「いつかフィルを守れるようになって、必ず会いに行くから、それまで――待っていて」
強くなる、そう言ってくれた大事なあの子を、自分も今度こそ守れるように。そうして、必ず彼女を見つけて、今度こそずっとずっと一緒にいる――。
8年前の夏に出会
った優しい親友との約束を胸に、剣と共に生きてきたフィルは、16になった春、育ての親であり、剣の師でもある祖父を失った。
「従えないのであれば、出て行け。以後ザルアナックの名を名乗ることも、周囲に関係を疑われることも慎んでもらおう」
王都に戻ったフィルは、剣を捨てて着飾り、結婚相手を探せという父に逆らい、騎士団へと入団するが、右も左もわからないことだらけ。
しかも、相方兼同室となったアレクサンダー・エル・フォルデリークは、威圧感いっぱいの厳しい雰囲気の騎士。進退窮まったかに思えたのだが、生まれと冷たい言動で周囲からも敬遠されまくりの彼の本性は実は優しいようで、しかも親友の彼女にちょっと似ている気がする。
生まれと性別、2つの隠し事を抱えたフィルは、騎士団で無事自分の居場所を作り、誰より大切な親友を見つけることができるのか?
※本作品は、以前自サイトにて公開していたものの、改稿版となります。※主人公の職業上、残酷/グロ描写があります。※直接的・具体的な描写ではありませんが、登場人物の関係性の表現のため、性描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 14:03:02
882017文字
会話率:38%
深い霧の中、事故に遭った宮部郁が、江間、福地、佐野、菊田、寺下と共に辿り着いた先は、化け物のうろつく異界の森――祖父の故郷だった。
言葉も文明も環境も何もかもが異なるこの場所で、保護という名目のもと、彼ら‟稀人”の争奪戦を始める異世界人
を前に、どこで、誰と、どう生き延びる?
【ケース1:宮部の場合】
Q1.稀人だと――明かす? 隠す? どうやって?
A1.隠す。言葉が使えることを利用して、勘違いするよう仕向ける。
Q2.友達と協調――する? しない?
A2.人を化け物の生贄にして自分たちは逃げるという間柄を、そもそも友達と言わない。
Q3.向こうの知識を利用――する? しない?
A3.利用する。ただし、向こうの知識ではないと見せかける。
Q4.何になる――王様? 神様?
A4.一般人。王様も神様も面倒くさい。
Q5.こっちの‟幼馴染”を――頼る? 頼らない?
A5.頼らない。顔を見たらぶん殴るとわかっている権力者には近づかない。
Q6.向こうに――帰る? 帰らない? 誰と?
A6.帰る。どうしようもなく馬鹿なお人好しと、以前の稀人に育てられた子と。
――騙す相手は、自分を含めたすべて。
※舞台の性質上、残酷/グロ描写があります。※直接的・具体的な描写ではありませんが、登場人物たち置かれた環境や関係性の表現のため、性描写があります。※「カクヨム」様でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 21:18:09
770152文字
会話率:45%
王立召喚学園四年イシュカ・ヴィーダは、今はもう誰も使わない古い召喚術を有し、複数の幻獣の融合によって強大な力を生み出すことのできる唯一の家に生まれた。
最高位の幻獣たちを友とし、契約による縛りもないまま、彼らを精霊たちの世界から呼び出す
彼女の悩みは――、
「痛いっ、ちょ、噛まないでっ、って、歌うのもダメっ、またみんな眠っちゃ……った……」
召喚した幻獣たちを扱い切れず、落ちこぼれ街道まっしぐらなこと。
汚名返上と、自分と友人の幻獣たちを“使えない”扱いする生国からの脱出を企み、日々成績向上・技能上達に励む、そんなイシュカのライバルは幼馴染の天才召喚士ラグナル・ガードルード(推し)。
自分はラグナルの足を引っ張るだけ――そう気付いて、何年も距離を置いていた彼が、ここにきてイシュカに急接近、無人島での精霊探査試験に一緒に挑むことになる。
精霊たちの世界とこちらの世界の接点『界境』や精霊たちの痕跡を探して、離れていた時間が嘘のように楽しく過ごせていたのに、島の遺跡に異常を見つけたことで、封じられた巨大な界境が開き始め――。
「イシュカを危険にさらしてまで守りたいものなんてない」
「私には私を危険にさらしてでも守りたいものがある――ラグナルだ」
――信頼と無自覚な浅い恋心を寄せ合う二人の召喚士、そして精霊たちの物語。
※カクヨム様でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 23:40:00
110775文字
会話率:44%
王太子から婚約破棄を言い渡され絶望の淵に追い込まれた子爵令嬢のオリビアは親友のスカーレットにそのことを相談した。スカーレットは激怒し、王太子への復讐を請け負った。
最終更新:2025-02-11 13:44:50
3995文字
会話率:55%
分厚い眼鏡をかけ、極度の人見知りによって他人と話すことがほとんどできない公爵令嬢のジュリアンは、婚約者である王太子から婚約破棄を言い渡された。
落ち込むジュリアンを見かねて、幼馴染の男性パブロがジュリアンに話し方を教える。
最終更新:2025-02-01 13:42:46
4778文字
会話率:60%
【ブレイヴ・ヒストリア】
それは、ある世界で一世を風靡した、ファンタジーRPGだった。
物語の主人公ローランは、ククル村という田舎の村で穏やかな日々を、幼馴染の少女アリシアと共に過ごしていた。
慎ましくも穏やかな、幸せな毎日。
しかし――ある日突然。
そんなローランの平穏な日常は脆くも崩れ去る事になる。
平和なククル村にある日、突然――レクス・サセックスと名乗る貴族の少年が現れる。
聞けば彼は、エルロード王国における、有数の貴族、サセックス家の嫡男であり、アリシアの体質に目をつけサセックス家に側室として迎え入れる為に、連れに来たという。
最愛の少女を奪われるという現実。
そんな現実を受け入れられないローランはレクス・サセックスに決闘を挑んでしまう。
これは、そんな【ブレイヴ・ヒストリア】の世界の悪役貴族に転生してしまった男の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 13:25:19
19451文字
会話率:35%
名門 《アレス魔法学院》 に通う少女ミアは、成績優秀ながらも日常の些細なことを忘れがちだった。
それでも、幼馴染であり義兄のアルに支えられながら、穏やかな学園生活を送っている。
勉強は得意、膨大な魔力も持っている、でも魔法をうまく扱うこと
ができずにいた。魔法の実習になるとときどき動きが止まってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 13:13:36
3747文字
会話率:32%
百鬼行列の夜、猫は忽然と姿を消した。秋風の吹く、満月の夜だった。幼馴染の手を固く握って、行列の中をひたすらに走っていた。手のひらから伝わる体温が熱い。彼女は真夏の太陽のよう。鬼たちの間をするする駆ける、かわいい背中を追いかける。提灯や屋台
から漏れる薄ら明かりが、その輪郭をだんだんと曖昧にした。暁に似ていた。そういう夢を見ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:51:07
35670文字
会話率:58%
異世界に転移して早幾年。
この世界へと呼び出した王国と決別したホノカは、身を隠し、一介の雇われメイドとしての生活を満喫していた。
幼馴染四人組の幼いながらも優秀な冒険者達の生活を支える日々。
ホノカを慕う少年少女達との幸せな時間は、突
然の終わりを迎える。
唯一生き残り、傷心した少女は引きこもる。
少女を支え続けるホノカ。
そんな日々が続いたある日、少女は声高に宣言した。
「約束を果たすわ」
ホノカと少女はチョコレートを求めて旅に出る。
この世界に存在するかもわからない物を求めて旅を続ける。
一人きりになるのが嫌だから。
あの家に居続けるのは辛いから。
そんな気持ちを誤魔化して、約束を理由にして。
二人は旅を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:32:55
452936文字
会話率:34%
主人公である高校一年生の女子高校生、月空紅羽(つきそらくれは)は学園生活と自堕落な生活をいつも通り送っていた。
幼馴染と遊ぶ約束をしていたある日の夜、コンビニへ向かう途中にリアルタイムでアニメが放映する事を思い出し、幼馴染へ電話しようとする
が、家にスマホを忘れてしまった。ふと、電話ボックスが視界に入り。電話ボックスを使う。そして、思いもよらぬ展開に。
なんと世界を跨いでしまっていた……!?
元いた世界とは違う世界で出会うオリヴィアと言う少女は、恩恵と言う名の神からの祝福で授かる力を持っていて……。
やがて、主人公にも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:25:14
15539文字
会話率:42%
獣人のバーバラは元気が取り柄の豹の女の子。
いつか冒険者になりたいと夢をみるが、与えられたスキルは冒険に向いていない。それでも夢を諦めないで進んでいく。それに幼馴染みの獅子の獣人レオンも何故かいつも一緒についてくるのだが……。
いつも明るく
ポジティブに苦難を乗り越えて、夢を叶えていく獣人バーバラの話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:16:05
6450文字
会話率:41%
アッシュは召喚術師の名門ランフォード家の四男。しかし彼の召喚術は召喚獣ではなく金属のものしか召喚できない欠陥スキルであったため、一族から疎まれていた。
そんなあるとき、アッシュは屋敷の地下にある封印の間の鍵を召喚することに成功し、封印してあ
った伝説の魔書『オーレオール』を手にする。
その後、『出来損ない』としてランフォード家から追放されたアッシュは『オーレオール』の絶大な力を用いて魔物を討伐する冒険者として生きていくことを決意した。
彼を慕うケモミミメイドと、魔書に宿る「のじゃ」が口癖の銀髪少女と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:13:07
864562文字
会話率:40%
聖女として生まれたはずだった田舎貴族の少女ルゥ。
ルゥは大貴族の子息と婚約していたが、彼女が一族の象徴である大樹を枯らした不吉な『偽聖女』であることを知られ、婚約を破棄されてしまう。
人々から嫌われているルゥの味方をするのはただ一人、銀髪の
青年レオンだけだった。大国の王子であることを隠したレオンは執事としてルゥに仕え、彼女を一途に慕っていた。
ある吹雪の夜、レオンが高熱を出して倒れる。
彼を助けたいという想いがルゥの中に眠る『聖女』の力を目覚めさせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 13:43:11
107035文字
会話率:39%
役立たず扱いされてパーティーから追放されながらも、魔王を倒した勇者。
彼が死後、転生するときに神さまに願ったのは『妹がほしい』だった。
エリオという青年に転生した彼は、願いが叶ってかわいい妹と小さな町で暮らしていた。
前世では叶わ
なかったスローライフを送っていく。
……はずが、伝説の剣を抜いてしまったことで、勇者の再来だと人々にもてはやされてしまう。
おまけに魔物相手に無双したため、ますます人々はエリオを勇者扱いする。
そして、かつて勇者を追放したパーティーの子孫までもが会いにきて……。
エリオはあくまでスローライフを望むのだが……。
エリオのことが大好きな妹や、おてんばな幼馴染に、さみしがりやのドラゴン娘。
かわいいヒロインたちとの日々をつづった物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 20:13:08
81384文字
会話率:39%
【異世界恋愛・クズ聖女・ざまぁ系・溺愛系・ハピエン】
グルーバー公爵家のリーアンナは王太子の元婚約者。
「元」というのは、いきなり「聖女」が現れて王太子の婚約者が変更になったからだ。
リーアンナは絶望したけれど、しかしすぐに受け入れた。
気になる男性が現れたので。
そんなリーアンナが慎ましやかな日々を送っていたある日、リーアンナの気になる男性が王宮で刺されてしまう。
命は取り留めたものの、どうやらこの傷害事件には「聖女」が関わっている模倣。
できるだけ「聖女」とは関わりたくなかったリーアンナだったが、刺された彼が心配で居ても立っても居られない。
リーアンナは、これまで隠していた能力を使って事件を明らかにしていく。
しかし、事件に首を突っ込んだリーアンナは、事件解決のために幼馴染の公爵令息にむりやり婚約を結ばされてしまい――?
異世界恋愛・10万字ほどの長編です。完結まで予約投稿済み!
クズ聖女を書きたくて、こんな話になりました(笑)
いろいろゆるゆるかとは思いますが、よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:10:00
43414文字
会話率:37%
私の幼馴染は王宮で大人気の好青年。
私もずっと彼のことが好きだったけど、王女さまや名だたる令嬢たちが狙っているし、面と向かって釘を刺される状況。これはちょっと奇跡でも起こらないと彼とはうまくいきっこない。けど、そんな奇跡が起こるはずもなく…
…。
そんな折、ついに隣国のお爺様が業を煮やして私に「婚約者を見繕ってやる」と言い出した。これは私もきっぱりと幼馴染をあきらめる口実になる。私は隣国に行くことを了承する。そう、これでいい。聖夜の祝賀パーティが私の隣国社交界デビューの日。
でも願わなくはない……何か、奇跡が起こることを。
藤乃 澄乃様主催、『冬のキラキラ恋彩企画』参加作品です。
異世界恋愛物語。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 04:00:00
9989文字
会話率:39%
読み切り短編小説です。
マリー・ヘレワーズ侯爵令嬢は、紙切れ一枚で婚約を破棄された。
理由は「死者を生き返らせた」不気味な女は嫌だとのこと。
マリーは医術を学んではいたけれど、医術で死者を生き返らせることなんかできるわけないでしょ!
で
も、幼馴染の国王陛下と王宮魔術師は、ちゃんとマリーのことを理解してくれるから問題なし。なんなら「婚約破棄? かわいそう! お嫁にもらってあげようか?」なんて同情までしてくれる。
でもいいの! わたくしは叶わぬ想いを抱いて医務官になるのですから!
でもそんな折、婚約破棄してきたグリーブル侯爵領で、大規模な人喰い竜の災害が発生した。
マリーと王宮魔術師が駆けつけて見ると、それは燦々たる光景で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 06:00:00
12441文字
会話率:36%
高校一年生の黒鉄 蓮(くろがね れん)は、クラスの陽キャグループのトップである金城 大翔(きんじょう ひろと)にいじめられていたクラスメイトを庇った結果、今度は自分が「非モテ陰キャ」と揶揄されて大翔たちに絡まれる毎日を送っていた。
ほとんど
のクラスメイトが見て見ぬふりをする中、彼を助けたのは、大翔の幼馴染で彼が好意を寄せているクラスのマドンナ・柊 凛々華(ひいらぎ りりか)だった。
「——私と仲間にならない?」
一見冷たく、他人を寄せ付けない彼女からの予想外の言葉に戸惑う蓮だが、孤独を選んでいた二人はやがて多くの時間を共にすることになり、お互いの意外な一面に惹かれあっていく。
一方の大翔は、凛々華が自分よりも蓮を選ぶはずがないと信じ込み——、
「やめとけ。暴力沙汰になったら間違いなく退学だぞ」
「うるせえ! もうそんなもんどうだっていいんだよ! 殺してやる!」
「……仕方ない。ちょっと痛い思いをしてもらうぞ」
勘違い陽キャを隠れハイスペックの陰キャぼっちが実力でねじ伏せていく痛快ラブコメディ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:01:10
180332文字
会話率:49%
どこにでもいる高校生天野亮太には氷室華幼馴染みがいる。彼女はその容姿と、性格も相まって学校では『氷華』と呼ばれていた。
ただそんな彼女にも秘密があり、それをただ一人だけ知っている亮太は、ある日彼女の頼みで華の彼氏を演じることにー
自分だけ
が知っている幼馴染みの本当の顔。氷のように冷たくて、けど時々甘い物語が幕を開く折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:00:00
60933文字
会話率:58%
高校生の折原光は幼馴染の高野希との手違いで命を奪われてしまう。幼馴染の命が奪われそうになった理由、それはとある世界で数百年もの間産まれていない癒しの力を持つ『聖女』を神の力で転生させるため
その役目を任された光は赤ちゃんとして一から聖女とし
ての人生を歩み始める。
手違いから始まる異世界性転換転生物語、ここに開幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 12:00:00
291658文字
会話率:59%
半世紀の内乱後、三十年続いた平和が失われ、ラキュス湖南地方が戦禍に沈む。
唐突に全てを失い、途方に暮れる普通の人の群像劇。
◆
【現在】◆第五十四章 旧染
退院した魔装兵ルベルは、アーテル領での情報収集任務に復帰する。
終戦の兆
しが見えない中、難民キャンプでは自助の取り組みが進む。
移動放送局プラエテルミッサは、旧ラキュス・ネーニア家直轄領、シェラタン当主の村を経由し、マチャジーナ市方面へ移動する。
首都クレーヴェルでは、新しい国造りが進行する。
◆
人種、民族、宗教、魔力の有無……境遇の異なる者が、状況に翻弄されて偶然、仲間になった。
それぞれの思いを胸に秘め、恩讐を超えて手を取り合い、共に生きてゆく。
平和への道程は遠い。
※ 前から順番に校正中。自分で見た校正済みページと2018/12/29以降の新規投稿はサブタイトルの数字を四桁表示にしています。
見落としがあった場合、お知らせいただけますと助かります。最近低浮上なので対応は少し後になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:00:00
9302718文字
会話率:35%
大学院生の庄野龍が、謎の言葉を残し、行方不明になった。
幼馴染の水上晶は、大学の研究棟で、不審な影と遭遇する。
不思議な運命に引き離された幼馴染たちの苦悩と葛藤。
ムラの言い伝え「ときのいわふね」とは何か。
庄野龍は、無事に帰
還できるのか……
自サイト「数多の花」に再掲。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 12:00:00
30326文字
会話率:21%
友田鯉澄は、十数年前の事件のせいでぼっちを貫いている。
幼馴染のハズの隣人・須磨春花すら、なるべく視界に入れない生活。
帰宅部で、教室では空気。外見も成績もスポーツも平均点。魔力も霊視力もない。
パッとしない少年でも、頑張っている姿
を見ている人は見ていて――
ある日、鯉澄はフリマで魔法の腕環を手に入れた。
腕環を身に着けると、体力と引き換えに少女型の諜報用ゴーレム・デーレヴォが出てくる。
かなりアレな家庭環境で、鯉澄と姉はデーレヴォと共に生命と人生を守る作戦を開始する。
「野茨の血族」の裏番組? 鯉澄と魔法の腕輪デーレヴォのその後。
自サイト「数多の花」からの再掲。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-20 01:12:54
99813文字
会話率:23%
とあるSRPGゲームの登場人物カテリーネに、いつの間にか転生していた日本人男性。しかもその人物は、ゲーム主人公の幼馴染であり初恋相手な巫女であり、最終的に生贄になって命を散らす存在だった。
しかしある願望から、自ら進んで生贄としての使命を遂
行したいと思っているカテリーネ。だが何もしていないはずなのに、本来ここに来ない敵将軍のヴァルムントが何故か村へとやってきてしまって……?
※ハーメルン様、カクヨム様にて公開済みの作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:00:00
91801文字
会話率:29%
希望して文化レベルがマイナス200年の異世界に行くことになったんだけど、あまりに優遇されてて苦労どころか快適生活。
子供の頃の夢だった、お菓子を作ったり、人に教えたり。
幼馴染みは転移能力者だったし、
可愛い黒猫だと思ったら猫耳幼女に変身す
るし、
なんと私にも魔力があるって!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:00:00
1789784文字
会話率:63%
歯を磨かない幼馴染みの解釈
最終更新:2024-05-17 00:00:00
873文字
会話率:72%
天津宮の本家の一つ、神谷家の次男。それがなつめの肩書きである。本人はそれを気にせず、従妹であり妹の実佳、幼馴染兼親友である隆哉の三人で、いつも通りの日常を送っていた。
しかしある時、その日常が崩れ去る。正体不明の女達に襲われ、彼女等が口にし
た刻印、という言葉に実佳が反応、錯乱した。
状況の真相を求めたなつめは、その結果として想像を絶する悲惨な事実を知る事になる……──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:00:00
110640文字
会話率:43%
※『鈍感彼女』と書いて、『おさななじみ』と読みます。
主人公・夏目小太郎と春野鈴音は幼馴染。
家が隣で親同士も仲が良く、本物の姉弟のように育ってきた。
小太郎は物心ついたときからいっしょにいた鈴音が大好きで、いつか告白して恋人になり
たい! と願っていたのだが……。
「あ、こたろー。スカート取って。え? や、別に小太郎に裸見られてもなんとも思わないし」
着替え中に遭遇してもなんのその。平然と着替えを続ける始末。
幼馴染である彼女は、小太郎のことを完全に弟としか見ていなかったのである……。
小中高と同じ学校、登校も十年以上いっしょ、お弁当まで作ってくれるというのに、鈴音は小太郎を全く意識していなかった。
このままでは、いつか別の男に鈴音を取られてしまう。
でも、どうすればいいんだろう……、と悩む小太郎に、ある日、「あなたの恋路に協力します」と書かれた手紙が届いた。
その手紙の差出人は、文芸部の二年生、綾瀬一花。
彼女は、小太郎にこんな提案をした。
「夏目くんの恋愛に、協力させてください!」
けれど実は、一花は小太郎のことが好きで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:00:00
87506文字
会話率:27%
あるところに、一人の王子様と、一人のお姫様が住んでいました。
二人ともとてもかわいらしく、周囲にも大変かわいがられて育てられていました。
ある日、お姫様は幼馴染みに言いました。
「私はあなただけのお姫様になりたいの」
そんなお姫様の願いを叶
えようと、幼馴染みの男の子は懸命に努力を始めました。
そしてお姫様も、彼に相応しくなりたいと自分を磨き始めたのです。
ところが、事態はあらぬ方向に進み始めてしまいます。
何を目指しているのか、どこに向かっているのか分からなくなってしまうのです。
■R15は保険です。
■更新は不定期です(目標はカレンダーの奇数日・12時更新)。
■コメントとか使い方がわからないので設定できてないです。特に返事ができないのでごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:00:00
2425192文字
会話率:32%
『本の虫令嬢』
こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。
私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳
。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。
私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。
『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」
十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。
そして続けて、
『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』
挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です
※史実には則っておりませんのでご了承下さい
※相変わらずのゆるふわ設定です
※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 11:59:50
127964文字
会話率:49%
秘蜜庁の局長、カーマ・パール。
彼女は「愛欲を司る弓矢の適合者」という特殊な力を持ちながら、ただ真面目に役人としての務めを果たしていた。
今日も彼女のもとには、平民、貴族や王族、ありとあらゆる“性にまつわる悩み”が寄せられる。
そして禁欲
的な王子シヴァ・アショーカ、慇懃無礼な幼馴染の秘書官ハヌマン・ロータス、彼女を陰ながら守るヴァルナ・マンゴー、カーマの親友ラティ・ジャスミン、隣国の王弟クリシュナ・チャンパカ、突如人間になった怪獣マカラ…。個性豊かな人間達がカーマの周囲に集い、彼女の平穏をかき乱す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 11:53:26
12778文字
会話率:27%
秘蜜庁の局長、カーマ・パール。
彼女は「愛欲を司る弓矢の適合者」という特殊な力を持ちながら、ただ真面目に役人としての務めを果たしていた。
今日も彼女のもとには、平民、貴族や王族、ありとあらゆる“性にまつわる悩み”が寄せられる。
そして禁欲
的な王子シヴァ・アショーカ、慇懃無礼な幼馴染の秘書官ハヌマン・ロータス、彼女を陰ながら守るヴァルナ・マンゴー、カーマの親友ラティ・ジャスミン、隣国の王弟クリシュナ・チャンパカ、突如人間になった怪獣マカラ…。個性豊かな人間達がカーマの周囲に集い、彼女の平穏をかき乱す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 00:09:11
8628文字
会話率:20%