西暦2020年の令和2年。日本では、とある人種が生まれてつつあった。彼らは障害者でもなければ、一般人とも精神疾患者とも言い難い、新しい存在だった。そんな彼らの行動は、誰にも理解されない。理解することもできない。何を考えてるのかもわからない。
何をするのかもわからない存在だった。
そんな彼らを、一般人や障害者や、精神疾患者の人たちが彼らを見るだけで、見た人の心が、急に不安に陥り、平常心が保てなくなるほど精神が揺さぶられと言われている。
彼らは威圧感もあり、見た人の精神が、心が、恐怖と闇へと汚染されてしまうとも言われている。
そんな彼らはいつしか、人々からハテナマークのレッテルを貼られる存在へとなり、毛嫌いされ、非道な扱い(いじめ)を受けるようになったのだった。
彼らもまたそれを理解しており、「何故みんなとは違うのだろう」と自分自身を攻め、社会の息苦しさに耐えきれず、この世を去ったものもたくさんいた。
そんな中、死ぬに死にきれない生き残った彼ら“?”達は、いつしか自分たちの事を“アンノーン”と別称した。
彼らはネットを使い、人々を辿り、巡り合い、同志同胞を集めた。そしてある組織を作り上げたのだった。
その名は、”秘密結社ゴットピース“ 【結成された日】“2021年令和3年1月1日”
組織に入った彼らは現代社会にひっそりと溶け込みながら同胞を探しつつ、日本中に散らばっており、平和な日常を過ごしながら少し変わった異変を見つけては、問題を起こす事が彼らの、組織、ピースとしての仕事になっていた。
組織が出来上がってからの初めての夏も終わり、平日のある日、組織のメンバーの一人、社会人の“サトサン(男性)(28歳)“は、友人と遊ぶために、朝のJR京都駅のホームでスマホをいじりながら電車を待っていた。
そしてその日、サトサンは駅のホームで目撃する。選択肢をせまられている、学校の制服を着た女の子と出会うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 00:00:00
13755文字
会話率:60%
渋々参加した夜会で公爵令嬢シルヴィア・セレスタイトは今まで見たこともないような霊を見てしまう。そしてそれはあろうことか第3王子ヴェントゥス・ウィスタリアに取り憑いていたのだった。
魔術師の家系の娘であるシルヴィアは霊を祓いその場を後にしよう
としたが......何とヴェントゥスは婚約者の「フリ」を迫った。
「でしたら私を王宮魔術師にしてくださいませんか」
それはセレスタイト家の夢。見えざるものが見えるせいで避けられてきて迷惑をかけた両親にもそして自分のためにもその夢を叶えたい。ヴェントゥスはそれを聞きある条件を出す。
それは霊から殿下を完全に守れるようにすること。
シルヴィアは王宮魔術師になるため、ヴェントゥスは霊による疲れと面倒な婚約から逃れるため......
シルヴィアは夢を実現するため、婚約者のフリに魔術師の勉強と頑張るのだが......
なぜだかもっと取り憑かれてません?
しかもなんだか甘ったるいというか......殿下は何を考えてるのー!?
これは鈍感令嬢と恋愛に疎めな王子のつかずはなれず時々甘々な夢を追うお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 22:14:21
46884文字
会話率:41%
おてんば娘ララムと、気弱な少年セリク。二人は小さな頃から大の仲良しだった。
ララムはヘタレなセリクの力になってあげたくて、彼の恋を応援することに決めたのだけど――なんか、上手くいかないな?
「あのさ、ララム。僕、ずっと言おう、言おうと思っ
てたんだけど」
え?この幼なじみ、一体何を考えてるの?
幼なじみ同士の恋物語。全5話、おまけ1話の予定。
アンリ様の『私の神シチュ&萌え恋企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 08:32:30
15687文字
会話率:35%
アンジュ王子は、若干十八歳の男児ながら、自らをより美しく魅せる方法を熟知している。
王国の苛烈な王位継承権争いにおいても、他の王子達が権力や、巧妙な策略を武器に争う一方、
彼だけは美貌を武器に、その王国の王位継承権二位を勝ち取っている
。
なんと王妃である義母と定期的に密会し、魅了して味方に付けた。その上、王宮中のメイド達を籠絡して王宮中の情報を得ている。
『男娼の王子』と他の王子に冷笑されようと、アンジュは意に介さない。
『僕は、どんな手を使ってでも国王になります』
そう誓っている。
皇子は二十人いる。娼婦上がりの妾の母から生まれ、何の後ろ盾も持たないアンジュがその中で国王になるには、手段を選ぶ余裕はなかった。
だから、アンジュにとっては今から行おうとしている行為も、駒の一つを育成する作業に他ならない。
至って手順通り。そのはずであったが…?!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「君の行動が気になって、気づけば目で追ってしまうし。知りたいんだ、君が一体何を考えてるのか」
「で、殿下…?!!!! 一介のメイドの私が、何を考えているかですって?!」
「そうだよ、君のことを、たくさん教えて。兄弟や、家族の話なんかも」
アンジュは、新緑色に輝く瞳を新米メイドに向けた。日の光を纏い、天使のように微笑みかける。
しかし、新米メイド・ドルチェは、その天使の微笑みを見るや、わなわなと震えだす。
(どうしたのかな?僕に迫られて、照れているのか?)
「……それだけは、家族の話だけは勘弁してくれませんか? この首でしたら、もう…観念して差し出しますので」
ドルチェは絶望した瞳をゆっくり閉じ、目を瞑って首を差し出すのである。
「はぁ?!何だって?!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 18:47:13
6449文字
会話率:36%
ある国の伯爵令息であるタクトは誇り高き貴族として学園の頂点に君臨していた。朝起きたら優雅に本を読み、学園では身体能力、魔力、学術テスト全て学年トップ。帰れば専属コックの作るおいしい料理。委員長で次期当主として期待されていた。更に将来自分の王
国を作ろうと考えており、プライドが高く、クールで野心家、そして一目置かれる存在だった。しかし、その価値観を一変させてしまうような美少女転校生が現れる。一般平民で非常識で何を考えてるか想像がつかない、理解不能な存在。貴族しか見たことがないタクトは彼女のことが気になり、尾行してしまう。その尾行で見た彼女の光景は想像を絶するものだった。その中で懸命に生きる姿に心を打たれたタクトは彼女をメイドとして雇うことを決意したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 15:17:17
3227文字
会話率:46%
布川瑛太。彼はなんてことのないただの高校生。
引きこもりの妹と何を考えてるのか分からない幼馴染に危ないビッチ風委員長に囲まれハーレム生活を謳歌していた。
だがそんなある日、サラと名乗る天使が現れ彼の日常を大きくかき乱す。
これは、日常に隠さ
れた彼女たちの想いを受け止めるどうしようもないラブコメである。
※下ネタ要素がかなり強い話がいくつかあります。どうかお気をつけて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 16:27:05
100734文字
会話率:42%
ひきこもりの少年・黒瀬あきらは、中2の夏に祖父母の家で居候することになった。彼の願いはただひとつ。静かなひきこもりライフを送ること。それだけだ。あてがわれたのは、今はもう使われていないという「書庫」兼「離れ」の部屋。しかしそこに、人がいた。
見知らぬ少女がいた。
「ねぇあっくん、お外へ行こう!私がどこへだって連れてってあげる!だから――私とお友達になって?」
あきらを「あっくん」と呼び、何故かしつこく付きまとう少女・エマ。彼女は何故かあきらに執着を見せ、離れに入り浸るようになる。
(一体こいつは、何を考えてるんだ!?)
心に傷を負う、ひきこもり少年と少女の出会い。部屋の中でだけだった交流も次第に外へと広がっていく……かもしれない。新たな人々との出会いが二人を変えていく……のかもしれない。
これはあきらとエマが繰り広げる、「ひきこもりスローライフ」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-04 20:03:10
24856文字
会話率:19%
「先輩には更生してもらいます。わかりました? しばらくは私と行動するんですよ?」
「なんでこんなチビにお世話してもらわないといけないんだよ......」
「チ、チビじゃないです! あと、先輩のお世話なんかしません! あくまでも監視です!
」
「ああ、わかった。 じゃ、俺は帰るわ」
「そうですか。では、さようなら...ってまだ1時間目終わったばかりですよ! 何を考えてるんですか」
「お前に俺を止める権利などない。俺は俺の道を進む」
「なんかカッコいいですけど...そんなこと言うとまた留年しちゃいますよ?」
「なっ......!」
俺の名前は猪瀬博之(いのせひろゆき)。
桜舞う季節の今、2度目の高校2年生を満喫中。2度目って? ああ、俺は留年したんだ。学校なんかめんどくさいからな。
でも、今話しているこいつは俺を更生させたいらしい。学校をサボるのは犯罪なのか? 俺は暴力沙汰など起こしたことないからそこらのヤンキーより問題児ではない、ましてや全く学校に行かないわけじゃない。
なのにこいつはいつもお節介を焼いてきて......
真面目系後輩と不真面目系先輩の日常が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-27 18:37:11
16311文字
会話率:43%
どこにでも居る、普通の女の子。でも、私が何を考えてるのかなんて、皆知らないでしょ?
最終更新:2019-03-28 23:38:45
972文字
会話率:28%
寝起き五分。
何を考えてるんだか……。
最終更新:2019-02-13 00:29:02
228文字
会話率:0%
ホームから落ちた女の子。
その子は俺にとって全く関係のない子だった。
それなのに、俺はホームに降りて助けようとして…
【死んだ。】
だが、俺は転生したようで赤ちゃんになっていた。
そして、俺に双子の妹ができた。
だが、この妹、明らかに転生者
な気が……。
これは妹を溺愛する兄である俺と、いつも無表情で何を考えてるか分からない妹による、幸せへの軌跡の物語である。
※断っておくが、俺は妹のことを変な目で見たことはない。けど、兄である俺のことを妹がどう思ってるかは知らないよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 18:00:00
5208文字
会話率:34%
轟琉聖が仲間に加わり、文化祭を迎えようとしているこの頃。またも新しい編入生がやってくる。この矢継ぎ早の状況に、武尊たちは頭を悩ませるほかない。
―親父は何を考えてるんだ
不信感を募らせながら、状況を受け入れるしかない面々。
ただでさえ文化
祭で忙しいと言うのに、編入生である白藤涼子が武尊に一目ぼれしたと言い出して?
彼女は敵か仲間か一般人か。そして、千穂はどうする?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 09:03:27
67540文字
会話率:57%
自分が何を考えてるか判らず、
他人が何を考えてるか判らず、
そうこうしてるうちにキャラが迷走していく私。
そんな私の日常です。
最終更新:2018-09-04 21:27:12
223文字
会話率:0%
幽霊は怖いもの、普通の人はそういうだろう。
でも僕の隣にいるこいつは違う。
何を考えてるか全然わからないけど、怖くはない。
最終更新:2018-04-19 20:00:00
1961文字
会話率:10%
小説の中の出来事なんて現実に起こるわけがない。だったら、隠れオタクとしてのんびりと高校生活を過ごそうじゃないか。それが、俺、小鳥遊正義の目標だったはずだ。容姿、成績、運動神経すべて並みの俺。なのに、いつの間にか俺は問題児、一条透華に『勇者
召喚対策本部』なるものに放り込まれ、しかもそこには超個性的な問題児たちが。オッドアイのメイドに、自称忍者の末裔の女子に、さらには中二病魔女っ娘って、ここは一体何をするんだ! え、勇者召喚に巻き込まれるのを狙うって!? 何を考えてるんだ。そんなこと起こるわけがないんだからね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 11:08:16
26967文字
会話率:58%
本当の名前も住んでるところも知らない。
学校が嫌いな"ミケ"と何を考えてるかわからない"キュー"。
そんな二人は決まった時間に決まった場所で、同じ時間を共有する。
最終更新:2018-02-22 00:20:23
657文字
会話率:22%
『気晴らしは如何かね~』
いつも私の夢に登場する耳障りな移動屋台、気晴らし本舗。一体何を考えてるのか分からないけど、たまには構ってあげようかしら。
少女は気晴らし本舗に話しかけた。
最終更新:2016-12-17 15:33:04
3973文字
会話率:56%
周りの人が何を考えてるのか。どんな気持ちなのか分からない。
他人が理解できない僕が周りから逃げた先で出会ったのは俺と名乗る同じ考えの青年だった。
そんな、他人を理解できない僕と唯一の理解者の俺と名乗る青年の自分の正体を知るために様々な
事件に巻き込まれていく物語。
見切り発車です。設定 世界観ブレまくりだと思うので温かい目で見てくれたら嬉しいです。感想お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 23:11:11
3107文字
会話率:36%
ネコって何を考えてるんだろ?
ネコにも辛いこととかあるのかな?
ネコって何を求めてるんだろ?
ある日、私の好きな『にゃん』は、こう言った。
「にゃあ坂に帰りたいにゃー」
私は泣きそうになったのだ。
みんな帰りたい場所がある…。
それは祖国
だろうか。
産まれた町だろうか。
或いは、心を繋いだ誰かのもとだろうか…。
たとえ偽物でも、間違っていても、押し付けであっても、
この夕陽を『にゃん』に捧ぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 05:33:00
3039文字
会話率:36%
高校3年生の風変わりな時期に転校してきた葉山旬(はやましゅん)は、転校初日の屋上でhandyclubリーダーの紅月火(くれないつきひ)に出会う。
超マシンガントークで何を考えてるかわからない紅に戸惑いながら、葉山は生徒の悩みを解決していく
。
訳あり主人公と個性的なメンバーが勢ぞろいするhandyclubの織りなす、学園生活をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-01 06:41:37
27181文字
会話率:44%