公爵令嬢アンティエーヌは、聖女リシェールに心変わりした王太子からの婚約解消を受け入れる。たまたま居合わせてしまった王太子と聖女の痴話喧嘩に巻き込まれ命を落としたアンティエーヌは、死の間際、その理不尽さに心の中で叫んだ。「戻れるなら、絶対ふた
りに関わらない!!」そうして婚約前に巻き戻ったアンティエーヌは、誓い通りに王太子にも聖女にも近寄らず田舎に引きこもる。辺境地で出会った美少女ベルと共に楽しく過ごす中、面識も無いのに王太子がやたらと連絡を寄こすが全て無視。けれど楽しい辺境暮らしも、親友ベルが王都に戻ってしまい寂しくなったアンティエーヌ。ベルに会いたくて王都に行くも彼女には会えず、代わりに王太子が狙ったようにやってくる始末。ようやく会えたベルは、何だか様子がおかしいのだが・・・?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 07:00:00
5330文字
会話率:19%
シンシアは髪を三つ編みに、眼鏡を着けることを父親と兄から強要されて生きてきた。そして渋々ではあるが両親の許可を得て婚約者のいる魔法学院の入学を果たす。
前世から憧れていた魔法学院に入学したが――入学当日に、幼馴染みのレックスから一方的な婚約
破棄を求められてしまう。
婚約破棄を望むも両親に話せば辺境地に戻ることになるので、魔法学院に残る方法を思案しているとシンシアには身に覚えのない黒い噂が……。
さらにレックスとライラは恋仲だとしり、その現場を見て絶望する。
孤立無援だったシンシアに声をかけたのは、特待生のヴィンセント先輩だった。
「私、まったくもって美的センスがないというか、そう言う機会が少なくて! だから先輩が、その、もし良ければこれは何かの縁なので、私にお洒落を教えてくれませんか!?」
「え。……僕が?」
「はい! だって先輩の髪はとても艶があって手入れもしっかりしているし、爪のマニキュアも可愛いです! 私よりもお洒落が分かっているなら、協力してください! 私、元婚約者にギャフンと言わせたいんです!」
「褒めてくれて……嬉しいよ。でも、僕は……あんまり誰とも関わりたくないというか……」
「先輩の必要な素材は私が用意します。辺境地でいろんな素材を集めていたので、好きに使っていいですから!これは前金です。私が変わるために、協力してください!」
「あーーー! これだけのお宝を前にしてそんなこと言われたら、乗るしかないじゃない!」
最強の味方を得たシンシアは、レックスへの復讐を誓う。些細な復讐から、大がかりな復讐劇へと変貌する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 20:12:40
55343文字
会話率:49%
鈴村五樹、十五歳。彼には、姉が四人いる。
長女の一乃は大学一年生で、鈴村家の家事を一手に担っている。のほほんとした恵体美人だ。
次女の二千翔は高二(ダブり)の十八歳。関東一の暴走族の総長をやっている。
三女の三歩は、通信制高校の二年。ひき
こもりのゲーマーでサブカル少女だ。
四女の四織は、高一。気弱で常におどおどしている。無駄に大食いだ。
そんな個性的な姉たちとまあまあ仲良く暮らしていたある日のこと。
鈴村家五姉弟は空から降り注いだ光に包まれて、気づいたら見知らぬ神殿に転移していた。
「異世界アスピカネラ」
日本とは異なる次元にある世界らしい。
そして、五姉弟は神殿にいた現地の奴らにむりやり、「女神の血潮」なる謎の液体を飲ませられることとなった。飲んだ者は、人知を超越した能力「トランスキル」に覚醒するらしい。日本からの転移者はとりわけユニークな「トランスキル」に覚醒するとか。
しかし、スキルに覚醒したのは、四女の四織だけ。
無能力者はいらねってな具合に辺境地に無理矢理転移させられた長女と次女と三女と長男だったが、まもなく姉たちは、姉たちらしくぶっとんだ「トランスキル」に覚醒していく。
そして五樹と、姉たちはとりあえず四織の救出を当面の目標に、過酷な環境を生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 21:40:36
54880文字
会話率:50%
「レーネが売れた! 化け物公爵が娶りたいと言ってきたんだ!」
家族に虐げられていたレーネは、祖母が残した形見の薬草と共に、化け物と恐れられる獣人、マーベリック公爵の元に嫁ぐことを決意する。
決して不安がないわけではないが、狂気に満ちた笑
顔で人の不幸を喜ぶ家族の方が化け物に思えて仕方なかった。
「早く出ていけ。目障りだ」
すでに自分の居場所がないと悟るレーネは、祖母とのある約束を守るため、化け物公爵の元を訪ねる。
しかし、黒い噂が流れる残虐な公爵様の姿はなく――。
「嬢ちゃん。今は無理せずに休むべきだ」
「無理は良くない、奥方。筋肉が悲鳴を上げている」
屋敷で働く家臣の獣人たちに親切にされ、傷ついた心が癒されていく。
もしかしたら、本当の旦那さまは優しい人かもしれない。
会えない気持ちで思いが募り、妄想という名の恋心が芽生え始めるのだった。
「はぁ~。私の旦那さまはいったいどこに……」
一方その頃、レーネを売り払った家族の元には、なぜか次々に災難が押し寄せてくることになり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 20:13:04
206618文字
会話率:42%
半魔とは魔物と人間の間に生まれるハーフのことであり、半魔は人々から迫害を受ける。
「お前が、英雄になれるわけないだろう」
勇者パーティーの一員として魔王を倒した”ルイス”は迫害を理由に追放された。
英雄として余生を過ごせるはずだっ
たはずが、英雄になることすらできずに辺境地へ送られる。
そんなある日、ルイスへとある以来が来た。
『次世代の勇者を育てる教師になってみないか?』
英雄になれずすることも無かったルイスはその提案に乗り、多感な少年少女を育てる教師になった。
しかし、ルイスの身へ起こる予想外の出来事。
心に傷を負った少年少女達の問題を、解決しようともがく。
苦境を乗り越えつ、魔王と戦った経験。
そして勇者パーティーに居た頃の人脈を使いそれを解決して立派な教師になっていく。
これは迫害に苦しむ主人公が、成り上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 15:52:22
359635文字
会話率:37%
ある理由で離婚することになり、辺境地の皇家直轄領で静養していた皇太子妃リアーナ。ひそかにリアーナに想いをよせる護衛騎士デ・マン卿は離婚成立で護衛の任を解かれることを憂いていた。
離婚手続き完了を翌週に控えたある日、アルヘンソ辺境伯邸での
お茶会の帰りにリアーナの馬車が襲撃される。捕まった犯人は皇家のやり方に反発する「反オーラ派」を名乗るが、リアーナの離婚理由ともなったある事件で死亡した侍女の弟であることが判明。さらに、リアーナの夫である皇太子からはリアーナの実の兄フェルディーナ卿が反オーラ派の会合に出入りしているという情報がもたらされる。
デ・マン卿たちはアルヘンソ邸で開かれる舞踏会を利用してフェルディーナ卿を捕まえようと画策するが――。
・・・・・・・
★本作は『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』内に収録した番外編です。【異世界転生&麻薬事件編】に登場した皇太子妃リアーナと本編では名前がなかった護衛騎士の後日談的な物語。
本編未読でもお読みいただけます。
※エブリスタ、カクヨムでも公開中(カクヨムでは『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』の中に収録しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 17:52:13
74091文字
会話率:56%
聖なる力は災いを持ち、危険で忌み嫌われる存在なため、聖女ルーシアは王都から追放されてしまう。
ルーシアは今まで聖なる力を災いになるようなことには使わず、魔女たちとともに王都を守ってきていた。
しかし、そのような弁明など聞く耳持たず、国
王はルーシアを地獄と化している辺境地へ追放=実質処刑とさせてしまう。
ルーシアは持ち前の明るさと前向きさを持っていて、辺境地でスローライフを送ろうと考えていた。
だが、現実は厳しく、とてもスローライフできるような環境ではなかった。
辺境地で散策している最中に、気候の影響で火事になる。
このままでは辺境地もろとも火の海と化してしまう。
聖なる力は二度と使うなと命令されていたが、あとのことはお構いなしにルーシアは聖なる力を使って火事を鎮静化させた。
それを見ていたのはアルフレッド辺境伯で、ルーシアの力に疑問こそ抱いていたが、やがて聖なる力だと知り……?
聖女ルーシアがどんなことがあっても前向きに楽しく生きようとして、スローライフを望んで奮闘していくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 18:38:33
10461文字
会話率:38%
『人は極限状態になると、自らの命を繋ぐ行動を起こすことがあると言う
それは、生きる者が持つ本能なのかもしれない』
パトリシアは戦時下、野戦病院で看護婦として怪我を負った兵士の看護をしていた。
終わりの見えない中、突然オールテア王国第
三兵団が野戦病院に現れた。
一人奮闘し続けていたパトリシアの苦しみを、団長であるブラッドリーは癒してくれた。
戦いで散りゆく命を前に、ふたりは命を紡ぎあい求めあった。身分差故に結ばれないと知りながら、それでも彼の言葉を信じ待ち続けるパトリシア。
長い月日を耐えながら、ふたりは求めあい続け結ばれていく。
※R15は保険です。
※他サイトにも掲載しております。
架空とは言え、戦時の内容が出てきます。気分を害する可能性もありますので、読み進めるかは自己判断でお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 04:32:10
44852文字
会話率:28%
辺境地の領主の子として産まれたエリザベート。
ある日突然姿が見えなくなるが、しばらくすると「魔物の森」の入り口で見つかる。
母は娘が悪魔に魂を乗っ取られたと疑うが、周りの者は誰も信じてはくれない。
エリザベートが成長するうちに、彼女の奇怪な
行動を母が目にするようになる。
母は次第に娘を恐れ、命を狙われると訴えるが・・・
ホラーのつもりで書いたのですが、ホラーではないかもしれません。
R15は保険です。全然怖くはないと思います。
怖がりな方でも大丈夫だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 16:31:14
2547文字
会話率:8%
聖女である叔母に引き取られ、教会本部で育てられた17歳のリズは、聖杯を壊したという濡れ衣を着せられて断罪されてしまう。死ぬ直前に二つの丸い球体が現れて次に目を覚ますと、なんと小さな女の子になっていた。
倒れているところを助けてくれたのは聖
騎士団第三部隊の団長クロウ。
彼に連れられて辺境地スピナへ行くことに。
ソルマーニ教会に引き取られたリズはこれまでの経験を活かしてみんなのために次々と愛情たっぷりの美味しいご飯を作っていく。
リズがスローライフを送る一方で、周りでは不穏な事件が次々と起きていて――!?
真の聖女であるリズが愛情たっぷりご飯で無意識のうちにみんなを癒していくお話。
※ベリーズカフェでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 18:00:00
104779文字
会話率:35%
この作品の更新頻度は月に2回、第2第4金曜日の10:00または22:00となります。午前に更新されなかった場合は午後更新となりますのでよろしくお願いします。
グリネード・マーナ魔法王国の辺境地には魔女の森と呼ばれる白い森があった。森の管
理人と呼ばれる少女セシリアは王命により現れた王太子シリウスとともに地脈から魔力を吸い上げる水晶体がある離宮へ調査へ向かうことに。
地脈から吸い上げられた魔力の行方、突如として起きた魔力枯渇の原因究明、邪神の復活を目論む集団の妨害をきっかけに彼女を取り巻く些細なソレは王国全土をも巻き込んでいく大きな事件へと姿を変えていくのだった。
花の名を持つ魔女は────ウタを歌う。
その唇から紡がれるのは神を讃える賛美歌か。
あるいは誰かを弔う鎮魂歌、それとも破滅を呼ぶ終焉の歌となってしまうのだろうか。
ある二柱の女神の存在によって揺るがされるそのきっかけは────この世界に魔法が生まれた時に零れ落ちた負の錆として蓄積されていた。
負の錆は次第にセシリアを、この世界で魔法を使役する生物を無差別に襲う厄災として王国を蝕もうとしていた。
白き魔女と炎の王太子が出会ったことによって
物語の舞台は整えられた。
その結末は────どこへ向かうのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 22:00:00
265732文字
会話率:23%
辺境地の男爵家の令嬢であるリフィルはとある日、都からやってきたダリアス侯爵に見染められ婚約者となるが、突然婚約破棄を申し渡される。
それを喜んで受けたリフィルは、これまでの事を思い返す。彼女には貴族の嗜みである上位魔法の中でも、少し変わっ
た『魔力提供』という物でこれまでダリアス侯爵を支え続けてきた。
しかしそれも婚約破棄によりそんな事をする必要性が失われる。リフィルからの魔力支援が無くなった彼が勝手に失落していくであろう事を想像して、リフィルはひとりほくそ笑む。
しかし、田舎へ帰るはずの馬車はリフィルの知る道ではなく見知らぬ山道。そこで突如野盗に襲われてしまうのだが、そこに現れたのは以前から想いを寄せていた伯爵令息のシュバルツだった。
彼に助けられ、そした彼と接していくうちにどんどんと彼に惹かれていくリフィルは、彼と二人で幸せになる道を選ぶ。
ひたすらにリフィルが幸せを積み重ねていく物語。
【2022年6/7にてジャンル別日間ランキング5位、総合日間ランキング6位になりました本作の連載版です。更なるストーリーとざまぁされるまでの経緯、そしてシュバルツとの甘い恋模様を全面に展開されていく物語をどうか楽しまれてください】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 16:14:17
131029文字
会話率:45%
辺境地の男爵家の令嬢であるリフィルはとある日、都からやってきたダリアス侯爵に見染められ婚約者となるが、突然婚約破棄を申し渡される。
それを喜んで受けたリフィルは、これまでの事を思い返す。彼女には貴族の嗜みである魔法の中でも、少し変わった『
魔力提供』という物でこれまでダリアス侯爵を支え続けてきたが、それも婚約破棄によりこれまでとなる事を思い、リフィルからの魔力支援が無くなった彼が失落していくであろう事を想像して、ひとりほくそ笑む。
しかし、田舎へ帰るはずの馬車はリフィルの知る道ではなく見知らぬ山道。そこで突如野盗に襲われてしまうのだったが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 18:05:16
8527文字
会話率:30%
王国中央通信記者である私は、各地の聖女を連続取材している。
今日、私は王国の最北端に位置するオレアス辺境地を訪れた私は、この地をただ一人で守る聖女フェティアへと初取材を試みたのだが―――
最終更新:2022-06-03 21:38:14
3299文字
会話率:26%
生まれつき大柄で耐久適正がSランクだったため、長年強制的に盾職をさせらせれていたシルディ。
Sランクパーティに所属していたシルディだが、防御力があまりにも高すぎた。
クエストでは攻撃を受けるタンクにも関わらずいつも無傷で結果を残す。
しかし
、それを「サボっている、楽している」と苦労することが美徳な前時代的な思想を持つパーティメンバーから非難されてしまう。
サボりの烙印を押され、結果パーティを追放させられた。
パーティを去ったシルディは辺境の小さな国に転居する。
そして、元々防御することよりも魔法を使うことに興味があったシルディは盾職から魔法職に転職する。
自分の得意なことではなく好きなことで生きることにした。
しかし、実はシルディには耐久適正だけでなく魔法適正もSランクであることが発覚し――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 10:38:32
41156文字
会話率:52%
規格外の天才剣士ケンタス・キルギアスは、兄を見つけるために仲間と共に旅に出る。それが陰謀に巻き込まれているとも知らずに。
奴隷階級から剣一本で成り上がったドラコ・キルギアスは、一度の失敗で辺境地へと左遷させられてしまう。そこで再起をか
けた勝負に出る。
故郷を愛する下級貴族のヴォルベ・テレスコは、上流貴族の令嬢に恋をする。彼女との恋愛を成就させるために、自ら恐るべき陰謀に身を投じる。
世界平和を実現させるために旅に出た魔法少女のミルヴァが辿り着いたのは、彼らが待つ最果ての島だった。やがて島の未来が決まる戦争が起こるのであった。
――王族と貴族の間で繰り広げられる騙し合い。誰が味方で、誰が敵なのか? 二つの国で同時に起こる後継者問題。仲間なのか、利用されているだけなのか? 男社会の裏で暗躍する女たちの存在。誰が救世主で、誰が黒幕なのか?
――読者は必ず騙される! 張り巡らされた伏線の数々。それら全てが一本に繋がる快感。仕掛けられたトリックに驚愕することだろう。ファンタジーとミステリーが完全なる融合を遂げた世界へ、ようこそ!!
※カクヨムにも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 18:00:00
1561281文字
会話率:49%
辺境地に襲い来る甲殻生物、”バグズ”
空を飛ぶ、”ティーべ修道院”。
撲殺する聖女。
そしてバグズはとてもおいしいのである。
最終更新:2022-01-01 12:09:48
1355文字
会話率:33%
大学進学を機に独り暮らしとなった私。
実家が、市の辺境地域で、バスの本数が少ないことから、高校時代は帰宅部だった。
大学に行ったら、何かやりたい、とはおもっていたけれど……。
最終更新:2021-12-31 19:52:52
20698文字
会話率:24%
リーグラード王国の第3王子ケントは誰もが羨むイケメン王子。かつて日本で生活を送っていた訳あり転生者でもあった。転生前に戦史に精通していたケントは、この異世界でその知識を使って戦いで手柄を上げ、将来の国王候補の先頭を走っていた。
表向き
は明るく穏やかで真面目な性格を装っていたが、実際は腹黒で女好きのどうしようもないイケゲス王子であった。
しかし、父である国王が逝去し、輝かしいはずのケントの人生は暗転する。調子こいていたケントは宰相の陰謀で蛮族が支配する貧しい領地の領主へと左遷。そしてそれが理由で恋人や幼馴染からもこっぴどく振られて、もう踏んだり蹴ったりのどん底人生に転落する。
そしてへき地の領地では、嫁として押し付けられたのは辺境地の蛮族『バステト族』の族長の娘ニケ。これがバステト族始まって以来のブサイクと言われ、あまりの醜さに全身を鉄の鎧で身を包んでいる『鎧姫』であった。しかもこの変な嫁は昔、自分を救ってくれた白馬の王子様が好きであったのだ。もうどうにでもなれと開き直ったケント王子は、貧しい領地の経営と押し付けられた鉄鎧の嫁を別の男に押し付けようとするのだが……。
「え、このブサイクな嫁が意外とアリよりのアリ!?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 19:07:43
360417文字
会話率:31%
ゲーム好きな女子大生堀川瑞樹(ほりかわみずき)は突然召喚によって異世界に来てしまった。
しかも体はゲームで使用していた骸骨(スケルトン)だった。
その姿から召喚した王国から追放され、辺境地に辿り着いた瑞樹。
ゲーム内ではクソスキルだった【錬
成師&取得者】はこの世界では役に立つのか?
王国に復讐することを願いながらも何とか生き抜くために頑張るサバイバルストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 17:04:32
12080文字
会話率:36%
ブラック企業に勤める優希(ゆうき)は、ある日突然その生涯を終えた。
だが目を覚ますと不思議な世界に一人の老人。話を聞くと、自分が死んだ原因はこの老人の暇つぶしのせいだった。
そのお詫びとして別の世界に転生する権利を得た優希(ゆうき)だった
が、転生する前に希望を聞かれた際「人間とはもう関わりたくない」と言う理由から、人のいない辺境地へと転生した。
老人から贈られたいくつかのスキルそして常人離れした能力で家を作り水道などのインフラを整え日々を楽しく過ごす優希(ゆうき)だったが、ある日一人の少女と出会ったことを皮切りに、図らずも様々な種族を巻き込みいつの間にか歴史に名を遺す大国を築いてしまうことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 20:17:01
14973文字
会話率:42%
その他大勢の中の一人であるわたしが生まれ変わったのは時代をさかのぼった(?)中世くらいのヨーロッパの辺境地の男爵令嬢。
端役のわたしはチートな能力なんて持たず普通に転生した。
だが何故か前世の記憶だけは持っている。
しかしその他大勢のわたし
の前世にたいした記憶は無い。
そんな私の今世の目標はその他大勢の一人として、平穏無事に生きること。
だが母が亡くなって年の離れた弟を育てることになったり、一人で自給自足をして生きていこうと思ったら告白されたり。
お妃様レースに参加することになったり、平穏無事な生活はちょっとほど遠い。
いやいや、その他大勢のわたしにそんな主役級のハプニングは不要だから。
波瀾万丈も成り上がりも下克上もその他大勢のわたしには荷が重い。
目指せ!! 平穏無事で静かな生活。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 21:03:29
1449370文字
会話率:23%
陸の孤島、辺境の地にて、人々から魔女と噂される、薄汚れた少女があった。
少女レイラに対する冷遇の様は酷く、街中などを歩けば陰口ばかりではなく、石を投げられることさえあった。理由無き冷遇である。
ボロ小屋に住み、いつも変らぬ質素な生活を営み
続けるレイラだったが、ある日彼女は、住処であるそのボロ小屋までも、開発という名目の理不尽で奪われることになる。
陸の孤島――レイラがどこにも行けぬことを知っていた街人たちは彼女にただ冷笑を向けたが、レイラはその後、誰にも知られずその地を去ることになる。
その結果――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 17:00:23
4552文字
会話率:22%