特定の特徴を持つ人間たちを集め、兵士として活用する『東亜国』穂積勇護(ほづみゆうご)もその中に徴兵されていた。
その特徴とは、『人を殺すことができる』遺伝子を持つ、ということ。生まれながらにして人権を奪われ、道具として扱われる彼らは、長い
歴史のうちに核兵器を廃絶した世界で、一番の暴力装置となった。
東亜国はそれを忌避した連合国から戦線布告を受ける。連合国との開戦の迫る中、最前線となった東亜国最北端の駐屯基地でそれぞれの思惑が鬩ぎ合う。
穂積勇護
それほど強くはないが、立ち回りと幸運で生き残ってきた男。ややこしい後ろ盾のせいで周りから避けられている。
西園寺クロエ
ややそしい後ろ盾を持つ男その2
勇護と同室のため、良く面倒を見せられている苦労人
皇明留(すめらぎあかる)
歩く不発弾。人喰いの虎。遺伝子の病気を持つ
穂積槐(ほづみえんじゅ)
勇護の過保護な兄、のようなもの最前線でこの戦争の指揮を取っている
マキナ
東亜国最強の男。顔は良いが表情筋が死んでいる
pixivにも掲載しています
なろうは初めてなので使い方がまだよくわかってません…
かなり先まで書けてるので、また順次投稿できたらなあと
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 07:20:43
29529文字
会話率:39%
「もう何もかも気にしていられない、この世界は常に、命の危機と隣り合わせ
だからこそ私は輝けるのよ」
主人公 玉端 翠(たまはし みどり 17歳)は、『ゲーム好きだから』という理由だけで、クラスメイトから白い目で見られていた。
そ
んな翠達が、『林間学校』の為に、参道の中を走るバスの中で、ひと夏の思い出を作ろうと、『翠以外』のクラスメイト達は、ワクワクしながら到着を待ちわびていた。
しかし、翠達が乗っていたバスは崖下へと転落。翠を含めた『39名』は、命を落としてしまった。
そんな彼女達に、声をかけてきた『謎の人物』により、モンスター蔓延る危険な異世界へと送り出されてしまった39人。
申し分ない装備や武器を持たされたものの、自分達の命を狙う相手と、まともに戦える筈もなく・・・
しかし、そんな39人のなかで、唯一まともにモンスターと戦える存在がいた。
それは、昔からRPGに関しての知識を脳に詰め込んだ、翠、ただ一人だけだった。
ところが、翠のジョブは、回復専門の『ヒーラー』
だが、そんな事彼女にとっては、どうでもよかった。
相手が『スライム』であろうと、『ゴブリン』であろうと、我を忘れて杖で振り回す。
これは、クラスの陰キャが、人間・モンスターの中心に立つ存在へと様変わりしていく、スカッとする、『色んな意味』でアウトローな物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 19:49:25
507796文字
会話率:20%
「ここは人類最前線」シリーズ、短編置き場。
たまに思いついた物をふっとのせていたりします。
最初の方は「3」で投稿した物などが混ざっています。
思いついた時などに書いている為、思いっきり不定期更新です。
最終更新:2022-11-29 01:59:33
336143文字
会話率:32%
魔境の武闘大会の真っ只中、突如として天界に拉致られてしまった勇者様(※シリーズ「7」参照)。
その美貌にずっと前(※乳幼児期)から目を付けていた美の女神が、ついに愛人にするべく誘拐してしまったのだ。
果たして勇者様の貞操は無事に済むの
か?
ヤンデレストーカーに脅かされてきた様々なトラウマから肉食女子にガチで怯える勇者様との友情を胸に、リアンカちゃん(自称ただの村娘⦅※魔境基準⦆)が立ち上がる――!
何とか都合を付けて天上の世界へと辿り着いた村娘のリアンカちゃんと、魔王のまぁちゃん御一行様。
既に天界に所属を書き換えられてしまった勇者様を連れ帰るには、一筋縄ではいかないらしい。天界で再会した御先祖様から聞いたところによると、神々が勇者様に授けていた加護が天界に縛り付ける楔と化しているとのこと。同時に加護を与えていた神々が勇者様の天界における後見となっているのだと。
勇者様を地上へ五体満足で連れ帰る為には、勇者様の後見となっている神々に許しをもらう必要がある。古今東西かねてより、神々に人間の要求を通すには神の試練を乗り越えねばならない。後見神々の試練を一つ一つ乗り越え、勇者様の身柄を勝ち取れ……と、そんな話になったのだが。
「あ? わざわざ試練なんぞ受けんでも、別に倒しちまえば良いじゃねーか。武力で破って我を押し通す、それが魔境流ってもんだぜ?」
流石は大陸最強の魔王様、言うことが違う。
そんな訳で、普通だったら素直に試練を乗り越えて穏便に、となる筈が……何故か真っ向から喧嘩を売る方向で神々を殴りに行くことが方針と化した。
※ただしバトルの方法は戦闘だけとは限らない。
「どうでも良いけど、勇者様のポジション完璧にヒロインですよね! ね、雄姫さま?」
「あ。敢えて目を逸らしていたことを――!」
「危地に追いやられた勇者様を救うため、私(リアンカ)とまぁちゃん(魔王)が神々の世界へ殴り込みをかけます★」
「あっはっはっはっは、勇者、立つ瀬ねー!」
「わ、笑わないでくれ、まぁ殿ーっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 01:44:58
551372文字
会話率:32%
勇者様(キラキラ超人類不憫科女難亜目)が可哀想な目に遭います。
不憫にして不運につき、彼に次々と試練(笑)が襲い掛かる。
いつしか天からお迎えも来るかもしれな…い?
※ちなみに主人公は勇者様に非ず。
「最近、勇者様も女装が板についてきたと
思いませんか?」
「本人めちゃくちゃ抵抗してるがな」
「え? 既に大分諦めてるような……」
「諦めてるっちゃ諦めてるけどよ。渋々女装しつつ、意識は染まっちゃいねぇだろ」
「ああ、それは確かに。あれだけ美人様に仕上げても、「え……これが私?」ってはなりませんよね。重々しく深~い溜息をついて、遠い目をしてます。無意識なのか女装中の所作は完璧に淑女ですけど」
「完璧に淑女(笑)」
「平素は多くの女性をヤンデレストーカーに堕とし、女装すれば男共を魅了する……勇者様も罪な方ですね!」
「きょ、強要しているのは誰だー!!」
「お、勇者じゃねーか」
「勇者様、今日もお綺麗ですよ!」
「ま、せっちゃんには負けるがな!」
そんな勇者様に、そろそろ邪小人さんの呪いが炸裂しそうな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 00:00:00
611725文字
会話率:30%
前線より逃亡した騎士、トールは逃避の途中で異民・尖耳族の少女カナンと出会う。
逃亡先の情報を求めるトールは、カナンの護衛を条件に約束の地ウィルカを目指す。
「天空の裔」と同軸の未来世界を舞台にしています。天空を未読でも独立した物語としてお
読みいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 23:11:12
60231文字
会話率:39%
人類を脅かす魔物の主【魔王】を討伐した半魔族の空間魔法使いのランドロスは、魔王との戦いで全て出し切ってしまっていたために、後からのこのことやってきた勇者シユウに突き刺され、名誉も金も仲間も全てを奪われてしまう。
もはや死ぬしかないという
状況で、ランドロスが打ち負かしたはずの魔王が最後の力を振り絞り、魔王の力をランドロスに託す。
生き延びたランドロスは、世界最難関の迷宮に挑むギルド【迷宮鼠】に勧誘される。
【迷宮鼠】はランドロスと同じような特殊な事情がある『追放者』ばかりで構成されるギルドだった。
『ハッキング』という謎の技術を持つ少女、獣人の混血が進みすぎた『ワーキマイラ』、希少種族のエルフの美女、政権争いから逃げてきた他国の王女、人殺しをしたくない暗殺者の少女、そしてそれらをまとめる人間の幼い少女のギルドマスターと、一癖も二癖も十癖も千癖もある仲間達との楽しく愉快な大冒険が始まる!
……しかし、実力もないのに英雄扱いされてしまった勇者はこの先大丈夫なのだろうか?
弱いのに王の前で御前試合をしたり、最前線に立たされるわけだが……?
毎日数話更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 18:32:13
1736662文字
会話率:55%
その美貌と兵隊やくざとも呼ばれる素行の悪さで名を馳せる『砂漠の黒豹』の二つ名を持つ凄腕女性レンジャー。
彼女が、最前線の砂漠の惑星で、ふとしたことから、本来出逢うこともなかっただろうエリート若手幹部の潜空艦航海士と心を通わせ、その温
もりを重ねた掌で受け取ったとき。
彼女は、恋をした。
まるで太陽を追い求めるひまわりの花のように、彼を想い続け、けれどそのあまりの立ち位置の違いに哀しい諦観を覚えるようになった、ある日。
横浜で再会した彼との穏やかな時間が、再び彼女の胸の奥に眠る恋心を呼び覚ました。
暗い過去を引き摺りながら、辛い記憶を身に纏いつつ、恋する彼とふたり、ともに歩む未来を、不器用だけれど、一所懸命、迷いながらも求め続ける、彼女の恋の日々。
*
24世紀、「戦争の世紀」。
異星人類の侵略に抗うべく、先の見えない泥沼の恒星間戦争を必死に戦う、地球人類。
その尖兵、国連防衛機構地球防衛艦隊の将兵、3,500万。
地球人類、そしてその文化文明を守る防人である彼等彼女等は、「名誉ある軍人」であると同時に、特別職国際公務員たる「職業人」だ。
だから、もちろん、恋もする。
職場恋愛だって。
少し特殊な職場、けれど普通の大人の職業人、「不確かな明日を守る」人々の恋物語。
*
※恋愛もの、且つ舞台が軍隊ですので、念のためR-15、残酷な描写あり、です
※前作『モールス・コードで、愛を』の約10年後の物語です
※同じ世界線での物語ですが、前作未読でもお楽しみいただけるかと思います
※「カクヨム」様でも掲載させていただいています
※皆様、よろしければ、評価や感想、ひとこと等、もしもお手隙ならば添えて頂けます様、よろしくお願い申し上げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 16:20:09
567933文字
会話率:30%
「リーフ・ラシル…………嫌な名前ですね」
最新鋭の機体でありながら不具合の多発により放置されていた巨人機であるユグド。しかし意図せずパイロットとなった宮城哉嗚の発したその名前で眠っていたその意識が覚醒する。
敵として対峙するは人の形で
ありながら人を超越した魔法使いたち。科学の極みにより生み出された兵器である巨人機を彼らは紙屑のように蹂躙する…………だが、ユグドは別格の性能を発揮する。前線基地を襲った襲撃者たちを哉嗚と覚醒したユグドはたった一機で全滅させてしまうのだった。
機械により成り立つ国スヴァルトと魔法により成り立つ国アスガルド。終わりなく続けられていたその戦争の裏に潜む絶望的な現実。けれど哉嗚はそれに立ち向かうためのユグドという力を手にした。
これはジャイアントキリングされる物語である…………だが、希望の無い世界ではない。
※カクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 18:03:50
369044文字
会話率:55%
佐賀県でキャラクター商品の企画や販売をしている零細企業(http://shin-ra.co.jp)の代表をしながらも、主夫もしてます。 3人の子持ちアラフィフおっさん。↑とは別にキャンピングカー製造会社「サガンパー」もしています。父は昨年他
界し今は高齢の祖母を介護中。令和元年・3年と武雄市豪雨で会社ごと大規模半壊し被災し復興真っ最中です。このエッセイでは書きたい事思うがまま書きます。重箱を突くような辛辣な批評も、誤字脱字報告も必要ございません。批評も、誤字脱字もツッコミたいなら別の人の作品でしてください。
当サイトにて、台本数本とノベル作品を公開しています。一応、紹介します(順不同)
①台本形式作品(セリフが主体で情景描写を簡素にし、演出指示なども加えたもの)
・ボイスドラマ用台本「おとぎ前線」第1期
・ボイスドラマ用台本「おとぎ前線」第1期
・そのほか閑話集
②ノベル形式作品
・おとぎ前線外伝 - シュカ - ~SECRET OF SAGA~
★関連する各作品は公式サイトとYoutubeチャンネルほか、twitterほかでも公開しています。また、この作品は「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 03:59:41
252855文字
会話率:1%
佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社。その参道にある祐徳稲荷門前商店街に不思議なお店があります。
お店の名前は「前線 Cafe」。 実はこのお店には凄い秘密があるんです。
お店の中には「おとぎ前線」という、遥か昔から天界や魔界、はたまた異世界と呼
ばれている不思議な世界と私たちが住む現実の世界のはざまが存在しているのです。
その不思議な世界と現実世界、2つの世界が交じり合う境界線は世界中の各地に存在しています。私たちが神話や伝承などのという場所。条件は様々ですが、不思議な世界の住人達は、その重なり合う時間だけ、現実世界で本来の姿で活動することができるのです。
この物語は、偶然、その世界中にある「おとぎ前線」の1つがある小さなお店「前線カフェ」での日々を描いた物語です。そんな もし、運よく、「前線カフェ」前を通る機会があれば、そっとお店の中を覗いてみてください。 おとぎの世界の住人がおしゃべりしているかも知れません♪
※この作品はボイスドラマ用の台本です。ノベル形式と違い台詞と簡単な状況説明のみで構成されています。第1期全12話(各話ごとに10節構成で完成済み)の3年後の世界になります。第1期の台本が全て投稿した後に、連載開始致します。
この台本に関しては「小説家になろう」「カクヨム」、「アルファポリス」にも掲載しております。 ボイスドラマの方は作品の公式サイト「おとぎ前線(https://otogi-zensen.com/)」とYoutube(おとぎ前線公式チャンネル)にて公開しています。R15は作品内に1部戦闘シーンなどがある為、運営様のボーダー分からないので、念のため、R15にしていますが、ほぼ、残酷シーンなどはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 21:56:59
9071文字
会話率:93%
佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社。その参道にある祐徳稲荷門前商店街に不思議なお店があります。
お店の名前は「前線 Cafe」。 実はこのお店には凄い秘密があるんです。
お店の中には「おとぎ前線」という、遥か昔から天界や魔界、はたまた異世界と呼
ばれている不思議な世界と私たちが住む現実の世界のはざまが存在しているのです。
その不思議な世界と現実世界、2つの世界が交じり合う境界線は世界中の各地に存在しています。私たちが神話や伝承などのという場所。条件は様々ですが、不思議な世界の住人達は、その重なり合う時間だけ、現実世界で本来の姿で活動することができるのです。
この物語は、偶然、その世界中にある「おとぎ前線」の1つがある小さなお店「前線カフェ」での日々を描いた物語です。そんな もし、運よく、「前線カフェ」前を通る機会があれば、そっとお店の中を覗いてみてください。 おとぎの世界の住人がおしゃべりしているかも知れません♪
※このボイスドラマ用の台本です。第1期全12話(各話ごとに10節構成)の台本(セリフのみ約20万文字超)は完成して、只今、1年がかりでボイスドラマ化中です。ボイスドラマをアップするごとに更新いたします。
この台本に関しては「小説家になろう」「カクヨム」、「アルファポリス」にも掲載しております。 ボイスドラマの方は作品の公式サイト(https://otogi-zensen.com/)とYoutube(https://www.youtube.com/channel/UC2DssklPMEz9qnZLmAz7mvA)にて公開しています。
※このボイスドラマ用の台本です。第1期全12話(各話ごとに10節構成)の台本(セリフのみ約20万文字超)は完成して、只今、1年がかりでボイスドラマ化中です。ボイスドラマをアップするごとに更新いたします。
この台本に関しては「小説家になろう」「カクヨム」、「アルファポリス」にも掲載しております。 ボイスドラマの方は作品の公式サイト「おとぎ前線(https://otogi-zensen.com/)」とYoutube(おとぎ前線公式チャンネル)にて公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 07:36:03
262613文字
会話率:76%
「偽勇者アレス。本日をもって、お前をパーティから追放するっ!」
勇者として戦場の最前線を駆け抜けてきたアレス。その鬼神の如き強さで、わずか半年で四天王を3人も葬った。
だが、アレスの名声に嫉妬した賢者クラウドによってパーティ追放を言い渡さ
れてしまう。さらに他の仲間達も賢者に同調してアレスを平民出身と罵倒する。
挙句の果てに「さっさと勇者を引退して聖剣をよこせ!」と本性を現わす始末。
流石のアレスも呆れていた。もちろん「はいそうですか」と聖剣を渡すはずもなく、首謀者である賢者に一撃ぶちのめして勇者パーティを脱退した。
毎朝7時定期更新!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 22:37:14
88808文字
会話率:27%
ワールドシーカー「ノアの旅人」
~底辺クランが最強キャラバンで超高難易度ダンジョンやクエストを無双している譚~
※
「ダンジョンとは、人が死ぬところである。」
とある御人がそう言った。
それは例えば海の底で、あるいは流れる
激流の中で、あるいは地が迫るばかりの空中で、あるいは神の住まう宇宙の御胸で。そこで人が生きられぬように、ダンジョンでは人が死ぬ。しかしそこには幸がある様に、あるいは秘宝が眠る様に、あるいは自由が舞う様に、あるいは神秘が待つ様に、人はその恐るべき場所に魅入られる。
やがて人は魔法を持ち、海を泳がせ空を舞った。
やがて人は魔術を使い、数多の障害《カベ》を跳ね除けた。
そしてやがて人間は、ダンジョンですら手玉に取った。
そんな世界でそれでもなお、人が触れえぬ聖域の未練。
超高難易度ダンジョン特別指定領域、――シーラ。
そこでは魔法が通じ得ない。あるいはそれは死人の世界か、あるいはそれは神人の社か、あるいはそこは霊魂の淀みか。崇高な神秘が漂うその地は、無限に人を拒絶する。
そんな死地に挑み行く変人ら、あるいは高級で特別なダンジョンの専門家がいた。
開拓の最前線、肉塊の死地、生死の境、そんな生命の吹き溜まりで、それでも神がかりの先導を見せる彼らを人はこう呼ぶのである。
――『探索士【シーカー】』と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 00:20:59
801文字
会話率:100%
ワールドシーカー「ノアの旅人」
~底辺クランが最強キャラバンで超高難易度ダンジョンやクエストを無双している譚~
※
「ダンジョンとは、人が死ぬところである。」
とある御人がそう言った。
それは例えば海の底で、あるいは流れる
激流の中で、あるいは地が迫るばかりの空中で、あるいは神の住まう宇宙の御胸で。そこで人が生きられぬように、ダンジョンでは人が死ぬ。しかしそこには幸がある様に、あるいは秘宝が眠る様に、あるいは自由が舞う様に、あるいは神秘が待つ様に、人はその恐るべき場所に魅入られる。
やがて人は魔法を持ち、海を泳がせ空を舞った。
やがて人は魔術を使い、数多の障害《カベ》を跳ね除けた。
そしてやがて人間は、ダンジョンですら手玉に取った。
そんな世界でそれでもなお、人が触れえぬ聖域の未練。
超高難易度ダンジョン特別指定領域、――シーラ。
そこでは魔法が通じ得ない。あるいはそれは死人の世界か、あるいはそれは神人の社か、あるいはそこは霊魂の淀みか。崇高な神秘が漂うその地は、無限に人を拒絶する。
そんな死地に挑み行く変人ら、あるいは高級で特別なダンジョンの専門家がいた。
開拓の最前線、肉塊の死地、生死の境、そんな生命の吹き溜まりで、それでも神がかりの先導を見せる彼らを人はこう呼ぶのである。
――『探索士【シーカー】』と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 02:01:59
1045文字
会話率:84%
自宅で缶ビール片手にゲームを遊んでいたら、足元に空いた穴に落ちて異世界へトリップ。地球より下位の世界に落ちた主人公ナギサは、二つの世界の格差により絶大なエネルギーとスーパーチートパワーを手に入れる。
プレイしていたMMORPGのキャラクター
『なぎっちゃ』に姿を変え、何者にも負けない力を身につけたナギサ。わくわくする冒険が彼女を……待っていない!
辛くて泥臭い冒険はまっぴらごめんだが、それでも『なぎっちゃ』のレベル上げはしたい。そんな思いから、彼女は魔獣退治の最前線にある開拓村で悠々自適な生活を始め、転移魔法を活用して商売をしつつ、愉快な仲間達と楽しい日常を過ごすのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 07:00:13
411395文字
会話率:47%
その日、桜前線とともに全国津々浦々「かっこよさ補正」が高すぎるダンジョンが日本各地に到来した。
主人公は顔面偏差値が低すぎるため、誰よりも転生後のことを考えて生きてきたにも拘らずダンジョンには足を向けられなかった。
そんな時、大好きなスマホ
ゲーで知り合った超絶美人とオフ会することになった。そこで告げられた一言。
「(ダンジョンに)お付き合い下さい!」
「委細承知!」
ダンジョンに挑むことになるのだが「かっこよさ」を母の腹の中に置き忘れてきた主人公は悪戦苦闘することとなる……と思われた。
実は、主人公は……オタクで陰キャを気取る超絶人気TikTokerだった。
世を忍ぶ仮の姿を脱ぎ捨てた時、彼の「かっこよさ」は敵無しとなる!
だけど脱ぎ捨て無い!
脱ぎ捨ててもきちんと折りたたむ!
あるいは明日には着られるようにハンガーで吊っておく!
そんなダンジョン探索物語です。どうぞよろしく~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 22:12:21
2449文字
会話率:72%
マキナ侯爵令嬢は次期国王であるリカルド王子と婚約していたが、ある日突然聖女の力に目覚めたという少女アンジェリカが現れ、リカルド王子はあっさり聖女に心を奪われてしまう。
そしてアンジェリカの嘘によって悪役令嬢にされたマキナはピンチに陥る。
「リカルド様が愛しているのは聖女であるこの私、あなたはもう愛されていないのよ!」
婚約解消を言い渡され、さらに聖女を貶めた罪人として魔族との戦いの最前線へと追放されてしまうマキナ。
これまで王子の婚約者としてのプレッシャーに耐える為、弱いメンタルをひた隠すように強がり気丈に振る舞っていたマキナはついに特殊な魔法を開花させる。
『強がりを自らの防御力に変換させる魔法』
あらゆる攻撃が一切通用しなくなったマキナは思う。
「肉体を強く出来るなら、私の弱すぎる心も強くしてくださらない!?」
聖女にまんまと嵌められ、剣を振れない、攻撃魔法も、回復魔法も使えないマキナは一緒に国を出たクラスト騎士団長と共に、ただ強がることで自らを強化し、味方のタンクとなって魔物と対峙する。
これは自分の心の弱さを隠す為に、気丈に振る舞って周囲に弱さを一切見せてこなかった令嬢が精一杯頑張るお話。
王子にあっさり捨てられ、聖女に悪役にされ、国を追放されたマキナに幸せは訪れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 16:04:37
28039文字
会話率:33%
常に最前線を歩むトップパーティの一員フェルは、仲間からクビを言い渡された。
その原因は、パーティメンバーに色仕掛けをし、輪を乱した「姫」。
「バッファーはいいよな。
そうやって、魔法をかけたふりをしていれば、仕事をしたことになるんだから
な」
究極の強化魔法をかけていたにも関わらず、何もしていないと言われ、パーティを追い出されたフェル。
そんな彼の下に届いたのは、本物の「プリンセス」の近衛兵の求人。
その求人に応じ、近衛兵となったフェルに、プリンセスから衝撃の事実が告げられる。
プリンセスの胸には、魔物の紋様が刻まれていたのだ。
王族は魔物の血が混ざらない、純粋な人間である国で、姫に魔物の紋様があるなど、世間に知れたら大混乱が引き起こされてしまう。
プリンセスはそれをフェルに伝え、そしてこうも言った。
「私はこの紋様の真実を知りたい。
だから……私をこの城から連れ出していただけませんか?」
今さらパーティに戻れ?
もう遅い、俺は本物の姫と一緒にいるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 22:35:43
27941文字
会話率:26%
最前線は最後尾
最後尾は最前線
キーワード:
最終更新:2022-10-18 23:00:00
212文字
会話率:0%
火薬庫に落ちた火種が燃え盛り、世界の政治も国境線も変えてしまった。四年間に及ぶ初の世界規模の戦争は立ち上がれなくなるまで疲弊することで終わり、世界は平和になるはずだった。しかしそれは二十年の"停戦"にしかならず、世界は
二度目の大戦を迎えていた。
燃える街、拡大する戦線、増大する死傷者。そして拭いきれない喪失感と涙。
先の大戦の敗北から周辺国家を敵にし、世界の覇者として君臨する軍事国家--軍国の兵士として戦う独立特殊大隊の一等兵『錆ウサギ』。
だがある日、血と泥の極寒の戦場から戻った前線帰りの新兵の彼に与えられたのは戦争からかけ離れた平和の花園で過ごす"お嬢様の護衛"だった!
世界の人々に悲嘆を撒いた残酷な戦乱の時代にも恋に勉強、部活に委員会で憩いの一時を。
人を殺め続けた男の娘軍人と学園に守られた籠の中の癖ありお嬢様たちの学園生活が始まる。
「でも、忘れてはいけないよ。世界は戦争しているということを」
「私の手は汚れてますよ」
「私は好きです」
「あいつだけは赦さない、絶対に」
「遊ぼうよ、せーんぱい」
「私を愛して、お兄ちゃん」
「私たちどうなっちゃうのかな」
「それでも私は、あなたを守り抜きます」
「たとえ軍国が負けても、君が隣で笑ってくれるなら私は幸せだよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 11:00:00
254708文字
会話率:51%
遥か未来の地球、滅亡の危機に瀕していた人類は不完全なワープ技術で宇宙へと進出、さまざまな惑星へと移り住んだが、ある日を境に起死回生の手のはずだったワープ航法を失ってしまう。
散らばった星々に取り残された人々は、その地で独自に生き残ること
を強要された。
ここにファルブスと言う名の一つの星がある。ここに移住した者たちは、地球からの独立を転機に支配権をめぐっていつ終わるとも知れない争いを繰り広げていた。
退役軍人であるジェイル・マクドナードは、前線には近いが要所ではないちっぽけな村で何でも屋を営んでいた。
ある時、必要物資のために近くの町に買い出しに出た彼だったが、そこで新兵器を巡った争いに巻き込まれてしまう。
それは自己の性の反転、幼馴染との再会、陰謀渦巻く軍への復帰、かつてのライバルとの邂逅の始まり。
事態は大きく動きだし、長年成しえなかった終戦への道筋となっていく。
注意点
1・本作品は戦争物のような何かです。戦争物に付随する汚いものや過激なものが描写される可能性があります。何か、ですのであまり期待せずおおらかな生暖かい眼で見てください。筆者の軍事知識はガン〇ムで止まっております。ご容赦。
2・R15は保険です。グロがあったりちょっとエッチな描写があるかもしれません。初期プロットでは終盤に女性の尊厳が少々傷つけられる場面がございます。お気を付けください。
3・SFと銘打ってありますがSFとは少し不思議の略です。なんとなーくでゆるーくお読みください。頑張ってつじつまみたいなものは合わせるつもりです。
4・本作品は不定期です。著者の書きたいゲージが溜まった時だけ執筆されます。気長にお付き合いください。プロットと各イベントなどは決まっておりますが、それらを繋げるのが面倒で苦手なタイプの著者です。失踪しても笑って許してちょ。
5・誤字脱字、おかしい描写、よくわからない場面、展開などありましたら気軽にご指摘ください。ご期待に沿えるかは別です。努力します。善処します。
6・書きたいアイデアだけはたくさんあるのでうっかり別シリーズを始めるかも。なお執筆速度は亀のごとし。漫画見たーいゲームしたーいプラモ作りたーいなろう読みたーい。なろうの投稿をしてる全ての方はこの衝動をどうしているのでしょうか畏敬の念を覚えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 23:57:59
16485文字
会話率:13%
見習い魔女のエルザは、母親のうっかりで国立魔女学校ではなく国立魔術師学校に入学させられてしまう。入学式当日エルザの入学を喜ばない生徒がエルザに攻撃魔法を仕掛けるも、エルザが無意識に発動している反射によって防がれる。それを見た魔術師学校長はエ
ルザを校長室に呼び出す。ちょうどその時エルザが住む共和国に隣国の帝国が攻め込み、魔術師学校の生徒は問答無用で戦地に連れて行かれる。エルザは魔女なので戦地に行く必要はなかったけれど、魔女学校の校長がエルザの特技魔法をリークしたためエルザは最前線に送られてしまう。そこで大魔術師と遭遇、そこから見習い魔女エルザの物語が始まります。
ノベルアップさんにも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 07:09:34
76669文字
会話率:65%
ヴィヴィアーヌは「伝説の聖女」の曾祖母と同じ美声を持つと評判の伯爵令嬢だ。しかし、音痴が原因で聖女に選ばれなかった。聖女が唱える光魔法の呪文が「聖歌」であるため、音痴では困るのだ。その後「伝説の聖女」と同じ美貌を持つと評判の妹リリアーヌが聖
女に選ばれ、次期当主の座も婚約者も失ってしまう。
傷心のため領地に引き籠ること数か月。ヴィヴィアーヌに新たな縁談が舞い込んだ。ベルタン辺境伯の嫡男ロジェである。この辺境は「魔物の森」と呼ばれる広大な森に面しており、魔物討伐の最前線であることから危険地帯と嫌厭されている。いわば娘を嫁がせたくない相手のナンバーワンである。
ヴィヴィアーヌは、ここにいるよりはマシだと辺境へ向かう。しかし、温かい歓迎を受けてマシどころか居心地が良い。ロジェへの愛が芽生え始めたある日、魔物の大群が襲来して…………。
容姿にコンプレックスを持つ可愛い声の伯爵令嬢が、幸せになるお話です。
全21話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 13:00:03
66987文字
会話率:33%
大陸の最強国家ロウマンド王国。その力の源泉は、体系的な軍事体制と比類なき軍事力。そのため、軍部は大きな力を持ち、貴族や庶民のエリートはその中で成り上がることを目指す。
この国において貴族の長男以外の男子は、軍に入り、前線に送られて国
や家のために名誉の戦死を遂げるのが常だ。しかし、名門貴族マラキアン家三男エル・マラキアンは死にたくない。
そこでエルは、窓際部署と言われている国境警備隊に異動しようと画策する。もちろん、そんなことは国も家も簡単には許してくれなかったが、あらゆる手を尽くしてエルは希望の異動をなんとか実現した。
異動してすぐは、平和そのものだった。歩くだけの簡単な見回りに、機械的な入国審査、立っているだけの警備、書類作成は定型文をチャチャっと書けばおしまい。のんびりした辺境ライフに浸っていた。
だが、詰所で休憩していたエルの元に届いた知らせが、それを一変させる。
それを皮切りに、次々と降り注ぐ無理難題。
窓際って聞いていたのに、めちゃくちゃブラックなんですけど!
これは、理想の窓際ライフを手に入れるために奮闘する男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 19:00:00
385598文字
会話率:49%