聖女の座を奪ってしまって、ごめんなさいね? エマさま」
「ルナの祈り」という特別な力に恵まれ、聖女の最有力候補として聖女教育に励んできた公爵令嬢のエマは、一年前に突如として現れた聖女候補のイザベラに聖女の座も王太子の婚約者の座も奪われてしま
う。憐れみや好奇の目に晒されながら神殿を後にするも、厳しい聖女の戒律から解き放たれたことにこっそりと歓喜する。
「やった……! これで私は自由よ! お兄さまのそばにいられるわ!」
王太子との婚約も白紙に戻り、正々堂々と「お兄さま」に恋ができることを喜ぶエマ。
だが、エマの義兄であるアシェルは、エマを溺愛し求婚まがいの言葉も並べ立てるにもかかわらず、エマを完全に妹扱いしていた。
「こうなったら、お兄さまに女性として意識してもらうように頑張るわ!」
晴れて自由の身となったエマは、義兄とともに旅に出て、長年の片思いを実らせる努力を始める。その傍ら「ルナの祈り」を使い、旅先で人助けをし、その噂は遠く王都まで知れ渡っていった。
一方で、聖女の業務をおろそかにするイザベラには批判が集まり「聖女にはふさわしくない」と悪評ばかりが高まっていく。ついには聖女選定の儀に不正の疑惑がかけられ、神官たちは神殿を去ったエマを探し始めて――?
※完結まで毎日お昼の12時に1話ずつ投稿します。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 12:00:00
168891文字
会話率:39%
かつて勇者を目指していたジェフだったが、勇者選定の儀式で聖剣を抜くことが出来ず、失意のうちに人々の前から姿を消した。それから十年の月日が流れ、すっかりやさぐれてしまったジェフの前に、あのとき自分を選ばなかった聖剣が表れて……
最終更新:2023-03-17 21:53:01
13559文字
会話率:40%
貴族の子であるシークは10歳になると受けるスキル選定の儀で謎スキル<スタンド>が出る。義弟のゲイツがスキル<軍神>を出したことで、立場が変わり追放される事に。婚約者のマナはシークが追放される事を聞き、家を出てシークと
共に旅をする事になる。旅の途中で成長していく<スタンド>を使い、無双していく冒険譚である。
※作者は高校生のため更新は不定期です。ジョジョ好きの方には怒られるかもしれませんが、温かい目で見守って下さい。リクエストがあれば、そのスタンドを出すかもしれません。
小説を書くのは初心者なので、そこまで気にせずに読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 10:54:45
1610文字
会話率:58%
アイザックは優秀な皇帝だが、最近ラスコール公爵との男色の噂がある。
その噂を払拭すべく、皇帝が唯一そばに置く女性である、秘書官のエレナはアイザックの婚約者を決めるべき『選定の儀』を行うことを提案する。
エレナは、その儀式を執り行うため
に奔走を始めるが、皇帝は、エレナにもその儀式に参加するように求めてきて……。
男女主従祭企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 18:26:52
29454文字
会話率:38%
<そっちの都合をアタシに押し付けるな!知らん!アタシは二代目大地の魔女だ!>
ここは、人が魔物やその上位種である魔獣、魔人と戦う世界。
ルーベン王国は、魔物、魔獣の大量発生により、滅亡の危機に陥っていた。そこで王は、国中の強者を
集め未来の英雄を見つけるため、選定の儀を行った。すると、四つの光が出現し一つ目は王子、二つ目は騎士、三つ目は冒険者、最後の四つ目は山の方に飛んでいってしまう。その山は、【大地の魔女】という恐ろしい魔女が住んでいると言われている。王は山の調査に姫と騎士たちを派遣すると、山の上の家で一人の少女と出会う。その少女は、とても怠け者のめんどくさがりだか、実は驚く秘密を抱えていて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 00:32:55
29405文字
会話率:59%
亜人国と人間国、それから両国の中立国ニクス。この三ヶ国のみが存在する世界。二度の大戦を経て平和と成った世界。
この平和を維持するが為に、各国の王は次期国王となる王子王女らへ、友好国である相手国へ旅をさせ、互いの内情、思想を理解させる為の
『選定の儀』という儀式を設けた。
そして現在。各国の王子王女らの『選定の儀』が今、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 07:00:00
616411文字
会話率:37%
ドワーフ王国の高貴な血統に生まれたドラグス。
彼は選定の儀で不正を受け、自分より格下の血統の者に負けてしまう。
責任を取って国から出て行った彼は、初めて出た国の外の世界に、段々魅力を感じて行く。
そんな中、素材の採取に夢中になっていた彼は
、崖から落ちてしまい、その衝撃で前世を思い出した。人を助けようとして無念にも死んでしまった過去。そしてその後に会ったリュイスと言う天使。
日本人の記憶が戻った事で、ドワーフの特徴でもある他種族嫌いが緩和された。
旅の途中であった人間の孤児達が見捨てられず、ドワーフの力を使って、彼らが安心して暮らせる村を作る事にした。
なんでドワーフなんかに転生させたのだと、天使のリュイスに詰め寄ったりもしたが、子供達の為に村を作るとなると、ドワーフって結構使える種族だ。
背が低い事だけは、どうしても受け入れられないけどな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 12:23:39
277311文字
会話率:42%
和ノ花国〈ワノハナコク〉歴、568年。
長く冷戦状態が続いていた隣国・大華国〈タイカコク〉と友好条約を結んだ和ノ花国は、十数年ぶりの交易による好景気で国中が華やいでいた。勿論交易の性として、不穏な輩も物品も闇夜を行き交ってはいたが、抑圧
されていた人々があげる歓喜の声はそれらを覆い隠して余りあるほどに強大だった。
陽は濃く、闇はより深く。
時代が移り変わるその最中に、二人の王女は産まれた。
不吉の象徴とされる双子は〈選定の儀〉により、1人は姫として生を与えられ、1人は闇へ葬られる。
そうして1人は花をとり、1人は剣をとった。
これは混乱の世を生きる少女たちの、光と闇の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 00:49:51
6222文字
会話率:20%
「シュタール伯爵家息女カロリーナ。此度の皇太子妃選定の儀に皇太子妃候補として参加を命ずる。」
ある日突然届けられた勅書によって皇太子妃候補になったカロリーナ。
報せを受けた同年代の貴族の子女は酷く動揺した。
『カロリーナって、誰?』
全く意
味のわからない人選の理由はただひとつ。
学校の総評で無難な成績の上級貴族というだけ理由で皇太子が恋人フローディテアの競合相手(咬ませ犬)として選んだのだった。
高い能力があれば庶民でも皇后になれる。
優秀なフローディテアがその力を知らしめ、何の問題もなく皇太子妃として認められるーー
皇太子とその恋人が書いた筋書きに、幼い頃からカロリーナに傅いているばあやは失笑した。
「お嬢様を咬ませ犬に選ぶとは、とんだ阿呆にござりまするなぁ…」
斟酌なし!友情なし!恋愛感情一切なし!
敵役(咬ませ犬)に選ばれた正体不明のステルス令嬢がシンデレラストーリーを淡々とぶち壊す?
「いいえ、そちらの自損です」
※R15は保険です。車もでません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:02:25
34514文字
会話率:42%
神々の頂点、神界の統治者である主神が忽然と姿を消してから百年。
統治者不在に痺れを切らした神々が、新たな主神を選ぶ儀式【選定の儀】の開催を宣言した。
世界の行く末を決めるこの人間を使った神々の戦争に、13歳の傭兵ラーズは死をきっかけに参加
することになる。
しかしラーズを自身の代理人に選んだ神レグルスは、主神の座はおろか選定の儀にも興味はなかった。何だったら選んだラーズにも。
「あの結局、その選定の儀で僕は何をやればいいんですか?」
「詳細は僕も知らない。」
「えっ!?」
「あ、でも大丈夫大丈夫。今回管理を担当するメル曰く現地に案内人ってのがいて、それに従っていればいいみたいだし、まぁ~長生きでも心がければいいんじゃないかな?」
「えっ、命の危険があるんですか?神の代理人なのに??」
「それは君の行動次第じゃない?」
ろくな説明もされず神々の戦争の舞台となる異世界メノへ送り込まれたラーズ。
待ち受ける数々の試練を乗り越え、最終目的地である【真なる椅子】へ到達できるのか!?
これは13歳の傭兵ラーズの数奇な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 08:00:00
11075文字
会話率:25%
マッサージ店を営むルークのもとに、ある日突然騎士たちがやってくる。ルークが『国王選定の儀』の候補者の一人に選ばれたと言うのだ。
候補者達の中で『最高の伴侶』を見つけた者が国王になれる『国王選定の儀』。
他の候補者は、引きこもりの第一王子とル
ークを迎えに来た麗しい騎士。
一体だれが最高の伴侶を見つけて国王になれるのか?そして最高の伴侶とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 21:00:00
11636文字
会話率:46%
聖女候補となったロベリアは、中二病ど真ん中のお年頃。 妄想で練り上げた暗黒神に憧れて、勝手に女神に敵対した挙句、汚い手段を使って聖女選定の儀式から逃げ切ります。 でもその中二病の正体は、天使オルティが反抗期に作った暗黒設定、王子が演じていた
闇キャラ、兄の恥ずかしいポエムという、あらゆる黒歴史に影響を受けたハイブリッドものでした。 中二病真っ盛りのロベリアが、中二病を克服して黒歴史を隠匿する方々の傷をグリグリと抉り、「あーっ」とさせるお話です。 ノリと勢いで5話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 12:10:31
19091文字
会話率:67%
剣と魔法の世界にて繰り広げる学園ファンタジー。
魔族と勇者たちが百年に渡り戦争を続けている世界。勇者だった亡き父親に強い憧れを持つ少女剣士リィン・ダージィは自分も勇者になる為に勇者養成学園の門を叩く。
しかしリィンに剣の才能は無く、
二度も入学試験に落ちてしまう。
そして三度目、才能の代わりに奇策を用意して何とか入学試験を突破した。
その後、選定の儀――女神が生徒の中から勇者を選定する儀式――の見学許可を特別に貰い、さっそく見学に向かうも、何とその先でいきなり女神と出会う。
そこで何故か口づけされ、そして何故か勇者としての証を受け取ってしまうのだった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 01:00:00
155487文字
会話率:44%
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで
初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 12:00:00
45271文字
会話率:41%
「私が、白妃……?」
白虎の守護を受ける白の国では、皇族男子が成人すると同時に次代皇帝の妃を選ぶ「白妃選定の儀」を行うのが伝統だ。葉紫星は、後宮勤めをすることになった当日、突然第四皇子・天翔のための儀式に参加させられ、白妃に選ばれてしまう。
そんなばかな、と思うものの、儀式の結果は絶対で!?
白妃が選ばれたことで、立太子された天翔。だが彼は「皇帝にふさわしいのは自分ではない」と言い、すべてを紫星のせいだと怒り出す。
一方、突然訳も分からぬ儀式に参加させられ、白妃に選ばれた紫星もそんな天翔の態度に怒りを覚え、二人の仲は初手からサイアク。
そんな二人が、あれこれ乗り越えて心を通わせる中華風ファンタジー。
※不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 00:42:10
13543文字
会話率:34%
女の子に迫ってくるトラックから助けた代わりに死んだ蒼葉遥は異世界に転生する。
その異世界では、2つの大陸があり1つは人間だけの王族を頂点に5つの職業 剣士 魔法士 貴族 僧侶 市民で管理されている大陸。だが、その大陸ではその5つの他に禁忌と
されている職業“賢者“という、どの枠にもハマらない職業があった。そしてもう一つの大陸は自分で職業を自由に選べ、様々な人間以外の種族が住んでいる大陸があり、こちらでは賢者は英雄として称えられていた。この二つの大陸は相反する思想によって対立していた。そして人間に転生したハルカは10才になるとみんなが受ける選定の儀式で賢者と言われてしまう。禁忌の職業になってしまったハルカは殺させそうになってしまう。そんなハルカは、この世界で何をするのか、そしてなぜ賢者が禁忌とされているのかハルカは世界の嘘を暴く為、世界に立ち向かう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 23:00:00
2219文字
会話率:30%
世界の創造主たる竜神の末裔、竜人(ドラゴノア)。この世界の支配者の椅子に座すことを許されるのは、竜人か、竜人に見初められ契りを交わし番(つがい)となった人間のみと古来より定められている。
人間は、満十五歳になると、竜人が定めた法によって
竜人が番として選ぶに相応しい『素質』を備えているかどうかを調べる『選定の儀』に参加することが義務付けられている。竜人たちは、そこで高い素質を備えていると選定された者の中から、自らに相応しいと眼鏡に叶った者を己の番として選ぶのだ。
だが──突如として儀式に割り込んできた一人の竜人の男はこう言い放った。「俺は此処にいるミラ・ユッタと契りを結び、生涯を捧げる剣であり盾となることを此処に宣言する」と。
竜人族で最も高い地位と権力を有する一族の嫡男セトに見初められた人間の娘ミラは、『素質なし』の烙印を押された平凡な庶民から、一夜にして次期王候補の花嫁へと成り上がってしまったのだった。そればかりでなく、セトの兄弟であり彼同様に次期王候補の一人でもある三人の男たちにも気に入られてしまい──
これは、何の変哲もない平凡な人間の娘と、彼女を一途に愛する若き次期王たる竜人の青年と、彼女を妹のように溺愛し親友のように接する兄弟たち、そしてそんな彼らの周囲を取り巻く人々と環境に翻弄され笑い涙する、そんな希望と絶望が織り成す小さな恋物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 21:11:57
80730文字
会話率:42%
5歳の選定の儀式において、「もふもふの加護」を得た主人公のアナスタシア。
しかしそれは義父である侯爵の求めていた加護ではなかったため家を追い出され、領地に戻ってくることも禁止されてしまう。
アナスタシアは前世の記憶を頼りに、のんびりのほほ
ん、もふもふライフを生きるために幼い身体で奮闘してくのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 07:21:02
138044文字
会話率:60%
閉鎖的な田舎の村に住む少年トン・デモンズは、養父や義兄から虐められていた。
そんなトンも14歳になり、スキル選定の儀式を受ける。
だがトンが授かったのは《マスターキー》という謎のスキルだった。
《剣聖》の義兄からは、家のカギすら開けられない
ザコと馬鹿にされてしまう。
トンは内気な少年で、心にカギをかけ、本音を閉じ込めて生きてきた。
だが幼馴染を奪われそうになったことがきっかけで、そのカギを《マスターキー》でぶっ壊す。
トンの中の隠れていた本当の力が覚醒し、見事幼馴染を守り抜く!
さらには《マスターキー》につて学ぶにつれ、その本質が明らかになっていく。
使い方さえ理解すれば、あらゆる宝箱、制限を解放し、最強へと至るチートスキルだったのだ!
トンは最強のアイテムとスキルを手に、新たな世界へと旅立つ!
※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 20:17:08
52749文字
会話率:32%
閉鎖的な田舎の村に住む少年トン・デモンズは、養父や義兄から虐められていた。
そんなトンも14歳になり、スキル選定の儀式を受ける。
だがトンが授かったのは《マスターキー》という謎のスキルだった。
《剣聖》の義兄からは、家のカギすら開けられない
ザコと馬鹿にされてしまう。
トンは内気な少年で、心にカギをかけ、本音を閉じ込めて生きてきた。
だが幼馴染を奪われそうになったことがきっかけで、そのカギを《マスターキー》でぶっ壊す。
トンの中の隠れていた本当の力が覚醒し、見事幼馴染を守り抜く!
さらには《マスターキー》につて学ぶにつれ、その本質が明らかになっていく。
使い方さえ理解すれば、あらゆる宝箱、制限を解放し、最強へと至るチートスキルだったのだ!
トンは最強のアイテムとスキルを手に、新たな世界へと旅立つ!
【こちらは連載予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 19:18:36
7557文字
会話率:29%
約160年前、世界は勇者達と魔王による大きな争いが起こり、勇者達の勝利により世界に平和が訪れた。
平和な今の時代では、選定の儀で能力を授かることが出来るようになり、強い能力を授かったものは「冒険者」になる事を夢見た。
とある東に存在する
村、「ギラフォス」にて選定の儀が行われ、剣豪に選ばれた「アスハ・ガリバール」という少年と、能力が授からなかった「フォーマ・ギアル」がいた。
アスハは、フォーマの幼馴染で賢者に選ばれた「ミリカ・フロール」と共にフォーマを馬鹿にしていた。
だがある日の夜、選定の儀を行った場所でフォーマは隠し通路を見つけ、とんでもない能力を手にしてしまう。
その能力は、龍の力を自在に操る事が出来る超越者
龍魂使い(ソウルドラグナー)である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 10:00:00
2083文字
会話率:49%