彼は誰よりも努力した。
魔獣に母を、父を殺された少年ルクシオ・クルーゼは、己の大切な親友の少女、そして同じ境涯の少年少女を救うために。セルベスト王国神盟騎士隊へ入隊する事を目標に、その養成所にて日々鍛錬を積む。しかし、ある日。ルクシオ・クル
ーゼはたちまち絶望の淵へと追いやられることになる。
親友の少女にして初恋の相手であるミリアに「つきまとわないで!」と一方的に押し切られたのだ。
その結果、ミリアにそう思われていたという現実に疲れ、彼は自ら隊を退いた。
そんな彼はセルベスト王国すらも捨て、「もう自由に生きよう!」と持ち前の切り替えの良さを持ってして過去を断ち切り、祝福の儀によって手に入れたギフト【想像構築】の才を開花させ、スローライフを送るのだが、何故かよってくる仲間たちに信頼、尊敬され、彼はそのハイスペックの集団のリーダに仕立て上げられていて…。
ここから始まるのは、現実逃避に目覚めた主人公が、軽い感じてスローライフを送る物語である
少しでも良いと思った読者様は、ブックマーク等の好評価をよろしくお願いします。
とても励みになりますので。
これからもよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 10:57:08
74055文字
会話率:41%
珈琲館コノハナサクヤは桐生学園日本ミスカトニック大学区内で営業する喫茶店だった。
誰人曰く、安価な割においしいコーヒーを飲ませるカフェであり――、
何よりウエイトレスさん達が、みんな可愛い。
そんな喫茶店が、夏休み限定の、僕のア
ルバイト先なのだった。
僕はヒラヒラと可愛らしいメイド服を着て、給仕として接客業務についている。
男の目が気になる。彼らの目は決まって好色と好奇と好意を湛えている。
だが、僕は、男だ。
愛宕恵一、16歳、桐生学園、日本ミスカトニック大学付属、ミスカトニック高等学校1年C組。
王様ゲーム方式の一学期末のテスト勝負に負けて、罰ゲームを受けていたのだった。
完璧に化けた女装メイドで、アルバイト。
まったく酷い話だ。しかしイジメの類ではない。純粋に勝負に負けての罰ゲームなのだから。
それに――
この情けない格好を良しとする、もう一人の自分がそこにいた。
今から少しおかしなことを書く。
もう一人の自分とは――、
今年の3月下旬に亡くなった、双子の妹『恵』であった。
下敷きにクトゥルフ暗黒神話と、同名のТRPG要素も少々加えた、学園探索ミステリー。
男女恋愛あり。若干BL要素あり。女装要素強烈にあり。謎要素あり。ロリ要素あり。
愛宕恵一、彼の身に何が起きたのか。もう一人の自分を『双子の妹』と断ずるその理由は。
クトゥルフ系ではよくある、手記風の一人称視点作品。伝奇ジュブナイル小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 22:00:00
286276文字
会話率:43%
私とは正反対だった、彼女との記憶
ゴスロリ要素ありです
最終更新:2015-10-26 21:31:18
1775文字
会話率:27%
少年は過去にとある女性に指導された。そしてまた、彼は何の因果か六大始祖として名を馳せた彼女を召喚する。
これは、そんな少年と女性のハートフル(笑)ストーリー
戦いも勉強もライバルも二人なら大丈夫!
タイトルは『僕(オレ)と六大始祖(
アネ)の学園記録』になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-19 12:00:00
45530文字
会話率:49%