『音楽魔法具店 店員求む。業務内容:ミュージカリー・カップの鑑定。勤務地:ロンドン ピカデリーサーカス』
風変わりな広告を片手に、元ロンドンの歌劇場の歌姫はその店の門をたたいた。「やぁ、ティナ。待っていたよ」
そこにいたのは顔の左半分にマス
クをしたピアノ弾きの男―-まさかの元彼だった!
過去に手ひどく裏切った彼の元で働くなんて。
だが、音楽学校に通いたいという妹のために、ここはこらえるしかない――。
元気な妹チュチュがティナのために購入したバロタン・ボックスに隠された謎とは?
出張先の湖水地方にあるという、人の才能を奪う音楽魔法具の宝庫を訪れる女性の隠された想いとは?
何の変哲もない一音だけを奏でる六色のブローチが織りなす意味とは?
そして、ヒューがただ一つ、命がけで探している音楽魔法具とは――。
ミステリー色が少々降り注ぐ、ミュージカル・ファンタジーの開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:02:07
56498文字
会話率:39%
ある夜会でひとりの令嬢がブローチをぶん投げたことにより、その場にいた幾人かの運命が大きく変わっていく。極小範囲のバタフライエフェクト(?)全7話、1話1話が短いです。
最終更新:2024-11-08 19:18:18
20860文字
会話率:24%
世界を旅する男がひとり。
フードの下から覗くのは、吸い込まれそうなほどに美しい漆黒の双眸。
瞳と同じ色をしたローブを羽織り、胸元にはブローチがひとつ。
艶やかな青から夏空のような水色へ、そして白へと続くグラデーションのかかったそれは鳥を模
している。
────────────────────
何の変哲もない日常が突然終わりを迎えた。
瞬く間に変わった景色に焦り戸惑いながらも進んだ先には…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 20:51:20
646186文字
会話率:44%
色鮮やかなドレスや豪華なアクセサリーよりも
剣が好きという風変わりな伯爵令嬢のアザミ。
騎士団に所属し、勇敢な騎士の称号である"エーデルワイスのブローチ"を与えられた亡き父に憧れながら、騎士見習いとして奮闘する話。
た
だ、それには条件があり...。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 15:00:00
35466文字
会話率:45%
激しい雷雨の夜、ディアーヌ・バトン公爵令嬢は自室にて一人、人生のどん底にいる気分を味わっていた。
彼女の手には、彼女が幼い頃から大切に想ってきたはずの婚約者、弟、幼馴染の三人から贈られた思い出のブローチがある。
しかし十七歳となった今では
もう、三人との関係はディアーヌが何をしようとも修復不可能なところまで壊れてしまっていた。それだけでなく、学園内では悪役令嬢だと生徒たちから嫌われ、長年の婚約も一方的に破棄されて、父からは勘当宣言もされた。
すべてに絶望したディアーヌは、ブローチを片手に開け放った窓の前に立つ。
そして……
手に持っていたブローチを思いっきり空にぶん投げ、吠えた。
「絶対に、負けてたまるものですかーーー!!」
その叫びが、彼女の怒りが、一つの出逢いを引き寄せたのである。
◇
魔法の存在しない世界で生きる、生粋の負けず嫌いである公爵令嬢が、魔法の存在する異世界からやってきた勇者とともに悪を討ち、日常を取り戻すために奮闘するお話。
※全四十七話予定(完結済み)
※毎日一話更新予定
※一部、暴力・残酷描写あり
※この物語は作者独自の世界設定であり、フィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 20:00:00
249861文字
会話率:43%
ある朝目覚めた時に、別の女性が「妻」になっていた。
それは、夢の中での出来事のせい?
最終更新:2024-09-23 02:03:02
3567文字
会話率:27%
私アリア・グルーシスは次期国王のダリス・シュツェーリア様に婚約を申し込まれました⁉特に何もなく家族で幸せに暮らしていたのですがこの一言で日常がガラッと変わってしまいまいました。ダリス様と私にはブローチという過去に接点がありました。これからど
うなるんですか~!?(泣)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 21:34:56
1394文字
会話率:66%
ある日アデルは婚約者に贈られたブローチを見て、自分がハマっていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気がついた。
それも本編前に死ぬ、推しの元婚約者のモブとして。
すぐに婚約解消すれば死なないだろうけれど、ヒロインが婚約者のルートを選
ばなければ、婚約者の冤罪は晴らされないままだ。
なんとか婚約者の冤罪を晴らして、死ぬ運命を回避したい!
そのあとは推しとヒロインとの出会いのために身を引くので、今までの浮かれた行動は許してください! 婚約破棄されたら国外へドロンしますので!
と思って行動していたら、周囲と婚約者の態度が変わってきて……。あれ?もしかしてこれって溺愛ってやつ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 15:50:00
98863文字
会話率:48%
それは決して実らせてはいけない恋だった。
アシルス帝国皇妃ソフィーヤは、娘のアナスタシアが見つけた意匠が凝らされたペリドットのブローチを見て、過去を思い出す。
それはソフィーヤがナルフェック王国の王女ソフィーだった頃の、決して実ることが
なかった初恋の話。
ロシア系の名前を使っておりますので男女で苗字が違う場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:00:00
14513文字
会話率:27%
アンナマリア学院の高等部2年、神戸 星水晶(かんべ せいら)は飛行機事故に巻き込まれて亡くなる寸前、異世界へ飛ばされた。
そこで行方不明のお姉さまの足跡を見つける。どうやらお姉さまもこの世界に飛ばされているらしい。
生前、お姉さまに託された
ブローチにはどうやらご先祖様が憑いていて、なぜか一緒に異世界へ飛ばされてきたらしい。
有能なご先祖様たちに助けられて異世界を生き抜き、星水晶は最愛のお姉さまと再会することを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 16:30:55
176608文字
会話率:34%
何千年も前、確かにそこに生きていた魔女達は、自分達の存在を示す為、遺物を遺した。
不良高校生の風間蓮斗は、喧嘩っ早い性格の割には平和を好み、流木の様に生きたいと思っていた。
しかし、彼の体には遺物によって得た魔力と刻印が秘められてい
た。
それ故に運命は彼の期待を裏切る事となる。
ある日、クラスメイトの伊吹涼香が落としたブローチを届けようと、駆ける風間だったが、力を狙う刺客の手によって、絶体絶命のピンチに陥る。
初めて味わう今際の感触に、彼はその力を振るった。
魔術と日常が交差する異能ファンタジー。
遺物に隠された真実とは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 00:00:00
225708文字
会話率:34%
ぶっちゃけ——顔と性格が好みではなかった。
「聞いていますこと? ハルフィリア・ソルフェリノ。私、レナート様からこのようなものをいただきましたのよ!」
ブローチを見せてそう主張するヴァーミリオン公爵家令嬢のナタリアは得意げだ。
「どうかしら
? 私、レナート様と将来を誓い合いましたの。婚約者であるあなたはこれをいただけなかったのでしょう?」
「ええ、まあ、いらないけど」
私はそう言うしかなかった。だってレナートは私の婚約者ではないもの。
ウィスタリア王国に政略結婚のために来た私ハルフィリア・ソルフェリノは、さっそくの破談をさておき、次に向かう。次の花婿候補マリユスの情報を片手にやってきたのは、イヴ・リラと名乗るすみれ色の髪の男性で——?
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 12:00:00
20177文字
会話率:44%
佐倉唯は、お母さんのお使いで街まで買い物に出ていた。その時、歩道橋から転落しそうなおばあちゃんを見つけて助けようとするが、落ちてきたおばあちゃんを受け止められずに頭を強く打った。
そして目が覚めると不思議な空間におり、女神フローラに「エレメ
ントプリンセスになって世界を救ってほしい」と言われ、フローラのエレメントブローチである「フラワーブローチ」を託され、異世界でエレメントプリンセスとして戦うこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 11:56:24
87406文字
会話率:50%
リストにしてみたけど、よけいにうんざりする。
最終更新:2023-11-23 07:00:00
403文字
会話率:0%
神界では、地球で生きている人間たちの魂や記憶が一つのレコードとして保管されている。地球で人が死ぬとレコードにはヒビが入り、また新しい生命としてレコードは修復されていく。
要するに「レコードの破壊=生命の死」
天使フレンは神界で働いており、レ
コードの管理の一部を任されている。仕事の休憩中、自分が無くした女神エルタナ様から頂いたブローチを探していたところ、立ち上がった際にレコードに当たってしまい、地面に落としてしまう。脳裏に浮かぶのはレコードを落として傷をつけてしまい、殺されてしまった先輩天使。自分も死にたくないと考えた結果、自分が地上に降りてその人間を死なせないように守ることにした。
守るべき人間と共に地球で生活していくにつれて人間を好きになってしまった天使は絶望することになる。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 12:00:00
10534文字
会話率:70%
魔女のマーメイルは、森の中で薬草を採取していると三ツ目カラスに襲われる。
そんな彼女を助けたのは、黒い子犬。呪われているらしく、その姿も仮のもの。
名前を言おうとしないので、マーメイルは勝手にピースケと命名した。
魔力を封じたブローチを見付
け出せばピースケは元に戻ると聞き、マーメイルはお礼の代わりに失せ物探しの術で手伝うと申し出る。
本当に見付けられるのかと疑うピースケとともに、マーメイルは森の奥へと足を踏み入れた……。
全十回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 19:00:00
46651文字
会話率:43%
お母様が亡くなった。
それから程なくして――――
お父様が屋敷に見知らぬ母子を連れて来た。
「はじめまして! あなたが、あたしのおねえちゃんになるの?」
にっこりとわたくしを見やるその瞳と髪は、お父様とそっくりな色をしている。
「
わ~、おねえちゃんキレイなブローチしてるのね! いいなぁ」
そう、新しい妹? が、言った瞬間・・・
頭の中を、凄まじい情報が巡った。
これ、なんでも奪って行く異母妹と家族に虐げられるドアマット主人公の話じゃね?
ドアマットヒロイン……物語の主人公としての、奪われる人生の、最初の一手。
だから、わたしは・・・よし、とりあえず馬鹿なことを言い出したこのアホをぶん殴っておこう。
ドアマットヒロインはごめん被るので、これからビシバシ躾けてやるか。
ついでに、ヒロインのクズ親父と異母妹の母親との間に亀裂を入れることにする。
フハハハハハハハ! これで、異母妹の母親とこの男が仲良くわたしを虐げることはないだろう。ドアマットフラグを一つ折ってやったわっ!
うん? ドアマットヒロインを拾って溺愛するヒーローはどうなったかって?
そんなの知らん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 12:31:38
6285文字
会話率:34%
★大須の奇妙な骨董店でモノに宿る魂の記憶を読み、時々名古屋めしを食べる話
★『なごや幻影奇想シリーズ』長篇第2弾! 本作からでもお楽しみいただけます!
■ ■ ■
名古屋駅から名鉄あるいはJRで二駅。金山総合駅の程近く、とある雑居
ビルの二階に、非現実の世界で起きた怪異事件を解決する探偵事務所がある。
そこで助手のバイトをしている男子大学生・服部 朔(はっとり はじめ)は、探偵・樹神 皓志郎(こだま こうしろう)のおつかいで、大須商店街の外れにある奇妙な骨董店『懐古堂』を訪れる。
幽霊(!)の女店主・カイコに気に入られた服部は、呪いのアイテムの念を祓う手伝いをすることになるが——
持ち主に災いを齎す、髪の伸びる市松人形。
「足らぬ、足らぬ」と声を発する壺。
人間の魂を誘い込む万華鏡。
果たされぬ想いを封じたブローチ。
加えて何やら、『懐古堂』やカイコ自身にも秘密があるようで……?
他者の感覚を我がことのように受信できる共感応(エンパス)能力者の服部。
通常は触れられない無機物の魂を、彼は自分の肉体を依代にして憑依させることで、そこに刻まれた記憶に触れる。
不思議な声を持つ樹神探偵に、異能調香師の和装美女・百花(もか)も加わり、名古屋のB級グルメや銘菓を堪能しつつ、古きモノに秘められた真実を紐解いていく。
※実際に名古屋にある事象などを題材としていますが、固有名詞や位置関係は多少変えてあります。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 19:00:00
137770文字
会話率:39%
入学祝に魔道具作りが趣味の妹からもらったブローチ。婚約者が居るのに想い人にあげるようにと言われたが、意味が分からなかった。その想い人が出来るまでは……。
で、妹のくれた魔道具をあげてみたら。
最終更新:2023-04-25 13:00:00
2461文字
会話率:32%
僕は何も知らずに、兄の物を奪っていた。
両親の愛も、兄上が初恋の人から貰ったアメジストのブローチも、珍しい異国の金色の鳥も、王位も、そして兄の婚約者になるはずだった女性も……。
病弱な第二王子の後悔。
※前中後編です。
【こんな人
におすすめ】
・切ない話が読みたい
・悲恋が好き
・シリアスな話が好きだ
・救いがなくても大丈夫
※小説家になろう先行投稿です。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
※ペンネーム変更しました。
「九頭竜坂まほろん」→「まほりろ/若松咲良」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 22:30:44
15761文字
会話率:16%
【最終話まで執筆済み】
妹はいつも「お姉様ばかりずるいわ!」と言って私の物を奪っていく。
誕生日プレゼントも、生誕祭のプレゼントも、お祖父様が外国に行ったときのお土産も、学園で首席合格しときに貰った万年筆も……全て妹に奪われた。
両親は
妹ばかり可愛がり「お姉さんなんだから我慢しなさい!」「お前には妹への思いやりがないのか!」と言って私を叱る。
「もうすぐお姉様の十六歳の誕生日ね。成人のお祝いだから、みんな今までよりも高価な物をプレゼントして下さるはずよね? 私、新しい髪飾りとブローチとイヤリングとネックレスが欲しかったの!」
誕生日の一カ月前からこれでは、当日が思いやられます。
「ビアンカはお姉さんなんだから当然妹ののミアにプレゼントを譲るよな?」
「お姉さんなんだから、可愛い妹のミアのお願いを聞いてあげるわよね?」
両親は妹が私の物を奪っていくことを黙認している、いえ黙認どころか肯定していました。
私は妹に絶対に奪われないプレゼントを思いついた、贈った人も贈られた人も幸せになれる物。その上、妹と両親に一泡吹かせられる物、こんな素敵な贈り物他にはないわ!
そうして迎えた誕生日当日、妹は私が頂いたプレゼントを見て地団駄を踏んで悔しがるのでした。
最終話まで執筆済み、推敲済みです。完結保証。
※妹と両親はヒロインの敵です、祖父と幼馴染はヒロインの味方です。
※妹ざまぁ・両親ざまぁ要素有り、ハッピーエンド。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:31:08
14572文字
会話率:40%