聖女の座を奪ってしまって、ごめんなさいね? エマさま」
「ルナの祈り」という特別な力に恵まれ、聖女の最有力候補として聖女教育に励んできた公爵令嬢のエマは、一年前に突如として現れた聖女候補のイザベラに聖女の座も王太子の婚約者の座も奪われてしま
う。憐れみや好奇の目に晒されながら神殿を後にするも、厳しい聖女の戒律から解き放たれたことにこっそりと歓喜する。
「やった……! これで私は自由よ! お兄さまのそばにいられるわ!」
王太子との婚約も白紙に戻り、正々堂々と「お兄さま」に恋ができることを喜ぶエマ。
だが、エマの義兄であるアシェルは、エマを溺愛し求婚まがいの言葉も並べ立てるにもかかわらず、エマを完全に妹扱いしていた。
「こうなったら、お兄さまに女性として意識してもらうように頑張るわ!」
晴れて自由の身となったエマは、義兄とともに旅に出て、長年の片思いを実らせる努力を始める。その傍ら「ルナの祈り」を使い、旅先で人助けをし、その噂は遠く王都まで知れ渡っていった。
一方で、聖女の業務をおろそかにするイザベラには批判が集まり「聖女にはふさわしくない」と悪評ばかりが高まっていく。ついには聖女選定の儀に不正の疑惑がかけられ、神官たちは神殿を去ったエマを探し始めて――?
※完結まで毎日お昼の12時に1話ずつ投稿します。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 12:00:00
168891文字
会話率:39%
王太子が聖女を妃とする、と発言した。
そうして、本来の婚約者である公爵令嬢には、そのまま自分に仕えよとも。
令嬢はさっさとその場を逃げ出して、両親である公爵夫妻に報告した。まあ、当然ですよね。
※ふんわか設定です。
※カクヨムにも掲載して
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 19:00:00
3867文字
会話率:40%
卒業記念パーティ、通称:卒パ に、最終学年の学生は皆参加しなければなりません。
主人公の令嬢ステラには婚約者がいます。
でも、最近は学園内ですれ違っても目が合うことが無く、お茶に誘っても断られ、卒パのエスコートの約束も無いまま、とうとう卒パ
当日になり……。
微エロ表現あり。
言葉遊びあり。
目指すは日間ランキング圏内だけれど、ムーンでライトな異世界よりも遠い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 22:29:27
3381文字
会話率:44%
魔女の呪いによって無限に死ぬ男の話。
せっかくループを脱出できそうだったのに……
※二話完結です。
最終更新:2022-03-03 14:00:00
2127文字
会話率:8%
麗しい王太子と芋臭い悪役令嬢の二名により繰り広げられる、婚約破棄もどきの愛の劇場。パーティー会場に響いた――「私は、君との婚約破棄を検討することを視野に入れてしまう心構えになりつつあるのかもしれないことを、ここに宣言する!」という王太子の不
明瞭な戯言は参加者一同から無視された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 23:12:23
4146文字
会話率:23%
婚約破棄もどきで幽閉されちゃった?
なんで〜!解説くださ〜い!
(作者…聞かないふり。)
執筆中小説の整理のため投稿します。
完結の予定はついていません。
最終更新:2019-11-14 16:02:34
7154文字
会話率:22%
ヒロインな姉に著しく苦労してきた。
お世話になったお嬢様にまで迷惑をかけるなんて。
もう、切り捨ててよくないですか?
折角衆人環視で喚いてくれてるし。
最終更新:2017-09-20 01:58:39
8702文字
会話率:51%
子供から大人になる十年の時間は、長くて、本当に長くて。たった一つの幼い約束だけを信じていることなんて、できるわけがなかったの。あなたも、――わたしも。
最終更新:2016-01-14 12:05:57
9510文字
会話率:44%