わたくしは、夫が手に持っている手帳を見て、絶望しました。あの手帳には、初恋の人への想いが綴られているからです。それ自体に夫が怒る可能性は低いと言えるでしょうーーですが、一つだけ......夫の逆鱗に触れるような気がする言葉があったような..
.......気がします...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 22:58:10
2195文字
会話率:22%
飛空艇が飛び、治安が決していいとは言えない世界。凄惨な環境に置かれ人生に絶望していた少年ブラッドはある日、不死の力を持つ青年に出会う。彼の「儀式」の生贄になる事を選び、「儀式」が行われる辺境の村へ向かった。
そしてブラッドはそこで一人の少女
に恋をし、死に抗おうともがき始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 22:03:03
26173文字
会話率:28%
わたしは亜里沙。十七歳の日本人。母は病死。父は健在。剣道で県大会二回戦出場。
まぁまぁ普通の女子高生。
映画と恋愛ドラマと部活が全てだった学生生活の終焉が、三ヶ月の闘病と絶望で終焉を迎えた。
と、思ったら魔法と騎士の世界のお姫様リア
・クリスティーナ・パーティス(七歳)として異世界転生⁈
こうなりゃしょうがない。第二の人生、楽しむわよ。
お城の生活、魔法で怪物とバトル。
学園に通って初恋や……告白も⁉︎
ふふ、彼氏もできたわ!
同級生やPTAと一騎討ちもあったけど、シャーリーという親友も出来たの。
そして十三歳で就職するのは美人だらけの『閃光騎士団』って。
控えめに言って楽しみすぎる! ワクワクよ。
じゃあ、ちょっと騎士団の皆んなとこの国を救ってくるわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 22:42:14
219968文字
会話率:43%
辺境伯令嬢ディーナ・シュネーヴァイスは、青薔薇の咲く美しい庭園で、美貌の公爵令息オスカー・ヴァールハイトに裏切られ、息絶えた……はずだった。
目が覚めるとそこは、故郷シュネーヴァイス領にある自分の部屋。
そして半年前に時間が巻き戻っている
⁉
それならば、今度こそ理不尽に殺されないために、彼とは赤の他人でいよう!
……そう思っていたのに、彼のピンチを見るに見かねて助けたら、なんと婚約者に立候補してきた。
「恩義に報いる必要がありますので」
とおっしゃいますけど、それ本当に本心ですか?
武力高めだけれど恋に臆病になった辺境伯令嬢と、彼女を深く愛するがゆえに絶望と戦い続ける公爵令息が、幸せをつかみ取るまでのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 07:01:58
162662文字
会話率:24%
公爵令嬢のフランソアは、王太子殿下でもあるジェーンの為、お妃候補に名乗りを上げ、5年もの間、親元を離れ王宮で生活してきた。同じくお妃候補の令嬢からは嫌味を言われ、厳しい王妃教育にも耐えてきた。他のお妃候補と楽しく過ごすジェーンを見て、胸を痛
める事も日常茶飯事だ。
それでもフランソアは
“僕が愛しているのはフランソアただ1人だ。だからどうか今は耐えてくれ”
というジェーンの言葉を糧に、必死に日々を過ごしていた。婚約者が正式に決まれば、ジェーン様は私だけを愛してくれる!そう信じて。
そんな中、急遽一夫多妻制にするとの発表があったのだ。
聞けばジェーンの強い希望で実現されたらしい。自分だけを愛してくれていると信じていたフランソアは、その言葉に絶望し、お妃候補を辞退する事を決意。
父親に連れられ、5年ぶりに戻った懐かしい我が家。そこで待っていたのは、初恋の相手でもある侯爵令息のデイズだった。
聞けば1年ほど前に、フランソアの家の養子になったとの事。戸惑うフランソアに対し、デイズは…
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 06:00:00
103836文字
会話率:51%
真新しい制服に身を包んみ、入学式を目前に控えた13歳の少女、ローズは胸弾ませていた。なぜなら、5年前に助けてくれた初恋の相手、アデルに会えるからだ。
でも、5年ぶりに会ったアデルの瞳は、絶望に満ちていた。アデルの悲しそうな瞳を見たローズは
、ひどく心を痛める。そんな中、絶世の美女でアデルの兄の婚約者でもあるティーナを助けた事で、彼女と仲良くなったローズ。
ティーナやアデル、アデルの兄グラスと過ごすうちに、ローズはアデルがティーナの事を好きなのだと気が付いてしまう。アデルが少しでも笑顔でいてくれるならと、自分の気持ちを封印し、ある計画をローズはアデルに持ちかけるのだった。
そんなローズに、アデルは…
ご都合主義なラブストーリーです。
アデルがかなりヘタレ&ローズが超鈍感。ジレジレで展開がゆっくりです。
気長に読んで頂けると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
※アルファポリス、カクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 13:34:39
191442文字
会話率:50%
高校時代に酷使で肘を壊し野球生命を絶たれた雪平冬馬は、大学卒業後ブラック企業に就職して夢のない生活を送っていた。そんなある日、中学の同窓会で初恋相手の星宮希空の死を知り絶望。人生に対して投げやりな気持ちになっていたところ、通り魔らしき男に襲
われていた女性を見つけ、身を挺して彼女を助けた結果殺害される。
ところが、目を覚ますと冬馬は中学3年生にタイムリープしていた。タイムリープ後の世界では、当然星宮希空が生きている。希空の死の大元に、彼女の父が経営する学校法人・星蘭学園の経営難があると知った冬馬は、その経営難を救うべく星蘭野球部を創設し、自分が甲子園優勝に導くと決意する。
これは初恋の少女のため甲子園を目指す少年と、彼を取り巻く青春の物語。
※この物語はフィクションです。女子選手が高校野球の公式戦に出場できる等、現実にはない要素があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 16:03:21
32303文字
会話率:50%
俺、生見春斗(いくみはると)十六歳には幼馴染がいる。
「ハルトー? 先行っちゃうよ?」
「待てよ! あとズボンだけだから!!」
お隣同士に生まれ年齢イコール幼馴染年月の彼女は咲花奏(さくはなかなで)、同い年だ。
共に成長しおねしょ
から初恋まで、勝手知ったる仲である。
終焉に向かう世界で、終わる日のその一日を宝物のように過ごす。
もう絶望だけの未来は欲しくない。
これは俺達の、非日常な日常、ただそれだけ。
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様企画『if物語企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 14:54:46
1702文字
会話率:34%
大崎怜人は幼い頃から近所の寂れた神社、快央神社を信心し通っていた。
高校一年生になり初恋をした怜人は、いつものように参拝すると、賽銭箱の様子がおかしいことに気付く。
賽銭箱の異常を不審に思う怜人だったが、ある日とてつもない光共に
見目麗しい女性が出現する。
その女性は快央神社の神で央香と名乗り、怜人の恋を成就させるために来たと言った。
胸を躍らせる怜人だったが、央香はとてつもない堕落神だった。
ガチャゲーに十六万円も使われ、怜人は遂にブチギレて央香を返却しようとするが、恋が成就しないと返せず絶望する。
央香(スーパー穀潰し)を、それでも一応神なので初恋を叶えてもらえるよう、時には協力しあい、時には罵倒しあう。
これはそんなくだらない物語である。
※気楽に読んでください。
※カクヨム様にて数話先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 18:00:00
101893文字
会話率:41%
子爵令嬢ケイトリンには、ずっと憧れている人がいた。その人とは家の格も釣り合わないし、ただ遠くから見ているだけで良かった。彼女はただ、ひっそりとその人を思っていた。その恋を知っているのは、親友ただ一人だった。
しかしそんな恋心は、いともあ
っさりと終わりを告げた。親友だと思っていた女性が、彼女の思い人と婚約してしまったのだ。
親友の裏切りと、終わった初恋。失意と絶望のどん底にいたケイトリンは、死を考えるほどに落ち込んでいた。その痛みを忘れるために、彼女は新たに何かを成し遂げようと決意したのだった。
そうして彼女は、貴族の子弟の家庭教師として働くことになった。最初の生徒は、大人たちを拒絶している少年、ワルターだった。この出会いが、ケイトリンの未来を大きく変えていくことになるのだった。
※全七話のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 12:25:58
24179文字
会話率:37%
「メイナード様を、あなたにあげるわ」
フィリアは、聖女である姉のアンジェリカから突然そう告げられた。メイナードは、平民出身ながらも一際優れた魔力で王国魔術師団を率いて英雄と呼ばれていた、アンジェリカの婚約者だった。けれど、アンジェリカの言
葉によれば、彼は魔物との戦いで瀕死の重傷を負い、再び魔物と戦うことはできない身体になってしまったらしい。
美しい聖女の姉とは対照的に、珍しいオッドアイを持ち、しかも弱い魔力しか認められなかったフィリアは、家でも空気のように扱われていた。そんなフィリアにも優しかったメイナードを心密かに慕っていた彼女は、姉に代わって、初恋の人でもある彼に嫁ぐことになった。
想像以上に酷い身体になっていたメイナードに心を痛めながらも、フィリアは彼のことを献身的に支えていく。力を失った自分に絶望しかけていたメイナードは、フィリアによって次第に変わっていき、メイナードと心を通わせたフィリアも、秘めていた真価を発揮し始めて……?
ハッピーエンドのラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 12:00:00
97667文字
会話率:43%
冬のある日、彼は初恋の女性の死を知った。
冬が過ぎ、春が過ぎ、夏が終わろうとする頃、彼の心は未だに傷付いたままだった。
最終更新:2023-01-06 20:00:00
9663文字
会話率:0%
自分を疎む兄王の策略で、敵国に人質の姫として嫁入りしたアリア。
絶望してもおかしくない状況にも関わらず、彼女は「ある目的」のために日々を過ごしていた。
あともう少しで念願が叶う!......というところでまさかのクーデターが発生!?
しか
もその首謀者は、アリアの初恋の相手でもあり、彼女にトラウマを植え付けた祖国の騎士ジークだった!
......みたいなお話になる予定です。
色々な事情で素直になれないお姫様と、拗らせすぎてようわからなくなった騎士との恋愛ファンタジーになるはずです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 16:00:00
110670文字
会話率:30%
大陸中央煌国。この国の結婚は家と家との結び付き。
我が家は事業拡大を望むということで私は8歳の時によく分からないうちに結納。
婚約者を年々嫌いになっていったのでこのお見合い結婚はしたくない。絶望、と思っていたけど相手が子持ちになって跡取
り息子が欲しいから婚約破棄しますと告げられた。歓喜。
しかし紫電一閃。婚約破棄は私が男を作ったからということにすると父に告げられた。何かあったみたい。
家業のために私は破門隠居生活と決定。1人の未来と大多数の未来を天秤にかけたら家業を選ぶのは当たり前。
親は非情になるべきだし大嫌いな婚約者と交流させられ続けた恨みや嫌がらせを兼ねて遠方への家出を選択。
それから5年後、私に新たな紫電一閃が訪れた。初めての恋。今度はお見合い結婚したいです。
【15Rは創作国の風俗文化が出てくるためで描写はないです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 11:07:07
977023文字
会話率:52%
男爵令嬢のセシリーは生粋のオタクで、貴族学園の放課後は、いつも自習室で漫画を描いている。
そんなある日、セシリーは自習室に向かう途中の廊下で、たくさんの令嬢に取り囲まれた、侯爵令息のライナスを見かける。
ライナスはスクールカーストトップのチ
ャラ男で、いろんな意味で自分とは住む世界が違う人種。
セシリーはライナスたちから目を逸らし、自習室に歩を進めた。
陽が沈みかけるまで自習室で原稿を描いていたセシリーだが、今日もカーテンで仕切られた隣の席に、誰かが座っている気配がする。
とはいえ、それが誰か確かめる理由も勇気もない。
原稿を鞄に仕舞い、帰ろうとしたその時――隣の席からペンが転がってきた。
流石に無視するのは忍びないと、ペンを拾いカーテンを開けるセシリー。
が、何とそこにいたのはライナスその人であった――。
あまりの出来事に、その場で尻餅をついてしまう。
しかもその拍子に、鞄から原稿が飛び出してしまった――。
――ああ、終わった。
――明日から私は、ライナス様たちから一人で漫画を描いてるキモオタと嘲笑されるんだわ。
絶望に打ちひしがれるセシリーだったが、ライナスは、
「マジでッ! スッゲェじゃん君ッ!」
「……え?」
少年のように、エメラルドの瞳をキラキラさせ……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 21:02:22
5835文字
会話率:47%
「リッくんは絶対に渡さないーーーーー」
ヒロインの初恋相手は可愛い幼馴染の男の子、小さい頃に引っ越してから離れ離れになってしまっていたけれど高校入学と同時に戻ってくることができ、再会したら積年の思いを伝えようと意気込んでいた。
そんな少女漫
画の舞台のような再会、けれど主人公を待っていたのは非情な現実と、絶望。輝く恋物語などどこにもない日常が待っていた。
でも、例え自分が少女漫画の主人公には絶対になれないのだとしても、例え愛憎渦巻く化け物になっても、大好きな彼に振り向いてもらうため必死に踠いて踠いて這いつくばってでも前へ進もうとする女の子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 06:00:00
2082文字
会話率:21%
大財閥〈篠沢(しのざわ)グループ〉本社・篠沢商事に勤める25歳の桐島貢(きりしまみつぐ)。
彼は秋のある夜、上司の代理で出席した会社のパーティーで、会長令嬢で高校2年生の篠沢絢乃(しのざわあやの)に一目惚れ。実は所属する部署でパワハラに悩ま
されていた彼は、会社を辞めようと考えていたのだが、絢乃との出会いを機に会社に残ることを決める。
その三ヶ月後、会長・篠沢源一が末期ガンでこの世を去る。
葬儀の日、未亡人の加奈子と絢乃を車で火葬場まで送迎する仕事を任された彼は、火葬場の待合室で、父の遺言により会長の後継者となった絢乃を支えるべく、秘書室へ転属する旨を彼女に伝える。
絢乃は無事、会長に就任。会長付秘書として働くことになった貢はある日の会社帰り、助手席で眠っていた絢乃に衝動的にキスをしてしまう。
これで解雇される、彼女にも嫌われる……と絶望感に苛まれる貢だったが、彼女もまた、貢に恋をしていたことが分かり、二人は晴れてカップルに。
彼女と交際するようになり、貢の心境にも変化が。銀行マンの次男として育った自分と、名家の令嬢として育った彼女との間に格差を感じるようになり、「彼女の相手として自分はふさわしいのか?」と苦悩するようになる。
そして、絢乃と出会ってちょうど1年後に彼女の同伴者として出席した大きなパーティーで、貢は青年実業家でセレブの御曹司でもある有崎昇(ありさきのぼる)から、自分の心にある不安を煽られ、完全に自信を失ってしまう。
失望した絢乃から、一度は二人の恋愛関係に引導を渡されてしまうが、兄の悠(ひさし)から怒涛のような説教を食らい、自分は父親に対しても失礼なことを考えていたのだと猛省した貢は、「僕はカッコよくも強くもないですが、こんな僕でもいいんですか?」と、ありのままの自分を絢乃に受け止めてもらうべく、彼女に電話で伝える。
めでたく彼女との関係を修復することに成功した貢は、ベタながらクリスマスイヴに彼女に指輪を贈りプロポーズ。彼女は快諾し、翌年の6月に貢が篠沢家に婿入りする形で二人はゴールインする。
この作品は、『トップシークレット☆ ~お嬢さま会長は新米秘書に初恋をささげる~』のヒーロー・桐島くんを主人公に据えた関連作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 15:40:17
99178文字
会話率:41%
【この作品はBL、ボーイズラブです】
中学二年生の庸太には憧れの人がいた。六歳離れた兄の友だちである鷹端さんだ。がさつな兄とは違う、優しげな雰囲気と空手で鍛えられた体つきが格好良かった。庸太自身は絶望的に運動音痴だが、ひょんなことで鷹端から
個人レッスンを受けられることになりーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 18:00:00
8208文字
会話率:42%
────これは、全てが上手くいき、皆が幸せになる……そんな物語ではない。
ただ、死んでもなお、好きな人を想い続けた少女の望んだハッピーエンド。
俺には幼馴染みであり、初恋相手であり、超絶美少女の『涼原渚』がいる。
しかし、高校生になった
頃、渚はイケメンと噂の先輩の恋人に。
そして、高二になったある日、渚は交通事故で命を落としてしまう。
絶望のどん底に落ちた俺であったが、ある日渚が幽霊となって俺の前に現れた。
「もう……ユウキがそんなだと、私も死にきれないよぉ~」
こうして、幽霊の渚との生活が幕を開ける────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 23:48:17
11898文字
会話率:34%
王都でも最強と言われるSランクパーティ『銀翼』のリーダーである父親のアランから主人公エルは子供故にパーティから除名されてしまう。
その後、家族同然の『銀翼』のメンバーを待つも誰も帰ってこなかった……。
英雄の息子であるエルは父親が脅威か
ら守った王都を影から支えるが、その努力虚しく認められず不遇な環境で2年という月日が流れた。
彼の得意分野は【応援】──
実はかなりチートな性能を持っているが冒険者としてはデメリットがあり、それでも冒険者をしながら人並みの生活を目の見えない妹と共に2人で過ごす。
信じて貰えず──必要とされずに絶望感が襲う主人公──
そこに現れたのはかつての初恋の人──
本当の理解者の登場に主人公はかつての『銀翼』の誓いを果たせたと涙を流す。
そして、再会を噛み締め、妹の目を治す為にも旅に出ようと決意する。
「お兄ちゃんは凄いんだぞ?」
と意気揚々と2年間、妹に吹き込み続けた結果──
「お兄ちゃんはこれから覇権を握るのですっ!」
と意気揚々と言う妹に主人公は苦笑しながら旅をする。
行って来た事は間違いじゃないっ!
そう信じて突き進む──
すると、かつて罵って来た者達が英雄と担ぎ上げて来た。
俺【応援】しかできないよ?!
サポート特化だし!?
というか、期待しないで!?
胃がむかむかするよ!
と周囲からの持ち上げに困惑しながらも、攻撃手段は限られる彼に待ち受ける未来はどうなるのか?
これは、スローライフを目指す主人公エルの見せる優しさが生み出す物語──
シリアス要素、コメディ要素の両方あります。
お読み頂き、『面白い』『続きが気になる』など思って頂けましたら、ブックマークや★評価などよろしくお願いします。
酷評などはお控え下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 18:30:01
174130文字
会話率:31%
彼は誰よりも努力した。
魔獣に母を、父を殺された少年ルクシオ・クルーゼは、己の大切な親友の少女、そして同じ境涯の少年少女を救うために。セルベスト王国神盟騎士隊へ入隊する事を目標に、その養成所にて日々鍛錬を積む。しかし、ある日。ルクシオ・クル
ーゼはたちまち絶望の淵へと追いやられることになる。
親友の少女にして初恋の相手であるミリアに「つきまとわないで!」と一方的に押し切られたのだ。
その結果、ミリアにそう思われていたという現実に疲れ、彼は自ら隊を退いた。
そんな彼はセルベスト王国すらも捨て、「もう自由に生きよう!」と持ち前の切り替えの良さを持ってして過去を断ち切り、祝福の儀によって手に入れたギフト【想像構築】の才を開花させ、スローライフを送るのだが、何故かよってくる仲間たちに信頼、尊敬され、彼はそのハイスペックの集団のリーダに仕立て上げられていて…。
ここから始まるのは、現実逃避に目覚めた主人公が、軽い感じてスローライフを送る物語である
少しでも良いと思った読者様は、ブックマーク等の好評価をよろしくお願いします。
とても励みになりますので。
これからもよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 10:57:08
74055文字
会話率:41%