小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
ヒューマンドラマランキング 401~450位
401位 幻実
堅実ながらも妻京香、娘寧々と幸せに暮らしていた主人公の守。守は真面目で仕事は勿論、私生活でも規律に従った生き方を信じていた。しかし、会社では権力者の理不尽な都合により大きな事件に巻き込まれ、プライベートでは病床に臥せる妻を抱えながら幼い娘の世話をしていく。守,京香、寧々それぞれ問題を抱えながらも誠実に向き合って行こうと努力するが一筋縄ではいかない。そんな中、京香が病気の悪化により退院時期を大幅に延期され自暴自棄に陥る。京香は家族以外の何
かを欲するようになり、偶然出会った高校時代の彼氏と不倫をしてしまう。自分にとっての本当の幸せを自問自答しているうちに家族の根幹を揺るがす事件が起きる。寧々が学校での人間関係を理由に学校の屋上から飛び降りたのだ。寧々は小学校で所属しているバトミントン部での上達と監督の高評価が友達との関係を崩してしまう。劣等感にさいなまれ正気をなくした友達の一人が無くなってしまい、そのことに責任を感じた寧々は自分の命の意義を失ってしまう。なんとか一命はとりとめた寧々だったが後遺症が残る。守、京香のサポートにより必死にリハビリに励む。ようやく、寧々の精神、身体状況が落ち着いた頃に守の会社で事故が起きてしまう。国、会社の裏社会の権力により守はその事故の責任を取らされ投獄されることになる。折りたたむ>>続きをよむ
縁の薄くなった親娘の仲をつなぎ直す、不恰好なバレンタインデー向けのチョコレート。会社を舞台にした現代小説。
個人サイト「文芸船」との二重投稿。
異世界小説を書いていた月側はある日、全身タイツマンに出会った。
(文法等につきましては、書いていません)
友人から突然、連絡があった。会ってみると妊娠したという。しかし、浮かない顔色の彼女に「私」は事情を尋ねた。
産むことに悩んだ二人の女性の葛藤。
2015/07/03
アドバイスをいただき、感想受付を制限なしにしました。
こういう作品を投稿することにまだ慣れていないので、
一、二カ月の間制限なしにしようと思います。
ある日、魂魄妖夢は白玉楼の床下から絶命間近の猫を助け出す。
そこから始まる、幽々子と妖夢と橙の、愛の物語。
★★★★
東方Projectの二次創作作品です。
世界観設定崩壊・キャラ崩壊があります。
ご了承の上お読み下さい。
★★★★
二年半ぶりの東方SS、非エロ東方としては四年半ぶりくらい?
そもそも小説家になろうに復帰するのが、二年半ぶりです。
★★★★
これはピースブリッジさんのRCL
(ランダムカップリング)
http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/23239/blogkey/955683/
の企画に沿って書かれた作品です。
お題は
橙 × 幽々子
でした。
難しかったです。
うまくカップリングにできなかったです。
文章書き始めてちょうど五年、まるで成長してない……
でもたのしくかけたのでよかったとおもいます。
ピクシブにも転載しました。折りたたむ>>続きをよむ
12月の声を聞くと、町は慌ただしさを増してゆく。裏町の小さな立ち飲み屋も同じだ。そんな場所で…
今から長い年月が過ぎ、世界には超能力と呼ばれる異能を発現することができる人間であふれかえった。
村も町も都市も社会も国も世界も。みんながみんな、新しいものに移り変わり、今よりも自由が無くなってしまった場所で、それでもやっぱり変わらないものを求めたがる。そんな思春期の少年少女の一日。
試合中の怪我によりサッカー選手としての道を絶たれた男がいた。
後に彼が黒猫を助けようとして事故にあった時にその運命が一変する。
目を覚ますと己が初めてサッカーに触れた小学三年生に戻っていることを確認したのだ。
「もう一度サッカーができるってことか……」歴史やタイムパラドクスなど一切気にしないサッカー馬鹿が、今度こそはと真剣にサッカーに打ち込む物語
409位 綺羅
飛ぶ鳥を撃ち落とす程、勢いがある衆議院議員を義父に持ち、主に不動産業に力を入れるキャリアウーマンを妻に持つ古賀恭介。
傍目から見ると誰もが羨む生活を手にしたように見えるが、実は昔に恋人の死に関わっていた過去があり、それが原因で事件に巻き込まれてく。
高校1年生のゆず子は、いわゆるギャルだ。バイトに友人とのしゃべりにと日々を過ごしている。そんな時に、携帯電話を拾う。その持ち主は、同じ年頃の少年だった。これまで周りにいなかったタイプの彼に、ゆず子は興味を持つ。
ひと夏のボーイミーツガール物語。
「僕」はペシミストの大学院生。なにげなく始めた、つぶやき型ソーシャルネットワークサイトだが、ある日初めてつぶやきにレスポンスがつく。
『それから僕と彼女のやりとりが始まった。僕が発信したつぶやきに、彼女がのっかってくるというパターンで、飽きもせずに毎日毎日。フォロー1人、フォロワー1人、つぶやきは二桁から四桁になった僕のアカウント。
いつの間にか、殺風景なワンルームの部屋に帰るのが苦痛ではなくなっていた。ただの電子機器だと思っていたパ
ソコンが、誰かと誰かをつなぐ見えない糸なのだと知った。』~本文より~
始まったふたりのやりとり。だけど「僕」はある日いきなり彼女に別れを告げる。
ソーシャルネットワークサイトから始まった出会いと別れが行きつく先は?
久々のハッピーエンドひよ子風味です♪折りたたむ>>続きをよむ
幼馴染の優介と優里。同じ日の同じ時間に同じ場所で生まれた。優介はこのことは運命なのだと信じて生きてきた。ところが優里は…。
親友から婚約式の招待状が届いた少女ギュル。夫ハリールが式の前に食事をしようと言い出して……。
※「柘榴畑」の続編です。
東北関東大震災の報道を見ての私の気持ちです。
小説とは言えません。
家に帰ると母親が首吊り自殺をしていたのを見た澪依華は、夜眠れずに家を出る。近くの公園へ行くと、1人の若い男がいた。彼は人を殺した後のようだったが、澪依華は構わず話しかける。澪依華は彼に頼み事をすることにした。
それはとんでもない話だった…
世界的ショコラティエである葉月璃子は、自由を手に入れ、静かに平和な日々を謳歌する。
しかし璃子がどのようにしてショコラティエの頂点にのし上がったのかを知る者は少ない。璃子は普通の人間として平和な日常を過ごすことばかりを考えながらも、卓越した洞察力で様々な困難を乗り越えていく。
璃子には大きな悩みの種がある。それは現状維持を良しとせず、奇想天外な生き方を模索する兄の存在だ。彼女がそう思っていた矢先、璃子は生まれてから今までの過去を思
い返すのであった。
これは、世間の目に怯えながらも、不思議な縁からスイーツ業界に参入した、1人のショコラティエの物語である。
他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
主に身長の小さな朝月と涼火の兄妹の日常っぽい物語。
読書好きな中学2年生、天城(あまぎ)天成(てんせい)は商業施設の屋上駐車場でクラスメイトの姫嶋(ひめしま)アクアと出会う。
屋上のフェンスの向こう側で佇む彼女は赤い空を見上げ胸のあたりで手を合わせ指を畳み何かに縋る様な表情で呟いた。
「ここから飛べば異世界に行けるかな……」
異世界に憧れ、転生したがるアクアと、それを阻止するために奔走する天成。
二人の出会いは転成する。
扉絵はときのさんより
ときの@tokin
oei555
絵垢(Kamaneko)@KKama222
転生=死(自殺)的な内容ですが、辛い表現は極力避けて書きたいと思います(保証はありません)
この作品に関してのコメントには、あまり反応しない可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ
俺の名は優威と書いてユイ。発端はクラスの仲間とおこなった男女合同キャンプだった。参加メンバーの猫的美少女、柚原美梨花をはじめその他多くの人との関りが増えてゆく高一の夏。俺の周辺で起こる騒々しい日常を描く、学園青春ラブコメ?
気ふさぎで女性恐怖症、最近愛人の小姓を友人に寝取られた伯爵と、聡明で冷めた平民の男装少女が雪深い森の中で謎を解く、少し不気味で切ない?お伽話。 一章:伯爵の元愛人の代わりに小姓として働くことになった少女。その折、小姓を寝とった男爵が伯爵の城を訪れる。男爵には恐ろしい噂があった。ここ数年で、三人の男爵の妻と愛人が死んでいる。 二章:伯爵が本当の伯爵になる前、村には働き者の青年がいた。しかし彼は、もういない。
!殴り書き
*サイトからの転
載+アルファポリスにも登録してます。
*スラヴ系絵本っぽい健全に不健全なホラーミステリー(ぬるい)…的な?婉曲的な性描写(未成年含)、性的虐待描写あります。二章はホラーっていうかヒュ…ヒューマンドラマ…?
*伯爵や周辺人物はバイ〜同性愛者ですがメインは青年少女(恋愛感薄い)
2章以降多分同性愛者比率が低下します。同性愛についてのスタンスは時代物です。
*小児性愛者がやたら出てきたり不健全な描写が多いですが昔の話なので…ロリショタノータッチ
*推理というより本当は怖い童話系の謎の核心に迫ってく感じの話です。 元凶は全部人間です。そんなに怖くはないと思います。
*イメージ的には18世紀女帝時代のロシア領西側の架空の伯爵領って感じです。(イメージなので考証はぬるぬる)
*が、この小説はフィクションですので実在する国・地域・民族とは一切関係がありません
*背景が気になる人はサイトのメモにセルフツッコミが載ってるのでそれ見てください折りたたむ>>続きをよむ
ドーナツ、チョコレート、プリン、クッキー、ショートケーキ、どら焼き……など、私たちの周りには様々な「甘い物」がある。
この物語は、甘いものが大好きな高校生や教師、警察官、アイドル、医者などといった様々な登場人物たちのお話しである。
全十話の短編集です。
きっとあなたも「甘い物」が食べたくなる。
※月一ペースで、二話、三話……と投稿を致します。
とある大手ゲーム会社に勤める俺が当社の大ヒットシリーズをやっているvtuberの妹の参加型の配信にサブ垢のサブ垢(ランクカンスト)で乱入してからいろいろなことに巻き込まれるお話。
気が向いた時だけ執筆します。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
※この物語はフィクションです。
防衛医科大学校青春群像劇。あらすじ順次更新予定。
ああ、あれが食べたいな、ふと思い出す食事、食べた光景を書き出しました。
これはとある少女と将棋の物語。ご都合主義なので楽しくよめます。なお出来上がった分から投稿するため登場人物の年齢があっちこっちに飛びます。一通りの投稿がすんだ数年後くらいに読むと良いかもしれません。チャレンジャーですね、作者。まあ『愉しんで書いているので、頑張って読んでください』が信条の底辺投稿者ですからね。
マリアーナは卒業パーティーの場で婚約者である王太子オスカーから謂れのない罪で婚約を破棄される。しかし、第二王子ヴィクトールの助けで無実は証明された。茫然自失となるオスカーの横で、マリアーナに冤罪を被せたエマはいつも通りの笑顔を浮かべていた。「あーあ、もう終わりか。もうちょっと楽しみたかったなぁ」
エマの笑顔の意味が分からなかったマリアーナは、処刑が決まったエマに会いに行く。
女性蔑視と感じられる表現、未成年に対する性行為を連想する表現
が多々あります。また、幸せな話ではありません。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ
思導翔は、恋人や親友たち高校のクラスメイトと共に神々の作った箱庭世界、『アーカウラ』へ召喚された。
召喚の儀式を行った国の者たちの目的は、彼らの信じる大神を、翔たち【選ばれし者】を使って復活させることだった。
大神の眷属神によって選ばれ、一つ、各々の性質に合わせた特別な力を授かった翔たち。大神を復活させた褒美として願いを一つ叶えてもらえると聞いた翔は、恋人や親友と日本に帰るため、その国に協力することを選ぶ。
全ては、彼らの大事な者たち
の為。
翔たちは今日も、広大な神々の箱庭を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ
★ホーリーアンデッド第2巻 2023/5/31発売! よろしくお願いします!★
もうすぐ15歳になるエリスは、ちょっと病弱な男爵家の女の子。
偶然立ち寄った魔法屋アンティークで、店主である【美少女魔法使いティーナ】と【不思議な鍵】に運命的な出会いをし、とある事情からその魔法屋でアルバイトをすることになる。
「……ところで、魔法屋ってどんなお仕事をするところなんですか?」
ところが魔法屋アンティークや店主ティーナは問題だらけで閑古鳥状態
。
そこでエリスは一念発起! 周りを巻き込んであの手この手の大奮闘!
次第に深まっていく店主ティーナとの仲。だが彼女には悲しい過去と重大な秘密があった。
やがてエリスは、自分の人生を大きく変えることになる重大な決断に迫られることになる。
そのとき、エリスが出した答えは──。
これは、魔法が独特の形に発展した架空の世界を舞台にした、1人の少女の友情と成長の物語……かな?
──
本作は、とある賞に公募するため今から20年ほど前に一度書き上げ、10年前に初めてなろうで投稿した思い入れの深いお話です。
再投稿するにあたり、読みやすくなるようリブートしてますので、お気軽な気持ちで読んでいただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ
どこにでもいる?不思議ちゃん中学生女子について、母目線の観察日記です。
数々の世界を冒険してきたひよこ「リューガ」、前世の名は「灰谷 勇(はいたに いさむ)」が転送された次なる世界は、「空満(そらみつ)」! 天の声に頼まれたことは、「空満大学にて教鞭を執る、宇治 紘子(うじ ひろこ)のある奇跡を封印すること」。紘子を救うため、正義感強めのリューガが校内を歩く!
☆本作は、拙作『スーパーヒロインズ!』の番外篇にして、花浅葱様の代表作『Dead or chicken ~鶏に転生したので、地球に戻るために鶏
ライフを謳歌する~』の主人公「リューガ」君をお借りした、掌篇です。花浅葱様、この度は拙作の登場人物を出演させていただきありがとうございました。☆
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何もない普通のI日だった。
ようやく馴染んできた制服に身を包み、返事が帰ってこないリビングに「いってきます」と声をかける
学校へ行くと友達、親友そして好きな人が居て
いつものように授業を受けて、放課後は友達とファミレスでお喋りをし家に帰る
帰ると両親に満面の笑みで高得点のテストを見せる妹、橘 波瑠が居て
そんな波瑠のことしか見ていない私の両親
高校にあがってから成績が右肩下がりの私、橘 世那の4人で会話の少ない家族団欒をしてベットに入
る
特にいつもと変わりはなかった。
しかしその次の日、何かがおかしかった折りたたむ>>続きをよむ
冤罪による断罪を受けたパーカー侯爵家のボニーは決闘による名誉回復を選んだ。しかし代理人を立てようにも王子サイドの裏工作で……ならば女の闘い方を見せてやる!
日本人俳優の朝比奈雄馬は映画の聖地、ハリウッドにやってきた。しかし、いざ俳優活動をしようにも知り合いのいない新地では映画業界に入ることさえ難航してしまう。
橘紅希(たちばなこうき)は目立たない青年だった。
成績は良くも悪くもなく、少しだけ運動神経が悪いが、場にいて眼を引くような存在でもない。
衆に紛れればその他大勢として混ざる程の凡人である。
そんな彼の事を気にかけるのは親でも親戚でもなく、クラス委員長の天月茜(あまつきあかね)だった。
これは、凡人高校生のコウと委員長のアカネによる特に代わり映えしない青春ストーリー。
ではない―――
「眼の届かない場所ほど、汚れている事はないんだ」
日常と非日常が交差する放課後サスペンスアクション!折りたたむ>>続きをよむ
公務員とは、全体の奉仕者であり、お役所仕事を体現した存在である。
普段通り、「決まりきった手続き」「見て見ぬふり」をモットーに夢見市役所にて仕事を行う神崎カントであったが、市長の思い付きで創設された「住民相談課」に配属されることとなってしまう。
新設された何の事務を行うかわからない住民相談課での仕事が今はじまる・・・気がする。
※本作に登場する課名や人物名は適当に名付けましたが、実在した場合には本当にすみません。
彼は、どこで人生を間違えたのか。
どうしてこんな人生を歩むことになったのか。
これからどうすれば人生が変わるのか。
これから何をすべきなのか。
彼は、何がしたかったのか。
────刻め。何度でも「好き」を、飽きるほど君に。
高校二年生の夏野陽菜は片思いをしていた。入学式の時、ほんの些細なやり取りをキッカケにずっと思い続けている。
しかし片思いの彼、森藤悠太は、月曜日になると記憶がリセットされるという。それも、人との関係性だけを忘れてしまうそうなのだ。
諦められない陽菜は、それなら忘れられないくらい心に刻む告白をしてやる! と決意。
毎週あの手この手で告白を試みては一喜一憂し、月曜日を迎えては落ち込むこ
とを繰り返す。
「折れるな。折れるな。折れるな」
彼女は諦めない。いつか彼の記憶に残ることを信じて、毎週彼の恋人になるのだ。
だが現実は無慈悲で……
月曜の朝、彼女はいつも鏡の前で自分を鼓舞する。折れるな、と。
「大丈夫、今週もちゃんと私はかわいい!」
いつも笑顔で明るい陽菜は、片思いの相手である悠太のことを知り、悩み、それでも諦めない。
たとえ終わりが見えなくとも。
たとえ卒業の日が近付いていても。
諦めなかったその先に、どんな未来が待っているのか。
思いは、もしかしたら伝わっているのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ
治療家田口清風の老後への不安と可能性、高齢化社会への問題定義となる
ヒューマンドラマかつ輪廻転生の物語。
小学生最後の年の修学旅行に出かけていた、ごく普通の少年大地。
ところが、外出先から帰還したホテルの電話で、妹が死んだという話を告げられてしまう。
悲嘆に暮れながらも迎えに来た父と共に帰宅し、翌日妹がいる病院に行くことになる。
妹のことを邪険に思っていたことを後悔する大地。
ところが、妹の口から声が聞こえてきて——?
長くも短い、十年間だけの兄妹の物語。
日本初の鉛筆…だった筈の「ぺんしる」は仙台の一人の若者が作り上げ、自分の手で消してしまったのだった。鉛筆だけに消しゴムで。
拝啓
この世は優しさに溢れている。確かに戦争や殺人など暗い事もあるかも知れない。しかしそれでも僕の住んでいる街は優しさに溢れている。
僕はこの街を誇りに思うし大好きだ。
そして街以上にお母さんとお父さんも大好きだ。
優しくてお弁当はおいしくて、釣りにも沢山連れて行ってくれた。
こんな大人になりたい思った。
だけど優しいお母さんとお父さんはもういない。
お母さんが最後に教えてくれたのは「優しさだけじゃなにも出来ない」ことだ。
お母さん、あ
の時僕が溺れなければ。ごめんなさい。
お父さん、お母さんを殺してごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
生まれてきて、ごめんなさい。ごめんなさい。
死んで償える事では無いかも知れない。しかし優しさだらけのこの世にはうんざりです。
罪人に優しさなど無用です。
僕は地獄に行きます。
最後に
お母さんに会いたい。それが許され事では無くても。
敬具
9月15日
上山優希折りたたむ>>続きをよむ
私はwebで小説話書いているアキコ。書籍化なんてしてない素人作家だ。
友人のゴロウとファンに呼ばれてオフラインで会う事になる。
3人で楽しく会食をする。
BLの公募に応募しようと書いた短編です。
でも、言われないと、言われてもよくわからない感じの仕上がりです。
これでもBLでいいのか、様子見のハッシュタグをつけます。
よろしくお願いします
織部直斗、高校二年生。
彼には秘密の能力があった。それは他人の寿命がみえる能力。
彼は他人の運命を変える事はしない、けれど彼に出来た初めての恋人、沢口里奈。 彼女のカウントダウンがはじまった時、彼の運命も動き出した。
これは運命の強制力に逆らう少年の物語。
恐れながら、読者諸君はご存知だろうか。
私たちが住まう、広大無辺に見えるこの世界を、『狭界(セカイ)』と呼ばう者たちがいることを。
ただ、どうかすぐに怒らないで、この先を聞いてほしい。
そのように呼ぶ彼らは、今より数世紀以前、読者諸君のご祖先方の傍らにもきっと親しく寄り添っていたはずなのだから。
むしろ私たちが、彼らのいう『狭界』に暮らす私たちの方が、彼らを忘れ去りつつあるだけなのだから。
かつて、ある叙述家は彼らを指して
、『迷い彷徨う、かの人々』と書き記した。
しかし、彼らの実像は当時既にして誤解を多く孕み、今となっては風化しつつある。また、真実はただ忘れ去れられるばかりではなく、形を変えて奇妙に語り継がれつつある。
現代の読者諸君におかれては、彼らのことを昔話の中に現れる出自不明の奇人、あるいは寓話的な役割を果たす精霊の化身と見なす向きも多いようだ。
しかし、彼らは決してそうではない。
実際には、今もなお私たちと同じように生き、ただ私たちとは少し違う生き方を続ける人間そのものなのである。
彼らは『迷宮』という、(この『狭界』に住む私たちからしてみると)奇妙奇天烈・摩訶不思議な行路をさすらい続ける、恐れを知らない旅人たちだ。
『荷背(カゼ)』。
彼らは自らを、そのように呼び表す。多くの場合、そのような人生に誇りをもって。
私はその中でも、とびきりの誇りをもって旅した1人の『荷背』について、皆様方にご紹介すべく、この書を編んだ。
かの者のあだ名は、『欠地伯』。
伯爵と名乗りながらも、その所以たる封土を持たなかった、旅する男。
是非、この奇妙な貴族の旅路を楽しみながら知っていただきたい。
最後に、本書の刊行にあたって、次の人々に最大級の感謝をささげたい。
まずは、この風変わりな伯爵の「紳士ぶり」を余さず書き留めておいてくれた、伯爵御付きの記録人たちに。
次に、本書の刊行際して多大なご助力をいただいた、ガラサン出版合同社、マジナ高等学問所付属文書蒐集館、『自由学院』の勇気ある某教授といった方々に。
そして、原稿執筆のため、私からリンゴ酒を取り上げて、部屋へカンヅメにした若き友人リダ・マーガスタンに。
※この小説は「カクヨム」様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
王立学園の卒業パーティ。
今まさに、王太子殿下によって、悪役令嬢の断罪が行われている。
悪役令嬢がヒロインをイジメている証拠固めは完璧。
なんせ悪役令嬢は、本当にイジメをしていたのだ。悪役令嬢は絶体絶命。
だが、悪役令嬢も対策を用意しており、逆転の秘策を胸にひめていたのだ。
勝つのはヒロイン達か悪役令嬢か!?
だが、ふたつの思惑が火花を散らす場に、場違いな声が響く。
「殿下それは謁見行為ですぞ」
一介の老兵士の空気を読まない正義のお
かげで、ふたつの思惑は狂っていくのだった。
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雨の日。
公園を訪れた水野悟(みずのさとる)は、女の子がベンチに座っているのを見かける。
林道愛結(りんどうあゆ)と名乗った女の子は、傘も差さず、雨にうたれていた。
だが、悲しみに暮れる様子はなく、瞳に色を宿し、何かを探しているように感じた。
興味を抱いた悟は彼女と交流し、二人はたまに、公園のベンチで話をする間柄になる。
高校生と中学生。
少し年の離れた二人が、公園で過ごすわずかな時間。
愛結がどのようなことを
考え、何を抱いているのか。
会話を重ねるにつれ、悟はそれを知っていく。
そして悟も、自身を語っていくことになる。
ただ二人で話すだけ。
例え子供だとしても、生きていれば色々あるから。
交わした言葉の一つ一つには、間違いなく思いが込められる。
見知らぬ公園で静かに紡がれていく。
そんな二人だけの物語。
※完結まで続きます。合計、約七万文字の中編小説です。折りたたむ>>続きをよむ
『絶対に作るぞ──好きなだけ残業ができる、俺達のユートピアを!』
平誠六十五年。【悪性超過勤務の禁止および健康で人間的な最低限度の生活確保に関する法律】──通称、残業禁止法により残業が人殺しと同等以上の罪となった日本。社会人三年目である休恵良助(くえ りょうすけ)は、少ない手取りをやりくりしながら退屈な日常を過ごす現状に不満を抱いていた。
そんなある日、休恵は親友の父親が残業の罪で残業警察に逮捕される現場を目撃してしまう。親友か
ら聞いたその犯行動機と、それが重罪だと断じられるこの社会に歪さを感じた休恵は、残業が合法化された社会を実現すべく行動を開始する。
残業禁止法の制定に隠された真実。徹底された業務管理社会に反旗を翻す若者たち。理想と理想がぶつかり合ったその先にあるはずの、「幸せな社会」の正体とは。
──これは残業の果てにある、本当のユートピアを知る物語。折りたたむ>>続きをよむ
四月。無口しか居ない部活に無口な新入生がやって来る!
主人公の1人。寄見日和は、徹底した日和見主義。何かを決めるのは全部誰かの後。でもそれで良いと思っていた。自分はそういう人間だと思っていた。だけど、のこのことやってきた部活では誰も喋る人が居ない。無言のまま過ごす長い時間は、日和見な自分自身と向き合う機会を与えてくれた。別に私が望んだ訳じゃない、好きで日和見な訳じゃない。そして今、この瞬間は自分の殻を破る為に決定的な瞬間だと気付く
のだった。
ゆるいシリアス=ゆるシリ最新作!!
無口系で内向的な少女達が、自分の弱さと向き合う時に気付く、自分自身の強さと周りの人の優しさを描いたレティセンスドラマです♪
一話完結型で文字数多めで投稿してまいります!折りたたむ>>続きをよむ
クラスの中心グループの一員である女の子、佐々木美花。
彼女は同級生と会話を合わせるために毎日毎日、流行りのマンガやドラマを見て、流行りの音楽を聴くだけの日々にうんざりしており、『特別』であることに人一倍憧れるようになっていた。
そんなある日、放送室で昼休み中に流す曲のリクエストを確認していた美花は、流行りの曲の中にひとつだけ混じる外国のアーティスト名が書かれたリクエストを見つける。帰ってから調べると、美花が生まれるよりも前に流行
った洋楽であることがわかり、そのリクエストをした人物に興味を持つようになる。
その人物を必死に探す中、偶然、美花は近くの河川敷でクラスメイトの一ノ瀬愛華がギターの練習をしているのを見かける。そして、愛華がリクエストにあった洋楽を演奏する姿を見て、彼女こそが自分の探していた『洋楽の人』であることを知る。
探し求めていた人を見つけた美花は、それからこっそり河川敷に通うようになり……。折りたたむ>>続きをよむ