小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
歴史ランキング 6801~6850位
陛下と共に馬を走らせる私を、人は「女将軍」と呼ぶ。
*R-15設定は保険です。ごく穏やかな官能描写です。
*他サイトとの重複投稿です。
津野孫次郎親忠。
四国の英雄、長宗我部元親の三男である。
彼は兄である信親の死を聞くことによって、精神的なショックから未来に生きていた己を発見し、これからの歴史を思い出す。
俺は死にたくない。
長宗我部を存続させたい。
決心した親忠が、戦国末期の世を奔走する。
時は安土桃山時代から江戸時代に移り変わろうとしている。
運命のいたずらか、羽菜(はな)と水(すい)は同じ忍者の里で修行を積んだ。
時代の流れに巻き込まれた、二人は敵同士になる。
再び再会した二人は、命令によって闘わざるを得なくなった__。
山本五十六海軍大将とハズバンド・E・キンメル海軍大将が指揮を執り、日米海軍が激突する時が来ようとしていた。
架空戦記です。
一話、1000文字ぐらいの予定です。
普通の人生を謳歌していた普通の高校生、木下藤吉郎。
そんな藤吉郎を突然のタイムスリップが襲った。
藤吉郎が飛ばされたのは戦国時代、そしてその名前のせいで豊臣秀吉として生きることに。
見たくもない現実と向き合い、平和を噛みしめ。
戦国の世に邁進していく藤吉郎。
そして運命の相手が現れたとき次元を越えた陰謀が動き出す。
生きること生かすことを選んだ男の戦国期!
「何があろうと俺は死なない!死なせない!」
この話には作者の創造、理想等が多数入
っていますが基本は史実に忠実にやっていくつもりです。
レビュー、評価、コメントお願いします。折りたたむ>>続きをよむ
サークル・シエスタ 第五回短編課題『愛』
竹の花が咲いたと聞いて、村の年寄りが言い伝えを思い出す。しかし多くの村人はそれを笑い飛ばした。
翌年、山の雪不足が水不足を招き、短い梅雨と日照りにやられて不作となった。主要作物とした綿も被害を受けたため、村人は大慌てで芋や麦を植えて飢えをしのいだ。
その翌年は冷夏で不作。その翌年は、豊かに実った稲を刈り取る寸前に台風が襲来。
凶花の祟りは続いていた。
食べ物が乏しくなった村人は、耕作のための労
働力を必要としたのだが、作物の順調な育ち方に気をよくした若夫婦の多くが子を宿していた。
当てにした収穫は目前でフイになり、大きな腹を抱えた女たちが残った。
折りたたむ>>続きをよむ
終戦の前日、寺門将司少尉に特攻命令が下る。
青年は死を目前に何を考え、何を感じるのか。
これは、太平洋戦争において、最後にアメリカに一泡吹かせた男の物語。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
短編2本目です!読んでください!評価してください!
君は、別の世界から来た方ですか?
それなら私のところへ来てください衣・食・住全て揃えましょう
「無償で?」「いいえソコは要相談です。只で手に入るものほど怖い物はないですよ?」
漂流者記録書記官がする転生者達の暴露話に興味はないですか!?
笑いあり泣きありの青春異世界ファンタジー・・・を見る冴えない髭男の書記道がここに始まる!
カクヨムより転載 新釈源氏物語サイドストーリー
野宮で光に別れを告げた綾子は、娘の晶子内親王の斎宮着任に同行します。京都から伊勢へ。斎宮群行の旅に寄せて、綾子の心に今までの日々の記憶が蘇ります。心を尽くした背の君。鮮やかな光との恋。そして恋故にあやかしへと落ちてゆく日々。
異能やあやかしが当たり前の世界観で、斎宮群行の旅にのせて六条御息所を描きます。
「南柯の夢に入るとき」外伝。
大野目線の話です。
(本編を読んでいなくてもわかる……と思います)
天保十二年一月は、グレゴリオ暦では、
1841年1月23日~2月20日です。
この年は閏一月もあり、そちらは、
2月21日~3月22日になります。
※ 「ア、アタクシだって、がんばれば真面目な話も書けるんだもん!」を証明したくて……いろいろ生暖かく見守っていただけるとうれしいです
Σ(ノ°▽°)ノ
彼女は笑う。なにも覚えていないことに、違和感を感じながら。
彼女は生きている。彼のいない世界で。彼女が望んだ世界で…。
これは、彼女が過去へ戻ったときから始まる話。
最後に戻った過去は、もう彼女が過去へ戻る必要のない幸せな世界だった。
昭和二十年(西暦千九百四十五年)八月 横須賀空襲
その日、長門に守られた宗谷は百年の任務を受ける
1780年イギリス、ロンドン市民の不満は限界に達していた。
ジョージ・ゴードン卿に煽られた5万人の群衆は国会議事堂の周りを取り囲み、カトリック救済法の廃止を望んでいたのだ。
しかし、それが否決されたとき、市民らは行動を起こす。革命目前かと思われたゴードン暴動の結末は……
これは、戦国大名島津家百五十年の人間たちの物語。
時は戦国乱世。
この物語は文明十年(一四七八年)から始まる。
室町の世から戦国乱世に移行する頃である。
最初の主人公の名は、常磐。
西国一の美女と評判だった常磐は、遠く豊後の大友家や肥後からも婚姻の話が届くほどであったと言う。
常磐はいずれ一人の子供を産む。
その名は島津忠良。入道して島津日新斎。
物語の主役は常磐から日新斎へ。
日新斎から貴久へ。
そして貴久から四兄弟へ移っていく
。
多くの者が苦悩し、怒り、涙を流し、露命を散らしていく時代。
命を、家族を、民を、そして家名を守るために戦う時代でもあった。
そこには一族の絆、親子、兄弟たちの葛藤。武家の意地、誇りがあった。
これは今に失われつつある人間たちの誇りと絆の物語でもある。
-----
※史伝小説ではなく歴史小説です。史実を元に大幅に脚色を加えています。
※読みやすさ優先で薩摩訛りではなく標準語を基本としております。
※一話3000~8000字を心がけています。
※投稿済み話も時節見直し品質向上を図っています。ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ
太郎太刀は穏やかな時を過ごしていた。彼はかつて戦場にあった。
1954年9月26日 北海道函館市。
この地に普段北海道には殆ど上陸しない台風が勢力を保ったまま上陸し、北海道に多大な被害をもたらした。
当時は現在ほど天気予報の体制が発達しておらず、予測見込み違いによって青函連絡船5隻が転覆・沈没し、全船合わせて1430名が亡くなる大事故が発生してしまった。
その中で最も被害が大きかったのは、貨物鉄道だけではなく旅客輸送も行う「洞爺丸」で1155名もの乗員乗客が七重浜の大波に消えた。
その物語
である。
※ このお話は、1990年に実際に遭難し生存された方から託された手記を元に描いております。
1991年函館市社会学自由研究コンクール銀賞作品リメイク
折りたたむ>>続きをよむ
――太陽なんて、死んでしまえばいいのに。
――太陽が、皆を照らし続けてくれますように。
片や人身供犠の“巫女”、片や元令嬢の“奴隷”。アステカ帝国末期風の国で生き、“神”の軍勢の侵略とともに壊れてゆく二人の少女の物語。
百合未満。残酷描写は薄め。
篠山梨華は毎夜夢を見るようになった。内容こそ連続しないものの、同じ人物、同じ光景が何度も出てきた。自分のみる夢と隠された歴史の真相を追う物語。
※日本史を元に書いていますが、歴史上の人物、出来事は出てきません。完全妄想の物語です。
昭和11年、広島市内で瀬戸物店を営む中年のオヤジが、唐突に転生者の記憶を呼び覚ます。
記憶のひとつは、百年も未来の科学者であり、無謀な者が引き起こした自動車事故により唐突に三十代の半ばで死んだ男の記憶だが、今ひとつは、その未来の男が異世界屈指の錬金術師に転生して百有余年を生きた記憶だった。
二つの記憶は、中年男の中で覚醒し、自分の住む日本が、この町が、空襲に遭って焦土に変わる未来を知っってしまった。
男はその未来を変えるべく立ち
上がる。
折りたたむ>>続きをよむ
地球が誕生した、46億年から現在までを1日に例えると・・・
生命の誕生は夜明け前の4時10分
光合成物が発生したのは9時55分
脊椎動物の祖先が生まれたのは21時11分
哺乳類の祖先が現れたのは22時48分
人類の登場は日付が変わろうかという23時58分
地球誕生からの長い時間に比べれば
人類の繁栄などたったの数分間に満たない・・・
その、人類の歴史に名を刻む者、偉人たち
は、どんな人生を歩んだのか。
その、歴史を、史実を、私達は学ぶ。その際、興味を持つ者と、無関心な者がいる。
そして、今、彼の人生が、歴史が、始まろうとしていた・・・
主人公史也は何をやってもだめな落ちこぼれ。テストは赤点ばかり、運動神経ゼロ。愛する恋人もいない。そんなとき、彼に絶体絶命の最悪の事態が起きる。彼の運命はここで尽きてしまうのか!?折りたたむ>>続きをよむ
条約型重巡洋艦高雄型4隻。揃って戦ったのはこの時だけ。
4隻はその時どうしたのか。
時系列は沿っているので、歴史ジャンルに投稿。
雨が降りつづいていた。
諸葛亮孔明は魏軍が休戦を求めているのを察知していた。
休戦交渉。
司馬懿仲達とふたりきりで面会することを要求した。
仲達は狼顧の相を持ち、首を半回転させ、真後ろを向けると言われていた。
「貴殿の狼顧の相を見せてほしい」と孔明は言った。
【第一夜: 月下の邂逅】
昔々、遠い平安時代の吉良町に、美しい武田という若者が住んでいました。その名を武田源氏(TAKEDA Genji)といい、彼は美しい花のような容姿と、高貴な家柄からくる優雅な振る舞いで町の人々を魅了していました。しかし、その美しい容姿の裏には、深い悲しみを秘めていた。
ある晩、武田源氏は吉良町の夜空に輝く満月の下で、美しい庭園に足を踏み入れました。その中庭には、優雅な桜の花が咲き誇り、静かな美しさがただよってい
ました。武田はふと、そんな美しい景色の中で一人きりでいることに寂しさを感じていました。
すると、月明かりに照らされて、白い和服をまとった姫君が現れました。彼女の名前は吉良 津平姫(Kira Tuhirahime)といい、その美しさはまるで雪が積もった庭園に満開の花が咲くようでした。津平姫もまた、武田源氏の存在に気づいて微笑むと、月明かりの下で出会ったのでした。
「武田源氏様、こんばんは。」津平姫が優雅な笑みを浮かべながら言いました。
「津平様、こんばんは。あなたもまた、この美しい庭にお越しになられましたか。」武田は礼儀正しく答えましたが、その瞳には寂しさが宿っていました。
津平姫はゆっくりと歩み寄り、武田の手をとりました。「武田源氏様、私たちはこの庭で出会ったのですから、もう『様』なんて呼ばないでください。」
武田はその言葉に微笑みながら、津平姫の手を握り返しました。二人は月明かりの下で語らいながら、心の中に芽生え始める禁断の愛の予感に気づいていくのでした。
折りたたむ>>続きをよむ
19世紀ヴィクトリア朝ロンドン。
名門貴族スタンホープ伯爵家の嫡男エドガーは、幼少時から自分に仕える従者オリバーに深い信頼の情を寄せていた。
共に画家を志す二人だが、身分差から来るすれ違いが波紋を呼んで……。
執着尽くし攻め主人×平凡強気受け従者 『驚異の部屋』の番外編ですがこれだけでも読めます。
三国志演義では、諸葛亮と周瑜と言う二人の天才に挟まれた、可哀想なくらいの中間管理職である魯粛。
そんな彼を独自解釈と独自設定で書いてみました。
修羅の国九州の戦国大名大友家の一門にチート転生しました。
けど待っていたのは、チートを吹き飛ばす国人衆達の地縁・血縁・怨念と離合集散の繰り返し。
周囲に毛利元就や鍋島直茂や島津一族や大友宗麟や長宗我部元親等のマジキチリアルチートばかりの上、三好長慶や織田信長等の時代の寵児にも目をつけられるから、どうも史実で討ち死にした場所まで行けそうもない。
それでも、惚れた女の為に仇が討てるのならばと七転八倒する、未来を知るがゆえにその先を諦めた男と
、歴史の狂いで助かったのに過去に囚われたままの女が紡ぐ戦国流浪譚ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ
五歳の女の子の質問。
秋の味覚そして、
秘密の調味料…とは?
秋の歴史企画参加作品です。
我が家の食事の歴史と、伝統についての物思い。
伝統というと、何となくおせち料理を思い出す私です。
うちは今でも何種類かは作っています。
微かな土の匂いと、辺りを充満するのは、錆びた鉄のような刺激臭。
それと混じって、腐った肉の強いアンモニア臭と酸っぱい匂いに吐き気を催す。
その中で、黒パンを齧る男がいた。
八代将軍吉宗と二代目雑賀孫市の出会い。
面白ければ連載するかもです。
テレビなどで良く聞く「秘伝のタレ」について、皆さんはどのように思われていますか?
とある食堂のタレにはどんな秘密が隠されているのか
秋の歴史2023の作品です
歴史が好きな高校生高岡亮太は突然異世界に飛ばされてそこで生きていくことを強いられる。
そこでは歴史上の偉人たちがそれぞれの権勢を誇り争っていた。そこで亮太は歴史の知識を頼りに偉人たちと出会い、成長していく。
1829年、阮朝大南帝国(ベトナム)明命期。南圻(南部ベトナム)のあるクレティアンテ(キリスト教徒の共同体)にて、ある事件が持ち上がった。
母の味。
それを聞いて貴方は何を思い浮かべますか?
僕は……。
水族館を経営する近藤征二。
彼から紡がれる言葉の数々。
失踪した妻。不老不死。人魚。
その言葉は詩を創り、愛を奏でる歌となる。
狩人の与作はある日不思議な女と出会った。自分を月の姫と名乗るそれはそれは不思議な女と
人間の形を模す「人形」。
これは人、そして人形が関わる様々な「アイ」にまつわる物語。
※こちらの作品はオムニバス形式となっております。
※一部作品には少し残酷な表現が含まれていることもございます。
※これらの作品はpixivにも掲載しています。
時は統一暦200年かつて栄えた大妙帝国は今や相次ぐ飢饉や災害そして政治の腐敗により帝国は空前の灯火であった
戦国シミュレーションゲーム「戦国統一・オンライン」のゲーム大会の会場に向かっていた中学三年の少年・新田護邦は、ふと気付くと崖から滑り落ちていた。
熊に襲われ、絶体絶命のところを猟師の少女に救われたものの、そこはどうやら戦国時代でありながら、「戦国統一・オンライン」のゲーム世界でもあるようだ。状況を訝しむ中で、立ち寄った村が襲撃されてしまう。
村人と共に立ち上がった護邦は、その流れから豪族の内輪揉めに巻き込まれ、さらに大きな流れに呑み
込まれていく。
二人の少女の助けと、戦国ゲーム知識、そしてプレイヤー視点で武将ステータスが覗けるチート能力を武器に、戦国の世をどう渡っていけるか。
時は桶狭間合戦の前年、第四次川中島合戦の前々年。大荒れとなる永禄の関東を舞台にした戦国転生物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ
儚げな美人、豆腐屋小町の身の周りで起こった、ふしぎな出来事。
金正論。
父親に「正論を大事にしろ」と言う名をつけられた朝鮮人である。
彼は大韓帝国末期で、王妃がカルト宗教に課金するのを知って「止めて欲しい」と言うと罵倒され追放されてしまう。
正論は「愛する祖国が、カルト宗教に蝕まれているのが残念」と思って悲しむ。
王妃は国費をカルト宗教に課金、ロシアから借金してカルト宗教に課金、そんな奴だ。
そして親友の金玉均と一緒に「日本みたいな維新を俺達でやろう」と誓い合う。
金玉均は福沢諭吉と
会って「日本の協力」を取り付けて、正論は嬉しくなった。
さらにしばらくして、金玉均が閔妃に殺されてしまう。
正論は悲しみ、閔妃の政敵である大院君派につくことを決意。
朝鮮民族七百万人の命運の為に、一進会に加入して日韓併合を成し遂げる。
「国税をカルト宗教に課金するなんて間違ってる。ましてや、民が苦しんでるのを無視して、ロシアから借金してさらにカルト宗教に課金するなど、言語道断!」
未来の朝鮮人の為に、良い朝鮮を作りたい。
そう思って生きて、正論は工作活動をして閔妃を打倒する。
そんな正論は政治の世界から距離を置こうと思ったら、福沢諭吉に仕事を任される。
朝鮮で初めての辞書を作れ、という。
金正論は、妻も子供もいない。彼は結局、国に尽くすという行為に勤しむことになる。
※金正論は架空の人物です。しかし親日派と罵倒される朝鮮人ってどんな風に生きたのかな? と私なりに思ったらこんな人物になりました。
今の韓国では「親日派=売国奴」のイメージですが、調べた私によるとそれは間違ってます。
親日派と言われた人々はクソ塗れの朝鮮を変える為に行動したんです。
そして、カルト宗教が国を乗っ取る。
まさに今の日本人にも刺さってくれるかな……と淡く期待しました。
まぁ、日本人の方に読んで貰いたいですね。折りたたむ>>続きをよむ
幕末維新の激動最中の明治2年、出羽国にひとりの男の子が誕生しました。少年は賊軍の地に生を受けながらも、教育熱心な家族の愛情の中で成長していきます。彼こそ、後にポーツマス日露講話条約の随行員として堪能なフランス語を駆使して講話締結に尽力し、第一次世界大戦後に成立した国際連盟の日本全権として活躍、その人格的高潔さは世界的にも称賛されて、アジア人として初の国際司法裁判所長官に満場一致で選出された法学博士安達峰一郎です。
婚約が破棄されたことを聞いて失神した私は前世の記憶を取り戻した。どうやらこの世界は『戦国バサラガール』という漫画の世界らしい。私は元婚約者に執着してヒロインを殺そうとする悪辣姫に転生したようだ。私の推しは婚約破棄された元婚約者様。原作の設定といろいろ違うところがあるけれど、推しと結ばれるためにリケジョだった前世の知識を活かして原作改変してやる。
治承三年の政変で日本国の天下を握った平家は、福原遷都を強行するなど高圧的な政治を展開して日本中の不満を集め、その不満は以仁王のもとに集っての反乱へと発展した。以仁王の反乱は平家によって鎮圧されたが、反乱の余波は日本全国に点在する源氏達の反乱を生み出し、源氏の反乱の中心人物となった源頼朝は一度は敗れたものの勢力を盛り返して関東地方に一大勢力を作り上げる。
時代は養和の飢饉の最中であることも加え、反乱は日本中にさらなる混迷を生み出す。その渦
中で平家の頭領たる平清盛は高熱に襲われて命を落とした。
最初に京都を制圧したのは源氏の一部と見做されていた木曽義仲であった。木曾義仲の前に平家は京都を捨てて逃走。だが、木曾義仲は京都の解放者でなく劫掠者であった。木曾義仲の軍勢の前に京都は灰燼に帰してしまい、京都を解放すべく、東からは源頼朝の派遣した源氏の軍勢が、西からは京都奪還すべく平家の軍勢が押し寄せ、源氏の軍勢は京都を解放した後、一ノ谷で平家の軍勢に大打撃を与える。その過程で源氏の武将の一人である源義経は京都のヒーローとなった。
一ノ谷の戦いから一年後、四国屋島を本拠地とした平家を源氏が攻撃し、平家は生き残るために総力を挙げて壇ノ浦で最期の戦いに臨むが、最終決戦でも源氏の前に敗れ去り、治承三年の政変でこの国を掌握してから僅か五年半という短期間で滅亡の刻を迎えた。
本作品は2021年6月より202年10月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十七集 平家物語の時代 ~驕ル平家ハ久シカラズ~」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ
2020年、アメリカ合衆国マンハッタン。
裕福な上流階級として生まれた白人のゴードン・ホワイトは、度重なるBⅬⅯ運動に辟易としていた。黒人が差別されるのは、黒人たちが野蛮だからだ。そう考えていた彼は、ポリティカルコレクトネスによって徐々に崩壊していく古き良きアメリカの現状を憂いていた。
そんなある日、家に押し入った強盗に襲われ、短い生涯に幕を閉じたゴードン。しかし彼の意識だけは再びこの世に舞い戻る。
彼が目覚めたのは西暦1
860年―――
そこはゴードンの思い描いていた古き良きアメリカ合衆国そのもの。彼は黒人の肉体を受肉していたが、その黒人となったゴードンの目に映ったのは、同じ人間である筈の黒人たちが、奴隷にされている狂った世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ
晋の時代にあった、手紙にまつわる忠犬の話。
晋の文人である陸機には、黄耳という愛犬がいた。
遠く離れた家族への手紙のやりとりを望む陸機に、黄耳が応え、犬の運ぶ便りの物語が始まる。
公式企画 秋の歴史2022 参加作品
どうやら神さまのお遊びが始まったらしい。
今回は無作為に選んだ5人を放り込んで遊ぶという事にしたらしい。
「其の者、外法の擊劍使ひて外道討ち滅ぼす魔性也。其れ夶翼㦁理と云ふ。」
口傳にて失禮仕る。
時は戰國。やうやう危うく成り行く彼我の境、逢魔時腐臭漂ひて、濡烏に染まる中天、散華の熾火墨流したる。
永祿の折、鐡炮より先んじて存未發陀各處に至り、軀犇めきいと恐ろしく混迷極まり、著しく世を惑わす。
かゝる折にぞ、畜生の心も顯れぬ可き。
其の者、外法の擊劍使ひて外道討ち滅ぼす魔性也。其れ夶翼㦁理と云ふ。
凍える蛾眉、堕つる默引き裂いて燃
ゆる。
曝け出す心さえも愛は何を疑い續けん。
歸す身、其の唇、其の旨逃さん!
歸す身、煢然なる宵、今直ぐ消し賜へ!
片手に刄、傍らに比咩、唇に眞言、背中に愛を!
臨兵鬭者皆陣列前行!折りたたむ>>続きをよむ
ひな人形に「光の君」の名をつけて遊ぶ若紫にイライラした犬君が、ひな人形セットをぶっ壊して逃げるお話。(こんな題名ですが、実はガチの友情物語です)