俺は学生運動に参加している、一般的な夢見る共産主義青年活動家だった。
そして、闘争は進み、遂に安田講堂へとたどり着く。最後の時を同志たちとともに過ごす中で、俺は周囲に流され暴力的手段に出たことへの後悔、結局何も変えることなく、誰も幸福にで
きなかった喪失感に襲われ、あることを天に願う。
「もし生まれ変わることができるならば、世界のあらゆる存在を幸福にできるような、そんな革命家になりたい」
すると、床に置いたはずのモロトフカクテルの炎が俺の体を包み、異世界へと吸い込んだのだった。
その世界は、誰もが職業と能力を生まれながらに決められ、種族ごとに役割という名の身分が存在する、超階級社会だったのだ!
この物語は、自由の素晴らしさを伝え、真に平等なる新たな社会を構築するために異世界に現れた、"同志"の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-17 22:49:27
780文字
会話率:23%
世界各地で続く紛争の中、ウォーカーと呼ばれる人型兵器が生み出された。
そんな世界の発展途上国の一つ、トルバラド王国に暮らす孤児、シオンという少年は、現国王ガダル=トルバラドの暗殺を計画する少女サラに協力することを誓う。共に暮らす仲間の孤
児達や、外国から来た工作員であるボリスと共に協力し、暗殺計画の準備を進めていた。
ある日、大規模化した学生運動のグループが中央都市にある講堂前広場を占拠。
王国側は武力によってこれの排除を行うが、横暴に対する反抗と仇討ちという大義を得た反政府系武装勢力が一斉蜂起し、大規模な内乱状態となる――。
以前投稿していたものを大幅に改稿し、第26回電撃大賞に応募したのですが、見事に一次落選となってしまいました。という訳で、電撃一次落選原稿のサンプルということで、再び投稿させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-10 21:58:53
117694文字
会話率:31%
1970年代~それは若者が最も自分らしく生きれた時代、
言葉を換えれば飾ることのない自分を素直に受け入れてくれた仲間がいた時。
この物語は毎日、友の為に泣き、友と共に笑えていた、そんな輝く眩いばかりの蒼い時を描く
青春群像劇です。
女子学
生たちは何を見ていたのか
学生運動で荒れるキャンパス。毎日学内に響くシュプレヒコール。
一人また一人と学友が学舎から姿を消していく
語る夢は限られていた。見えない明日、募る不安。
それでも彼女たちは前を向いた。
学生運動に挫折し行き場を失った友がいて、
仲間とのはざまで自分の夢を追いかけることの矛盾に悩む仲間がいて、
そして春を待つ越後新潟の地でそんな仲間を想う夢破れし子もいた。
思うように進まない自分達の道を彼女達はどう歩んでいくのか。
夢にまで見た大東京で彼女たちは何を夢見て何を失うのか。
それぞれの蒼い時のエピローグが今、訪れようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-14 19:22:29
7890文字
会話率:29%
六十年代。
健太郎は大学一年生。
初めて経験するヨコハマでの寮生活。
純真・一徹な関西人の彼の眼に映ったものとは。
学生運動・バイト・ヨットetc。そして純愛。
最終更新:2019-02-03 21:55:45
38088文字
会話率:41%
とある高等学校。
主人公たちは新入生としてその学校へ入学する。しかし、校長先生の突拍子もない校則改定の発言により学校は変わってしまう。
しかし、それを変えようと立ち上がった生徒たちもいた。だが、学生運動を起こしたメンバーたちに悲劇が訪れる。
(1章あらすじより)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 10:00:00
31534文字
会話率:28%
―――現在と云うものが常に連綿と続く過去の結果であるとすれば、恐らく、私の目に映る世界が崇高なる文明史の結果として存在しているのは、いつの頃か、歴史に知見不能で致命的な欠陥が生じたからなのでしょう。―――
決定的な敗戦の後、日本は東西冷
戦の勃発によって第一世界に属する日本連邦共和国と第二世界に属する日本民主共和国に分断された。そして終戦から20年後の1965年。戦後復興と共にベトナム戦争、学生運動、革命、テロリズムと言ったあらゆる問題が噴出し、社会は混沌に覆われていた。
そんな中に現代で生活していた滑川 桃華がタイムスリップしてしまう。彼女は待ち受ける運命に何を感じ、何を思い、どう判断するのか。そして元の世界に戻ることは出来るのだろうか・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 00:19:02
64117文字
会話率:62%
東京駅から夜行バスに乗った私は変な男に遭遇した。私の傍の窓際に座った男だった。何やら、ぶつぶつと独り言を呟いているのだ。まるで、誰かに語りかけているような口調だった。はた迷惑な、うざい男だと思い、私は注意しようとした。
最終更新:2018-01-23 20:00:00
18033文字
会話率:3%
!パラノイア風オリジナルTRPGです!
舞台は現代の『私立無気力学園』。熱血先生と無気力学生の対立の中、PL達は上学年から与えられたミッション、及びそれぞれの所属部活から与えられたミッションを遂行します。基本的に生徒は学校に籠城し学生運動
、先生に突入されたりしたらゲームオーバーです。
!重要!やる気のある生徒は先生に洗脳されている生徒である疑いがあるので即処刑しましょう。怠惰で無気力な学生生活を!
この作品は僕の黒歴史サイト『末端のクソブログ』にも掲載してあります。
義務さえなければ拡散させたくない痛ブログですが義務なら仕方ない
http://mattan21.hatenablog.com/archive折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-29 21:09:15
9717文字
会話率:99%
今は平和な幻想郷。しかし今から40年程前幻想郷は荒れていた。大物妖怪が仕切り、すべてを決めてしまうこの体制に小物妖怪と人間は怒り、結託し、大規模暴動になっていた。徐々に過激になっていく暴動。ついにそれは人質立て籠もり事件になってしまう。投石
や劇薬、火炎瓶で抵抗する犯人達に命をかけて突入し検挙したとあるかっぱの実話である……彼女は人間や妖怪達の怒りの声をどう受け止めたのか、そしてどんなの思いで事件に望んだのか……
注、東方二次創作です!オリジナル設定、自己解釈てんこ盛りですので苦手な人は読まないことをオススメします!
舞台モチーフは安保闘争から始まりあさま山荘事件で幕を閉じた学生運動が盛んだった70年代日本です。残酷な描写、過激な発言もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-05 23:52:24
822文字
会話率:50%
青春は一度だけである。私にも青春はあった。今、青春している君に、敢えて50年前の私の青春をぶつけたら、何かが生まれそうな気がして、この本を書いた。群馬県から上京して、昭和42年に青山学院大学に入学した頃から卒業、就職まで。学生運動の波に飲み
込まれながらも、数多くの出会いと別れ、胸を焦がす恋愛や様々なアルバイト、夢と挫折。私の青春は、失敗だらけ、みじめだらけ、頭の中がぐしゃぐしゃになって、気が狂いそうな青春だった。しかし、こんな青春だって他の誰でもない、この私だけの青春なのだ。だから、君の青春も自信を持って謳歌して欲しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-13 15:00:00
39645文字
会話率:13%
倭国(=九州王朝)が亡びずに、優れた官僚機構を擁立してアジアに関たる帝国の一つになった世界。
1930年、大倭帝国連邦の内秦国(現実世界の山陽地方)の吉備第一高等学校(この世界での高校は旧制高校に類似)に通う学生の広野道彦は、帝都・筑紫
での「憲政擁護運動」に参加した。
その頃、帝国連邦では有司専制(官僚独裁)への反発から国家社会主義運動が高まっており、それがやがて第二次世界大戦への扉を開くこととなる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-26 20:15:33
27715文字
会話率:53%
近未来の日本では、権力者の不信感が高まっていた。
教育の世界も、決して、無縁では、なかった。
数年前に、一部の高校生が教師への不信感を背景に暴動を起こすと、彼らへの「反乱」は、全国に飛び火したのである。
そうした中、すっかり変わり果てた母校
に勤務するようになった、とある高校教諭の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 17:43:09
3251文字
会話率:20%
突如、地球上空に出現した惑星「フラジャイル」は、残り1週間で地球と正面衝突すると国会が発表した。
核保有国でもあるアメリカは、非核保有国である日本と同盟を結ぶ事を決定し、フラジャイル迎撃作戦を実行に移そうとしていた。しかし、核を使用
することは、人類の未来を変える、第三次世界大戦に勃発しかねない火種になっている事を危惧し、学生運動が盛んになっていた。
福島 千智は、そんな世の中に不満を持ちながら生涯を送っていたが、ある日を境に、自分の人生を大きく変える出来事が起こってしまう。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-02 01:28:50
2553文字
会話率:43%
将軍。
俺達の学校にはこう呼ばれる教師がいる。彼は野球部顧問である。そして、校庭の支配者でもある。さらに蛇足的に加えると生徒指導の担当でもある。
ただこの場合は野球部の顧問としてが一番の問題だ。野球部のせいでサッカー部、陸上部は校庭を
使うことができずに追い出されるのが日常と化していた。サッカー部は一応練習もすることができたが野球部の試合があるとかで土日は河川敷に追放されてしまっていた。陸上部は校庭の隅っこで細々と短距離だけが走っている。長距離に至っては、外周を走ることしかできない。ロングジョグ以外の練習をすることができないありさまだ。
ただ、一応は暗黙の了解というか協定というようなものは存在しており決まった曜日は校庭を使えることとなっていた。だが、それも今では死文化だ。そんなものは関係なくなってしまっている。弱小野球部がこのまま校庭の支配者となるのは気に食わない。
なぜ、野球だけが愛されるのか。サッカーは、そして陸上というスポーツは無視されるべきものなのか。俺達のもやる権利がある。校庭を使う権利がある。走りたい。ボールを蹴りたい。跳びたい。試合をしたい。
だからこそそんな中、ついに俺達はかの将軍に対して抵抗することを決めたのだった。
陸上部の部員による反乱が今始まる。
この物語は将軍こと大泉先生を追放──とはいかないものの校庭部活の活動を尊重を要求するための一高校生運動史である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 18:00:00
56887文字
会話率:32%
丸田秀春は、長年遠ざかっていた高校時代の親友マツの葬儀に参列する。そこで出会ったのは30年来会うことのなかった高校時代の恋人、エリアだった。エリアと秀春はマツと仲良し三人組だった当時を回想する。二人は誰にも言えない秘密を抱えていた。
別府市
街地に暮らす三人は高校で同じクラスになり意気投合。三人で仲良くしているうちに秀春とマツはエリアに次第に心惹かれていく。やがて口火を切るようにマツはエリアをデートに誘う。その夜秀春はエリアに呼び出され、自転車に飛び乗った。
1970年代、別府での青春の日々。互いに聴きあったドアーズやストーンズ、ビートルズのレコード、大阪万博、学生運動…高度経済成長期の訪れに色めく日本の片隅での、一人の女学生をめぐる二人の青年達の恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 22:45:23
26861文字
会話率:38%
学園独立を訴え、さらには独立さえも宣言する私立玖賀之高校。
生徒会役員の穏健派である無気力青年、神代と飛鳥は、一人説得に向かい帰ってこない来流都を探しに行くことに。
様々な思惑が渦巻く学園で2人を待ち受けていたのはものとは…。
最終更新:2016-05-22 17:01:23
3652文字
会話率:43%
人生とおなじように、書き始めてみないとわからない。でも作者はきっと深海のそこに眠る沈船から宝物を見つけて戻ってくるに違いない。荒れる海の上で命砂を繰り出してくれる読者は何人いるかはわからない。
5~6人の登場人物はいろんな場所を動き回りなが
らそれぞれの<彷徨>の意味と互いの存在を知らない。落ち合う場所は誰も教えてくれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-14 23:33:26
2117文字
会話率:0%
遠野氏にはよくわからなかった。
けれど、彼のことは理解したかった。
守りたかった。
それはできなかったけれど、でも、世の中悪いことばかりではない。
――遠野氏には友人がいる。
とてもとても大事な友人が。
最終更新:2015-10-08 12:00:00
14107文字
会話率:14%
時代時代の断片的出来事を ジョン・レノン の生き方と絡めて!
最終更新:2015-04-08 15:12:01
2228文字
会話率:0%
ここは2014年、今までの中で一番平凡な時代、その中に生きる男、川元正宗(かわもとまさむ)はいつからか自分の過去に気づくと共にまた新しい事を思いだす。
最終更新:2014-04-25 19:27:20
3823文字
会話率:29%
物語の舞台は昭和51年頃の仙台。もはや風前の灯火となっていた学生運動の最期と、その時代を生きた学生たちの一コマを描いています。
「もうとっくの昔に終わっていたのかもしれない。しかしどうしても終わることが出来なくてくすぶり続けていた学生運動の
灯火が、いよいよ本当に吹き消されようとしているのだ」(文中より)。
(文芸同人誌に発表済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-03 19:31:39
8784文字
会話率:39%