僕は、蔵部理(くらべ さとる)。安桜(あさくら)高校という学校の二年生だ。何にもない、ただの男子高校生。……そう思っていた。
僕は、ある日を境に怪異に巻き込まれていくようになる。
それは、“暗化(あんか)”。死者が纏う負の感情や欲
望が、怨念となり蠢き生存者を闇に引きずり、死へと誘うとして代々伝えられ、この地域から始まり、そして日本中に広まっていった怪談だ。
そして僕、いや“僕ら”は今年の秋に、それを解決するために出向く、特殊な学徒兵になった。
その役割を果たす度、それについて関わる度、僕は色のない曇りがかった心が変化していく。
……それよりも、僕は、早くこの忌々しい命が、終わってくれと、日々祈っていた。
大切な――の、――と――を――ために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:10:26
19446文字
会話率:38%
40才過ぎのおっさん、安武典男はいきなり始まった日中戦争に巻き込まれた直後、異世界転移する。
現代日本に帰還するためにカルアンデ王国国王からの魔王の討伐依頼を受け、学力体力向上と魔法を鍛えるため王立魔法学園に編入するものの、わずか半年で戦況
が悪化し学徒動員されてしまう。
そもそも戦争を終結させることができるのか?
生きて日本の地を踏むことができるのか?
嫁さんはGetできるのか?
改訂版です。物語内容共に基本変わりません。
より読みやすくなるよう一話辺りの文章量を減らしています。
警告、この作品はチートはありますが俺TUEEEではありませんし、成り上がりでもハーレムでもありません。
注意、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 17:33:21
188222文字
会話率:57%
ある日、聖都アキバに発生した"リアルの裂け目"!
異次元人、時空海賊、科学ギャングの侵略が始まる!
秋葉原の危機に立ち上がる美アラサーのスーパーヒロイン。
ヲタクの聖地、秋葉原を逝くスーパーヒロイン達の叙事詩。
ヲトナのジュブナイル第1
69話「みんなミイラ」さて、今回は秋葉原で超古代の女王の棺が発掘されますが、発掘メンバーが次々と不審な死を遂げます。
超古代の女王の呪いが噂される中、考古学徒間の恋愛のモツレから来た殺人と判明、博物館の首席学芸員が逮捕されるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 17:57:05
21277文字
会話率:71%
現代日本から異世界へと魂だけの状態で連れ去られ、魔王の娘として迎え入れられた少女・「ウタハ」。
これまで受験勉強に追われていた彼女は、「元いた世界に帰れない」ことを理解したときの衝撃から、元来の性質である「やけっぱち」精神を呼び覚まし
てしまう。
来る日も来る日も魔界にて食べては寝る生活を送るウタハを相手に、魔王やその息子は根気良い説得をし、「地上の王立学院へ通う」ことを承諾させることに成功する。
ーー舞台は移ろい、王立学院。
さまざまな個性を持った学徒や事件、自身の対となる少女の存在、そして真相を相手に、自称他称ともに堕落した手のかかる乙女は運命を切り拓くのか、あるいは……運命を捻じ曲げるものなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 22:42:56
76342文字
会話率:53%
1999年に起こった消却事変からおよそ半世紀。一時は人口を10億まで減らされた人類に、ある程度の平穏と均衡の時間が訪れていた。
国際情勢には不穏な動きはあれど、日本の適合者養成機関鐘渡教練校に所属する新見貴史は一介の学徒であり、関係のな
い話であった。そう、その日までは。
二年へ進級し、さぁ今年も和和生きていこうとした矢先に現れるトラブルの数々。振りかざされた強権(脅迫もあるよ!)に屈し、彼は『特殊な背景を持つ奴らを集めて管理しよう班』―――通称『特班』の班長に就任する羽目になったのだった。
異国の姫、メイド、元傭兵にヘタレ、それから喋る猫にまで日常は侵食され平穏を願う彼の明日は果たしてどっちか。
闇鍋ごった煮近未来SF(すこしふしぎ)作品です。
サイバーパンク的電脳世界から空飛ぶ戦艦、異世界に異能まで割りとなんでもアリ。むしろ盛りすぎて金平糖。男の子ってこういうの大好きなんでしょ?と言われるものをこれでもかとぶち込んだ作品になります。だってしょうがないよね、作者も男の子(尚、歳は………)だし。
仕事辞めて無職になって暇してたので、学生の頃や社会人の手慰みに描いてた作品群から主人公クラスを寄せ集めて繋いだスターシステム的な悪魔合体作品を作りました。なので、大分とっちらかった感があって超読みにくいです。まぁ趣味書きだしいいかと開き直ってます。焦点を当てるキャラが主人公です、多分。しかしこの出来で群青劇とは言いませんし言えません。今回で言うなら新見と三上がメインになります。そんな風に闇鍋ごった煮にした結果、設定や登場キャラに関わる伏線が膨大に膨れ上がり、それを説明するために地の文が説明だらけになっていますので『いや知らねーよ』と思う方や『設定厨かよ』と辟易する方は諦めるか台詞だけでも読んでいただければと。『むしろ設定大好き!』と諸手を挙げられる方はどうぞ読み込んでツッコミ入れて下さい。一人で作っているとどうしても粗が出るんで精査して下さる方がいるとぶっちゃけ助かります。
あ、後カクヨム様とアルファポリス様にも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 12:00:00
661676文字
会話率:42%
銀髪碧眼、精霊を操る異能を持つ公爵家令嬢ルイーゼは、婚約者である第一王子から婚約破棄を言い渡される。何でも、第一王子お気に入りの令嬢に嫌がらせをしたとか。しかし、ルイーゼは彼女とは初対面。ルイーゼの通う学園の上級クラスに、彼女はいないのだか
ら。
従えた水の精霊も、見守る学園の教師も生徒も、実のところルイーゼの味方だ。
「第一王子の権限において命ずる! ルイーゼ嬢を、我が弟たる第七王子の婚約者とする!」
高らかに宣言する第一王子(そんな権限はない)。
第七王子の住む辺境と言えば、険しい山に囲まれ、谷川には水の妖魔がさまよい、森では土と木の妖精が踊る恐ろしい土地。
ただしルイーゼを含む魔術学徒には、この上なく魅力的な土地なのだった。
ありがとうございます、第一王子! 魔術研究が捗ります!
扇の陰で優美に微笑むルイーゼ。嬉しそうな魔術学の教師。呆れ気味な水の精霊。
そしてルイーゼとの婚約に慌てふためく第七王子は、なぜか以前からルイーゼを慕っているようで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 20:47:47
27310文字
会話率:45%
日本で最も有名な私立高校、『私立帝王高校』
その新入生として選ばれた主人公・山下亜蓮と堂上つむぎは、学校生活を通じて入学以降に音信不通となっていた幼馴染・一橋雪花の行方を探る。しかし、帝王高校にはそれ以上の秘密が隠されていて……
最終更新:2023-04-27 12:00:00
105173文字
会話率:37%
彼は、経済学者程の知識はないが、乏しい知識と偏見をもって経済学にかぶれた一般男子生徒、すなわち経済学徒であった。そんな彼が歩む人生はどのようなものだったのだろうか。
最終更新:2023-03-25 15:47:22
4690文字
会話率:0%
空舞う船の発達により世界の距離も少なくなる中、学徒として外遊をする青年ユーリは洞窟国家「光芒の国」へと向かう空舞う船の渡り賃が足りず途方に暮れていた。
そんな中、光芒の国へと向かう同行者を探している人物がいると話を持ちかけられる。とても偏屈
だというその人物の名前は――。
異世界を舞台にしたとある探偵と助手と、世界に生きるひとびとの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 12:00:00
2374文字
会話率:51%
ノアの罪人~例えばそれはラスボス撃破後の凱旋世界で、レベル0から裏ボス四人を倒すような譚~
世界を救った英雄ナナシ。言わばこれは、ラスボスを倒した後に迎えるクリア後の世界の物語。とある日、悪神ガレスを敵対視する世界樹とその守り人は、英雄
であり魔法学徒と成ったナナシにこう告げる。
『――思想を継し災厄の苗床が四つ、その芽を摘まねば悲劇が起こらん。』
悪神ガレスの遺志を継いだ危険人物ら、通称{災厄の苗床}の存在を知ったナナシは、その思惑を潰すべく、世界樹の守り人である少女{エルノア}と少女の動かす不思議なキャラバンと共に、災厄の苗床を倒すべく旅を始める事となった。
討伐対象は四人
・深淵の死霊姫
・天命秤の交易人
・絶対無双の狂戦乙女
・永遠の放浪者
これは魔法を使えない魔法学徒ナナシと、少女エルノアが始める"ただ四人を殺すだけ"の冒険戦記。
「何故、戦っているんだろうか?」
{災厄の苗床}を倒し行く運命に翻弄されるナナシ、それを冷徹に見届ける魔女エルノア。陰謀と謀略の血塗れに交差する彼らが旅路の、その結末は如何に。。。
※本タイトルは"戦闘"に主軸を置いています。どんな奴が出て来て、どれだけ強いのかを楽しんでやって下さい。
※本タイトルは『ノアの旅人』の派生タイトルですが、特段読了を求めません。気楽に楽しんでって下さい。またノアの旅人の深刻なネタバレは御了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 19:34:33
39389文字
会話率:51%
世界を救った英雄ナナシ。言わばこれは、ラスボスを倒した後に迎えるクリア後の世界の物語。とある日、悪神ガレスを敵対視する世界樹とその守り人は、英雄であり魔法学徒と成ったナナシにこう告げる。
『――思想を継し災厄の苗床が四つ、その芽を摘まね
ば悲劇が起こらん。』
悪神ガレスの遺志を継いだ危険人物ら、通称{災厄の苗床}の存在を知ったナナシは、その思惑を潰すべく、世界樹の守り人である少女{エルノア}と、少女の動かす不思議なキャラバンと共に、災厄の苗床を倒すべく旅を始める事となった。
討伐対象は四人
・深淵の死霊姫
・天命秤の交易人
・絶対無双の狂戦乙女
・永遠の放浪者
これは魔法を使えない魔法学徒ナナシと少女エルノアが始める"ただ四人を殺すだけ"の、罪深き冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 08:08:32
26870文字
会話率:57%
人類はある日メルトクス鉱石と呼ばれるエネルギー資源を発見した。これによって人々の生活は高度に発展していったが、メルトクス鉱石の発掘量が最も多いリーディアン王国がこれを独占、外交をカードとして濫用し始める。これに対し世界でも歴史のあるゾーリュ
ック帝国は資源の共有・分配を掲げ戦争を仕掛け始める。
帝国出身の学徒兵ゲルハルト・ディープマンはひょんなことから帝国第三皇女である、アルテリア・ゾーリュックに連れられ戦場を駆けまわることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 11:57:21
1564文字
会話率:49%
世界最大の国土面積と他国との流通実績を誇るゴビー王国。その王国で一番の学徒数を有する学院、『ゴビザマス学院』。
自国、他国を問わず世界中の資産家の子息や息女が親族の代替の社交場として、また将来的な優遇のためにこぞって入学を決断する由緒と格式
ある学院。
その学院生の誰もが古くからの伝統に重んじ、正装、礼節、そして口語を遵守する。特に最後の口語ともなると、学院に通う資格すら得られない庶民には言語化することすら到底痴がましく、まさに敬虔にも等しい神秘的な語尾となるザマス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 17:33:47
5757文字
会話率:46%
ある家に飾られている、青い目の人形。
いつも静止ではなく…
最終更新:2022-09-23 15:58:35
583文字
会話率:0%
この国が二度目の鎖国を行い、戦争の一途を辿る『今』。私は『魔法の竹槍』で変身した――。
『第七感』。私に眠るその力が、魔法の竹槍によって目覚めたのだった。
鎖国、戦争。その影響から外国の文化は排除され、従わない者は憲兵により捕らえられた。
それは『非国民狩り』と称され、多くの国民が裁かれた。
しかし、外国への憧れは消す事が出来ず、国民はその思いを膨らまし続けていた。
『宮本かぐや』。彼女もまたその一人であり、彼女達女学生はチョコレートに夢中だった。
それが、非・国民的であっても。
彼女には目標があり、その為に職業訓練校通っていた。
しかし、女学校を蹴ってまで入学した学校だったが、戦争の影響から、学徒動員により兵器を造る日々が続き、彼女はその空気に逆らえずにいた。
そんな中行われた竹槍訓練が、彼女を、彼女自身を変えてしまうのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 05:02:00
46801文字
会話率:33%
学徒となった3人はバンバリッタを目指して旅をする。
振るう剣は貴方の為か、それとも国の為か。
目的は違えど目指す場所は同じ。
逆撫でる道化は言う。
バンバリッタのために大義名分を果たせ!命は其方らの物ではない!
このバンバリッタが為に!そ
して王のために!
此処に敬意を表して、花束を君に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 22:15:04
5086文字
会話率:50%
黒板に寄り添いながら。
縋ってきた形式を、命の灰燼《もえさし》を撒く人の特性に、示すだけ。
最終更新:2022-06-28 18:13:56
712文字
会話率:0%
ウクライナとロシアの戦争が激化している昨今。
首都キエフへ進行を進めるロシア軍。
それに抵抗するウクライナ軍。
そんな戦争の最中、ロシアで生まれた主人公(学生)が、
この戦争への疑問を学徒たちと話し合った。
結果、
彼らは革命を選択することになる。
革命へ参加する市民を陰ながら招集するまでに時間を使ったが、
多くの市民と学徒が集まってくれた。
これから内戦を起こして、ロシア革命を行う前夜。
革命を主導する主人公と仲間たちの苦悩と葛藤を描いた短編小説。
「序論」は主人公が仲間を引き入れる際の謳い文句。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 06:10:16
1314文字
会話率:8%
第二次世界大戦中
学徒動員で戦死した
少年兵のつなぎとして
大本営は少女たちに対し
志願兵となることを
要請しました
神風特攻少女隊
この物語は
歴史の影に散った
少女たちの
戦いの記録です
最終更新:2022-02-21 08:21:29
122137文字
会話率:39%
《あらすじ》
星の街の学徒カサインは星が人生の中心であり、無償の愛を知らず、常に緊張の中にいた。それゆえ自分が失敗して無能だと分かるのが怖くて、天文台を忌避していても行動出来なかった。〈星讀祭〉の失敗に耐え切れず、人生を諦めて漫然とぶらつい
た挙句、キャラバン隊に救われるが、濃霧に襲われカサインはまた危機に陥る。満身創痍のカサインは色づいた生を取り戻せるのか。
ハイファンタジーなのに暗い話を書いてしまいました。許してください。
カクヨムとの重複連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 11:50:12
7721文字
会話率:16%
黒海が3つの海底帝国に支配されていた時代。そんな中に1人の英雄がいた。第二次黒海戦争で活躍した英雄アルティアンのスタンフォード将軍。25年前、スタンフォードがまだ士官学校に通う学生だった時代。3つの国が戦争を繰り返す中、スタンフォードとゲル
ステンビュッフェルの2人の英雄が織り成す伝説的な物語。そして全ての黒海帝国に誕生の謎とレオペエウススの過去が明かされていく。
ストーリー・・・士官学校に通うスタンフォード・ビアードは、アルティアン帝国と戦争する帝国ベステフィル帝国への学徒出兵を言い渡される。しかし出兵の前日、ベステフィル帝国にて暗躍するベリュドラによって送り込まれた刺客により街の人々は惨殺され、スタンフォードの家族も殺害される。そしてベステフィル帝国の艦隊が押し寄せ、スタンフォードの住むクサヴェルは焼け野原と化す。それにより学徒出兵が早まる中ベリュドラの暗殺を企む為に、スタンフォードらはベステフィル帝国に侵攻する。
全身を炎に包まれたベリュドラの正体は一体誰なのか???そして再びレオペエウスに眠る鬼核団が動き出す。
作者から一言・・・9シリーズの4作目にして二部作の第1作。under The Sea Wars episode1~黒海の底~の前日譚です。大西洋に存在する海底大陸レオペエウスの滅亡の真実も明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 18:19:32
27199文字
会話率:40%