるというラジオだった……。
◆◇
この物語は短編ホラーとなります。夏の怪談、どうぞお楽しみください。
◆◇
最終更新:2022-08-20 21:27:09
2804文字
会話率:4%
――私はもう、神さまになんか何も祈らない。
小さな魔女サディの冒険。
児童文学風幻想小説。
幼くして両親を亡くし、伯母の家でこき使われていた不幸な少女・サディは、その家も追い出され、「人食い魔女」と恐れられるフレイヤの家に向かうことに。
やがて彼女は歴史の大きな流れに呑み込まれていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 21:14:10
65441文字
会話率:41%