アレクシス王子は、本物の聖女でかつ自分の婚約者であるルーナの見栄えだけで婚約破棄し、本物の聖女は、容姿端麗なだけの強欲な妹のオデットだと決めつける。そして、オデットとの愛こそが真実の愛だと宣言する。
その後は、傲慢なオデットと共に見事な転
落人生を突き進み、最後に見事なざまあで命を落とした。
・・・はずだったがアレクシスは、ルーナとの婚約が決まった少年の頃まで人生が遡り、そこからやり直し人生が始まった。今度こそアレクシスはルーナを幸せにし、やり直すことが出来るのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 16:01:28
125301文字
会話率:23%
幼い頃、母が言った。
「よく見ていなさい。将来、全て貴方の物になるのよ」
母の言葉は本当だった。姉の周りから人はいなくなり、みんな私に優しくしてくれる。
何不自由ない生活、宝石、ドレスを手に入れた。惨めな姉に残ったのは婚約者だけ。
私は姉の全てを奪いたかった。
それなのに、どうして私はこんな目にあっているの?
姉の全てを奪うつもりが全てを失った妹の話。
※ この作品はアルファポリスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 18:02:35
3739文字
会話率:41%
【最終話まで執筆済み】
妹はいつも「お姉様ばかりずるいわ!」と言って私の物を奪っていく。
誕生日プレゼントも、生誕祭のプレゼントも、お祖父様が外国に行ったときのお土産も、学園で首席合格しときに貰った万年筆も……全て妹に奪われた。
両親は
妹ばかり可愛がり「お姉さんなんだから我慢しなさい!」「お前には妹への思いやりがないのか!」と言って私を叱る。
「もうすぐお姉様の十六歳の誕生日ね。成人のお祝いだから、みんな今までよりも高価な物をプレゼントして下さるはずよね? 私、新しい髪飾りとブローチとイヤリングとネックレスが欲しかったの!」
誕生日の一カ月前からこれでは、当日が思いやられます。
「ビアンカはお姉さんなんだから当然妹ののミアにプレゼントを譲るよな?」
「お姉さんなんだから、可愛い妹のミアのお願いを聞いてあげるわよね?」
両親は妹が私の物を奪っていくことを黙認している、いえ黙認どころか肯定していました。
私は妹に絶対に奪われないプレゼントを思いついた、贈った人も贈られた人も幸せになれる物。その上、妹と両親に一泡吹かせられる物、こんな素敵な贈り物他にはないわ!
そうして迎えた誕生日当日、妹は私が頂いたプレゼントを見て地団駄を踏んで悔しがるのでした。
最終話まで執筆済み、推敲済みです。完結保証。
※妹と両親はヒロインの敵です、祖父と幼馴染はヒロインの味方です。
※妹ざまぁ・両親ざまぁ要素有り、ハッピーエンド。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:31:08
14572文字
会話率:40%
「お姉さま、もういらない。」
私は『一流』の王族である。だから、『二流』の姉が気に入らない。『三流』は最早、許せない。
毎日奪われまくりの姉と、奪いまくりの妹と、姉の婚約者のやっぱり三角にならない関係の話。
前作『お姉さま、それちょうだい
?』(https://ncode.syosetu.com/n6742fs/)の妹編。
今回は、傲慢で強欲な妹が号泣した話。
※頭をすっからかんにして読んでください。ちゃんと恋愛カテゴリーです。たぶん。
※キーワードと三本お題チェックがあります。
※前作をお読みになる方へ。他作家様の作品と混同のないようご注意ください。当家のお行儀は斜めに抉る系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 06:00:00
6139文字
会話率:38%