皇暦2605年9月27日。
無条件降伏を理由に我々の国は赤く染められた。
奴らは騙した。奴らは裏切った。
無条件降伏をしても独立権を担保するという欺瞞に騙され、武装解除した我々は蹂躙された。
あれから半世紀以上。
60年以上に及ぶ血を流
さない国家開放への活動は何の意味もなさなかった。
我々は未だに奴らから独立することが出来ない。
齢92。
もはや手のうちようなし。
何も変わらない日常に生を諦めた私にやり直しの機会が与えられる。
――記憶を引き継いだ俺はやり直す。
次は一体どうするか。
答えは1つ。
2000馬力級18気筒星型エンジンで重戦闘機を作り、海上、経済包囲網を回避し、
100オクタンガソリンを常に入手できる状態とする。
皇暦2600年までにジェットエンジンを実用化させ、
後に超大国となる国の開戦ムードを消沈させ、北進する。
手はずを整え、陸軍の航空技研のエンジニアだった立場から全てをひっくり返す。
もう二度と、国旗は赤く染めさせない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 00:10:21
2601760文字
会話率:14%
1945年。その年。日本はアメリカ率いる連合国に敗戦した。しかしそこから100年近く。日本という国はゆるゆると腐っていっていた。その国を立て直そうと立ち上がった3人の少女たち。ここから行方はどうなるのだろうか。
最終更新:2024-01-28 18:00:00
18419文字
会話率:54%
軍事国家の一部隊が仲間、同僚、上司、そして国家から裏切りに合い部隊全滅、最後まで残っていた隊長が死の間際…
突如死後の世界に異世界転移という名のブラック企業への転職を契約してしまう。転移先と就職先は地獄。
今までと異なる生活に戸惑いつつも
楽しむ一小隊。彼らはそこで人としての幸せや喜びを知るのか、知らないのか。
ブラック企業での幸せ社畜生活が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 04:31:54
2024文字
会話率:12%
軍事物資の莫大な支援があれば、いつでもどこでも戦争なんて起こせる。支配され搾取されることに不満をいだいている人々など、どこにでもいる。パワーバランスにしたがって誰だって我慢してるだけだ。自衛戦争が絶対正義ならば、権力者は好きなだけ人を殺して
世界を修正できることになる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-06-19 14:41:47
5672文字
会話率:0%
20XX年、地球は核戦争により崩壊した。
だが人類はそれでも生き延びていた。
各所に点在するわずかばかりの街。
力が支配する無法の世界で元警官のマックは荒野を旅する一団と出会う。
悪鬼がごとく形相の一団のリーダー、ヘンドリック・ガスの復讐に
付き合い奪われた愛車の奪還に動く。
ヘンドリック・ガスにより街は火に包まれ多くの市民が殺される。
「こいつらこんな物まで」
愛車を探しに地下施設に侵入したマックの目の前に戦車を始めとする多くの軍事物資が所狭しと置かれていた。
街の襲撃に成功しマックは愛車を奪還。
「じゃあなヘンドリック」
奪還した愛車に乗り別れの挨拶をヘンドリックとかわす。
その時巨大な揺れが襲った。
まだ戦争は終わっていなかったのかと核の火に焼かれる覚悟をしたマック。
目を覚ますとヘンドリックが仲間の頬を叩いている姿が見えた。
荒野のはずが一面に広がる草原。
その中に尻もちをついている子供らしき姿が何人か見えた。
近づくマック。
恐怖に引きつった顔の少年から火の玉が飛んできた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 19:17:42
100463文字
会話率:36%
三ノ宮海翔(17歳)は行きつけのロシアバー“Любой магазин”でいつものように食事をしていると銃を持った男に誘拐されどこかの紛争地帯に連れて行かれ戦争をさせられる。
その後、訓練をさせられなんやかんやがあり日本やそのほかの国に対し
て軍事行動を起こすまでのお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 22:06:29
492文字
会話率:40%
(初投稿)これは、ある一人の地球人の生きた証を書く一つのお話である。
最終更新:2017-10-29 01:18:13
1706文字
会話率:61%
スターリンはスターリングラードを死守するため 撃破平均数が一番多い戦車に名誉や勲章を与えると命令した!!そして、私やジョコビッチは激戦区スターリングラードへ
最終更新:2016-12-26 20:21:35
312文字
会話率:0%
誰にでも簡単な魔術が使える魔導器を発明した貴族の夢は、鳥のように自由に空を飛び回ることだった。息子へ、孫へ、一族へと受け継がれた夢は魔導飛行用具の発明として実を結ぶ。そして魔導器と飛行用具はともに軍事利用されることとなる。
改良され、組
み合わされることにより更に高度な技術となって行く魔導器。一族の優秀な魔術師は国民的英雄となり『魔眼のヴォル』として親しまれる一方、敵国の人間からは魔物のように憎まれて行く。
英雄貴族グドルフ・ヴォル=ベリヤノンを主人公として、彼の一族による戦闘用魔導飛行用具の開発と彼の日常、彼の恋愛と結婚問題、そして国民的英雄貴族としての責務を彼の視点をもとに描いて行きます。
※軍事物ではありますが派手な戦闘シーンはそれほど多く出て参りません。日常描写がメインとなります。戦闘シーンを期待されると肩透かしとなってしまうかも知れません。
※世界観としては魔術を強大な力として緩やかに発展してきたのに、急激な技術革新によって急速に近代化して行き、歪みが出ようと構わず突っ走るトップ国家という感じです。
魔術が存在するせいで開発されていない技術もあるのでバランスの悪い社会が舞台です。
※実在の人物、企業、団体、歴史上の存在とは全く関係ございません。フィクションです
※特定の職業に就く方達を貶めるような意図は全くございません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 14:21:08
96385文字
会話率:39%
世界には沢山のモンスターが存在する。とくに人間に害をなすものが多く、古くから人々の悩みの種だった。そんなモンスターを狩る事が出来るのは、龍使いと騎士である。魔法という特異な能力を使って今日も彼らは戦う。 2年前、龍使い”柳田沙那慧”に誘われ
て坂上恵太は日本自衛隊龍騎士特務隊に入隊する。そして、5ヵ月後、エースの集まる世界騎士連合軍に出向した。そして一時の戦争は閉幕。その後1年程度をほぼ平和に暮らした彼らにあらたな敵が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-12 22:39:17
5762文字
会話率:23%