簾結人は諦めた。心を閉ざすことしかもう残されていなかったからだ。
ではなぜまだ誰かと話したいと思う?生きながら昔に戻りたいと思う?
何故ずっと誰かの助けを待っている?
これは若いが故に閉じ込められた人が自分に向き合えるようになる話だ。
最終更新:2023-04-23 20:00:00
3240文字
会話率:36%
不登校の少女「奈穂」は、たまたま行ったフリースクールで「一華」という少女に出会う。
初めて心を通わせられる友達と出会い、少しずつ前を向いて歩き出す奈穂。
だがある日突然、一華が口をきいてくれなくなる。
奈穂は「裏切られた」と思い、また下を向
いて、心を閉ざすようになる。
高校生になり再会を果たした二人だったが、お互い何も話せずに日々が過ぎていく。
そんなある日、一華がクラスメイトからいじめを受け、自殺をはかろうとする。
一華の抱えていた秘密を目の当たりにした時、涙する。
今を必死に生きる学生たちに贈る小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 00:07:45
34407文字
会話率:23%
人間は死んだ後どうなると思いますか。そう、「お化け」になるんです。
この世界にはその答えを知っている者が大勢居るはず。
しかしそのほとんどの者が口を閉ざす。何でかって?他人に私お化け見えますなんか言えるわけがない。そんなこと口走ったとたん
、変人扱いされるのが落ちだ。
どうせ信じてなんかもらえない。でも、そこには確実に存在している…。
そんなジレンマを持った一人の女「あみ」と、同級生だった一人の男「康平」の物語。
康平はあみと出会い、自分には見えていない世界が存在すると信じるようになる。見えない世界の見えない住人と関わりを持つと、人はどうなって行くのか。
自分では知るすべがない世界…怖いと思いますか?それとも面白いと感じるかも。
ここに書き記された物語、あなたは信じられますか?
■この小説は他サイト「カクヨム」にて「お化けポリス」として同時投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 20:05:29
61369文字
会話率:54%
よくある異世界に迷い込む話だと思っていた。
おちゃらけた楽しい夢だ。
仲間達と過ごす楽しい日々。
そのうち覚めるだろう…。
…であればよかったが…。
旅が進み、やがて知る事になるこの世界の真実に俺は口を閉ざす事しか出来なくなる。
その
瞬間が来るまで…君と笑っていられればいいと…切実に願う!
カクヨム様でも同一なものを掲載していただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 13:13:49
240749文字
会話率:26%
人が発した言葉が色となって見える、いわゆる“サウンドカラー共感覚“を持つ僕・翠(すい)。
幼い頃、あることをきっかけに他の人とは違った世界が見えるようになった翠は隠すために、人に対して心を閉ざすようになってしまう。
そんな翠の前に謎の少女・
葵碧(あおい)が現れる。
どんなに冷たく接しても懲りずに話しかけてくる葵碧にたいして翠は初めて、心を開いていく。
そんな彼女に自身の秘密を打ち明けようとするが、葵碧も自身も秘密を抱えていて、、、。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 02:00:00
445文字
会話率:20%
これはひとりぼっちのわたしがヴェロニカと出会い、《世界》を変えてゆく物語―――――
西の大陸『デュシス』は長い歴史のなかで『魔女』と呼ばれる化け物に脅かされてきた。その魔女の侵攻を防ぐための砦『オラシオン』に、和国からの珍しい留学生として
一ノ瀬七緒(いちのせ・ななお)が迎えられる。魔女と戦う黒猫として。
オラシオンに編入したその日、七緒は傷だらけの美少女と出会う。強く、苛烈でまっすぐな瞳を持つ、自分とは正反対のヴェロニカに、七緒は惹かれてゆくのだった。
七緒はヴェロニカとパートナーを組むことになるのだが、ヴェロニカは七緒に心を開かない。ヴェロニカは半年前、組んでいたパートナーのサラと死別して以来、心を閉ざすようになっていた。一方、引っ込み思案の七緒もヴェロニカに自分の気持ちを伝えられず、互いの力を接続(リンク)させることができずにいるのだった――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 20:46:15
219045文字
会話率:44%
CRAW《クラウ》―神様に呪われました――
何という事もない普通の人生を歩むはずだった会社員――天宮慎二、二六歳は、ある日突然、不幸な交通事故に遭い、その短い人生に幕を下ろした。
慎二が意識を取り戻したのは、全てが曖昧な純白の空間。
どうやら慎二は勇者候補として、異世界に召喚される――はずだった。
しかし、彼の運命は、神の悪戯によって大きく変わる。
その神は、邪神であった。かの邪神はある目的から勇者候補の魂に介入し、その一つの魂を捕らえた。その捕らえられた魂とは、皮肉にも慎二の魂だった。
邪神は三つの呪いをその魂に課す。決して勇者として覚醒することなどない強力な呪いを。
凄絶な激痛を伴いながら三つの強力な呪いをかけられてしまった慎二は、異世界へと落とされながらその意識を闇へと閉ざす。
そして、慎二が次に目を覚ましたのは――
「ピピビィィィィ(なんじゃこりゃー)!」
変わり果てた姿で横たわるジメジメとした薄暗い洞窟であった。
*『カクヨム』にて先行掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 19:00:00
179834文字
会話率:33%
貧しい孤児院育ちのハーフ少女が16歳のある日資産家の養女となる、優しい義父と義姉に囲まれて幸せな暮らしが始まるが愛を知らない少女は戸惑い心を閉ざす、そんな時義姉は愛情を込めて毎日義妹に手紙を渡すことにした、そこから始まる心温まるストーリー
最終更新:2022-03-06 10:12:52
38620文字
会話率:39%
精霊王の娘エリーゼは双子を産んだが子供達の父親である領主ハンスに殺されそうになり精霊王に助けを求めて森へ逃げたが双子の一人エメラディアを取られてしまう。精霊王は怒り森を閉ざす。その森に入り込んで浄化をしたのはエリーゼの娘エメラディアだが、エ
メラディアは魔女ジェシカに名前を取られてジェシカの娘がエメラディアとなる。聖女の力を持つ名無しとなったエリーゼの娘をエメラディアは利用して殺す。5回目の今回は痛いのは嫌なので逃げます。
エリーゼの娘はその日から姿を消した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 23:38:10
106608文字
会話率:36%
両親の不和が原因で、心を閉ざすお嬢様。
彼女は長年仕え続ける一人の執事を側に置き続けていた。
最終更新:2022-01-02 03:50:46
3659文字
会話率:58%
心を開きすぎている
読者(ファン)が死ぬ
心は閉ざすもの
最終更新:2021-09-01 14:42:58
444文字
会話率:0%
ゴミ漁りをしていた少年は、たまたま通りかかった奴隷商人に拾われた。
少年に与えられたのは体を覆うボロ布一枚だけ。
奴隷商人は少年に32号と名前を付けた。
番号で呼ばれ、奴隷として過酷な扱いを受け続けた少年は心を閉ざす事を覚えた。
それは少年に出来る唯一の自己防衛だった。
ある時、魔物に襲われ大怪我を負ってしまった少年は、奴隷商人に森の中に置き去りにされてしまう。
魔物の彷徨く森の中で一人。
不安と恐怖に震えながら死を待つだけだった少年の元に一人の老人が現れた。
老人の名はオルド。
木こりを生業としていた老人は、森で見つけた少年を不憫に思い、家に連れ帰ると看病を始めた。
献身的に看病を続けたとは言え、常人離れした速度でみるみる回復していく少年の姿にオルドは驚愕する。
魔物に受けた傷口は完全に塞がったものの、少年が心を開くことは無かった。
言葉は理解しているらしいが、黙っているばかりで喋ろうとはしない。
それでもオルドは少年を見捨てなかった。
服を与え、食事を与え、若い頃に冒険者として培った知識、人間として生きる為に必要な知識を夜な夜な語って聞かせた。
ある日、オルドは木こりの仕事の最中に魔物と遭遇してしまう。
もうこれまでだと悟ったオルドの前にあの少年が現れた。
「爺さん。まだ、死ぬな」
少年はそれだけ言うと、武器も持たず、素手で魔物をあっという間に倒してしまった。
オルドは安堵した。
自分の命が助かったからでは無く、少年が初めて言葉を発した事に。
だが、振り返った少年の目は魔物のそれだった。
指先から滴り落ちる魔物の血と同じ色。
全身に真っ赤な返り血を浴びて尚、紅くギラつく瞳は人間の物では無かった。
怯えた目で自分を見つめるオルドを見た少年はそのまま立ち去ろうとした。
去り行く少年の背中を見たオルドは、少年に別れの言葉では無く、名を与える事にした。
「待て。どうせ名も無いのじゃろ。たった今からお前の名はレイヴン。レイヴンと名乗るがいい」
「レイヴン……」
噛み締める様に名前を呟いた少年はそのまま姿を消した。
そして数年後ーーー
レイヴンと名付けられた少年は冒険者の街で第二の人生を歩み始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 08:00:00
1272911文字
会話率:42%
豪商の家に生まれたエレノアは、伯爵令嬢にも関わらずお金儲けが大好き。淑女の嗜みなんて二の次で、趣味はもちろん市場調査。
そんな彼女のもとに訪れた縁談は、なんと王国の第3王子だった。しかし彼はワケアリで……。妾の子というだけで城で冷遇され
て心を閉ざす王子。エレノアにも素っ気ない態度をとってしまって二人の行く末どうなるの?!
いえいえ、そんなの上等です!
王族と結婚なんて美味しいじゃないですか!愛を求められないのならば、せめてお金でお返しいたしましょう。
世の中上手く渡るなら、寵愛よりもお金です!
豪商の伯爵令嬢と王子様の奇妙なラブストーリー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 02:19:58
167506文字
会話率:58%
紳士クン3あらすじ
真のジェントルメンを目指しているのに、
生粋のお嬢様を育成する女子校に『女の子』として入学してしまった
当物語の主人公の蓋垣紳士(けだかきしんし)クンは、相も変わらず不本意な日々を送っていた。
そんなある日、紳士クンの
クラスに一人の転校生がやって来た。
名前は凄木令奈(すごくきれいな)といい、
生徒会長にして紳士クンを今の境遇に陥れた張本人である
凄木令(すごくきれい)の妹・・・・・・と、いうのは表向きの話で、
本名は令太(れいた)という男の子だった!
彼も紳士クンと同じく、令の企みで女装をして女子校に通う事になったのだ。
完全に周囲から心を閉ざす令太と、
紳士クンは何とか仲良くなろうとするのだが・・・・・。
紳士クンの新たな不本意な日々が、再び始まろうとしていた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:00:00
77524文字
会話率:23%
心を閉ざす少女・美柳空は、クラスに馴染めずいつも一人で過ごしていたが、クラスメイトの北條燐と小坂花音に声をかけられ、二人と『友達』になる。
しかし数ヶ月後、空は燐と花音が暴行を受けているところを目撃し、空は助けるところか逃げてしまった。
そして空は『友達を見捨てた最低な人間』とクラス内で呼ばれ、『友達』であった燐や花音達にいじめられるようになった。
学校内に空の『居場所』はない。
それでも空はいじめを『自分への罰』だと思い、耐え続けた。
誰にも『助けて』と言わず、いじめに心を痛め続ける空であったが、ある出来事をきっかけに空の人生は大きく変わっていく・・・・。
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半分実話なので、生々しい部分(?)も多分あります。
過激なシーン(?)がありますので閲覧の際はご注意ください・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 10:12:54
354228文字
会話率:18%
日本で有数の大財閥の息子である聖人は、ある夜、屋敷の敷地内にある「立ち入り禁止区域」で、家人の誰の縁者でもない奇妙な少女と、奇妙な出逢いをしていた。
明らかに不審な少女なのに、彼は彼女の事を誰にも告げず、己が胸の内にだけ留め、口を閉ざす。
不審な少女の筈なのに、聖人は二度目に会った時、彼女の事は決して口外しないと約束までする。
一方で、聖人には婚約者が居た。
親が決めた見合い相手で、財閥の息子である彼には、見合いをした瞬間に結婚が決まっているようなものだった。
けれど、聖人は知る由もなかった。
その二つの「出逢い」が、「愛」など興味はなかった筈の彼の運命の歯車を、少しずつ噛み合わなくさせ、狂わせていくことを。
――「愛」を知った時、同時に彼は絶望を知り、「愛」を呪う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 22:56:41
182575文字
会話率:32%
持つものと持たざる者、互いのないものねだりの欲望は歪みを生み、新たな時代を閉ざす。 サルモネは魔法士さえも恐れる大魔法士オズに魅入られて、魔法士の世界に引きずり込まれることになる。そこではじめて魔法士と人間たちの攻防を知ることになる。
生きるものたちの希望、憎悪、悲壮が渦巻くファンタジー。
この作品はエブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 00:00:00
43417文字
会話率:57%
鬼と一緒に書きましたが、途中から私一人で書きました。私の中から幻覚さえも消え失せてしまった瞬間です。私の背中を押してくれたりインスピレーションをくれるモノの消失。本当に精神的に一人ぼっちになって寂しいけど、これが普通の人間なのですね。受け入
れて生きていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 17:08:42
400文字
会話率:0%
たとえダメだと分かっていても……。それでも私は先生が好きなんです!
二年二組の生徒:原田結花(十六歳 高校二年生)
二年二組の担任:小島陽人(二十五歳 教師歴三年目)
小さな頃から自分に自信を持つことができなかった原田結花。
周囲が恋愛
話に盛り上がっていても自分には関係がないといつも蚊帳の外。学級委員という肩書も、それは他に立候補する人がいないから、自分が引き受ければ事が進むという消極的な理由。
そんな彼女が高校二年生の始業式の日の放課後、偶然に教室に忘れものを取りに来た陽人を人生で初めて意識してしまう。一方の陽人も結花には他の生徒とはどこか一線を越えたもの感じていた。
そんな結花は高校二年生の冬に治療をしなければ命にかかわってしまう病気を告げられてしまう。
手術は成功するものの、言われもない噂を流された結花は孤立して追い詰められてしまう。
そんな彼女の味方でいたのは一人の親友と、担任の陽人だった。
陽人は結花を絶対に自らの手で卒業させると決意をするも、周囲の環境に耐えきれなくなった結花は自らの学生としての道を閉ざす。その事実を知った陽人も彼女を追うように教職を辞めた。
そんな二人が再会したのは、結花の母親の友人が開いているカフェレストラン。
お互いの気持ちは同じ。言葉には出ないけれど「今度こそ失敗したくない」。
「教師と生徒」というタブーとも言われてしまう関係を、互いに身を引くことで結果的に突き破った。
それでも、二人の前には乗り越えなくてはいけない問題がいくつも立ちはだかる。
初めての恋心に何度も自信を失いかけた結花の手を陽人は引き続ける。
一方の陽人にも誰にも話していない過去を持っており、唯一それを話せたのは彼女だけ。
それでも、結花は「中卒では先生の隣に立つには申し訳ない」と奮起。
陽人の海外転勤を機に、二人は一時の寂しさを抱えながらも一つの約束を交わした……。
途切れそうな儚い赤い糸を何度も必死に守り抜いた不器用な二人の純愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 20:50:56
158028文字
会話率:40%
式神のミコトは人間になりたいと願いながらも千々に破れ意識を閉ざす。そうして長い眠りの後目覚めたのは見覚えのない場所だった。主大好きな式神とその主の少し歪な恋愛事情。とびらの様主催「人外短編企画」参加作品です。
最終更新:2020-10-04 09:07:59
8022文字
会話率:31%