高校三年生に進学した辻ヶ花まなかは、新しいクラスの初日に一人の男子に興味を持つ。
彼はスケッチブックを肌身離さず持っており、常に鉛筆を走らせているのだった。
「雇われることを前提に進学先を選ぶことはない」と口にする彼の名は静橋。大学は美大に
行くと決めている。
大学で絵の技術を磨き、在学中にイラストレーターとして生きていけるようになるのが夢とのことだ。
まなかには作家になりたいという夢があった。できれば文芸学部に進みたいとの思いも抱いている。
しかし夢を公言することは憚られた。笑われたり否定されたりすることが怖かったからだ。
それだけに、自分の夢を堂々と口に出せる静橋に興味を持ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:44:45
18080文字
会話率:58%
「8月17日の朝、子供は外に出て遊んではいけない」
長谷部涼太は幼い日、京都に住む祖父の才次郎からそんな話を聞かされたことがある。
夜空に赤々と「大」の字が灯される「五山の送り火」当日のことだった。
17日の朝に外で遊んではいけない
理由。
それは、恐ろしい姿をした鬼が出るからだ。
才次郎は終戦直後の昭和20年8月17日に血に濡れた鬼を目撃したという……。
その話を聞かされた10年後、涼太は大学進学のために京都に住むことになる。
才次郎はすでに故人となっていたが、涼太は祖父の目撃した鬼の正体を突き止めることを決意する。
協力者は、幼馴染の琴美と大学の同級生である香奈子、そしてフリーライターの砂川。
やがて涼太たちの前に、田中と名乗る男が現れる。
砂川の知人である田中は、鬼の正体の見当がついているようだった。
彼は涼太に「鬼の正体に辿りつくには、五山の送り火の歴史を調べる必要がある」と告げて姿を消す。
涼太たちが調べていくなかで、かつて一度だけ五山の送り火がおこなわれなかった年のあったことが分かる。
それは昭和20年のことだった。
五山の送り火とは、祖先の霊をあの世に送り返す行事。
それがおこなわれなかったため、霊が迷い出てきたのだろうか?
そしてそれを子供のときの才次郎が目撃した……?
その後、鬼を目撃したのは才次郎だけではなかったことが判明する。
だが、そのもう一人の目撃者は涼太たちと会う前に殺されてしまうことに……。
調査が行き詰まった涼太たちの前に、再び田中が現れる。
そしてすべての謎が彼によって解き明かされていく。
果たして「8月17日の鬼」の正体は……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 05:00:00
148028文字
会話率:40%
京都に住む青年・鈴木春斗には瞑想の師がいる。
瞑想を通して他人の無意識領域に入る能力を持つ中村京幽その人だ。
同じ能力を身につけようと修行を続けている春斗のまわりで奇妙な出来事が起きる。
墓地で突然意識を失った大学生、洋介。
彼はその後、
一週間にわたって眠り続け、いまも目覚める気配がない。
医学的な診断はクラインレビン症候群。
洋介の無意識に侵入してみたところ、空襲で被災した女学生を懸命に看護している彼の姿があった。
女学生の正体は何者か。彼はなぜ目覚めないのか……? 京幽と春斗がその謎に挑む!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 00:00:00
39140文字
会話率:34%
大学入学前の一か月、書店でアルバイトを始めたスズメは、在庫検索用の“小さなAI端末”を首から下げることに。しかしその端末、ただの便利ツールかと思いきや、ときどき妙なメッセージを吐き出すようになる。しかもスズメが夜ごと見る“エメラルド色の廃墟
”の夢と、なぜかどこかで繋がっている気がしてならない――。
何気ない書店の日常と、静かに迫る謎。端末が秘める秘密とは? 夢に現れるあの場所は何なのか? 虹が示す先に隠された“ページ”を追ううちに、スズメはいつの間にか不思議な旅の入り口へと足を踏み入れてゆく。現実と夢とが交錯するこの物語、あなたも覗いてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:44:37
79195文字
会話率:40%
「これは”物語”にまつわる物語である」──。
大学入学当日の交通事故で記憶の殆どを失った階星紀に残されていたのは、遠い昔、日本とは明らかに趣を異にする場所で見知らぬ友人たちと交流していた思い出だった。記憶の再生治療が終わり、晴れて幼馴染の志
総禎宣らとの大学生活が始まった星紀だが、間もなく東京は謎の巨大生物の襲撃に遭い平穏は一変。しかしそれは、彼の信じていた現実全てを脆く突き崩す始まりに過ぎなかった。第13回集英社ライトノベル大賞応募作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:21:46
120876文字
会話率:45%
私の読書遍歴から言葉の変遷、我流恋愛論や意識改革まで、文学や創作、国語にまつわるあれこれを超文系視点で綴ったエッセイ。笑えて考えさせられるものを目指します(全30回)。
※これらは以前noteに投稿したものであり、文中に含まれる近況報告な
どは2022年12月8日~2023年12月29日の期間のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 21:48:09
102357文字
会話率:5%
「もう彼に関わる事はやめるつもりで、僕はバイトを辞めた」──逃れども青年に付きまとう”あの男”の影。街に異変が起こり始めたのは、それから間もなくだった(表題作)。街に潜む漆黒と、異界の存在に翻弄される人間を描いた連作奇譚集。架空の地方都市・
小暮市を舞台に伝承と現実が交錯する。
初公開
「化物怪奇譚」…2022年2月15日~3月4日(Twitter)
「蜘蛛」…2022年3月5日~21日(Twitter)
「神」…2022年12月10日~17日(note)
「水晶球の双魚」…2023年1月4日~10日(note)
「龍王」…2023年2月11日~19日(note)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 18:43:04
146281文字
会話率:39%
大学2年生の三木海斗はカフェでアルバイトをしながら親元を離れ一人暮らしをしていた。
ある日、幼馴染の結木葵からバイトの代役を頼まれるとレンタル彼氏という仕事だった。
断ることも出来ず渋々指定された家へと向かうと、そこには小さな女の子がいるこ
とに気付いて──。
大学2年の夏、少女のレンタル彼氏になった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:16:11
21934文字
会話率:35%
【三行で】
現実世界に打ちのめされた暗井明が繰り広げる異世界現実逃避行。
最強の黒髪へと成長しながら世界と白髪の少女を救うお話。
アキラ編とクライ編、二軸同時進行中。
【もう少し詳しく】
暗井明は卒業間近の大学四回生。
ある日、そんな
彼の元に届いたのは内定取消通知書だった。
現実世界の厳しさに打ちのめされた彼が迷い込んだのは、現実よりもさらに厳しい異世界。
アキラとして元の世界に戻るための方法をを求めて異世界を回ることを決めた彼は、運命の悪戯に導かれるように白髪の美女と出会い、旅を共にすることになる。
神の加護を与えられなかったことに絶望しながらも、一期一会の出会いの中で、やがて自らの最強を自覚していく彼は、赤の大陸から黄の大陸、そしてまだ見ぬ大地へ。
この世界と愛すべき一人の女を救うべく剣をとったアキラは、ついにはこの世界の深淵へとと辿り着く。
そこで迫られることになる選択に、アキラはどんな答えを導くのか——
手のひらの上の異世界で踊る暗井明の現実逃避行——アキラ編。
アキラとクライ——二人の運命が交わるとき、彼と彼と彼女、そして世界の未来が開かれることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:14:46
255695文字
会話率:43%
【三行で】
現実世界に打ちのめされた暗井明が繰り広げる異世界現実逃避行。
最強の黒髪へと成長しながら世界と白髪の少女を救うお話。
クライ編とアキラ編、二軸同時進行中。
【もう少し詳しく】
暗井明は卒業間近の大学四回生。
ある日、そんな
彼の元に届いたのは内定取消通知書だった。
現実世界の厳しさに打ちのめされた彼が迷い込んだのは、現実よりもさらに厳しい異世界。
クライとして元の世界に戻るための方法をを求めて異世界を回ることを決めた彼は、運命の悪戯に導かれるように白髪の美女と出会い、旅を共にすることになる。
神の加護を与えられなかったことに絶望しながらも、一期一会の出会いの中で、やがて自らの最強を自覚していく彼は、赤の大陸から黄の大陸、そしてまだ見ぬ大地へ。
この世界と愛すべき一人の女を救うべく杖を握ったクライは、ついにはこの世界の深淵へとと辿り着く。
そこで迫られることになる選択に、クライはどんな答えを導くのか——
手のひらの上の異世界で踊る暗井明の現実逃避行——クライ編。
クライとアキラ——二人の運命が交わるとき、彼と彼と彼女、そして世界の未来が開かれることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 04:53:58
265701文字
会話率:43%
「ちくしょう・・・座れねぇ・・・」
電車の中で思わず声を漏らす。人が密度の限界を超えてどんどんと電車の中に入ってくる。体が見ず知らずの他人と密着していく。肌が触れあう、吐息が重なる、汗が交わる。そして一つになっていく。高級なスーツを着た初老
の男性、メイクのキマったキャリアウーマン、スマホの世界に没入する大学生、この直方体の地獄の中で皆が一つになる。皆が一つの汚い人塊に成り下がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 19:31:23
1411文字
会話率:4%
嘘告白に騙され、初心な心を馬鹿にされた小学校時代。
仲の良かった幼馴染に告白するもフラれ、更にはそれが噂として広まり辱めを受けた中学校時代。
腐り切った心を癒してくれた先輩に惹かれ、付き合ったものの……先生との二股が発覚。裏切られ、心に大き
な傷を負った高校時代。
これはそんな女難にまみれた不幸な男、日南太陽が……女神に出会い救われる物語。
※この作品は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 19:17:00
357969文字
会話率:42%
自分で言うのもなんだが、俺はごく普通の男だ。
特に秀でたものも、特技もない。運動神経も学力も中の中。
だからこそ、少しの間だけでも憧れの都会に身を染めてもいいじゃないか?
そんな願いを実現させた俺は憧れの東京へ上京。夢のキャンパスライフを堪
能している。
そうこれは、ごく普通の男子大学生が織りなす、ハートフルライフの物語(本人談)
えっ? 女の子見たらスリーサイズ大体分かるでしょ?
えっ? Tシャツとスカートはご褒美でしょ?
えっ? パイスラとストッキングは隠しボーナス!
えっ? あそこに無造作に床に座ってる子見えないの?
えっ? 霊感って誰でもあるんじゃないの?
そうこれは、ごく普通(霊感あり)な男子(ド変態・童貞)大学生が織りなす、ちょっと変わったは~れむ物語。
じゃあ行きましょうか。
霊っ憑業(レッツゴー)!は~れむシェアらいふ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 20:10:24
24367文字
会話率:37%
ある日突然夢を見た。
それは記憶に無い美人さんに抱っこされている夢。
あれ? 父さん母さんどっちの親戚だろう?
その顔に見覚えは無い。ただ、その人物の顔は、自分好みのドストライクだった。
まぁ、夢でもなんでも美人さんを拝めるなら良いか。そ
んな願いが通じたのか、連日の様に現れる夢の続き。
ただ、その内容は…………
※カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 07:35:53
15542文字
会話率:41%
【前のあらすじがかつてないほど不評だったので変更しました】
異世界に転生した元警備員のトモは、軽い気持ちで冒険者になってみた。
しかしそこは魔王城のすぐ傍にある『終盤の街』で、周囲のモンスターは総じて最強クラス。心が折れたトモは初日で辞め
ることを決意する。
他人のステータスを自由に調整できるチートスキルを所持していたものの、新参者な上に転生者なので素性が明かせず、しかも即日退職したこともあって、街での信頼はゼロ。そんなトモに、素直にステータスを弄らせてくれる者はいないという。
そこでトモは前世の経歴を生かし、暗黒系の武器を専門に扱うヤバい武器屋で警備員として一からコツコツ働き、信頼を得ようと試みる。でも終盤の街はいろいろ規格外で、メスガキの怪盗が大暴れし、ヒーラーが回復料を搾取し、商業ギルドがカチコミにやってくるなど毎日が修羅場。
それでも、大学デビューに失敗し虚無の14年を過ごしてきたトモにとっては毎日が充実しているようで、変な人達と大好物のパンに囲まれ、割と楽しく過ごしているようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 19:10:00
2686200文字
会話率:46%
魔術国家デ・ラ・ペーニャには、魔術の研究機関である『魔術大学』が無数に存在する。
学内では各分野における教授の指揮の下、新たな魔術や道具を開発すべく、大勢の魔術士が試行錯誤を繰り返していた。
17歳の少年、アウロス=エルガーデンは最
低水準の魔力しか持たない魔術士。
彼は魔術そのものではなく、魔術が出力されるまでのプロセスを簡易化・高速化する為の論文を作成しようとしていた。
過去に多くの魔術士が諦め、現在では“一攫千金論文”と揶揄される研究に臨むアウロス。
才能も愛想もないその少年の揺るぎなき信念は、それぞれに質の異なる闇を抱えた同僚達を巻き込み、やがて大学、そして国家にさえも多大な影響を及ぼす――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 00:00:00
1443334文字
会話率:34%
★これは、異世界TS転生を果たした美少女(中身は新卒入社を控える大学四年生の冴えない男)が「かつてラノベ作家になりたくて自分で考えたチートスキル」を駆使して、楽しく死と踊りながら、異世界で「真の自由」を目指してコツコツ頑張る物語である。
★チートスキルの関係上、主人公はたくさん死ぬ。が、鬱展開はありませんのでご安心を。
★チートスキル紹介
-死んだら復活する。
-殺されて死ぬ場合、自分を殺した相手の力が手に入る。
-複数に殺された場合、自分に最もダメージを与えたMVPの力が手に入る。
-「殺された」以外の死に方(墜落し、焼死、餓死など)はその死に方に今度は抗えるように力を獲得する。
-復活場所は選べる。ただ一度訪れたことがある場所に限る。
-死んだ場所に死体が残る。復活はゼロから新たに体を生成することで行われる。
-復活時は服を着ていない。
★主人公が何の努力もなしに手に入れたチートスキルで異世界無双するのはずるい!羨ましい!嫉妬する(本音)!異世界で真剣に生きてる人が可哀想(こっちも本音)!でもやっぱり好き!異世界無双ラノベやめられん!だから....異世界で真剣に生きてる人たちに顔向けができるように、主人公にもそれなりに(かなり)「キツい」代償(死の痛みと苦しみを経験しまくること) を支払わせればいいんじゃないか?という発想から生まれた頭のおかしいチートスキルです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 19:00:00
11600文字
会話率:20%
好きな人がいた。好きな人を傷つけた。好きな人は去っていった。好きな人が忘れられない。好きな人に会いたい。そんな権利なんてない。
4月から大学生だ。このまちを出る。
そこで再び出会う二人の話。
最終更新:2025-03-03 18:56:03
15010文字
会話率:47%
大学三年の夏休み、久我は自室でとあるゲームをプレイし続ける日々を過ごしていた。
そのゲームは久我が高校一年生の時、いつの間にかインストールされていた制作会社どころか、タイトルすら不明なゲームだった。
怖いもの見たさでプレイしたところ、そ
のクオリティの高さにどっぷりハマってしまい、ここ五年間の空き時間は、ほとんど謎のゲームに注ぎ込んでいた。
そんなある日、自室でゲームをプレイしていた久我は、唐突に見知らぬ空間に転移してしまう。
困惑しながら漆黒の神殿を見渡していた久我の視界に、一人の男が映り込む。
その人物は、謎のゲームの中で登場するキャラであり、最推しキャラである魔王ラファリアの父、ベリファードだった。
ベリファードは、久我のプレイしていたゲームに登場する世界は実在し、自身の娘であるラファリアを救える人物の選定する為に、世界の複製をゲームとして提供していたのだと語る。
救われなかった結末を迎えた最推しキャラのラファリアが救えると聞かされ、久我はベリファードの話に飛びついた。
意気揚々と異世界に転生した久我が目を覚ますと、
ゲームのストーリーで散々主人公を馬鹿にした挙句、序盤で死んでいったクズ男に転生していたのだった。
まさかの転生先に落ち込む久我だったが、本来ならエンディング後に解放される筈の隠しダンジョンへと赴き、世界の原則を覆す圧倒的な力を手に入れる。
ゲームにも存在しなかった特別な能力を取得した久我は、その力を以てストーリーを改変し、ゲームで救われなかった者たちを救っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 18:20:00
80020文字
会話率:48%
−−叶わない恋心を抱きながらも、あなたは一緒にいることを選べますか。
映画サークルに所属する大学三年のふたり。草野には恋人がいて映画をつくる進路が決まっている。そんな草野への叶わない気持ちに折り合いをつけられず、自らの手でその気持ちを断ち切
ろうとするタマキ。恋心だけではなく、映画をつくる才能さえも捨て去ろうとするタマキに、草野の恋人から呼び止められて……。
恋と才能へのふたつの感情を抱えて、その置き場所を探し求めるちょっぴり苦味のある大学生の失恋のストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 18:05:27
5272文字
会話率:37%
28歳の独身ОLの野村紗英。恋人の智也との結婚まで2週間という時になんと、智也の浮気が発覚する。なんと相手は3年前に母親が再婚した義父の連れ子である義理の妹・由香。由香は20歳の大学生で、なんと智也の子どもを妊娠していた。
茫然とする紗英に
実の母親から、恋人である智也を義妹に譲れと電話で宣言される。あまりにも勝手な恋人に義妹、実母。いいかげんうんざりした紗英は、智也の別れ話を受け入れ離れた場所での住み込みの仕事を斡旋してもらう。ところがなんと、その斡旋された就職先は異世界だった。不思議なアプリがダウンロードされたスマートウォッチを貰い、1人着の身着のまま異世界での生活をスタートさせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 18:00:00
24089文字
会話率:72%
人気のない、真夜中の大学。
間近に迫った論文提出期日に間に合わせるため、連日連夜泊まり込みで実験を続けていた「私」。
その晩も、静まりかえった研究室の中、一人で作業をしていたところ、不意に、おかしな気配に気がつく……。
最終更新:2025-03-03 17:45:39
5867文字
会話率:23%
捻くれ大学生・須藤悠には、忘れられない過去がある。
友人に誘われ参加した成人式。そこで再会したのは、藤宮春海――かつて自ら想いを踏みにじった相手だった。
拗らせたままの悠と、どこまでも優しく、不器用なまでに変わらない春海。
交わす言葉の裏に
滲む、消えない記憶とすれ違う感情。
再会を機に、何かと顔を合わせるようになった二人。ぎこちないながらも交わされる会話、過去と現在の狭間で揺れる想い。
それでも、春海の何気ない一言が、悠の止まっていた時間を少しずつ動かし始める。
「《昔》のこと、気にしてないよ」
無邪気な笑顔とともに放たれた言葉は、悠の心に静かな波紋を広げる。
忘れたふりをしていた後悔、閉じ込めていた感情。
それらと向き合うことになったとき、悠が選ぶ答えとは――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-03 17:38:24
1871文字
会話率:40%
捻くれ大学生・須藤悠には、忘れられない過去がある。
友人に誘われ参加した成人式。そこで再会したのは、藤宮春海――かつて自ら想いを踏みにじった相手だった。
拗らせたままの悠と、どこまでも優しく、不器用なまでに変わらない春海。
交わす言葉の裏に
滲む、消えない記憶とすれ違う感情。
再会を機に、何かと顔を合わせるようになった二人。ぎこちないながらも交わされる会話、過去と現在の狭間で揺れる想い。
それでも、春海の何気ない一言が、悠の止まっていた時間を少しずつ動かし始める。
「《昔》のこと、気にしてないよ」
無邪気な笑顔とともに放たれた言葉は、悠の心に静かな波紋を広げる。
忘れたふりをしていた後悔、閉じ込めていた感情。
それらと向き合うことになったとき、悠が選ぶ答えとは――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-02 12:00:00
917文字
会話率:20%
捻くれ大学生・須藤悠には、忘れられない過去がある。
友人に誘われ参加した成人式。そこで再会したのは、藤宮春海――かつて自らの手で踏みにじった想いを持つ相手だった。
拗らせたままの悠と、どこまでも優しく、不器用なまでに変わらない春海。
交わす
言葉の裏に滲む、消えない記憶とすれ違う感情。
過去に縛られたままの心は、再び動き出すのか――折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-02 06:20:00
828文字
会話率:18%
大学生活を終えて、これから就職先に行こうかという所で記憶が無くなっている転生少年、ミシェル。圧倒的に低ステータスのキャラクターを引いてしまった少年は成り行きで薬師を始めることにしたのだが、薬師は余り需要がない職業だった?そんな不遇な職業でも
なんとかしようと奔走するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 17:00:00
380688文字
会話率:69%
大学を卒業して就職先も決まり、これから新しい環境でさー頑張るぞ!
ってあれぇ!?
扉潜ったら異世界行っちゃった!
腕輪つけて重ね合わせれば、はい変身!
大型魔獣?3大怪人?8大罪?
そんな物まとめてぶっ飛ばしてやらぁ!
できらぁ!
異世界に行ったらヒーローになったSO!!
毎週・曜日・時・ら・・・中!
みん・・・くれ・な!
暗闇の中、光はなく、テレビの音声だけが暗闇の中を走る
音を煩わしく思いリモコンを押せば、ぶつりと音を立てて黒い画面は一瞬明滅し電源が落とされた
「くだらん、何がヒーローだ」
しゃがれた老人の声が響く
後ろから聞こえる女性の啜り泣く声を気にすることなく
老人はただ、消えたテレビを見つめ続ける
そうして、ただ一言だけ
女性へと顔を向けると言った
「残り3回・・・失望させるなよ」
そう言うと、男は肘置きに手を掛けると立ち上がり部屋を後にする
まだ女性の啜り泣く声は止まらない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 17:00:00
395673文字
会話率:51%
古着好きな大学生だった高木は今では怒られてばかりの入社5年目の会社員。ある日大学から同じ企業に就職した同僚が会社を辞めることを聞き、自分にはそんな勇気はない、いつからこんなヘタレ野郎になってしまったのだろうと涙を流す。ふと周りを見ると今まで
着ることができていなかった服を着るとポケットから出した石が突然光りだす。目を開けるとそこは、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 16:49:56
1473文字
会話率:53%
舞台
大都市から少し離れた地方都市ー山光町ー。未だ手つかずの自然が残っており、古い歴史を持つ地区と新興住宅地が混在する。
登場人物
鳴海 湊斗
・24歳。大学卒業後、地元の企業に就職。
・幼い頃に両親を亡くし、祖父母の家
で育つ。穏やかで優しい性格だが、自分の夢に対してはどこか諦めがある。
・地方都市の小さな出版社で働いているが、編集という仕事に情熱を見いだせないまま迷っている。
白川莉緒
・23歳。大学卒業後、実家の文房具店を継ぐかどうかで揺れている。
・人には見せない部分で繊細な傷を抱えている。
・高校時代の吹奏楽部でフルートを吹いていたが、ある出来事がきっかけで辞めてしまった過去がある。
北園 拓海
・25歳。湊斗が勤める出版社とは別の大手出版社の新人編集者。
・要領が良く、仕事もそつなくこなす。都会から地方支社に転勤してきたばかり。
・どこか冷静に物事を見るタイプだが、心の底には自身の夢への強い執着がある。
・莉緒とは高校と大学が同じで、かつては吹奏楽部の先輩後輩として親しくしていた。
雨宮 琴音
・22歳。短大卒業後、山光町の銀行に就職。莉緒の幼馴染でもある。
・おっとりした性格ながら、周囲を温かく見守り、時に厳しいアドバイスもする「聴き上手」。
・将来の夢は小さなカフェを開くこと。
あらすじ
地元にある老舗文房具店「白川屋」を継ぐかどうか、あるいはまったく別の道を歩むか、将来に揺れる莉緒。
地元の出版社で働くものの、編集の仕事に熱意が見出せず、何かに情熱を燃やしたいと願う湊斗。
大手出版社から地方に転勤してきた拓海は、新規企画で地方の文化や伝統を取り上げようとするが、都会的なやり方を地方に押しつけようとして衝突も多い。
莉緒の幼馴染である琴音は、周囲が成長する姿を静かに見守りながら、自身も新しい人生のステップを踏み出そうと模索している。
かつて音楽に全てを注いでいた莉緒は、音楽を愛しながらも夢を遠ざけていた。
湊斗との出会いを通して、無くしていた記憶、そして情熱を取り戻していく。
しかし、時に運命とは奇妙で、残酷なものだ。奇跡を願う者を嘲笑い、大切なものを奪っていく。
そうして、彼らは少しずつ自分の本当の気持ちに気づいていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 16:30:00
40149文字
会話率:43%
好奇心旺盛で怖いもの知らずな後輩、東丸(とまる)と怖いものからなるべく遠ざかりたい先輩、葛西(かさい)。
【東西ホラー】
同じ大学に通う二人だが、学部もサークルも、何ひとつ共通点などなかった。
しかしオカルト体験を一緒に繰り返すうちに、
いつしか仲の良い先輩後輩になっていく。
最初は見たくないものが見える事が怖かったはずなのに、次第に見たいものが見えない事が怖くなっていく葛西。
奇妙な体験に興味を抱いて近付いたはずなのに、気が付けば葛西を怖いモノから守りたいと思う東丸。
※時系列バラバラになっていますが、意図的です。
※最後に時系列順でタイトルだけ並べます。
※大学生編・社会人編で完結です。
※Webサイトにて、時系列順にお読み頂けます。
(ネタバレはありませんが、展開が読みやすくなります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 16:00:00
39437文字
会話率:58%