戦争とは、国同士が直接争いあうもの。
時には英雄の奮闘の末、栄光ある勝利を掴みとることもある。
それらは全て未来の中の歴史に刻まれ、後世の代に語り継がれる、一種の英雄譚の扱いとなる。
だが、それはスポットライトをあてられた、生えある場所であ
る。スポットライトが当たる場所には注目されるが、もちろん当たらないところもある。光もあれば、闇も存在する。鏡合わせみたいに。
この物語は光の当たらない物語。
未来に伝えられることはない1人のちっぽけな人間が紡ぐ、英雄譚。
光のある英雄譚の対になる誰にも認知されない影の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 22:02:02
31111文字
会話率:27%
星暦1654年、こちらの世界と魔界とが繋がり、地上は瞬く間に魔獣と血で満たされた。異界からの侵略者により小さな国は一瞬にして滅び、大帝国も大きな損害を被った。
この凄惨な出来事を後に人々は ”大崩壊” もしくは ”大災害” と呼んだ。
時
は流れ星暦1658年、生き残った国々はそれぞれ街を再興し、なおも地上に潜む魔獣たちの攻撃を阻止しようと対策を練った。
大陸随一の巨大国家、ヴェーデルフィア共和国。この国の住民の安全は確立されており、都市の防衛能力は世界で最も高いと謳われていた。
しかし、その絶対的な防衛能力を築き上げていたのは、年端もいかぬ子供たちだった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-21 15:09:51
4905文字
会話率:28%
内閣総理大臣の影山綱正は、秋葉原での演説中に、某国の刺客によって暗殺されてしまう。
死後、前世の記憶を保持したまま彼が転生したのは、五つの種族が存在する異世界の大国コーデルネシア。彼の国では、種族間の差別が深刻だった。そんなコーデルネシア
を変えるため彼は、力ではなく、言葉で、言論で国を変えようと、再びこの異世界で政治家になることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 12:28:19
2142文字
会話率:30%
数十年も続いた戦争が杖の一振りで終わる。
そんな事が出来る位強い主人公が、気ままに過ごす物語です。
最終更新:2017-08-28 15:00:00
1514文字
会話率:43%
人間以外の生き物が生息する奇妙な世界。その世界で、全く面識がないはずの二人の運命が交差し、世界はやがて大きな戦争を迎える。
世界の始まりに封印された過去、そこから広がる新たな命。何が正義で、何が悪なのか。紐解かれていく真実に世界は涙した――
。
※別サイトで完結した作品を一から作り直したものです。こちらでは「獣妖人と僕」で投稿していましたが、諸事情により投稿を断念せざるを得なくなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 16:04:44
189828文字
会話率:40%
唐突に異なる世界に現れた御薬袋(みない)義一。
学校には毎日通うが成績は中くらい。
そんな彼が異世界(?)に。
精霊、鬼、アトゥム教団。
この世界は彼に何を与えるのだろうか。彼はこの世界に何を与えるのか。
鬼が世界を喰らう前に。
※戦争の
描写あり(の予定)。人種差別の描写あり(の予定)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-09 06:39:22
6272文字
会話率:53%
日本優先党党首佐倉真との密談
最終更新:2017-07-13 19:28:40
4520文字
会話率:63%
日本優先党党首佐倉真との密談
最終更新:2017-07-10 18:50:03
1836文字
会話率:60%
1876年 アメリカ アラバマ州 メキシコ湾岸にあるプロテスタント教会、そこでは日夜、おのれの犯した罪を贖おうと多くの人々が、教会牧師ダニエラ・ホークスのもとを訪れていた。そして11月のある冬の晩、顔を隠したひとりの男が、ホークス牧師のも
とを訪れ、おのれが犯した罪を密やかに告解しにやって来て……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 21:50:52
14157文字
会話率:37%
とある世界にガーランド王国という国があった。
強大な軍事力と広大な面積のその国を人々は畏れたが、慈愛と民族融和を実現した素晴らしい国だった。
王国には国の平和を守る近衛四騎士団と呼ばれる部隊があった。これは、その騎士団長達の戦いの物語であ
る。
注意
この物語には現実の中世に沿う形に似せている為、グロテスクな描写や差別的な描写が数多く登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-11 22:53:03
54052文字
会話率:42%
激動の時代を生きる少年少女が、自らの起源を探し求めて、戦場へと身を投じていく物語。
物語の舞台、リリニア立憲王国が存在するリリニア地方は帝国ヴェルギニアの異教徒を集めたゲットーとして巨大なスラム街が点在する植民地のようなものだった。
産業
が栄えるとともに、リリニアの人々は帝国での自分達の不遇に抗うようになっていき、長い抑圧から解き放たれようという願望は強大な帝国を何十年にも渡って苦しめる内戦となって現れた。結果、ヴェルギニア帝国はリリニアの地に王国を設立する事を認める事となるが、国王として祭り上げられたのはヴェルギニア皇族の血を引く者であり、当然その実態がヴェルギニアの植民地であることに変わりはなかった。
帝国の傀儡王家の下でリリニア人は相変わらず劣悪な扱いを受ける。差別と迫害の中で、リリニア人達はますますその団結意識を高めていき、いつしか自分達の国を作ることこそがリリニア人の至上命題となっていった。
そうした民族意識を実現したのがリリニア立憲王国初代国王、アルフレッド・ルートヴィヒであった。
今から110年前、イルカイ・デーゲンハルト率いる革命軍は、リリニア地方を古くから治める小さな貴族の当主を国王に祭り上げ、リリニア立憲王国の設立を宣言した。7年間にわたる革命戦争は、帝立リリニア総督府の陥落と傀儡王家の逃亡によって革命軍の勝利に終わる。
以来、リリニアは鉱山から産み出される豊富な資源を武器に帝国からの独立を保ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 21:10:47
14681文字
会話率:20%
2030年、4月7日、日常は崩壊した。東京を始めとする日本全国の都市部に黒い繭のような生物が現れた。無数の赤い目を持つその怪物は無差別に民間人の虐殺行為を繰り返し都市機能を完全に麻痺させる。自衛隊が派遣されるも、ミサイル弾き飛ばすくらいの強
さに歯が立たず壊滅。生存者は地方への避難を余儀なくされた。その侵略は拡大する、そして世界は滅びる、人々はそう考えた。しかし繭の動きは都市部で止まる、高層ビルが立ち並ぶ都市でしか、彼らは移動出来無いのであった。死者は約1000万以上、世界史上最悪の災害として歴史に刻まれたあの日から10年。地方に住む人々の日常は続くと、思われていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-03 20:41:55
2589文字
会話率:39%
20××年、高速復元補助細胞『FRA細胞』の開発成功によって同性間での生殖が実現した。
男女はやがて互いを必要としなくなり、じわじわと対立は深まる。
やがてFRA細胞の誕生から20年、男女は細胞の所有権を巡り戦争に突入。過去類を見ない規模で
世界中に広がった『男女大戦』は、核兵器を多く保有していた男性連合の勝利に終わった。
が、その結果世界は日本列島以外の全てが焦土と化し、生き残ったのは男性500万人に対し女性100万人。
その大戦から100年が経ち、女性によるテロリズムが横行する日本。
海軍学校主席の生駒銀次郎は、家隷のたまと一緒に散歩に出かけるが……
『それを愛と、呼べますか』
※全部フィクションです。また作者は男性蔑視も女性蔑視もしていませんことをご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 01:49:27
65812文字
会話率:49%
樹李が生まれ育った村は突然奇襲してきた国軍により壊滅
両親をなくした樹李 は 傷を負いながらも逃げ切った
そんな樹李を助けてくれた義理の両親
美紀&大牙夫妻に育てられ心優しい青年に育っていく
しかし美紀&大牙夫妻が住んでいる町は昔樹李の生
まれた村を奇襲し壊滅に追いやった
国軍がいる王国だった
樹李が住んでいた村と王国の考えが違い
最初は翻弄されるが徐々になれていく
いろんな人々に出会い 自分が経験した過去を胸に青年は
どう生きていくのか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 16:08:41
1915文字
会話率:94%
神山帝国の姫であるひなたは、好奇心旺盛で活発な女の子。
「誰かを、愛する喜び。誰かを、失う悲しみ。」「差別や身分の差」「様々な人と出会い」
様々な思いや、経験が彼女を強く聡明な女性へと成長させる。
最終更新:2017-03-07 00:01:11
24506文字
会話率:68%
「外面の美しさだけが求められる現実
人々が戦争をし、争い続ける現実
金が人を支配し力のない者が排除される現実
偏見が暴虐を生む血も涙もない現実
差別の渦が人を飲み込む現実
人々が欺瞞の中で作り上げた、現実が続く未来を、
この社会の価
値観を破壊して失われた未来を再建する!」
主人公、雛は突然異世界に飛ばされ、元素の力を宿したエレメンタルカードの使い手、哲学者に選ばれる。
その力を得て、そして目にした現実。
悲しみを知り、切なさを知り、もどかしさを知り、悔しさを知り、人が今まで見てこなかったことを知った。
だから、この足で立ち上がって、考えて、切り開く未来。
再生でも、建設でもない、そう再建なのだ、と。
*差別的表現がある場合がありますが決して差別を助長させる意図で書いたわけではないことをご了承ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 13:42:23
102876文字
会話率:55%
「私」は社会学者で友人からアメリカに関する面白い論文のネタを見つけたと連絡が入る。
そして一人のイスラム系のアメリカ人に会うことになった。
だがその時、生きるために抗ったが抗えなかった一人の人間の話を知ることになるとは想像していなかった。
最終更新:2016-11-30 20:46:37
7739文字
会話率:46%
歴史の転換点と呼ばれた日
世界情勢は数々の大戦を乗り越え一時の平穏を取り戻しつつある夏の出来事だった。
平穏と言っても実質、国家間の関係は既に修復不可能であり、大戦の影響により資源の減少は尚の事
そんな折、旧アメリカ合衆国で一つの革命が発
表された。
それは歴史を覆す発見であり、一種のオカルト要素でもある発見だった
当時は超能力と呼ばれた力だったが、ある特殊な方法を用いて脳を刺激する事によって超能力を扱う事が出来る....といった一種の都市伝説だ。
だが、実際には超能力の使用は現実的であり、脳科学者で神童と言われた、ゴールド・ルドルフがそれを科学的に立証し、ルドルフ自ら
戦に身を投げ能力による虐殺とまで揶揄された一方的な戦争を引き起こし能力者の力を誇示した。
脳力と表現されたり、魔法、能力、様々な表現が施されたその力は絶大で現代兵器が力の象徴でもあった当時では、新たな近代兵器(?)である能力に
胸を躍らせた者も少なくない、だが同時に重火器と能力者の優劣を競い合う時代の到来でもあった。
世界はそれを重く受け止め、能力者開発に力を注ぎ五十年が経つ頃、変革の時が足音を響かせ確かに歩み寄って来ていた。
それは確かな足音であり、能力者と非能力者との差別意識が高まりつつある近年では破滅の歩みでもあったのだ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 19:00:00
36566文字
会話率:31%
人間と怪物の全面戦争、第二次ラグナロク終結後、人間と怪物の間に和平協定が結ばれ、世界に平和と平等が生まれた。だが、依然として怪物への差別は根強く残り、特に唯一の女オークであるカーリーは人間からも同族のオークからも迫害されてきた。そんな彼女は
ある日、気丈な性格から婚期を逃した姫ルナと出会って・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-05 22:40:18
4040文字
会話率:52%
転生した世界で人間に報復し前世の鬱憤を晴らしていく。それが俺の目的だ。俺のチート能力は死んでも生き返るというありふれたもの。(ただし一万回までの回数制限あり)被差別階級オークと協力して人間たちを殺し尽くす、犯し尽くす。また権謀術数の限りをつ
くしてオークの国を作ることを目指す。征服した人間の女たちで構成されたハーレムあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 21:57:30
14695文字
会話率:44%
少し遠い未来。我々の住む天の川銀河が、大まかに3つの巨大国家により統治されている時代。
価値観や人種の違いによる差別や区別は相変わらず残っており、ヒューマンを筆頭とするヒューマノイド至上主義国家、太陽系連合(SSU)と、全ての種族の平等と戦
争の無い平和主義の国家、ファルーシア惑星系同盟(FPSA)による戦争が勃発した。
力で他を圧倒するSSUと違い、平和主義であったFPSAは軍隊を持たない国家だが、何もせずに国を蹂躙されるつもりは無く、歴史上初めて軍隊を組織し、抵抗した。
しかし、軍事に対するノウハウは無く、俄作りの軍隊はSSUの精鋭軍に圧倒され続けていた。この物語は、そんなFPSA軍に従軍する、一人の獣人の記録。
初投稿、初小説作品です。
筆者の国語力が低いために、読みにくい箇所や表現力の無さが多々あるかと思いますが、生暖かく見守っていただければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-25 20:21:51
46130文字
会話率:33%
ありきたりなファンタジーもの
人間、エルフ、そしてドワーフや魔族など多種多様な種族が存在した。
種族間の戦争が絶えない中、人間の勇者とエルフの賢者の一行がそれを沈め英雄と讃えられた。
一時的に平和になった世の中で権力争いから身を引いた彼ら
は、隠居し時が流れた。
表面上は種族間の争いは無くなったものの、差別意識は未だ残っている時代になった。
二人の英雄の息子であり、ハーフエルフのカイが様々な差別や困難を仲間達共に乗り越えて騎士になっていく物語。
※無知だけど無双クラスの主人公が無双するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-11 23:35:47
20032文字
会話率:39%