シドは番になる約束をした最愛の少女オリヴィアを人間の襲撃で失う。シドはオリヴィアの義姉ユリアを番とするが、オリヴィアを求める心は消えず様々な女性と関係を持つ。しかしどれほど女を抱いても心から満足することはなかった。
十数年後、獣人王となっ
ていたシドは行方不明だったオリヴィアと再会するが、オリヴィアは既に人間の男テオと番になっていた。シドはテオを瞬殺しオリヴィアを奪う。やがてオリヴィアに妊娠の兆候が出始め女児が生まれるが、その赤子はシドとの愛の結晶ではなくて、裏切りの結晶――テオとの子供だった。
シドは愛する女をたちを失い狂気の世界に足を踏み入れかけるが、そこで遠い昔に失ったはずの懐かしい匂いを嗅いだ気がした。
――――見つけた、俺の番。
誰も愛せない獣人王の話。
※【注意1】 ヒーロー(主人公)がヒロイン候補(オリヴィア、ユリア、サラカヤ、ヴィクトリア)以外の多数の女性とも関係があります。【重要:ヒーローはクズです】。苦手な方はご注意ください。
※【注意2】 一部に暴力的な内容を含みますので注意してください。前書きに注意書きはします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 22:52:39
104201文字
会話率:20%
桐島貴志は若き研究者だった。ある日、彼はブレインという次世代AIのセキュリティシステム開発を任されてしまう。ブレインは世にあるオートマタを一括管理するというAI。強大な力を持つブレインのセキュリティだけに、その仕事は責任重大だった。
不
思議な出来事はプロジェクトにアサインされてから始まる。研究室にいた幼馴染み松浦里乃が突然姿を消したかと思えば、彼女だと名乗る女性が現れた。貴志としてはまるで記憶にないことであったけれど、彼女だけでなく研究所員たちもまた貴志と彼女が恋人同士であったと語る。
更には妙な夢を見た。世界大戦が勃発したというニュースの夢。かといって、世界は歴史上最も平穏であり、戦争が起きそうな兆候すらなかったというのに。
夢と現実が貴志には判断できなくなっていた。精神が壊れていくような気がしてならない。
ただでさえブレインプロジェクトは重責であり、身に余る栄誉。貴志は奇妙な現実に悩まされながらも、任務を遂げなければならない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 16:04:49
127005文字
会話率:43%
女子高生のエミリはある日、古代文明のような異世界に転移する。
異世界にしても、タイムスリップにしても。
なんかチートな能力や知識が発動して、いい感じに暮らせるはずでは……?
と思うエミリだったが、いつまで経っても、そのような兆候はなかった
。
だが、奴隷のような扱いを受けるエミリの毎日は充実していた。
やがて、奴隷には読めないはずの文字を解読したり、住居の洞窟を可愛く飾ったりしてるうちに、なんとなく奴隷や兵士たちに崇め奉られるようになる。
そんなある日、宮殿の兵士たちが美しい女を探しにやってきた。
ホンモノの姫の代わりに、魔王にイケニエとして差し出すというのだが――。
チート能力のない女子高生エミリとぼんやり魔王様の日常。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 12:40:42
77950文字
会話率:28%
ウチの管制AIは自重しない。目的を達成するためには。その目的とは帝国領土の拡張、つまり目下俺がセカンドライフを満喫中の異世界、惑星エデンへの植民が彼女の使命である。銀河帝国植民船の管制AIである彼女の。地球生まれの俺がなぜ彼女と行動を共に
しているのかを話すと長くなるので割愛する。とにかく俺の仕事は、彼女の手足となってエデンに帝国領土たる国を造る事だ。まあそれなりに頑張って楽しんでる。問題はそこじゃない。惑星エデンの文明レベルは先進国でも産業革命の半ばと言ったところ。そんなところに宇宙戦艦やらパワードアーマーやら、労働ドロイドやらを持ち込めば……。目を付けられそうなものだが、今のところその兆候はない。これが帝国高知性AIさまの英知か? それともエデンが魔法あり、魔物あり、ほぼほぼなんでもありのとんでもファンタジーだからか? いや、やっぱり彼女の前に立ち塞がった者が全て灰燼に帰し、文字通り細胞一つ残らなかったからか? 彼女に逆らうのはやめておこう。この世界で仲間も、親友も、守るべき家族も出来たからな。俺は今日も楽して生きつつ、彼女の駒となってあくせく働くのだ。肩書は一応艦長だけどな!
******************ファンタジーでサイエンスフィクションで、すこしふしぎでチートガン盛りなごたまぜ小説。サイエンスファンタジー。好きな人にぶっ刺されば嬉しい。更新不定期につき追い腹掻っ切る所存。*********************折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 20:00:00
21375文字
会話率:60%
残心。
倒したと思ったときが、いちばん危険!
最終更新:2022-12-18 07:00:00
355文字
会話率:0%
”ねえ、大丈夫?”ルリハが友人から受け取った一通のメール。それはある行事に参加した彼女の母やほかの参加者に起きている恐ろしい兆候で…
最終更新:2022-09-28 20:52:50
5216文字
会話率:25%
――世界に異能が発現し、百年以上が経過した。
通常、人が持たないその能力を操る者を異能使いと呼ぶ。
各国は科学力の粋を結して、異能の研究に当たるがメカニズムは未だ不明。それでも厳重に管理すべきという共通認識より、レベル制度が導
入され、一般人と異能使いは明確に区別されて生活を送るようになった。日本もそれに追従し、異能の兆候に対してつぶさに目を光らせ、エージェントと呼ばれる者たちを動かすこととなる。
そのエージェントの一人――斑鳩陵介は、とある任務を与えられた。
「一般人に紛れ込み、対象女子生徒を護衛せよ」
唯一無二、世界最強と名高い【レベル9】の陵介に与えるにしては違和感のある内容。しかし普通の学生生活に憧れを抱いていた少年は、その任務を受けることにした。
果たして、一般人が住まう区画に足を踏み入れた陵介。
これは世界最強の少年が実力と素性を隠し、少女を守るため奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 18:06:32
6799文字
会話率:39%
しばしば無視される歴史的変化の兆候
キーワード:
最終更新:2022-06-11 21:01:22
938文字
会話率:0%
NS上でのある流行……それが、全世界規模で俺にとっては少しも嬉しくない平和が勃発する兆候だったとは……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同
じモノを投稿しています。
若干の性的描写が有るのでR15していますが「実用性」は皆無です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 13:36:21
2120文字
会話率:16%
とある場所に、終末を超え、未だこの世界に現存する一国があった。
終末を迎えた世界の多くは滅んだが、神は今一度、人に手を差し伸べた。
理の絶叫が全てを飲み込まんと空から暗幕の帳を降ろそうとしたそのとき、女神より承った聖なる力を宿す者が現れた
のだ。
赤の聖女と呼ばれる、女神の化身である。
まるでそれまでの自然の在り方を否定するような、投げやりな塗装を思わせる原色の赤色が広がる死の大地において、その一国の大地だけが、自然色の土色であった。
滅びの中に浮かぶ、唯一の平穏が約束された地。
だが、母から子――とある少女に聖女の力が託されたそのときから、異変の兆候が表れ始める。国土が徐々に、死の赤に呑まれ始めたのだ。
政《まつりごと》を取り仕切る者たちは、辛辣を聖女に向けて――それが努めであると強要させた“行為”を指差し、穢れたものであったと宣った。
最後の平穏の鍵である、唯一の聖女を。
少女は国を去った。
そして――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 19:43:23
5409文字
会話率:3%
突如現れた異界と地上を結ぶ霧。霧の中から現れ暴虐の限りを尽くす怪物に、異界との親和性を示した少年少女達が立ち向かう。異界の竜の力を宿した少年少女達は異形の力を携えて異界の怪物を駆逐する。
愛する家族、友人達を守る為、異形の力を駆使する少年少
女達は力を使うが、力を使う度我が身が徐々に竜へと変貌を遂げ始めていることにやがて気づく。
愛するものを守る為、人の身を捨てるか、我が身恋しさに竜化を抑え込むか。
竜の力に憧れてその力を手に入れようと、竜化の兆候を見せる少女に近ずく上級生。
オタクと蔑まされていた少年は唯一優しくしてくれた少女を守る為自ら怪物の前に身を晒し竜の力を顕現する。不良と忌避されていたカップルは互いの身をいたわり、愛情の深さ故その激情は暴竜へと姿を変える。望んで竜化を成す者、望まず竜化する者の悲観。
彼等の未来に待ち受けるのは希望か、絶望か。
あてども見えぬ未曾有の敵に、少年少女はせめてもと、命の松明を掲げて抗う。
作者の脳内に沸き起こった暗霧が撒き散らす容赦ない空想世界。
解説不要。考察無益。猛り狂う文字の暴力に抗う意志有るならば読者よ挑め。マッド作家は君等に挑戦する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 20:32:51
97317文字
会話率:21%
「私ね、かなり前から好きな人がいるんだぁ」
俺、天使恋治(あまつかれんじ)は恋愛マスターだ。
男女の機微に精通しているし、小さな兆候も見逃さない。
だけど今回俺に相談してくれた年上の幼馴染の御門夕希(みかどゆき)さんとは16年来の付き
合いなのに、その恋路には気づけなかった。
うーむ、俺もまだまだ修行が足りないなぁ。
でも大事な幼馴染の恋愛。俺がきっちりサポートしてみせるぜ!
「なるほど。つまり、俺は夕希ねぇのその恋が成就するようにサポートすればいいってわけだね!」
「えっ?う、うーん、応援?まぁ、そうとも言う......のかな?」
なんだか歯切れが悪いけど、俺に任せてよね!
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 06:00:00
14527文字
会話率:30%
兆候を読み取ることは、生きる上でとても大切なことです。
それに対する、適切な動きがとれることもまた……。
最終更新:2021-11-18 23:00:00
2964文字
会話率:2%
友達が暮らす地域には、とある妖怪が住んでいる。
名前は「足裂き」。あるものを踏んだ奴を追いかけて、その足をちょんぎってしまうというあやかしだ。
何を踏めばトリガーになるのか、それは場合によってまちまちらしく、判断がつかない。
でも、「足裂
き」に目をつけられた場合、ある兆候が見えるのだとか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-16 23:10:11
3957文字
会話率:9%
虫の知らせ。
それはふとした拍子に、様々な形で現れる兆候。
いくら警戒しても、それが兆しとは思えないこともしばしば。
幼稚園児だった当時の彼も、虫の知らせらしきものに出くわしたことがある。
だが、そこには地元に伝わる、不思議な存在も関わっ
ていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-26 13:19:27
3249文字
会話率:3%
見習い死霊使いのメリル・スタンレーは、自分の研究の成果を世の中に役立てるため、劣等感にまみれた自分自身を変えるため、あとついでに一発当てて貧乏生活からおさらばするため、神代の魔王を召喚して使役しよう試みる。
一方、その兆候が見え始めた
当代の魔王の復活に備えるべく、王都魔術学院、特別研究棟では勇者の血脈を世界に招くべく転生の儀式が執り行われていた。そう、見習い死霊使いが魔王を召喚しようとしている、ちょうど上の階で…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 06:20:14
104111文字
会話率:37%
ダイラン魔導王国の第一王女ジルは、王妃にして最強の魔女バザルデの
娘に生まれ、後を継ぐことを期待されていた。
だがジルに才能はなく【水生成】【乾燥】など弱い魔法が使える程度。
コントロールは得意だが威力は子供にも劣り、他に特技と言えば裁縫
と料理。
ついには王からも見放されて城から追放されてしまう。
婚約も破談となり身分も失い、絶望したジルはお情けで与えられた屋敷で
身投げしようとした。
だがジルは屋敷の中で、不思議な異国の書物を発見する。
それは
『自分の服は自分で作る ワンピースからドレスまで』、
『家庭でできる染め物』
『やさしいレザークラフト』
『ハンドメイド作家になろう!』
などの趣味系雑誌だった。
ジルは本を読み進める内に、
『誰のためでもなく、自分らしい服を着て自分らしく生きよう』
というキャッチコピーに衝撃を受ける。
「私の魔法を応用すれば、この本に書かれている素敵な服を作れる
……ていうか、作りたい! 今更死ぬなんてバカバカしい!」
ジルは絶望など忘れて本の知識、魔法、そしてどんな植物でも実る魔法の庭の
草花を活用して服や小物を作り始めた。
するとジルに注目した商人や、ジルの志に共感した職人、
婚約破棄したはずの王子など、妙な人間たちがやってきて……?
その一方、ジルを追い出した王国には反乱の兆候が見え始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 22:00:00
286007文字
会話率:49%
それは、突如襲い来るもの。
事前に兆候のある時もあれば、無い時もある。
いくつかの条件が揃うと、高確率で襲ってくるものでもある。
そしてその条件は、普段は気にしていない場合が多いと思われる。
最終更新:2021-10-21 20:00:00
2828文字
会話率:34%
災害後に行方不明になった人物が見つからないまま数週間。
警察自衛隊の大捜索でも見つからなかった子供達を、ボランティアの老人が簡単に見付けてしまい、警察のメンツ丸つぶれの事態になった。
老人は即座に確保されて警察が拷問を開始して「誘拐犯
グループの詐欺師」として立件するまで別件で逮捕され続けて解放されない。
証拠品も捏造され進退窮まった老人は、拷問にも耐えかねて警察の誘導通りに自白して罪を認めた。
しかし本来死んでいるはずの子供達は、神の哀れみによって再生された人間ではない何かだった。
震災が起こり中央構造体に沿って余震が続き、阿曽カルデラに噴火の兆候が表れた。
壮絶な神罰を恐れる立場の組織が動き始めるが、神罰で災厄を抑えられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 11:38:24
10394文字
会話率:39%
この国の王位後継者は、配偶者を迎えて一年経っても懐妊の兆候が見られない場合、二人目の配偶者を迎えるという不文律がある。
女王陛下の王配は勇猛果敢な騎士団長ワイアットであったが、子を授かれないまま一年が経とうとしていた。
お互いを愛しながらも
すれ違い二人目の夫を迎えなくてはならなくなった二人……。
・妊娠、不妊に関する内容が含まれますのでご注意ください。
・いつか連載版で書けたらいいなぁと思っていますが、こちらは前後編で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 12:02:25
9268文字
会話率:40%
将来拗らせる気配のするヤンデレの卵と、年上のお姉さん。
最終更新:2021-05-31 12:13:56
1709文字
会話率:40%
百年ぶりに復活を遂げた魔王は10年の間、近隣諸国に恐怖と災害をもたらしたが、勇者一行により倒された。それから5年後。再び世界を危機にさらす、いくつかの兆候が。恐ろしい神託と確かな証拠を得た勇者一行は、再び集結しかつての魔王の居城へと向かう。
そこで見たのは、5年前に戻ったかのような魔王と魔物の群れだった。勇者一行は魔王を再び滅ぼす為、魔王の居城の攻略を開始した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 17:00:00
54632文字
会話率:11%