俺は異世界に転生した。
そして得たスキルは<水ひっかけ>という水を引っかけるスキルだ。
物凄いゴミスキルらしく、俺がその持ち主と判明した時両親は泣いた。
でも、使っているうちにだんだん疑問に思えてきた……本当に俺のスキルはゴミなのか?
最終更新:2024-11-22 00:08:28
75182文字
会話率:25%
『ひたすら明るい、バカな物語』を追求した、ドタバタ・ラブコメファンタジー。
舞台は中世風ファンタジー。
この世界ではサキュバス・ヴァンパイア・エルフをはじめとした西洋モンスターが多数派で、
いわゆる『日本妖怪』は差別を受けている世界だ
った。
そんな世界に、主人公「ナーリ・フォン」は異世界に転移してしまう。
彼に与えられたスキルは『合法侵入』。
これは相手の家に身分を怪しまれずに上がり込めるというだけのゴミスキルであった。
この能力を使って、他人の家でご飯をご馳走になりながら生きていたナーリだが、
ある日妖怪『あかなめ』にであう。
彼女の話では、
「自分たちが住んでいた砦が、サテュロスの盗賊たちに奪われ、仲間が奴隷にされてしまった」
とのことであった。
そこでナーリは『合法侵入』のスキルを利用してサテュロスたちを退治し、
奴隷たちを助けだす。
さらに、助けた奴隷たちに『妖怪の総大将』として祭り上げられたナーリ。
しかも、ひょんなことから自身の名を、
『ぬらりひょん』
と間違えられて覚えられてしまう。
そして、
・ナーリの垢が大好きで、いつも体を嘗め回そうとする底抜けの馬鹿「アカナメ」、
・ナーリのことが大好きでヤンデレ気味だけど、本当は自己評価がすごく低い「雪女」、
・ナーリを「お兄ちゃん」と慕う、猫のようにかわいらしい幼女「スネコスリ」
・気さくな性格で、ナーリと親友のように接してくれる男性「手の目」
といった、個性豊かな妖怪たちとともに、日本妖怪をまとめ上げながら、
妖怪たちが差別されない世界を作るため、活躍をしていく。
カクヨム・アルファポリスでも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 17:39:14
128199文字
会話率:45%
アイザック伯爵家の長男として生まれたエルヴィス。彼は十六歳となったある日、スキルの儀を受けることになる。
レアスキルであることを期待されていたエルヴィスであったが、彼が授かったのは【装備マスター】という『どんなものでも装備することができる』
ゴミスキルだった。
【剣神】というレアスキルを授かった双子の弟に跡取りの座がうつり、エルヴィスはアイザック家の恥晒しとして、『魔の地』に追放されてしまう。
道中、魔物に襲われるエルヴィスだったが、そこで彼は【装備マスター】の真価が分かる。
【装備マスター】は、ありとあらゆるものを装備し自分の支配下におけるスキルだったのだ!
エルヴィスは凶悪な魔物も、敵の攻撃も、聖獣も装備(支配)し、自由気ままに暮らしていく。すると、いつの間にか『魔の地』も発展してきて……?
一方、エルヴィスは失ったアイザック家は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 19:50:00
9893文字
会話率:31%
クルト・グラーフは、幼馴染たちと最強の冒険者を目指していたが、彼のスキル「テイム」は冒険者としては弱く、仲間からパーティを追放されてしまう。自分を無力だと感じ、絶望に沈むクルトだったが、ある日、彼のスキルが突然進化し、強力な「コマンド」へと
覚醒する。テイムした生き物たちを大規模に指揮し、複雑な命令を与えられる新たな力に目覚めたクルトは、この力を武器に、再び仲間たちに認めてもらうため冒険者としての道を再び歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 22:17:36
1693文字
会話率:24%
あらすじ
ダンジョンが地球に出現した、そして人類にはスキルが一人一つ配られた。石井歩(イシイアユム)は"武器作成”というスキルをもらう。だがこれがゴミスキルだった…
最終更新:2024-09-07 21:22:59
9876文字
会話率:2%
とある異世界の王国から異世界召喚された高校3年生のタツノスケ。
召喚の特典として授かったスキル「旗手」を、召喚主である王様にゴミスキルだと言われ追放されてしまう。
だがそれは、王様の上から目線でエラソーな態度が気に食わなかったタツノスケが、
ワザとゴミを装ったからであった。
これは、タツノスケが異世界での安住の地を求めてあちこち彷徨いながら、時にはスキルの真の能力「フラグを立てる」で無法者を成敗したり、そんな気ままな旅のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 01:00:00
114730文字
会話率:41%
【集英社WEB小説大賞奨励賞を受賞しました】
神童ラグナス・ツヴァイト。
ラグナスにはレベルの上昇が人よりも格段に速いという天性の才能があった。
ゆえに、彼は「神の申し子」と呼ばれ皆から期待され、もてはやされていた。
ある日、10歳にな
った少年少女に執り行われるスキル開花式に彼も参加をする。
これは、その人物にみあった特殊なスキルを人生に一つだけ授けてくれるありがたいもの。
しかしスキル開花式で彼が授かったのは「レベルリセット」と呼ばれる最悪のゴミスキルだった。
毎日、日が変わる瞬間にレベルが1に戻るだと?
「神の申し子」たる彼の能力を全て無に帰すそのスキルを手に入れたばかりに、彼の人生は転落していく。
手のひらを返す同級生、家族、そして幼馴染。
全てに裏切られ、孤独となった彼は世界を恨みながらも旅に出る。
しかし彼は気付いた。ゴミスキルだと思っていたそれが、とんでもないチートスキルだったことに。
俺を見限った奴ら、全員思い知るがいい。
この力でもう一度神の申し子として蘇ってやる。
2020/5/4Twitter始めました。
更新通知等はこちらから
https://twitter.com/5utjOsfqU04MUiW折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 02:10:56
345724文字
会話率:35%
地球では無い、何処か不思議な世界。
そこには、『ゴミスキル』とけなされる、幾つかの役に立たないスキルがありました。
主人公は、一人暮らしの少女マロン(8歳)。
彼女は、不味くてどうしょうもない『ゴミスキルの実』の美味しい食べ方に気付
きます。
以来、巷の人々が見向きもしない『ゴミスキルの実』を食べ続けると…。
何の役にも立たないと思われていた『ゴミスキル』がなんと。
唯我独尊の妖精アルト、日本からの残念な転移者タロウに振り回されつつ。
マイペース少女マロンの冒険が始まります。
はて、さて、どうなる事やらww
この物語はアルファポリスに先行して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 20:00:00
3001802文字
会話率:18%
・短いあらすじ
神がかったスキルを授与できる神官が、左遷先の村で魅力的なキャラに囲まれながら伝説をつくっていくお話。
・ちゃんとしたあらすじ
人間が神から「スキル」という異能の力を授かる世界。
数々の強力なスキルを授かった英雄たちが、歴
史に名を刻んできた。
――太古の戦争においてたった一人で戦況を覆した魔導士。
――大国に蔓延した流行病を根絶した治癒士。
――剣の腕で右に出る者無しと謳われ、幾千もの魔物を討伐した剣聖。
そんな英雄たちの影に隠れた、けれど決して忘れてはならない不可欠な存在。
それが、スキル授与の儀式を行う「神官」である。
ある日、少年神官として従事していた主人公リドは、教会の上司である大司教から左遷を命じられてしまう。
大司教の主張は「公爵家の令嬢に意味不明なスキルを授与したから左遷を命じる」というもの。
リドは授与したスキルの有用性を説くが、かねてからリドを疎ましく思っていた大司教は聞く耳を持たなかった。
そうして、愛猫である黒猫シルキーと共に辺境の地へと追いやられることになったリドだったが、これが伝説の始まりだった。
そう――。
この時、リドを強引に左遷した大司教は知らなかったのだ。
リドがたった一人で最強種であるドラゴンを討伐できるほどの実力を持っていたことを。
そして、伝説級のスキルを自由に授与できるという規格外の能力を持っていたことを――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 20:14:14
235407文字
会話率:50%
「枯れ木に花を咲かせるスキルだとぉ!? 何という役立たずスキルだ! 貴様のようなゴミなど追放だ!」
ある日突然、クラスメイトたちと一緒に召喚された主人公。
「花咲かじいさん」という能力を授かったが、ランクはEXのハズレ枠、しかも「枯
れ木に花を咲かせる」だけの役立たずスキルなどいらないと城から追放されてしまう。
しかし追放先で魔物に襲われた主人公は能力が覚醒し、かぼちゃをジャック・オー・ランタンに変えてピンチを切り抜ける。
「花咲かじいさん」がとても強力な能力だと判明した主人公は、一緒に追放された美少女二人とともに身を守るため『居場所』を作ることにする。
はじめは何もないどころか汚染でマイナスだった土地は、主人公の能力で土壌が改善され豊かな農地になり――
やがて追放された人々が集まり、互いに強くなって――
――いつしか最強国家となって君臨するのだった。
「枯れ木に花を咲かせるーー無生物に生命を与える魔法ーー!」
これは異世界に召喚されて理不尽に追放された主人公が、農業で土地を発展させつつ、童話をモチーフにした能力で無双していく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 19:10:00
103398文字
会話率:51%
スラム暮らしのロイはある日お前は勇者だと言われたが、実はそのスキルは器用貧乏というどう考えてもゴミスキルだった。
それでも勇者として魔王を倒す為魔王領まで向かうのだが……。
器用貧乏で無双は出来るのか。人間と魔物、正義と悪とは何なのか。
頑
張っただけ報われたい勇者の英雄譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 20:00:00
2428文字
会話率:50%
「お前はもう俺様たちのパーティには必要ないって言ってんだ!!」
平凡な社畜サラリーマン、向井 誠。
気づけばファルス・オーヴァルとして異世界に転生していた。
ファルスはモンスターの襲撃によって故郷を失ない、冒険者として生きる事にな
る。
そんなファルスに与えられたスキルは【魔力無効化】だった。
どんな魔術もモンスターの魔力攻撃も無効化する万能スキル……と思われたが、実は自分自身の魔力までも全てが無効化されてしまい、そのせいで普通ならもっている「スキルによる身体強化」すらなく耐久力がゼロ、回復の魔力も無効化するため回復力もゼロ……というハズレスキルだった。
E級という最低ランクにスキル指定されたファルスはパーティからも追放されてしまう。
さらに所属していた大教会からも追放され、住む場所すら失ってしまう。
そんなファルスだが、実は【魔力無効化】は自分だけでなく他人やモンスターの「魔力そのもの」を無効化し、さらには武器や防具の魔力すら無効化し、あらゆるものを弱体化できる最強のスキルだった。
そんなことを知らずにファルスを追放したパーティは崩壊していくことになる。
一方でファルスは自分の大ファンであるルーキーや、スキルの力で力を制御できなかった怪物たちに懐かれて生き、新しいパーティを結成することになる。
それは世界最強パーティの始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 12:11:29
129173文字
会話率:33%
この世界では15歳になると、【スキルの儀】誰もが例外なくスキルを与えられる。
魔王を討伐した勇者パーティーに大きく貢献したと言われている魔術師ーーーモートン・グリアントの息子であるユリア・グリアントは当然魔術師向きの最強スキルが授けられる
だろうと周囲の人間は当然、厳しい修行を全うしてきた自分も最強の魔術師になれるスキルだろうと期待されていた。
しかし与えられたスキルは《クリエイティブモード》というスキル。
【スキルの書】にすら載っていないこのスキルは最初こそは新たなスキルか!?とその場を騒がせるが詠唱をしても何一つ魔法は発動せずゴミスキル扱い。
反対に、兄達は《極寒の魔術》や《魔法剣士》などの最上級スキルが与えられ、圧倒的な魔法を披露する。
代々最上級のスキルを与えられてきたグリアント家にゴミスキル持ちが居るのは面汚しだとモートンに家を追放されてしまう。
しかし、少女を襲っていた男との戦闘をきっかけにスキルの使い方が分かる様になり!?
ゴミスキルだと思われていた《クリエイティブモード》は全てのスキルを習得でき、喪われた魔法をも使え、更にはアイテムも無限に取り出せる最強のスキルであった。
襲われているところを助けた第三王女や、入学試験で虐められていたブルマの女の子、更には天使やバハムートにまで溺愛され……。
それを耳に挟んだモートンはユリアを家に連れ戻そうとするが当然戻る訳が無い。
今更、戻ってきてくれと言われてももう遅い。
皆に溺愛されて幸せだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 18:31:57
59664文字
会話率:36%
ごく普通の女子大生の私は、聖女として異世界に召喚された女の子に腕を掴まれ、異世界転移に巻き込まれた。
着いた途端に私は「ゴミスキル」扱いで捨てられそうになったけど、何とか美人だけど怖い王子とその人のイケメン騎士のお陰で、なんとか追放は回避。
でも、それが良くなかったのか、私を巻き込んだ「聖女様」は、どうしても私を追放したいみたいで、彼女の護衛騎士に騙されて森に捨てられてしまった。
一人寂しくぼんやりしていたら、それまで使えなかった「ゴミスキル」が発動した。
“ポイント交換を開始しますか?”
なに、この神スキル!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 00:00:00
931725文字
会話率:33%
突然講義中に周りの生徒ごと異世界に勇者として召喚された大学生、白井行人。
しかし、彼に与えられた称号は勇者ではなく『人類の敵』の証だった。彼は半殺しにされ迷宮に廃棄されてしまう。
しかも、彼に与えられたスキルは、デメリットだらけだった
りゴミスキルだったり挙げ句の果てには魔獣が幼女になったりするスキルで……?
ステータスはゴミ同然、スキルは正体不明でデメリット多発、向かう世間は敵ばかり。そんな名前だけの「人類の敵」は魔獣たちとともに進み続ける中で、異世界だけでなく元の世界までも包む暗雲に巻き込まれていく――。
第一章完結!
ほのぼのタグがありますが、だいたいシリアスです。
タイトル変更しました。『勇者として召喚されたけど俺は人類の敵だそうで迷宮に廃棄されました。』→『その魔獣使い、人類の敵につき。』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:30:00
299778文字
会話率:49%
あまりにも巨大な力の為に【恩恵】が文字化けしていると女神に言われた。
俺は文字化けを解除する為に13年の月日を費やした。
そしてある【恩恵】を女神から告げられた。
しかし、その恩恵はゴミスキルだった。
更に女神が俺の前から姿を消した。
ある人が言った。
「あんた詐欺にあったんだよ」と…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 06:10:20
63666文字
会話率:30%
異世界の主役は転生者でも転移者でもなく、そこに住まう者達である。
これは、異世界に住む者達の日常を描いた作品です。
最終更新:2024-03-01 05:00:00
356057文字
会話率:53%
「京真さん、端的に申し上げますと貴方は死にました」
「いや、端的すぎねぇ?」
気付けば目の前に立っていた女神にそう告られた俺。
異世界に飛ばされる際、スキル《もらう》という意味の分からないスキルを授与され、とんだ使えないゴミスキルだと嘆くも
......?あれ?家も聖剣も手に入ったよ?これ最強スキルじゃね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 18:08:23
9705文字
会話率:37%
生まれたときから虚弱体質で非力なライトニングは、五才の頃に教会で【スキル鑑定の儀】を執り行うことになった。
結果は、100年に一人の割合でしか発生しない【固有スキル】持ちと判明したのだが……その固有スキルがソロ専用の『レアドロップ』であり、
スキルの代償効果として【ステータス1固定】になってしまうという最悪で最弱な代物だった。
モンスターを倒すと低確率でドロップアイテムが手に入るスキルなのだが、パーティーを組むとその効果は無くなり、しかしソロだと【ステータス1固定】なために、まともに戦うことすらできないという、なんの役にも立たない上にデメリットがキツ過ぎるまさにゴミスキル。
親に見放され周りからもバカにされ、村を追い出されてしまい人生に絶望したライトニングだが……ひょんなことから、たまたま通りがかりにスライムを倒してしまう。すると『レアドロップ』スキルが発動し──!
ライトニングの人生は途端にヌルゲーとなった!
スライムがドロップした【召喚の杖】により、最強クラスの美少女精霊を使役することができるようになったライトニングは【ステータス1固定】でありながらソロでもSランクのモンスターを倒す最強の冒険者と成り上がる。そしてどんどん【レアドロップ】の沼に嵌まっていくのだった──!?
『レアドロップ』で最強アイテム無双!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 20:07:40
56263文字
会話率:37%
「だって私、落ちぶれ勇者の成り上がりが、何よりも大好きなんです!」
異世界から勇者として選ばれた主人公は、しかし駄女神によって、【ステータス最弱】・【絶対に役に立たないゴミスキル】・【地獄難易度のダンジョンスタート】という三重苦を背負わ
されることとなる。
唯一、地球からアイテムを持ち込める権利を与えられたものの――こだわりの強い女神によってダメ出しを受けるのでほぼこの権利は遂行されることはない。
しかし、そんな絶望の末に駄女神をぶん殴れば……瞬く間にレベルが上がっていくことが発覚した!
最弱の勇者は、これまで培ってきた教養やモラルと引き換えに女神を殴り倒し……一般人の枷を捨てて、最凶へと成り上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 20:00:00
123081文字
会話率:22%
「絶対に2人で探索者になりましょうね!私たちで大迷宮の謎を解き明かすの!!」
小さい時にした幼馴染との約束。
子供ならば誰もが思い描く夢物語を叶えるために、テイク・ヴァールは大迷宮を攻略する探索者になった。
しかし、テイクには探索
者としての才能が皆無であった。戦闘力は極わずかで、子供の頃に発現したスキルも【捨てる】という意味不明なもの。加えてパーティーメンバーにも恵まれず、テイクはいつも誰かに扱き使われて虐げられるという地獄の日々を送っていた。
そんなある日、テイクは6年間所属していたパーティーをクビになる。理由は単純明快、役立たずだから。有無を言わさずパーティーを追い出されたテイクは自身の境遇を嘆き、渇望した。
「強くなりたい」と。
そんな思いに呼応するかのようにテイクのスキル【捨てる】は【取捨選択】に進化する。進化したスキルの効果内容を見てテイクは驚愕する。それはステータスを奪えるというものだった。
そしてテイクは選択することとなる。
このままゴミのように捨てられて夢を諦めるのか、それともこの悔しさをバネに奮起して自力で幼馴染との夢を叶えるのか。
選択は二つに一つだった。
これは一人の非力な少年が分不相応な夢を叶える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 20:29:18
529681文字
会話率:36%