【かつて邪神族と呼ばれた者達が信仰していた教えが存在した。その名をデモゴルゴ教という】
デモゴルゴ教を国教とする宗教国家ダーダルネクス。全世界で最も栄えと言われている伝説の国である。富、軍事、文化。どれをとってもダーダルネクスに敵う
国は当時なかったといわれている。瞬く間に侵攻を重ね、膨大な信者を抱え、この世の全てを飲み込むと思われた。しかし、ダーダルネクスは何の前触れもなく一夜にしてその存在をこの世界より消すこととなる。
時が流れ数千年の時が流れる。かつての栄華を誇った教えデモゴルゴ教は魔族の村でひっそりと消えようとしていた。信者と呼べるの者は形骸化した教えを金のために利用する教祖と異世界より転移し奴隷となったアルフレド=シュミットのみである。
アルフレドには戦う力も、突出した能力はなく、容姿も凡庸。転移後のあまりにも劣悪な環境で転生前の知識も失われつつあるというおまけ付きだ。しかし、アルフレドには唯一残されものがある。それがかつての邪神が広めたといわれる教えを信じる心と、デモゴルゴ経典の原典である。
アルフレドは自分の信じるデモゴルゴ教に救われ、その素晴らしさを皆に分け与えることにする。しかし、邪神の教えに集まるのは善良な市民だけではなかった。狂信、暴力、強欲、加虐性淫乱 etc. しかし、アルフレドはその者達を従え、時に彼らに身を任せながらなんとか信者を増やしてゆく。
信者が増え、自分と価値観を共有できる仲間と共に教えを広める。そんな明るい未来を描くアルフレドの見えないところで怪しく存在感を増してゆくデモゴルゴ神。
今日もアルフレドが布教活動に勤しむ陰でデモゴルゴ原典が怪しく光る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 07:09:42
195675文字
会話率:48%
宗教国家クルサール王国では、年に一度、夏の涼をとることを目的とした宗教色のない『納涼祭』が開催される。
人々が純粋に祭りを楽しむその日を、聖女の息子・リツィードはよく知らないと言う。
どこまでも人間味のない少年と友人になったばかりのカ
ルヴァン・タイターは、呆れながらも、少年に『楽しい』という感情を教えるために、リツィードの手を引いて祭りへと繰り出した――
唯一神エルムの教えと剣術以外、空っぽだった少年リツィードが、納涼祭をきっかけに『楽しい』を覚えて、友と心を通わせていくお話です。
※『聖女転生物語』の番外編になります。本編と完結済み番外編『英雄カルヴァン・タイターの日常』読了後の方がより楽しめると思いますので、ぜひそちらを先にご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 00:00:00
11705文字
会話率:41%
唯一神エルムを信仰する宗教国家クルサール王国の第一王女シルヴィアの恋のお話。
その美貌から、<人形姫>と綽名されたシルヴィアは、幼いころから諦められない初恋を追いかけ続けて、気が付けば婚期を逃してしまった王女様。いい歳なのに、いつまでも恋
に恋するお姫様は、当の昔に無残に砕け散った恋愛なのに、悲劇のヒロイン気取りで現実を見ることが出来ない――
※これは、長編小説『聖女転生物語』https://ncode.syosetu.com/n1899gt/の番外編に当たります。
本編未読でも読めるように努力しましたが、本編読了後の方がより楽しく読んでいただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 21:46:29
12850文字
会話率:47%
唯一神"エルム"を信仰する宗教国家・クルサール。聖女と王国騎士団長の息子リツィード・ガエルは、無実の罪により宗教裁判にかけられ、磔にされて火刑に処される。王国最強の剣士として名をはせていた彼は、実は、母と同じ"
;聖人"であった。彼の無実は死とともに晴らされ、国民全員が彼の痛ましい死を悼み続けて十五年――何の因果か、可憐な美少女に転生したリツィードは、目に見える人々の幸せを守り、神の教えを説きながら、前世で残した未練を抱いて生きていた。
もう一度だけ、親友に会いたい――そう願って転生したのに、親友はリツィードの死後大出世して国家の英雄となり、雲の上の立場になっていた。
偶然の再会など絶望的。奇跡が起きて会えたところで、性別も年齢も見た目も変わってしまった以上、何も期待できない…そう思っていたのに、運命の歯車は数奇な巡り合わせで動き始める。
この出会いは、神の奇跡か、神罰か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 00:00:00
578364文字
会話率:49%
宗教国家「ポーラ王国」の神官長バールの元にある依頼が舞い込む。それは、歴史に残る英雄との出会いと、激しい戦の始まりでもあった。
原稿用紙360枚に及ぶ長編ファンタジー小説です。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
最終更新:2022-12-08 02:07:46
118993文字
会話率:40%
魑魅魍魎を生み出し破壊を齎す古の呪い『散りぬる陽』の脅威に晒される世界──大賢者セルシアスはその法力を以って、破滅の災厄と呼ばれる散りぬる陽から人々を守っていた。
終焉の時【アンニヤハトゥ】の迫る中セルシアスは、絶大な魔力を持つ魔導師
ラシディア、最強の女戦士ジュメイラと出会う。
それは遠い過去に約束された、宿命の出会いだった。
どうしてセルシアスは大賢者となったのか?
ラシディアとジュメイラは、何故それ程までに絶大な力を持っているのか?
そして散りぬる陽とは、一体何なのか──?
物語は過去へと遡り、複雑に絡み合う宿世の謎が明かされていく──。
【お話の流れ】
◆第一章
主人公たちの出会いと旅立ちがほのぼのコミカルに描かれます。
◆第二章
新たに登場する主人公たちによるドタバタ恋愛劇。
◆第三章
滅び去った狂信の宗教国家と魔導国の受難を通して、散りぬる陽の脅威、主要人物たちの壮絶な過去が描かれます。
◆第四章
謎に包まれた古代文明、歴史の闇に消えた争乱のなか、散りぬる陽の謎、ラシディア、ジュメイラ、そしてセルシアスのルーツが紐解かれていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 11:31:00
503837文字
会話率:35%
宗教国家に生まれ育ったメルセデス・イェネリックは士官学校を卒業し騎士となった直後に不可解な命令を受ける....
最終更新:2022-10-09 14:17:37
2328文字
会話率:62%
聖女のためのお庭を作って維持するお話簡単に言うと聖女の庭を維持するおはなし。
二千年を超えて栄華を誇る皇国の皇太子が、建国時より定められた宗教国家の巫女との婚約を破棄した。 皇太子が軽んじた「定め」は、皇国が建国されるよりも前に滅んだ王国
の聖女とその侍女、そして初代皇帝の約束によるもので決して破ってはならないものだった。 聖女との約束を軽んじる皇太子に皇国も滅亡の道を辿ると思われたが、先代の巫女である皇妃によって隠されていた事実に問題は好転し、皇国は滅亡を免れるのだった。
※ガールズラブ要素とR15はほんのり感じる程度です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 20:11:10
19419文字
会話率:56%
"奇跡"と呼ばれる特殊能力が存在する世界。
ドラゴンを操る"竜血の奇跡"を授けられた竜騎士に支配される宗教国家。
孤児として育った青年エルドには、ドラゴンに乗って空を飛ぶ夢があった。
しかし、そ
の夢を叶えるには"竜血の奇跡"を授かるしかない。
はたして年に一度、ひと握りの幸運な者が奇跡を授かる祝福の日。
信じがたいことに、エルドに"奇跡"が授けられた。
もっと信じがたいことに、その能力は"自爆"だった。
同じ日、親友アレフは世にも珍しい"再生の奇跡"を授かる。
結婚も決まり順風満帆な彼を自分の暴発に巻き込んでしまわないよう、エルドは町を出た。
しかし、教皇の勅命により希少な"奇跡"を集める竜騎士の手によって、エルドの人生は一変するーー。
「竜騎士はひとり残らずぶっ殺してやる」
これは、青年エルドの復讐譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 11:33:17
10891文字
会話率:43%
聖なる山の神を信仰する宗教国家カルロ教国。その下町に住む自他ともに認めるヘタレのシロムは家業の食堂を継いで静かに暮らすことを夢見ていたが、運命の悪戯から誰もが羨むエリートコースの神官候補生になってしまう。だがシロムの胸中は穏やかではない。あ
がり症で小心者のシロムには神官として人々の前で話をすることなど恐怖でしかないのだ。家族の期待に縛られて神官候補生を辞めることが出来ないシロムだが、突然町を訪れた聖なる山の神の娘アーシャに預言者と宣言されたことから、運命の歯車は彼の望みとは真逆の方向に回り出す。
*** 以前アルファポリスに投降した作品を加筆しながら投稿しています。***
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 01:00:00
306209文字
会話率:47%
――魔王が|流星《ほし》を降らせた。
その日、その時……人類が詰み、敗北が決定した瞬間だった。
世界最強の軍事国家の大軍も、世界最高の魔法王国の究極呪文も、世界最大の宗教国家の至上法術も魔王を滅ぼせず。
最速の剣聖の刃も、最狂の
賢者の最大呪文も、最優の聖女の神聖術も魔王には届かず。
そんな絶望に抗うべく異界から喚んだ勇者さえも、魔王は止められなかった。
ただただ世界に絶望し、最愛のヒトを奪った世界に破壊のみを齎さんと魔王が放ったその究極呪文は十三の流星を生み出した――否、落とした。
夜になると明るく地上を照らす、至高神の象徴であった十三の月を自らの場所まで引きずり落としたのだ。
中心の至高月に先んじて、その眷属たる十二の流星が大地に触れた時点で……もはや地上に文明というモノは残されてはいなかった。
生き残った人々はただ絶望し、ゆっくりと迫る最期の星を見上げては自らの終わりを指折り数えるしかない。
――どうして自分達はこんな目に遭っているのか?
……その疑問に答えてくれる神は、もう居ない。
ただ生き残った人々はしきりにこう口にする――〝勇者が逃げたせいだ〟と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 21:05:26
9037文字
会話率:50%
疲れた人々の間に瞬く間に人気になったVRMMO、メサイア・オンライン。制作社であるスマイル社は、1周年を記念してプレゼントキャンペーンを行うことに。
最初は@%pに応募を勧められ、仕方なくだったが……?義偽優斗の変人プレイがが今、開幕?
最終更新:2021-08-19 21:00:00
91272文字
会話率:48%
リー・ライラム教が支配する宗教国家、神聖ロットエル帝国。
そこで貧乏教会の孤児シスターとして暮らしていた『ミリアイル』に、ある任務が下される。
テロ組織に潜入して奴らのボスを見つけ出してほしい。
成功すれば教会の取り壊しを中止してあげよう
。
虫も殺したことがない臆病なミリアイルの唯一の特技は回復魔法たった一つ。
それでもミリアイルは平和のため、そして自分を育ててくれたシスターたちのために、『メール』と名乗りテロ組織『ジューン』に潜入する。
だがそこでミリアイルは、リー・ライラム教がジューンや他の国々に行ってきた悪行を知るのだった。
一方、ロットエル帝国有する魔法使いたちの部隊、聖騎士団に一人の男が入団していた。
レド・クラウス。彼は親を殺したリー・ライラム教に復讐するべく、ジューンから聖騎士団に潜入していたのだった。
そしてもう一つ、彼には目的があった。
幼い頃生き別れた妹を見つけ出すこと。妹の名は、ミリアイル。
記憶を操る魔法を手に、レドは醜悪な国家に立ち向かう。
2つの組織に潜り込んだ兄妹が、神に支配された世界を導いていく。
わいわい楽しい小説でーす!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 17:04:07
126159文字
会話率:42%
怒りの日。それは宗教国家「シーフレイト」で十数万年前起きた事件。
溢れた神の怒りと力を収めるためできた異界、魔界「ソヴィーディーズ」。
生贄として呼ばれた7人の聖女と、聖女を呼んだ魔王7人。待ち受けるのは―――。
ナターシャは、まだ19歳
の聖女。国の中心オールレイク教会に所属する少女。
その日は50年に1度の恐ろしい日。ナターシャは魔界に攫われてしまった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 11:12:01
5121文字
会話率:44%
「汝の意志することを行え」
遠い遠い未来。大陸の東の大国である夏(シィア)は科学はほぼ使わず、宗教国家として神話と歴史をごちゃ混ぜにして国を維持していた。その国で少女スイは旅芸人一座の所有物として暮らしている。少女が大人になる前の、世界に出
る前の、ひと月あまりのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 12:00:00
135601文字
会話率:34%
かつて、世界の気候、食料生産、情報技術など、ありとあらゆるものを管理する絶対的なシステムが存在した。その名前は「Ava」。
しかし、システムは暴走。人類は、大洪水と大雨季にさらされた。
暴走するシステムを休眠させ、人類の危機を救い、そ
の後も管理することで、大陸全ての国に畏敬と多大なる影響を与える宗教国家「聖王国」。
その「聖王国」に新たなる指導者が生まれようとしていた。
教皇として「聖王国」NO.2の地位に立つのは、予言の力を持つ少女アリステア。
しかし、5年前に突然教皇候補として現れたアリステアの教皇就任には、聖王国の政治機関「白の神殿」が異を唱えている。アリステアを指示する宗教機関「蒼の聖堂」と「白の神殿」の対立を抱えながら、戴冠式が行われる。
戴冠式が盛大に行われる中、忽然と姿を消すアリステア。
一方、大陸最大規模の情報売買組織「リイズ」のエージェント「高知」に、ある依頼が舞い込んだ。ワラキア王国の大量水死事件の調査である。簡単と思われた調査の先で浮かんでくる「アリステア」の存在と「聖王国」が抱える闇。
彼女の失踪は彼女の意思によるものなのか。それともアリステアの戴冠を阻もうとする陰謀なのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 22:12:13
8695文字
会話率:26%
私、職業は聖女でって言ったよね! なんで王女に転生してるかな~(困惑)
しかも、5歳になったら、聖域に送り出されました~。
これはアレですか? 天馬の聖衣でも持ち帰れってことですか?
いやいや、それは無理です!
私、戦闘訓練なんて
してませんよ。当然、小宇宙なんて感じません(キッパリ)
じゃあ何をしてたのかというと、薬草の栽培とか、ポーションの調合とか、魔法の付与とかです。
このへんは聖女の嗜みだから、一通りマスターしました。
もちろん、聖女の本業、瘴気清浄機としての性能も上がりましたよ。
いまなら国中をカバーできそうな気がします。
あ、私の母国って、王都は国の端の方だった。国中は無理かも……。
とりま、私、ティアーユ・マート・マルクト・エリシュ(15歳)は、危ない宗教国家のトップを撃破!
でもね~、黒幕っぽい預言者には逃げられるし、自国の聖女も取り返せないまま。
それだけでも大変なのに、神様に頼み事までされました!
そーゆーのが、第四章で、全部片付くといいな~。
えっ!? 第五章まであるの!
ないわー。
シンプルなあらすじ。
第一章 至龍の試練(しりゅうのしれん)
竜を倒し、龍の聖女になる。
第二章 勇者という名の災厄
国を救うため、勇者と戦う。
第三章 敵対する宗教国家
教会にケンカ売られたので戦う。
第四章 場違いな○○
序盤スタート。←今ここ
第五章 ???
2021年の投稿再開は1/9になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 08:28:03
149918文字
会話率:14%
俺の名前はオズワルド=ネイチャー。普段は行商人のふりをしているが一応、今世紀最大の大泥棒だと自負している。昔から自分に救えるものは何でも救うって座右の銘の下、そりゃたくさんの人を救ってきた。そのおかげか、まだ18歳なのに三児の父をしている。
そんなある日、依頼でピンチな俺を交換条件で助けてやるとか言い出す怪しい男に出会った。助けられた以上、交換条件で提示された依頼は叶えてやるか……だなんて考えてトリグラフの楔なんていう姿形もわからないもの……のはずだったんだけどな…… いやいや、決して依頼料が一億ガルだからとかそんな邪な思いで受けたわけじゃないんだ…… とか言い訳だよな。すぐにでも盗人から足を洗いたいと願った自分の浅はかさが悪いよな。人生の再出発という欲に目が眩んだ俺には高い授業料になるんだわ、これが。まったく、昔から世界は無慈悲というか、残酷というか。でも、破格の報酬をチラつかせる依頼主の胡散臭さをもっと理解してたら避けられたかもしれないな。
トリグラフ世界の均衡を保つ対天壌支配戦略兵器、通称トリグラフの楔と呼ばれる幼女を奪っちゃった俺。その兵器を失った宗教国家キグロスは未曾有の危機に晒される。もちろん、俺もそれに巻き込まれるわけだ。幼女を奪い返そうと国中が躍起になって俺を追う。兵器扱いされてる幼女も自分の運命を決めつけてる様子。でもな、君が諦めても俺は。君を、君の心が望むままに盗み出してみせよう、って思ってしまったんだ。それがいいって何となくだけど思ったから。
銀髪碧眼のロリっ娘と父というには若すぎる青年が挑む人生最高難易度の大脱走。神に祈るなんてまっぴらごめんだが、すがりたくなるくらいにハードモードな敵、敵、敵。
俺は無事に最愛の娘の元に帰れるのだろうか…いや待てよ。娘にはなんて新しいロリっ娘(厳密にはロリばばあか? ※本人に聞かれたら確実に侮蔑と罵倒、憐憫の籠もった目で抗議されるに違いない)を紹介すればいいんだ。お姉ちゃんだよ?なんて言ったところで受け入れてもらえるだろうか。というか同い年じゃないか。これは確実にマウントの取り合いになるぞ。間に挟まれる俺…これは救いがあるのか。無神論者だが、今だけは祈らせてほしい。神様仏様、お願いですからフェリチとウェッジが仲良くなれますように…って祈ったのに、一触即発な新加入娘と古参の娘。頼むから仲良くしてくれよな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 21:08:46
16717文字
会話率:55%
住んでいた村が魔物に襲われ家族を失い天涯孤独になった青年が家に代々伝わる道具を使ったせいで異端審問に掛けられ、未開の土地に放り出された。その後、魔物から逃げているところを突然アリスという女性に拉致され古代要塞の司令官にされてしまう。「これっ
て拉致じゃん!!!」
これは一人の青年がやっと見つけた平和な生活の中で出会った者達と共に強大な宗教国家から守りたいもの全てを守ろうと足掻く物語。
[適宜内容の細部を変更するので読み返していただけると齟齬がないと思います。]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 20:40:03
18713文字
会話率:59%
――とある時代。とある世界。
ひとつの宗教国家に支配された大陸。
故郷を失った少年は男娼として働いていた。
エルフ族の血を引いた少年は、少女と見紛うほどに美しく……しかしそのサファイア色の瞳には、復讐の炎を宿す。
男娼は仮の
姿。
その正体は暗殺者にして、神聖メアリス教国に滅ぼされた太陽の国の元王子。
彼は愛する婚約者を取り戻すため、今宵も返り血で赤く衣装を染めるのだった……。
※ この物語は作者の長編作品『強靭不死身の魔獣王 ~美女の愛はノーサンキュー~』の番外編です。
本編主人公が登場しないIF時間軸の作品となっております。
※ 独立した物語であるため、こちら単品でも楽しめますが、興味があれば本編もどうぞ!
目次のタイトル上、“強靭不死身の魔獣王シリーズ”をクリックすれば、該当ページに行くことができます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 18:12:15
46350文字
会話率:30%
主人公の住むアスガルズ帝国と、宗教国家ユースティア王国。二つの国はここ数千年の間、戦争を続けていた。
ある日、主人公の住む集落が、ユースティア王国からの空襲を受け、主人公以外の、家族を含む全ての住人が殺されてしまう。絶望する彼女の元に、とあ
る人物がやってくる。
主人公は彼らと共に、この戦争を「終わらせる戦い」に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 19:25:21
11628文字
会話率:50%
【世界観】
世界には4つの壁があり、世界を十字で分断した壁の先に4つの大陸がある。世界の名前はユートピア。
それぞれの大陸では神々を信仰しており、
それぞれの神は信仰するものにその者に能力に応じた
スキルを与えた。
壁は1人のスキルや能
力では壊すことは叶わず、
100人単位で集まってようやく壁を破壊し向こう側へいける。破壊後、壁はは時間をかけてゆっくりと再生される。
世界には魔物と呼ばれる生き物がおり、人々の生活を脅かす。そんな危険から人々を守るため冒険者が存在する。
過去、それぞれの大陸は優れたスキルを持つ者によって統一された。
北東の武力国家【イグニス】
北西の自由国家【ザラン】
南東の宗教国家【ファーレン】
南西の魔導国家【ファウスト】
その者たちの活躍により、他国との関わりが盛んとなり、人々はそれぞれの国からの恩恵を得ることが出来た。
イグニスからはドワーフたちが作る優れた武器、防具
ザランからは学問、農業や畜産で得られる豊かな食材
ファーレンからは神々へ信仰する方法
スキルにファウストからは魔導を利用した魔道具
など、様々なものが得られるようになった。
ある者は自身の知識を深めるため探求の道を。
ある者は家事スキルにより、スキルを持たない者の3分の 1の時間で倍の成果を出す。
ある者は剣スキルによって岩を切り裂き、魔物を倒す。
そんな中、武力国家の下級貴族の男爵家に1人の男の子が生まれた。男の子のスキルとは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 09:03:11
650文字
会話率:0%