浅海蒼輔の大学の後輩・犬神真偽は、最悪のトラブルメーカーである。彼女が浅海を連れてフィールドワークに向かう先は、ことごとく曰く付きの屋敷だの宿だの因習村だの……とにかくろくな場所ではなかった。
浅海は彼女に引きずられ、おかしな因習にまみれ
ていたり、もはや化け物のような神を祀っていたり、人々が明らかに洗脳されていたりする村に向かう。そして、最終的にはいつも何かのトラブルに巻き込まれる羽目になるのだった。
そんなこんなで、浅海は今日も、どう考えてもヤバい場所から脱出を試みることになる。がんばれ浅海。負けるな浅海。
「先輩、龍のいる村、行きましょう!」
「それは俺が生贄にされないやつだよな? 大丈夫だよな?」
浅海蒼輔
大学三年。民俗学ゼミ所属。
大家族の長男で、毎日のようにバイトをして奨学金ももらって、なんとか大学に通っている。家族は母と、妹が三人、弟が一人。
犬神真偽
大学二年。民俗学ゼミ所属。
好奇心が人一倍強く、直感のみで突き進む猪突猛進タイプ。実家がすさまじく太いためストッパーのないトラブルメーカーとして名高い。
民俗学ローファンタジーの皮を被った因習村脱出RTA連作短編集です!!!!!!民俗学×ホラー×恋愛×クトゥルフ×現代ファンタジー×因習村脱出RTAみたいな感じですが、最後の要素の存在感がデカすぎる よろしくお願いします あとちゃんとホラーになっているかは分からない……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 15:03:34
150217文字
会話率:47%
絵に描いたようなファンタジー風景が広がる世界、ダムデル。
遥か遥か太古の時代、ダムデルの人々は何よりも「契約」に重きを置いていて、生まれたばかりの子供たちを魔術契約で生誕の地へと縛りつけ、それぞれの地ごとに排他的な暮らしを送っていたと
いう。
しかし時代は進み「契約」がすっかり日常に溶け込むほど意味を軽くしてなおも、太古の魔術契約によってその身を生誕の地に縛られている女性が存在した。
彼女の名はアルトレイシア・ソダム。
通称「不滅」のアトラ。
これは、とある遺物によってある日突然不滅の存在となり、古代の因習を今日まで体現し続けてきた陰気なアトラが破天荒な少女との出会いで再び人生を一変させ、永遠に近い退屈な日々の中で失った彩りを取り戻していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 22:06:00
396883文字
会話率:42%
山あいの寂れた集落では、鬼が人里に降りてきて子供を攫うといわれていた。弟を「鬼攫い」で失い、鬼退治を決意した少年の話です。
最終更新:2025-01-12 20:23:49
3455文字
会話率:23%
大学一の才媛『藍沢桜』は、何故約束されたキャリアを投げ捨てて、『退魔巫女』となったのか。
彼女が医学部から転属したのは、文化人類学部―民間伝承を研究する、吉村ゼミ。ゼミの研究旅行として、桜は山中の秘境―獅子織村を訪れた。
村では、
古くから『獅子織様』と呼ばれる獅子が祀られている。獅子織様に因み、村は黄金色に染められた繊維の紡績を生業としていた。桜たちゼミの一行は、郷土資料館にて黄金の繊維で織られた着物を目にする。落陽のように鮮やかなその黄金は、堕落と退廃と―争いの色をしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 12:49:51
106341文字
会話率:41%
作者が実際に見た夢を文章化するシリーズ第15弾!!
謎の広告を見た結果、山奥のあっやしい村をクソデカSUVで訪れた作者!
人の気配のない廃村疑惑マシマシのそこで出会った第一村人!!
突如として流れ始める軽快な戦闘BGMの理由とは――?!
※折角久々の記憶に残った夢なのに謎すぎる。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 12:10:00
2058文字
会話率:15%
大規模な土砂災害によって廃村と化した它倉村。
数少ない生存者の証言から明らかになった謎の儀式を有する土着信仰。そして「山から下りてくる」という神“オクエ様”の存在。
点在する記録を集め、並べていくうちに、私たちはその儀式の真実に辿り着く
。
――“オクエ様”が下りてきたら、“おかえし”しなきゃいけないんだよ。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:00:00
15005文字
会話率:1%
将来は田舎でセカンドライフを送りたいと語るA、
それに対し、その気分を味合わせてあげようとするB。
Aが結婚した女性の実家である島に移住するという設定だったが、
その島はどこか怪しげで……。
*本作品は漫才風の脚本台本となります。
最終更新:2024-12-27 23:09:14
9606文字
会話率:100%
『双子は不吉で不幸の種』
そんな因習のある国に生まれた、双子の妹アリア。
王女であるにもかかわらず存在を隠されていたアリアはある日、双子の兄から入れ替わりの提案を受ける。
一日だけならと入れ替わりを快諾したアリアだが、兄は突然城から姿を消
した。
アリアは兄の立場を守るため、帰城まで王子の代役を務めることを決意する。
だが、王子の側近は政敵の息子であり、狡猾と言われるアルヴィスで、城には王子を害そうとする者たちも多く、一筋縄ではいきそうにない。
おまけに、アルヴィスとともに過ごすうちに、彼から恋心を抱かれてしまって……。
「男が、男を好きになるのはおかしいですか」
「いや、おかしいとは思わないけど……」ーー私は兄様じゃないんだってば!
側近→兄(中身は妹)という、おかしな三角関係に発展した恋や
城内で起こる、毒を使った数々の事件の真相、
いなくなった兄の行方も
絡まった糸は次第に一本の線へと繋がり、解決へと導かれていく。
恋愛×推理×ヒューマンドラマな、ハッピーエンドのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 22:22:16
78963文字
会話率:36%
町中に広がる心霊写真のプリクラ、人を殺していたと噂される生徒会長に、木曜夜九時に開幕する裏野球。
どうやらこの町ではオカルトはしぶとく生き残っていたようで……挙げ句に「一緒に死んだ人とお話をしませんかー!」と生徒たちの前で高らかにそうのたま
った旦椋(あさくら)あざり。
アンタは環境美化および地域奉仕活動部の部長じゃなかったのか?
恐怖の大王は留守だったし、マヤの終末予報だって外れたこの現代でまだオカルトを追いかけようなんてよっぽどの酔狂しかいない――なんて俺は思っていたんだが…
幽霊も因習も都市伝説も、あらゆる非日常を巻き込んで展開する青春オカルト・ホラー・ミステリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:00:00
24495文字
会話率:29%
サイバーパンク架空民話ニンジャSFファンタジー因習人外グルメバトル飯小説
サイボーグ・ニンジャと男の子がイチャイチャしながら宇宙を旅する、サイバーパンク架空民話SFファンタジー人外グルメバトル飯小説
最終更新:2024-11-05 08:00:00
110524文字
会話率:35%
祝子(ほうりこ)として村の祭祀を司る少女・江流(エル)には、たった一人の友人である燎火(リョウカ)と過ごすことだけが慰めだった。しきたりで労働を免除されているが故に貧しい村民たちから半ば侮蔑されている江流と、発狂した帰還兵の娘として爪弾きに
される燎火。江流は、都からやって来た商人が「村の祭りを観光資源に」と訴えたのをきっかけに、因習から逃れて燎火とともに自由になりたいと考え始めるのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 17:00:00
100405文字
会話率:17%
“あの祠に近づいてはいけない”——王国の辺境に位置するインシュー村には、そんな言い伝えが残っていた。村人たちから恐れられる、「土地神様」の封印された祠。しかし、そんな祠のあるインシュー村を訪れたのは、「何にでも魔法をぶっ放す」と噂される魔法
使いで…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 19:20:00
4605文字
会話率:50%
「わたし、かみかくしでしんじゃうの―――!?」
7歳の誕生日、私はこの世界がゲームであることを知った。
しかも自分はお助けキャラで、ルートによっては神隠しに遭って死んでしまう…!
大好きなお兄様や幼馴染を悲しませないためにも、なんとかして
死亡フラグから距離をとらなければならない!
だというのに、原作は無情にも私を追い立ててきて…?!
政府の陰謀やら村の因習なんか知ったこっちゃない!私はただ生き延びたいだけなのに!!
この物語は、わたしが死亡フラグから情けなくも逃げ惑うだけの物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 01:07:52
21760文字
会話率:64%
大学生である主人公は友人の作田と共に奇妙な作りの家が並ぶ集落を訪れた。中を見て回っていると一人の怪我だらけの少女とすれ違う。
心配した二人は少女のことを集落の人々に伝えるが何故か取り合って貰えない。
更にこの場所にはいくつかの伝承があり、そ
れが少女に関係しているらしいが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 15:45:23
7797文字
会話率:13%
流されやすいが社交的な設楽太一は阿藤教授の勧めで卒論作成のために長野県の僻地にある栄樹村へ行くことになった。そこは不気味なほどに排他的な村であり、設楽はユグドラシルを巡る人と神秘的な人外たちの思惑に巻き込まれることになる。(処女作になりま
す)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 15:23:09
16589文字
会話率:42%
最強お嬢様、満智院最強子。
彼女はインチキ超能力者や悪徳宗教の嘘を暴くため、日夜活動を続けていた。
そんな彼女の元に、今話題の因習村から招待が届き──
「ええ、いいでしょう、上等ですわ。本物の神様に本物の超能力者──」
「貴方たちの嘘を、
証明してさしあげますわ!」
※だいたい書き終わっているので、完結まで毎日19時半ごろ投稿の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 18:10:00
139598文字
会話率:44%
ファーストペンギン
何と偉大な響きだろう。ファーストペンギンとそうでないペンギンを分ける点はただ一つ、一番最初に動いたかどうか。そんな自らの心で持って一歩を踏み出せる人を私は尊敬する。
例えば、初めてキノコを食べた人。初めて火のつけかたを
見つけたひと、初めて道具を使った人。彼らは名前のない英雄だろう。彼らは名前ではなく、行動を人々に記憶される真の英雄にして冒険者だ
この物語の登場人物もある意味では英雄と言える。なんせ、彼は初めてフグを食べたんだ。そんな彼の顛末と偉大さ、そして生まれる世にも奇妙な風習。
今日のところはそんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 23:43:42
1140文字
会話率:42%
――山奥には、鬼の住まう村があった。
最終更新:2024-09-09 17:50:24
4031文字
会話率:41%
【“再生と破壊”――両極の能持つ異種の二人が歪に出逢い、恋におちた。】
古の現世の裏にあり、地上の何処かに存在すると伝わる別世。そこに生きる人族の者は、自然の神々を崇め、妖を畏れる暮らしと共に在った。
神を祀る社(やしろ)を護る一族に
生まれ、特異な能を持つ人族の女は『尊巫女(みことみこ)』と呼ばれ、十八になると神族の住む地にゆくという因習があった。雨喚ぶ巫女は龍神界、陽をもたらす巫女は稲荷界へ行き、彼らの神力を借りる梯子(はしご)に成るのが、彼女達の役目だ。
神族と人族の混血である、その地を統べる其々の長(おさ)に認められれば子孫繁栄の為の伴侶となるが、否な場合は贄として一族に喰われ、力ごと吸収されるという至極、残酷な契約だった。
そんな一族の中に、己の生気と引き換えに治癒を与える草花を召喚し、自然界の萌芽促進もさせるという、尊巫女の中でも稀な異能を持って生まれた、アマリという少女がいた。人族に持て囃される反面、脅威として畏れられてもいた彼女は、近年、頻繁に起こっている災厄を鎮める為、冷酷な禍神(まがかみ)と忌み嫌われる、厄病神への贄に出される。
端から伴侶にはされないだろうと見越したものだったが、その実は、いずれにしろ彼を懐柔し、弱体化させるのが目的だった。その企みを察した厄病神――荊祟(ケイスイ)は彼女を避け、喰う事もせず、とりあえず屋敷の離れに置き、軟禁するという仕打ちをする。既に全てを諦め、長年無気力に生きてきたアマリは、殺されない事に戸惑う反面、放置という名の歪な自由を知り、少しずつ自身を見直し始めていく。
そんな彼女を監視していくうち、荊祟の心情にも、次第に変化が訪れる。自身が担う、忌み嫌われる役目に虚しさを感じ、人族を嫌悪していた彼は、一風変わったアマリに興味を持ち始めたのだった。
※史実資料を元にしたフィクションです。実在する名称、土地、出来事とは関係ありません。
※縦読み推奨。R15未満程度の性表現、PG12程度の残酷表現がありますのでご注意下さい。該当タイトルに★。
※更新後、加筆修正することがあります。展開が変わる場合はお知らせします。
※私生活事情のため更新停滞中です。申し訳ありません……(2024年7月)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 16:26:23
56491文字
会話率:45%
住所不定無職の記憶喪失!ーー俺の過去に何があった!?
人間界の遥か上空にある。龍界の四島に、記憶喪失のまま放り込まれた。
古い因習と格差社会の龍界で異端の術師、アルビノの名前の無い『メイヨウ』は記憶喪失、謎の怪我、住所不定無職の中から這い上
がる。
龍族の貴族、西の領主の白玉は投げかける。
権力による救済でなく、環境による助力よ!
共感覚をもつ少年の自己肯定と再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 17:00:00
21295文字
会話率:35%
深い山々に囲まれた小さな村。15歳の主人公は、村の生き神「カサネ様」のお嫁様候補として大切に育てられてきました。しかし、彼女の運命は、一夜にして大きく変わります。
狂気と恍惚、後悔と憧れ。相反する感情の向こうにあったのは――。
磯野、因習
村バーベキューで焼こうぜ!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 18:30:38
8007文字
会話率:34%