10年ぶりに故郷に帰って来た。
15年前の約束を果たすために。
そのためには、あの大きな桜の木の元へ行かなくてはならない。
その前に、ほんの気まぐれで立ち寄った、昔なじみの喫茶店。
そこで制服を着た女の子二人が、興味深い話をしていた。
なん
と、この10年で言い伝えの内容が変わってしまっているというのだ。
それでも、俺は行かなくてはならない。
約束を果たす・・・・・・ただそれだけのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 14:00:00
9149文字
会話率:34%
4月下旬、人気のない山道の林道で起こったこと。
最終更新:2022-04-14 05:25:26
1202文字
会話率:24%
宅配便で働く瑞穂が、突然出向を命じられた出張所は、山の上の神社前……
営業は月水金の週三日
一日の来店客は数えるほど
暇を持て余しながら夕刻、ふと見つけた見慣れない扉は、違う世界への入り口だった――!?
『あちら』と『こちら』が交わる時間
にだけ営業する、狭間の宅配便屋
荷物はあちらの世界から、こちらの世界で暮らす『あやかし』たち宛てのもの
従業員は、コミュ力高いチャラめの美青年(実は性悪?)白狐と、見た目クールな家事完璧美青年(かなり辛辣!)烏天狗
これまで知らなかった世界にうっかり足を踏み入れてしまった瑞穂の、驚きの日々――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 20:00:00
103293文字
会話率:42%
山に住む天狗と少年の交流。
カクヨムにも投稿してます。
KAC2022に参加作品。
最終更新:2022-03-15 22:37:27
2104文字
会話率:44%
古典落語「天狗裁き」をループ物と解釈し、その原案となる「羽団扇」と比較する事で、そこに盛り込まれた教訓的要素を考察します。
※ 本エッセイの末尾に、黒森 冬炎様より頂きましたFAを貼らせて頂きました。
最終更新:2022-03-06 10:38:54
3913文字
会話率:2%
人を喰らう鬼―――それを狩る者、通称“鬼狩り”。
悪鬼蔓延る世において、鬼狩りを志す白髪の少年。名を鬼道丸。
彼は師からの試練として、仙格を得た守護霊である“猿”“狗”“雉”をお供にし、各地で鬼を狩るよう言われる。その為、彼はそれぞれ
の守護霊が住む霊地を目指し、長い旅へ出るのであった。
そんな旅の道中で出会った謎の少女リン。彼女が抱える秘密とは…
果たして鬼道丸は三者三葉の守護霊達をお供にすることができるのか!?
そして、師匠が課したこの試練の真の目的とは…。
作者の好きなものを詰め込んだ趣味小説。時間が許す限り、ごゆるりとお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 02:01:05
3297文字
会話率:26%
世はヒーローによって平和がもたらされた世界。やがて、英雄は俗世に染まっていく。
最終更新:2022-03-05 00:00:00
4890文字
会話率:52%
帝国の辺境、深い森の中にあるトリブルク村で料理人をしているきのこ好きの少女、マリアンネ・エーファ・ヴァルトミュラーはその男装姿から「マリアン」という男性名の愛称で呼ばれていた。マリアンの家には「第一子はトリブルク村領主リーンハルト伯爵家の
料理人にならなくてはならない」という決まりがあったが、現在伯爵家の後継者は不在であり、幼馴染の料理店で働く日々を送っていた。しかしある日料理店に現れた客の青年エマヌエル・フォン・リーンハルトが村の新領主としてやって来たと分かり、平凡な生活は一変!
森の恵みをたっぷりいただく(きのこ多めの)ごはん系ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 18:31:03
8627文字
会話率:50%
天狗たちが平和に暮らす「御山(おやま)」が、ある日突然何者かに襲撃を受けた。
襲撃者は退魔の術を使い、天狗たちに壊滅的な被害をもたらす。その襲撃者は、この国に住まうすべてのあやかしの存在を根絶することを目論んでいた。御山で天狗に育てられた
人間の少年・葵は、復讐のため、襲撃者の陰謀を阻止するため、一人御山を立つことに。旅の途上で出会った仲間と共に、葵は戦う
*不定期更新
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 17:00:00
19723文字
会話率:43%
天導師・寸道天女は、死を迎えようとする魂を天乃世へと導く任務を遂行していた。
悪人ではないが曰く付きの心を持った魂は、天乃世の門を潜ることができないからだ。
天女は三人の魂を天乃世に送るため、鴉天狗のテンと共に『心のやり直し』をさせる。
順調に任務を遂行していた天女だったが、思わぬ結末へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 07:00:00
105152文字
会話率:57%
西暦1610年。南蛮貿易の玄関口、長崎の沖合い。ポルトガル船が爆沈したノサ・セニョーラ・ダ・グラサ号事件が発生。同船にて劣悪な境遇に置かれていたある黒人は、辛くもこの惨事から生き延び、現地の漁師たちの厚い手当てを受けながら、少しずつ心を開い
ていく。
一方で、死んだと目されたアンドレ・ペソアも人知れず生存しており……。
野望、打算、悲願、恩讐、求めるところを異にする者たちの意志が入り乱れた先に戦火が上がり、戦場に烏天狗が舞い降りる。
史実を元に、今日まで残る伝承を絡めた時代劇アクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 23:39:27
164126文字
会話率:36%
妖怪と呼ばれるもの達との小噺、オムニバス。
天気雨が降る中、幼児に絵物語を読み聞かせる妖狐のはなし──『薄くて分厚い雨の向こう』
間抜けな鬼と女子高生のはなし──『』
美しい蛟と田舎の祖母の家へ遊びに来た女子大生のはなし──『』
田
舎の学校の図書館で文車妖妃と出会った男子生徒のはなし──『』
学校裏の山中で鵺と出会う学校一の美少女のはなし──『』
田舎の学校へ赴任してきた新任教師と猫又のはなし──『』
烏天狗の子を助けた剣道部所属の男子中学生のはなし──『』
更新は順不同。
鉤括弧内にタイトルがあるものは更新済となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 07:00:00
13324文字
会話率:46%
母親から育児放棄されていた少年空色はある夜、美しい女の鬼と出逢う。
帰る場所もない空色は鬼に屋敷で養われるのだが、そこでは狐の妖怪(男だが、見た目は女)や空色を拾った鬼が愛情を教えてくれた。
人ではない彼女らが、初めて空色に暖かな人間らし
い生活を送らせてくれたのだ。
まだ幼い空色は小学校に通うことになるのだが、そこは、妖怪達が人間界で通う学校だった。
同級生には鴉天狗の子供(将来の無二の親友) もいて!?
この作品は「魔法のiランド」にも掲載していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 07:08:20
22206文字
会話率:24%
ある日、突然両親を妖怪に殺された、少年は必死に逃げて鞍馬山へとたどり着く。そこで1人の少女を助けた。
同時にそこに現れた、天狗に強くなりたいと願う。
10年後、少年は成長し、光と名乗った。
そして光は守るべき者が現れた。
それは10年前に守った、あの人だった。
名をサクヤと名乗ったその人を襲う者は、10年前両親を殺したあの妖怪だった。
師匠が言うにはその妖怪は神格化された妖怪の中でも最強と言われ、人間の世界を陰で操り、裏で人間の歴史を作り、人間は絶対に勝てないと言われていた。
世界中の人々はその妖怪を様々な名で呼び、日本では鬼神と呼ばれていた。
そして光は鬼神の血を飲んでいる。それによって光は超人的な力を持ったが同時に鬼神の血に苦しめられていた。
10年の時を経て再び現れた鬼神。
あの時は逃げることしか出来なったが、今、光はサクヤを守らねばならない。
平安の世が終わり、鎌倉の時代が始まり、妖怪の世界と人間の世界が織りなすこの世界で光は最強の鬼神と戦う。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-02-03 21:38:04
126407文字
会話率:40%
主人公の恵夢はあまり喜怒哀楽を感じられない人生に飽きていた。受験も近い中、唯一楽しいと感じる推しのVTuberの配信をグダグダと観ていたそんな日々・・・・・・
突然近くの街で大きな彗星が落下して...
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最終更新:2022-01-31 21:18:18
870文字
会話率:15%
この物語りは、『笑い声の神様』と『泣き声の神様』が、村の子どもたちと繰り広げる物語りです。
笑うこと、泣くことと感情とが、どんな関係にあるのか、あるいは泣いたり笑ったりする姿を見て、どう人は感じるかなどを、二人の神様、四人の子どもたち、
カラスや雷様、カラス天狗とのやり取りで表現しました。
感情と一体で発する声と顔の変化は、自分を表現する基本です。そのことの不思議さや、大切さ、そしてそれを見て、更に感情が生まれ、また泣き笑う。
これは産まれたときから授かった、まさにコミュニケーションの基本です。このことを、大切にしたいという思いで、今回の作品の制作にあたりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 09:54:32
3160文字
会話率:92%
天狗の不思議な力を学ぶ『天狗の学校』の日常をとおして、生徒の子天狗たちが成長する過程を、ヒューマン的に描いたもの。
先生の大天狗は、子天狗たちの独り立ちにおける、大切な考え方を子天狗から引き出し、自らが学ぶ姿勢を促している。
作品にお
ける言葉遣いは、仏法の修行に近いものを、分かりやすく表現した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 14:26:40
2820文字
会話率:64%
許嫁の雪女と同棲するサラリーマンの男「姫神夏樹」
そんな彼に横恋慕する九尾の狐
そんな3人と可愛い式神や妖怪たちと共に
日常系ほのぼのコメディーです
ちょっと妄想的に
ちょっと艶っぽく
彼らが織りなす日常のドタバタ劇を楽しんで頂ければ幸
いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 14:30:40
267505文字
会話率:29%
御手洗涼(みたらい すず)が所属する研究室の福本教授が行方不明になった。指導教員代理としてやってきたのは、講師の天利優鷹(あまり ゆたか)。若くイケメンで優秀な彼は女子学生に人気があるが、涼は彼のことが苦手だ。ある日、天利は福本教授を探す
と言って涼を連れ出す。最後に教授が目撃されたという、民話収集のために向かった山村には、神隠しの話が伝わっており……。
昔話には『うら』がある――民俗学講師の天利と女子大生の涼が、昔話の裏側に潜む怪異と謎に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 00:03:25
39351文字
会話率:40%
鞍馬寺に住み着いた魔女を追い出してほしいと天狗に頼まれたあんじー。だが魔女はとんでもない大物だった。果たしてその正体とは?鞍馬山を舞台に魔女とあんじー等が激突する冒険譚
最終更新:2022-01-16 02:47:42
11569文字
会話率:54%
曇り空の夜。
天狗たちは星に似た明かりを見に、人間の街を見下ろしていた。
流れ星、流星群、銀河鉄道……。
街の明かりを星空に見立てて遊ぶと、天狗たちは満足して暗い夜空へ去っていった。
最終更新:2022-01-13 22:39:42
1244文字
会話率:45%