狐姫。
狐憑きの容姿をしたわたしはかつてそう呼ばれ、戦国時代で生き残るために一度は織田信長によって滅ぼされた朝倉家を再興し、その勢力を拡大させた。
上杉家、織田家、北条家などと戦い、勢力を拡大させたわたしは、天下統一まであと一歩、と
いうところまでこぎ着けることになる。
ところが何てことだ。
そう、あと一歩というところで家臣の謀反に遭い、あえなく死んでしまうことになったのだ。
うん。どうやらわたしは失敗してしまったらしい。
というか負けたのだろう。この世界に。
もっともだからといって、諦めたりはしない。
わたしはまともなひと、ではないのだ。
それは淡い賭けではあったけれど、その賭けに勝ったわたしは再び同じ世界に蘇ることになる。
一度滅びてから約十四年後。
天下の覇権を握っていた豊臣秀吉が死を目前にした、慶長の世。
わたしは徳川秀忠の長女として、再びこの世に舞い戻ってきたのだ。
うん、それはいい。
徳川家ならば、いずれ豊臣家を滅ぼして天下をとるはずのお家であり、わたしはそのお姫さま。
悪くない。
でもちょっと待て。
もし史実通りなら、わたしはいずれ豊臣家に嫁ぐことになる。
その豊臣家の運命は……いや、考えたくないぞ。
しかもこの世界、わたしの知る史実の世界とは、やはり違う。
生前のわたしが散々改変したのだから、それも当然なのだけど。
再び転生したこの世界で、わたしは平和に生き抜くことができるのか。
それとも再び戦乱の世に舞い戻るのか。
そんな瀬戸際の時代に生を受けた、わたしの戦国伝奇軍記譚である。
◆作者より◆
関ヶ原の戦い前夜から始まる、架空戦記です。
『朝倉天正色葉鏡』の完全続編にあたります。
基本的に戦記物ですが、前作に比べると伝奇要素が多少強めになっており、和風ファンタジーのような雰囲気も持ち合わせています。
歴史が好きなだけの作者がノリと勢いだけで書いている作品ですので、いろいろと突っ込みどころは多いかと思いますが、ご甘受いただければ幸いです。
同作品はNovelismでも投稿しております。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 07:46:26
436385文字
会話率:32%
◆あらすじ◆
何の因果か、わたしは突然現代から戦国時代に転生してしまった。
すると身体は女になっているし、狐の尻尾や耳やらが生えていて、どうも狐憑きの少女になってしまっている。
しかも戦の最中。
そして乱取りされる寸前という、絶体
絶命の窮地。
それを思わぬ力で乗り越えたわたしは、この戦国の世で生き抜くために一つの決意をする。
歴史を知るという強みに加え、人外としての力。
これを駆使すれば、天下盗りができるのではないか。
天下統一。
そのための地盤として選んだのが、越前国だった。
天正元年。
当時の越前国は、滅亡寸前の朝倉家の治める領国である。
敵は織田信長。
当主である朝倉義景は為すすべなく、史実その通りに滅亡してしまう。
わたしが乗り込んだのは、ちょうどその後のこと。
一向一揆により混乱する越前国へと乗り込んだわたしは、信長によって滅ぼされた義景の娘として朝倉色葉と称し、生き残った朝倉旧臣をまとめ上げて越前国を奪取して、朝倉氏を再興に成功。
すでに強敵となっていた織田家から身をかわしつつ、長篠の戦いを目前に控える武田勝頼と協力し、また北陸支配を巡って上杉謙信と争い、時には謀略を駆使して信長と戦い、天下の覇権を目指す――そんな物語である。
◆作者より◆
主に朝倉氏が滅んだ天正元年から始まる、架空戦記です。
時代としては、戦国時代というよりは安土桃山時代。
当時強大な勢力になりつつあった織田信長に対し、一度滅ぼされた朝倉氏を再興させた狐憑きの少女・色葉が立ち向かう、というお話。
戦国の世に伝奇の要素をいれてはいますが、基本的には戦記物です。
それでも伝奇要素もそれなりに強めなので、ご容赦を。
基本的に序盤は史実に沿った流れとなりますが、作者は歴史の専門家ではないので、登場人物の配置や来歴・その他風習等に誤りがあるかもしれませんが、ご容赦を。
その辺りを優しく指摘下さると、とても喜びますのでよろしくお願いいたします。
同作品はNovelism、カクヨム及び作者の雑記ブログでも投稿しております。
作者のブログではこちらよりも少しだけ早く配信しておりますので、続きが気になる方はアクセスしてみて下さい。
⇒https://ibispedia.com/irohakagami(作者のブログ版)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 12:00:00
965443文字
会話率:34%
皇暦2605年9月27日。
無条件降伏を理由に我々の国は赤く染められた。
奴らは騙した。奴らは裏切った。
無条件降伏をしても独立権を担保するという欺瞞に騙され、武装解除した我々は蹂躙された。
あれから半世紀以上。
60年以上に及ぶ血を流
さない国家開放への活動は何の意味もなさなかった。
我々は未だに奴らから独立することが出来ない。
齢92。
もはや手のうちようなし。
何も変わらない日常に生を諦めた私にやり直しの機会が与えられる。
――記憶を引き継いだ俺はやり直す。
次は一体どうするか。
答えは1つ。
2000馬力級18気筒星型エンジンで重戦闘機を作り、海上、経済包囲網を回避し、
100オクタンガソリンを常に入手できる状態とする。
皇暦2600年までにジェットエンジンを実用化させ、
後に超大国となる国の開戦ムードを消沈させ、北進する。
手はずを整え、陸軍の航空技研のエンジニアだった立場から全てをひっくり返す。
もう二度と、国旗は赤く染めさせない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:00:00
2630572文字
会話率:14%
第1部完。
直径4000キロメートルもある巨大な円形の山脈内に、超常現象によって日本が国土ごと転移した。
海から完全に切り離されたことで海洋国家でなくなり、アメリカも他の国々もいない完全孤立となった日本。
転移した星は地球よりはるか
に巨大で人工衛星が回り、テレビ放送を発信し、国家や軍、国連と同等組織が存在する現代文明が栄えていた。
日本が転移した円形山脈もイルリハランと言う国の領土であり、日本は不本意ながら侵略をしてしまったのだった。
そしてこの星に生きる人種は不可思議にも生身で空を飛び、乗り物も全て空を飛ぶよう研究開発をしていた。
円形山脈の領土国であるイルリハランは空飛ぶ軍を派遣し、日本も調査として地上を走って異星の地を掛ける。
お互いに宇宙から来ると信じていた異星人と初めて相対した時、銃を向けて挨拶をするか、会話による挨拶をするのか。
文明格差が同じだった場合、果たして日本は、イルリハランは、転移先の星の社会はどんな反応を示すのか。
ただ一つ分かるのが、異星国家として現れた日本が戦おうとまず負けてしまう。
戦わずして勝ちを得るしか生存の道はない。
国家存続を賭けた、全てが手探りな外交が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 11:56:38
1855363文字
会話率:40%
架空戦記創作大会2018秋 参加作品です。お題1です。
最終更新:2025-05-02 00:00:00
89331文字
会話率:2%
架空戦記創作大会2025春参加作品です。
架空の「エセックス」航空母艦が活躍する架空戦記です。
最終更新:2025-05-01 00:00:00
3066文字
会話率:0%
架空戦記創作大会2025冬参加作品です。
アラスカがアメリカに売却されなかった世界の架空戦記です。
最終更新:2025-02-01 00:00:00
4785文字
会話率:1%
時空を超えると――そこは幻想世界だった!
並行世界の「日本国」はある日、唐突に未知なる惑星上へと転移してしまう。
自らの生存の為に、共に転移した台湾をはじめとする近隣友好諸国の人々と、その未知なる新世界へと乗り出して行く日本。
その先には
魔法の力が満ち、多種多様な幻想種族が共存する異世界〔エリドゥ〕が広がっていた……。
「日本国」ら、科学文明の地球世界でもその先端側を走っていた〝異物〟の降臨は。
魔導文明の世界〔エリドゥ〕にと、激動の波紋を生じさせる一大天変であった。
その存在はまさに、「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」と言うのを体現するが如きものとなって、〔エリドゥ〕世界の「在り方」そのものさえも、大きく揺るがせるものとなる程に――
それは、本来ならば接する事など無かった筈の「世界」と「世界」が出会う事で紡がれ出した、新たなる歴史の始まりにと他ならなかった。
そして図らずも、そんな異世界におけるグレートゲームの新たなプレイヤーたる立場となってしまった、並行世界の「日本国」は。
良くも悪くも日本らしく、本来ならば有り得なかった方向へと〔エリドゥ〕世界の歴史を導く存在となって行く……。そんな物語です。
※この小説は、「ノベルアップ+」の方でも投稿しております。
※所属サークルホームページの方で、本編と連動しての企画も実施しております。
https://jyushitai.com/mahorobaindex/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 22:07:32
255036文字
会話率:11%
三次大戦が発生したこの世界で死んでしまった主人公大和葉世満和(やまとば よみかず)はなんか転生して過去の二次大戦の舞台に放り込まれたのだが何か様子が……
転生先の別世界線日本で、事実のような残酷な結末を迎えようとしないよう奮闘する主人公とそ
の周りの仲間達との架空戦記折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 14:16:50
24460文字
会話率:64%
1943年、大日本帝国はアメリカとソ連という軍事大国に挟まれ、その圧迫を受けつつあった。
太平洋の反対側に位置するアメリカ合衆国では、両洋艦隊法に基づく海軍の大拡張計画が実行されていた。
すべての計画艦が竣工すれば、その総計は約13
0万トンにもなる。
そしてソビエト連邦は、ヨーロッパから東アジアに一隻の巨艦を回航する。
ソヴィエツキー・ソユーズ。
ソビエト連邦が初めて就役させた超弩級戦艦である。
1940年7月に第二次欧州大戦が終結して3年。
収まっていたかに見えた戦火は、いま再び、極東の地で燃え上がろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 06:00:00
382184文字
会話率:20%
「大日本帝国には、あの悲惨な敗戦を経験しない未来もあったのではないか」
そうした思いは、近代日本の歴史を見ているとどうしても沸き上がってしまいます。
私の創作活動は、基本的にそこが原点でした。
では、大日本帝国にはどのような歴史
の可能性があったのか、あるいはその可能性を選び取るためにはどのような要素が必要であったのか。
そのために調べるべき事項は多岐にわたります。
私が創作活動の中で調査したこと、考察したこと、それら備忘録的なメモをこの度、創作論という形の随筆に落とし込んでみることにいたしました。
ここでは、史実の歴史や架空戦記小説という分野から、大日本帝国の可能性について考えていくことといたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 15:00:00
90511文字
会話率:1%
一九四二年七月五日、日本海軍はその空母戦力の総力を挙げて中部太平洋ミッドウェー島へと進撃していた。
真珠湾以来の歴戦の六空母、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴が目指すのは、アメリカ海軍空母部隊の撃滅。
一方のアメリカ海軍は、暗号解読
によって日本海軍の作戦を察知していた。
そしてアメリカ海軍もまた、太平洋にある空母部隊の総力を結集して日本艦隊の迎撃に向かう。
ミッドウェー沖で、レキシントン、サラトガ、ヨークタウン、エンタープライズ、ホーネットが、日本艦隊を待ち構えていた。
日米数百機の航空機が入り乱れる激戦となった、日米初の空母決戦たるミッドウェー海戦。
その幕が、今まさに切って落とされようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 12:15:14
190960文字
会話率:17%
本作は、となりの山田様の「進め別府造船」の二次創作作品です。
標的艦となって高知県沖に沈んだ戦艦「土佐」ですが、これが廃棄されていなければどうなったか…
数奇な運命から陸軍の特務艦に生まれ変わった戦艦「土佐」と、それを取り巻く「極めて普通」
の人たちの物語です。
淡々と進む本編と、別府造船総帥のトンデモアイデアと、真面目に戦争をやってる事務屋さんとの3つで構成されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 00:00:00
295222文字
会話率:38%
日本が欧米相手を相手に盛大に喧嘩を売った年の暮れ。
舞鶴鎮守府沖にそいつは現れた。
そいつの影響で海防艦にどう影響が出たのか。史実とは全く違う海防艦史が出来上がる。
超常現象による転移要素が有ります。最初の一回だけですが嫌いな方は避けて下さ
い。
とんでも展開があります。嫌いな方は避けて下さい。
人名はほぼ出てきません。
怪説ですから全て眉唾もの以上です。
全5話。
架空戦記創作大会2025冬参加作折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 05:00:00
19935文字
会話率:17%
もし昭和2年の日本にとんでもない資源が突然出現したら。
どう変わっていくのか。
トンデモ設定ですので、変わり方も変です。
そういうものとして読んでいただけるとうれしいです。
架空戦記創作大会2023秋に参加してみました。
最終更新:2023-11-26 05:00:00
63858文字
会話率:42%
ノモンハン事変の責任追及を切っ掛けに変わっていく日本。
勿論軍備も変わっていく。
チハの後継はどうなったのか。
1939年から1944年までの物語。
『架空戦記創作大会2023春』 参加作
適当な捏造ですので、史実はこうだったとのご意見
は伺えません。
会話はほぼモブのみ。
全10話予定。
5月1日から6話、毎日05:00投稿。
残り4話は後ほど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 05:00:00
26196文字
会話率:18%
ある日突然、青函トンネルが鉄道輸送中の61式戦車と共に消え失せた。
江戸末期に転移したトンネルと戦車は誰にも気づかれる事無く時が過ぎ、太平洋戦争直前にようやく発見される。
日本軍は回収した61式戦車をもとに新型重戦車を開発し戦争に投入し
ていく。
荒唐無稽な話ですが、一応まじめに書いてます。どうぞお楽しみ下さい。
本作は山口多門氏が主宰の「架空戦記創作大会2025冬」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 07:00:00
18072文字
会話率:17%
とある豪華客船の事故をきっかけに、第一次世界大戦前にレーダーとソナー開発されてしまいます。おかげで潜水艦は戦力価値がなくなり、航空機の脅威も激減します。
海軍の主力を相変わらず戦艦が占める時代が続き、各国は超弩級戦艦の建造に走ります。
そして第二次世界大戦。Z計画に従い巨艦を建造したドイツは、同じく巨艦を有する英国に再び戦いを挑みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 15:18:49
28926文字
会話率:34%
架空戦記ファンが一生に一度は思うこと。
『もし日本に最初から2000馬力エンジンがあったなら……』
よろしい。ならば作りましょう!
史実では中途半端な馬力だった『火星エンジン』を太平洋戦争前に2000馬力エンジンとして登場させます。そ
のために達成すべき課題を一つ一つ潰していく開発ストーリーをお送りします。
そして火星エンジンと言えば、皆さんもうお分かりですね。はい『一式陸攻』の運命も大きく変わります。
しかも史実より遙かに強力になって、さらに1年早く登場します。それは戦争そのものにも大きな影響を与えていきます。
え?火星エンジンなら『雷電』だろうって?そんなヒコーキ知りませんw
お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 00:00:00
68201文字
会話率:30%
第二次世界大戦終結。
世界の多くの人々が平和の到来を喜んだが、全ての人が喜べた訳では無かったし、一部では問題が起きた。
戦争終結に伴い、多くの兵器が余剰になってしまったのだ。
保管するにしても、それなり以上に費用等が掛かる。
そん
なことから、想わぬ転職(?)を強いられる兵器も出た。
そんな兵器の一つ、元海防艦達の物語
(山口多聞さまの架空戦記創作大会2025冬に触発されて書いた短編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 08:35:27
4491文字
会話率:19%
1937年に盧溝橋事件は起きたものの、ヒトラー総統率いるドイツ政府が中国国民党全面支援を打ち出したために結果的に日中戦争は起きなかった。
そして、紆余曲折があった末、源田実海軍中佐は1940年夏、英本土に部下と共に赴いていた。
最終更新:2021-08-08 19:19:04
2994文字
会話率:0%
F2Aバッファロー戦闘機は知る人ぞ知るといってもよい迷戦闘機である。
多くの国では駄作等の烙印を捺されているが、フィンランド等では救国の名戦闘機扱いされているという史実がある。
更に本国と植民地では全く別の評価をされることがある戦闘機
でもある。
そのF2Aバッファロー戦闘機のベルギーにおける評価をここに物語る。
(尚、この小説は遅刻にはなりますが。架空戦記創作大会参加小説ですのでお含みおきを)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 19:37:07
2495文字
会話率:0%
二〇二〇年の現代から、一九三六年の世界に転生した八人の若者たち。彼らはスマートフォンでつながっている。
第二次世界大戦直前の緊張感が高まった世界で、彼ら彼女らはどのように歴史を改変していくのか。
最終更新:2024-12-14 21:30:32
291998文字
会話率:51%
架空戦記創作大会、2023夏 投稿作品
➀ 以下の艦船を手にした日本が戦う太平洋戦争を描く架空戦記。
(´・ω・`)お題:”100隻の海防艦”で頑張ります。
最終更新:2024-12-09 08:00:00
10018文字
会話率:33%
架空戦記創作大会 2023冬 投稿作品。
お題 ➀架空の航空機メーカーを題材とした架空戦記、もしくは架空史小説
トヨ夕¨紡織社長の豊田喜-郎は自動車産業へ注力する一方、航空機事業にも強い関心を抱いていた。
1936年(昭和11年)にはフ
ランス製の超小型飛行機「空の虱」を購入し研究所に持ち込んで、豊田英次や片岡文二郎飛行士に研究させた。
離陸距離の短い「空の虱」の延長線上として、回転翼のオートジャイロを研究し。
さらに動力で回転翼を回し揚力によって飛ぶ航空機、いわゆる”ヘリコプター”の開発を目指したのである。
1943年1月26日に豊田喜-郎社長の名で航空機発動機に関する「試作命令」を発し。
1943年03月には東会飛行機株式会社創業。衣ヶ原飛行場北側に拳母工場の計画が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 08:00:00
15410文字
会話率:33%
架空戦記創作大会 2023春 投稿作品。
➁日本陸軍がチハ車(97式中戦車)の後継車を史実よりも早く配備に成功した成功したことによる歴史改変を題材とした架空戦記、もしくは架空史小説。
(´・ω・`)未完成人なのに新お題目に飛びつきます。
(´・ω・`)…。(なお…。冬の奴は未だ書いています。)ギリギリ投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 08:00:00
13868文字
会話率:33%
時は1935年。幾多の巨大豪華客船が大西洋で鎬を削っていた時代。
その恐竜的進化から取り残されていたはずの東アジアにおいても、満洲国皇帝溥儀の気紛れから、野心的な客船建造計画が始まった!
正気であれば即座に却下されるはずであったこの計
画は、日本の関係各所から強力な支持を取り付けてしまった結果、あれよあれよという間に既成事実化したのである。
新京から発つ超特急『あじあ』号をその身に納め、いつかは賓客を門司経由で東京へと運ぶ空前絶後の大型貨客船『文殊』。
オリンピック東京大会において満洲国の顔をなるはずだった彼女は、その威信をかけて大々的に運行……されることはあまりなく、対外情勢の悪化により遂には帝国海軍の軍艦として再就役することとなった。航空機運用能力と揚陸艦としての機能を兼ね備えた、革新的なる新型艦。それが改装航空母艦『天鷹』だ!
ただ色々と紆余曲折あったフネだからか、『天鷹』に乗り組むは海軍の問題児ばかり。
バンカラ精神溢れる単細胞が艦長なら、副長は女癖が最低最悪。主計長はタダ飯タダ酒が大好きなケチンボで、航海長はいつも遅刻。血気盛んに過ぎる飛行隊長などマシなくらいというあり様だ。軍機なんてお構いなしの素行不良で、挙句奇ッ怪な催しで食中毒ばかり起こす彼等には、海軍中から白い目が注がれている始末。
とはいえ米英との開戦が間近ともなれば、天下の聯合艦隊といえど貴重な戦力を遊ばせておく余裕などあるはずもない。
曲がりなりにも南方作戦の要として、マレー部隊に配属された『天鷹』。彼女の前に立ちはだかるは、新造航空母艦『インドミタブル』の増援を得た英極東艦隊。こんな軍艦で大丈夫か? 海の粗忽者の戦いが今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 18:46:23
1373597文字
会話率:42%
その時、日本は変わらなかった。しかし世界は、決定的に変わってしまっていた。
令和X年3月9日23時40分頃。日本を大規模な通信障害が襲い、国外との一切の通信が遮断されてしまう。
誰もが戸惑う中、内閣総理大臣加藤忠彦は恐るべき連絡を受ける。
300もの国籍不明機が、首都東京を目指して飛行中だというのだ。
即座に下される防衛出動命令。一切が謎のまま、熾烈な防空戦闘が始まった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 18:00:00
619003文字
会話率:44%
現代に生きる男女2人の学生が、大東亜戦争[太平洋戦争]の開戦直後の
日本にタイムスリップする。
2人はその世界で出会い、そして共に、日本の未来を変えようと決意し、
各海戦に参加し、活躍していく物語。
その時代の日本そして世界はどうなるのかを
描いた話。
史実を背景にした物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 07:00:00
186476文字
会話率:27%
勢いだけで書き上げた旬のモノ。まさに怪文書、しかしだね君、フラッシュに弱い所からなんでこんなものを書いたのか。どけ!俺がたわけだぞ!
そんな私は随分と狂った眼をしているに違いない
最終更新:2024-10-15 12:00:00
128902文字
会話率:49%
時にして天正五年(1577年)、関白の九州下向に伴う政治的均衡。そこに投じられた一石は京洛に、上方にどう響くのか・・・
最終更新:2023-11-20 21:50:09
2148文字
会話率:54%
これ自体は怪文書よりちょっと前の時系列になりますが、単体での短編です
最終更新:2021-11-01 03:22:22
4294文字
会話率:49%
スペイン風邪が男子の出生を激減させた世界。海軍軍令部の情報将校、神崎薫子は、女子ばかりとなった日本軍が負けないために奔走する。しかし、不思議な雰囲気を持つ英国美少女士官に首筋を噛まれてしまい…。
最終更新:2024-09-29 13:31:37
76615文字
会話率:48%
(元幹部自衛官 S氏 執筆協力)
激動のメイジ時代。
極東の小国は、列強によって滅亡の危機を迎えていた。
北海道の猟師(マタギ)として輪廻転生を果たした元自衛官は、帝国の侵略から日本を守る為に再び銃を持つ。
しかし、前世の記憶を持つ転生者
は一人ではなかった。
各国の転生者の目論見によって戦況は、歴史は思わぬ方向へ進んでいく。
鉄と火と、泥と雪。
地獄の塹壕戦をくぐり抜け、未曾有の国難を乗り越え、彼は皇国の危機を救えるのか。
※この物語はフィクションです。登場する人物、団体及び名称などは架空であり実在のものとは関係ありません。
※極限状態のサバイバル描写があります、残酷な表現に耐性の無い方は閲覧をご遠慮下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 16:57:35
428124文字
会話率:44%
日本国召喚第1巻~6巻、コミック3巻発売中!!(第4回ネット小説大賞受賞作品)
(書籍はWeb版に比べて全巻大幅加筆及び文章修正してます。読みにくいと感じる方は、書籍版をお勧めします)
日本はある日、異世界へと転移してしまった。
食
料自給率が低く、諸外国からの輸入に頼っていた日本は、食糧難の危機に直面する。国民を飢えさせないために、日本政府はただちに非常事態宣言を発令。航空自衛隊は付近を探索し、南西約1,000km先に『ロデニウス大陸』を発見する。
大陸に存在する『クワ・トイネ公国』『クイラ王国』との国交締結により、日本は窮地を脱した。
それも束の間、大陸にもう一つ存在する覇権国家『ロウリア王国』が、『クワ・トイネ公国』『クイラ王国』に対し宣戦布告。再び訪れる危機に対し、日本はどう動くのか?
生き残りをかけた、国家サバイバルの行方は――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 00:30:25
980249文字
会話率:30%
【皆様へのお知らせ】
2021年から本文を非公開にしておりましたが、
2023年10月、章立てを変更し、改稿した内容で再度公開させていただきます。
何卒宜しくお願い申し上げます。……作者
*
魔法自衛隊、それは陸・
海・空の三自衛隊が設立された西暦1954年に、“魔界”を担当する“第四の自衛隊”として秘密裏に創設された非公式の防衛組織である。
*
西暦2024年の少年が、ある日突然に時空転移した先は……
60年前の1964年、“招和”39年の……“東亰”。
そこは、魔界から侵略する“魔物”と、人類を守る“魔法自衛隊”が激突する、“見えざる戦場”だった。
かれらの戦闘行為は魔法によって巧妙に偽装され、一般人の目の前で闘っていながら、そうは見えないように演技されていたのだ。
少年の前に現れたのは、純白のセーラー服を着こなして、怪獣めいた魔物と戦う、魔法少女(魔天使:ウィッチエンジェル)の一団。
それは冷徹な少女、こよみが率いる、魔法自衛隊の最強チーム。
42名の少女たちが、身も心も挺して、すべてを神に捧げる。
“死を恐れるよりも、死を忘れることを恐れる”、白き魂の少女たち。
その名は、“神女挺心隊……SJT42”。
少年には“霊写技師《サイコグラファー》”の魔法力が開花する。
カメラを唯一の武器として戦いに身を投じる少年は、
“招和の東亰”の未来を賭けた対魔戦争の、
たった一人の戦場カメラマンとなり、
そのカメラはやがて、世界の構造に関わる謎……
“あの世”と“この世”の関係を写し取ってゆく。
*
本作『邂逅編』ののちは、このような事件が待っています……
やがて、西暦1964年10月10日未明。
国際競技大会、“東亰ピューテック”開会直前の首都“東亰”に、
地球最大級の悪魔“大魔獄《ルシフェルノ》”が襲いかかった。
都心三百万の人々を惨殺する地獄絵図のさなか、
白き魂の少女たちは、命を捨てて魔物を迎え撃つ……
これは歴史の闇に秘められた、
もうひとつの“東洋の魔女”たちの死闘の記録である。
※本作は全てフィクションです。いかなる個人・団体・国家とも関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:47:10
404652文字
会話率:22%