小説の中の出来事なんて現実に起こるわけがない。だったら、隠れオタクとしてのんびりと高校生活を過ごそうじゃないか。それが、俺、小鳥遊正義の目標だったはずだ。容姿、成績、運動神経すべて並みの俺。なのに、いつの間にか俺は問題児、一条透華に『勇者
召喚対策本部』なるものに放り込まれ、しかもそこには超個性的な問題児たちが。オッドアイのメイドに、自称忍者の末裔の女子に、さらには中二病魔女っ娘って、ここは一体何をするんだ! え、勇者召喚に巻き込まれるのを狙うって!? 何を考えてるんだ。そんなこと起こるわけがないんだからね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 11:08:16
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会話率:58%