X(旧Twitter)のお題などで不定期に書いている、基本ショート・ショートほどの長さのシリーズです。
探偵と銘打っていますが、探偵要素は全然ありません 笑
各話は独立していますので、どのお話からでもお読みいただけます。
この作品は自サイト
、エブリスタ、Pixiv、クロスフォリオにも掲載しています。
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簡単にキャラ設定をまとめています。
■三浦 昇(みうら のぼる) 24歳
小学生の時、「探偵のおじさん」に助けてもらったことがある。
それ以来、もらった名刺を宝物に「絶対にこの探偵事務所で働く」という目標を持って生きてきた。
一途で基本真面目。所長や先輩にはよく振り回されている。
■諸見 雪孝(もろみ ゆきたか) 32歳
三浦が勤める探偵事務所の現:所長。祖父から引き継いだ。
現実的で非科学的なものを認めない。
オンオフがわりと激しめ。好きなものには執着が強いタイプ。
■田野上 梓(たのうえ あずさ) 28歳
三浦が来るまで、唯一の所員だった。
基本的にクール。二人のことは軽くあしらいがちだが、二人の仲は応援しており、温かい気持ちで見守っている。
お茶請け(お菓子)に目がない。
■桐原 綾人(きりはら あやと) 33歳
記者だが、情報を集める手腕に長けているため、雪孝には情報屋扱いされている。
雪孝とは腐れ縁。
ちょっと迫力ある見た目で背も高いため、威圧感を与えがち。
口ではなんだかんだ言いながらも、雪孝のことは頼りにしている。
‥‥・*・‥‥‥‥・*・‥‥‥‥・*・‥‥‥‥・*・‥‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 00:00:00
10780文字
会話率:54%
ある日世界に異形の怪物達が現れ、人々を襲った。怪物達に科学兵器等の人類の攻撃はほとんど効果がなく、人々は追い詰められていた。
そんな時、怪物達に対抗する者達が現れた。それはかつて魔女、陰陽師、超能力者等…非科学的とされていた力を使う者達
だった。
そして世界中に所謂、異能と呼ばれる怪物達に抗う力を持った者達が生まれたのだ。
藤嶺刀夜は両親が怪物との戦いで命を落とした事を切欠に、戦いとは離れ、平穏に生きたいと願っていた。
しかし、幼馴染や、大切な人達を失いたくないという思いと怪物達と関わりたくないという思いの間で揺れていた。
自分には力が無いと知りながらも、大切な人を守る為に力を求め、戦いから離れたいのに、大切な人の為に戦う事を決意する
この作品はカクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 08:58:23
3886文字
会話率:44%
【同一・類似設定大歓迎、連絡不要】☆設定☆中世から近世初期の西洋風で魔法のある異世界が舞台。魔法は、五歳まで超高価な色付き真珠を身に着ければ魔力が備わる(胎内夢と髪の毛の色も影響する)という条件で限られた人だけが、教育と鍛錬で使えるようにな
る。限定魔法なので魔物系は存在しないが(いたら非論理的とつっこまれそう)、獣や絶滅したはずの恐竜・翼竜がいて、色付き真珠を利用し火等を噴く獣や恐竜・翼竜を人為的につくり出せれば、それを魔獣やドラゴンと言えないこともない。それ以外の魔物、魔人、獣人、エルフ、精霊、ゴーレム、ダンジョンは出ないし、異世界転生、転移、召喚もない。信仰対象の神様はいても、神様、女神様が登場して物語に介在することはない。登場人物が誰もかれもが美男美女でもない。それに奴隷、溺愛、モフモフ、イジメ、虐待、BL、GL、ハーレム、孤児院、PC・スマホ・VR系ゲーム、ブラコン、ロリコン系も出ない。魔法では転移、召喚、友(従※)魔、空間魔法、能力一覧表示機能はない。魔法のある異世界という大嘘以外は現在あるもの、あったもの(絶滅含む)は出る、甚だ個人的だが自分で理解できるものは登場するが、何となく非科学的・非論理的だなあと思えるものは出ないという設定。獣人、エルフは知的生命体が同一の星で共存することはあり得ず、別大陸ならあり得るが中世レベルでは交わらないという発想、もしそうなれば映画『猿の〇〇』的だろうなあと個人的見解。ここまで【同一・類似設定大歓迎、連絡不要】です。というか私がそういう物語を読みたい。※従魔は不適切な表現として今後扱われる可能性がある為「友魔=造語:仲間としての聖獣」とするが本物語では登場しない。★物語★以下ネタバレ注意。主人公は貧乏子爵家三男坊のヘンリー、爵位を継げない。将来は鉱山経営に代官として携わる予定で、先ずは王宮事務員になるべく勉強にいそしみ見事合格するが、突然、兄の当主から男爵位を持つ家の娘と婚約しろと言われる。その家から資金援助を受けているようで、それがないと当家の鉱山が立ちいかなくなるらしい。受け入れるヘンリーだが、男爵家は武門の家柄で、軍隊で武功を挙げてこいと軍人養成学校へ進学し必要な訓練を受け即戦地へ赴くことになる、だけど婚約者とは会ったこともなく会う暇もない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 11:05:58
284089文字
会話率:42%
学力エリートや富裕層に支持されている、名門氷輪紅高等学校に通う望月華淋16歳は、日本人特有の黒髪ではなく、黒髪なのにキラキラとラメのように輝き、中側の髪はラピスラズリの美しい輝きを放つ色をしていて、化け物の子と囃し立てられていた。それに付け
加えて物心がついた頃には『妖精』という非現実的な生物を視て、会話を交わし、彼らがくれる莫大な魔力を制御できず、非科学的な不可思議現象を起こし、先生やクラスメイト、自宅や学校周辺の人達までもが恐れ、気味悪がられ、最初はいじめられていたが『関わると祟られる』と、近づかなくなった。
自宅に帰っても気が休まることはなく、両親はそれぞれ別の思い人を作っては自分を邪魔扱いをした。それだけではなく、ストレスの捌け口にされ、暴力、ネグレクトなどを受けていた。家庭は借金を抱えて貧困しているにも関わらず、見栄を張り、外面だけは良く見せていたため警察などには通報されることもないまま毎日をただただ、ロボットの様に過ごして生きているのか死んでいるのか、分かるわけもなかった。
唯一、いつも味方でいてくれた幼馴染であり親友の本田理沙が彼らが原因で死んでしまい、彼女の残してくれた言葉を頼りに学校を飛び出し、家にも帰らず、ただひたすら走って走って力のある限り現実から逃げ出した。
そのたどり着いた場所は辺鄙で神聖的な森に住むルラスィオンと名乗る魔法使いに出会い、運命は180度変わっていくのだった。
「望月華淋ちゃん、君がここに来ることを僕は知っていた。これは運命なんだ。僕の弟子にならないか?」
「は・・・・?ごめんなさい、誰か分からないんですけど・・・・ストーカーですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 01:32:12
21350文字
会話率:40%
この世界に当たり前のように体現し、しかしほとんどの人間には視えない”霊”と呼ばれる存在。
生前の怨みや未練、その強い念から生まれた霊がもたらす災厄に対処する術が呪術であり、それを扱う人間を術師と呼ぶ。
時には悪霊を祓い成仏させ、時
には相手を呪い、時には増益や息災のまじないをかける。
それが呪術師の仕事であり、存在意義となる。
そんな非科学的な力と存在を相手取る術師でありながら、大学生でもあり、骨董品店の店主でもある叶堂千景は、視える人間、視えない人間、様々な人と関わりながら今日も平和な非日常を過ごしていくのであった──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 06:39:08
316982文字
会話率:28%
異世界の存在が発覚して20年の時が過ぎた現代。
世界の主軸は科学でありながらも、異世界の“魔法”と言う非科学的な要素を取り入れ発展の向上期に差し掛かる。
人類もまた、人ならざる者“魔人”との交流を経て、現代に新たな種族を迎え入れる準備へ
と至る。
そして、人類世界と魔人世界の相互理解を推し進める、唯一の国連認定“株式会社”が存在する。
その会社に勤める人間と魔人と魔人間―append―のお話。
※サブタイトルに『本編』と記名していませんが、『甘美な毒』からが本編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 19:55:15
56643文字
会話率:23%
セキュリティ会社に務める葛城仁。
日々の仕事は警備や誰かの護衛。
彼はある事故により非科学的な力に目覚めそれと同時に記憶の一部を失った。
最終更新:2023-03-01 20:00:00
14165文字
会話率:31%
一九四五年一月、第二次世界大戦も最末期に差し掛かった頃…
激戦を続けていた日独米軍の一部部隊が、前線への移動途中に突如として失踪した。
失踪した陸海軍将兵は、地球とは異なる世界…異世界へ飛ばされてしまっていた。
飛ばされた先で目にするド
ラゴンや半獣半人など…
地球上では人々の頭の中にしか存在しえない空想上の生物や、魔法といった非科学的現象の数々を目撃する
当初は、多少のすれ違いがあった日独米の各部隊だったが、転移した世界の現状が分かるに連れて協力することになる
混成部隊を編成した日独米の部隊は、魔王が率いる魔族軍に参入して人間との戦争に赴くことになる
この世界で人間側の最大勢力である連邦は、併合した国々に圧政を敷いて人々から搾取するとともに、協調勢力と共に魔族殲滅を目論んでいた
連邦が占領する地域の惨状を目の当たりにした連合軍は、全員が一丸となって連邦との戦闘に望むことになる
連邦にとってそれは最初は針の穴ほどの綻びだったが、やがて大きな綻びとなった
綻びを修正しようと躍起になった時、連邦は強硬策に打って出た
日独米連合軍と魔族、そしてこの世界に生きる人間たちの未来を掛けた戦いが始まろうとしていた
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「カクヨム」にも掲載を始めました
2020.03.16~
・この物語はフィクションです。
・歴史上の事柄について触れる部分が多々ありますが、
特定の主義主張に関して同意するものではございません。
・また、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 18:00:00
218600文字
会話率:34%
第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞のお題となる過去のタイトルが全て本文中に出て来る作品です。
天才科学者のトラヴィスが研究漬けの毎日の中で、非日常で非科学的な幽霊の少年と出会いその記憶の断片を見て彼が感じた事とは。
な
ろうラジオ大賞応募の超短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 13:06:02
1000文字
会話率:34%
加賀屋孝博は天才だ。
「ね、加賀屋。この前あった夏祭り行った?」
わたしは学校の自動販売機の前で、奢った缶コーヒーを手渡しながら彼に尋ねた。
彼はプルタブを開けながら思案した後、ぐび、と一口飲み込んで答える。
「行った」
自
動販売機の前、コーヒー片手に合理的かつ非合理にわたしと彼は心理チェイスをする。
「加賀屋は幽霊って信じる?」
「非科学的」
尻尾を掴むのはわたし? それとも――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 15:00:00
1000文字
会話率:39%
とある現実から逃げるために島を離れて進学した高校二年生「添崎転夜(そえさきてんや)」は、二年ぶりに、永遠に桜の花を咲かせる万華桜がある、万華島に夏休みの間だけ帰ってきたのだが、そこには信じられない夏休みの日々が始まろうとしていた。
最終更新:2022-05-24 08:22:19
4741文字
会話率:54%
『科学万能』の言葉が謳われる二十一世紀。
その社会の闇の中、『非科学的』として存在を否定された妖怪たちや、呪術を生業とし、人々を苦しめる者たちはいまだ存在していた。
そんな奴らと戦うことができる、一人の青年がいた。
彼の名は土御門護。月華学
園に通う現役高校生である。
そして、平安時代にその名を響かせた「稀代の陰陽師」安倍晴明の子孫である。
修行中とはいえ、警察や探偵では解決できない難事件を陰陽師の術を用いて幾度も解決する……ことはしない。
彼らが解決できない現象を引き起こしたのは、伝承や言い伝えを馬鹿にした人間が引き起こしたもの。いわば、その被害は因果応報。やったことが自分の身に返ってきただけであり、解決してやる必要はない。
それが護の信条であった。
二年生への進級を控えた春休み。幼馴染である風森月美に夢で誘われ、護は単身、出雲へと向かった。
「神の国」と呼ばれたかの地で、護は自分の信条を曲げて立ち向かわなければならない事件に遭遇した。
果たして、その事件の全貌と黒幕の目的は?護は無事に事件を解決できるのか?!
平安の世より千年。科学の力で退けられ、現代社会の影に追いやられながらも、息をひそめ虎視眈々と人々を狙う『闇の存在』に、一人の高校生見習い陰陽師が立ち向かう純和風の陰陽師幻想譚、ここに開幕!
※カクヨムにも掲載中、週一ペースで同日同時刻に投稿します
※2019.1.6 『陰陽高校生』から『見習い陰陽師の高校生活』に改題しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 00:14:02
639908文字
会話率:33%
幽霊。それは非科学的な存在だ。UMAや妖精、精霊、竜、吸血鬼、ある意味では神も非科学的な存在の一つだ。
信じるも信じないも自由だが、否定的な意見も存在する。
しかし、俺にはとても強い霊感があって、幽霊が見えた。
「は〜い、ご飯ですよ〜
」
「今日はカツか! くるしゅう無いぞ!」
「カツって意外に日本酒に合うのよね」
幽霊の中でも特別な英雄級の幽霊、三人の英霊達に懐かれていた。
何故か幽霊に狙われる俺は彼女達に守られながらも、日常となったその日々を過ごして行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 17:00:00
2810文字
会話率:37%
微かな音に、浮上する意識。重たい瞼を開けば、酷く不気味な仮面を被った女がナイフを振りかざしてくる。死を覚悟したその時、右手の指輪が光を放ち、目の前に出現した炎。リオンと名乗る自称悪魔のおかげでエマは助かる。その悪魔リオンはエマを主と呼ぶが
、契約した記憶もなく非科学的な事に戸惑うエマだった。
この作品はアルファポリスとカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 23:17:22
1712文字
会話率:74%
「俺は心の底からファンタジー異世界に転生した主人公を褒めたたえるよ。だってTwi──インターネットがない世界で生きてるんだぜ? 修行したとかチートで活躍したとかそういうことじゃなくて、単純に生きてるだけですごいよ。俺はもう死んじゃいたいもん
。何でって──ファンタジー異世界にTwitterがないからだよ! あのスマホでお手軽にフォロワーたちの何気ないつぶやきを見て、流れてきたリツイートからトレンドを知るようなことがないじゃん? いや本当に尊敬するよ……Twitterなしに生きていける主人公たちを。異世界ならではの楽しみもあるだろうって? 戦いとか飯とか恋愛とか? いやあ、俺の場合ね、実体がない……幽霊みたいな感じで異世界に来たから、そういうのもないんだよね。訳あって自由に動けないから観光とかもできないし。ていうか、観光なんてTwitterでフォロワーのつぶやきを追ったり、リツイートされる写真を見るぐらいで十分じゃね? やっぱりTwitterが最強なんだよなあ。……あ、今『なければ作ればいいじゃない』って思った? 俺もちょっとだけ考えたよ。でもさあ、この世界電気どころか馬車もないし、水道どころか井戸もないんだよ。井戸なしでどうやって水分を確保してるかって? そこがさあ、魔法なんだよなあ。全人類、水魔法が使えて飲み水には困らないんだと。あと情報魔法っていうテレパシーとか翻訳系の魔法もあって、逆に印刷技術は発展してないんだと。いやあ、非科学的だよなあ……。そんなファンタジー異世界の技術力でインターネット作って全世界の人間にスマホ持たせてTwitterさせるのって、冷静に考えたら何百年かかるんだよって話だよな。まず電気からよ? 確か電球が1870年ぐらいに実用化されたから……150年ぐらいか、ごめんちょっと盛ったわ。でもそんなに待ってられないし、俺は退屈で死にそうで今すぐTwitterしたいんだよ。……ってなわけで、眠ることさえ許されないこの身体で、宙に向かって架空のフォロワーに向かって話しかけてみたんだけど……どう思う、フォロワー? ……はあ、何やってるんだろうな俺。ていうか、この女の子全然起きないな。唯一の話し相手なんだから早く起きないかな……。……あ~あ、なんとか楽してズルして、今すぐTwitterをこのファンタジー異世界に作っちゃえないかな~~~!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 14:00:00
253181文字
会話率:58%
私の連載しているエッセイ「新型コロナウィルスについて」より抜粋しています。
忽那賢志の「マスク着用による新型コロナの感染防止効果について」という論考に対して反論しています。これは酷い。政府の御用学者はこれだから困る。
最終更新:2021-09-18 10:00:00
2389文字
会話率:9%
私の連載しているエッセイ「新型コロナウィルスについて」より抜粋しています。
忽那賢志の「マスク着用による新型コロナの感染防止効果について」という論考に対して反論しています。これは酷い。政府の御用学者はこれだから困る。
最終更新:2021-09-18 10:00:00
2471文字
会話率:9%
私の連載している「新型コロナウィルスについて」というエッセイの一部をご紹介致します。
最終更新:2021-08-19 11:07:20
2522文字
会話率:9%
ニューヨークでエンジニアとして働いていた主人公は神の手によって強制的に異世界へと送られる。主人公はその世界でどのようにして生きていくのか
最終更新:2021-09-03 18:07:42
13123文字
会話率:52%
2020年、大気圏上での二つの隕石の衝突。人類は世界の終末を迎えようとしていたが、衝突した隕石は地球に衝突することなく散開。最小限の災害で事なきを得る。
それ以降、世界各地で火、水、風、地などの自然現象を意図的に発生させることが可能な人間、
謂わゆる超常現象と呼ばれていた非科学的且つ説明不可能の現象を創造できる人間が増加していく。
国連は人間が発生させる、もしくはその事象に関連する行為・行動を「法術」と規定し、該当する人間を強制的に保護観察下に置いていくが、人権を求めた者や法術を悪用したテロリストは様々な法術事件を発生させ、国連への反発と批判は高まってしまったことで後に三大法術事件が起きてしまう。
人間の体内に法術に関連する細胞が存在することが発表され、全人類に遺伝子IDの発行と義務化がされたことで各国での法術を利用した犯罪は抑止され鎮静化を迎えた。
2040年以降、世界は法術が日常となりつつあり、今や国の産業となっている。
先進国は法術利用に重点を置いた産業開発、資源開発、軍事開発に国の財を投資するようになっていた。
国内では官公庁に新たに法術省が新設され、以前までの官公庁の業務や事案にですら間接的に関与することが許可され、法術が国家に不可欠なものになっていた。
法術をデジタル化し、素質など関係なく適正さえあれば誰でもダウンロードができ、人生を豊かにできる。
世界では法術ダウンロード可決への賛否が騒がれていた。
人が魔法を使う。そんな話はもはや空想の話ではなくなっている。
しかし、法術犯罪も凶悪化の一途を辿るのだった。
法術省特務公安課の磐城は法術テロの被害者であり、弟を昏睡状態にさせた人物を日々追い求めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 18:00:00
22411文字
会話率:21%
プロローグ
朝日も入らぬ薄暗い部屋の中で、パソコンの光のみが男の顔を照らしている。部屋から出ることなく、男の一日は完結する。自堕落で怠惰な生活。無気力で生きる目的も生きる意味も見出せない男は同じ日常を繰り返していく。キーボードを打つ音と、
マウスのクリック音のみが部屋を埋め尽くし、外は静寂だ。深夜が男の活動時間であった。
今日も、あるはずのない不平不満をネット上の他者に向ける。くだらないと分かっていても自分をこのようにした社会や環境が許せないのだ。ふととあるアニメの絵が目に写る。男はつぶやく。
「俺もアニメみたいにしがらみのない異世界にでも転生できれば...」
だが何も起こらなかった。当然である。
男はこれまでも非科学的で現実離れした妄想を繰り返しては落胆を繰り返していたからだ。
さらにネットを潜り、あるスレッドを見つける。
[世界最古のラノベが見つかった件についてwww]
そのスレをクリックしようとした時、突然の眠気に苛まれ、男は眠りに落ちた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 18:11:07
4198文字
会話率:47%
※タイトルに同居とありますが、同居の話が出てくるのは4話の最後です
<あらすじ>
ある日PC画面に自殺補助の広告が表示された。
どうやら死神が苦しまないように魂を刈り取ってくれるらしい。
死ぬつもりはないが、非科学的な存在を一目見たいと考
えた男子高校生宮代紘希(みやしろこうき)は試しに死神を呼んでみることにした。
※作者が小説を書くことに慣れるまでは週1回のペースで更新します。執筆に慣れてきた、時間に余裕ができたなどで投稿頻度を上げる際は近況ノートやTwitterなどでお知らせします。
※この作品に自殺を助長する意図はございません。
※この作品は他のサイト様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 00:22:29
23685文字
会話率:21%