羊飼いのディアは魔王城の近くの村で、平凡な毎日に退屈しながらも、ひっそりと暮らしていた。
突然、大群のモンスターの群れに村が襲われてしまう。
そこに駆けつけた勇者パーティーと共にディアは懸命に戦い”魔物使い”としての力が開花し出すが、育て
の親と村を失ってしまう。
失意のどん底に落ちたディアは、
村を襲った魔王軍と何も救えなかった勇者たちに”魔物使い”の力を使い復讐することを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 17:00:10
4754文字
会話率:12%
「だって、『支配者の七宝(ルーラーズセブン)』を作ったのは、あなたじゃないですか!」
女神からの依頼をうっかり了承してしまったため、魔物使いが主人公のRPG『リ・マルガルフの希望』の世界へと召喚されてしまう。女主人公でプレイしていたため、
身体は女。違うよ、女になりたかったんじゃないよ、可愛い子が頑張るのを愛でていただけだよ。現地で詳しく事情を聞いてみれば、自分の作ったMODのせいで世界が危ういのだとか。いや、readme.txtに一切の責任は負わないって書いたよね? と思いつつも、愛着のある世界は見捨てられなかった。
ネタ装備にして最強装備であり自分の黒歴史でもある、七つのマジックアイテムを追加するMOD『支配者の七宝(ルーラーズセブン)』。七つのアイテムそれぞれが異なる特殊能力――遠隔視覚・時間停止・未来予知・物質透過・認識阻害・身体加速・瞬間転移――を持つ、ネタと遊びと自己満足のシロモノ。まさかこれが原因でゲームの世界に召喚され、七宝を持った相手が自分の敵になるとは。
でも従魔たちは可愛いし、新しく仲間にした魔物たちも可愛いし、自分と一体化した女主人公も可愛いし、結構楽しくやっていけるんじゃないかな。
※あらすじの内容に到達するのは、大体十話目くらいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:38:09
331909文字
会話率:32%
高校2年生である雨宮 蓮は突如魔法陣に巻き込まれ異世界転移を果たす。
蓮は『魔物使い』というジョブを手に入れる
しかし、『魔物使い』はハズレ職であったーーー
これは最弱職の少年と個性的過ぎる仲間たちや、可愛く、カッコイイ魔物達で織り成す冒
険譚である……
1週間に1話目指して頑張りマース。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 21:14:48
245148文字
会話率:50%
ヤツらに「ざまぁ」を!
成長の止まった心優しい魔物使いはパーティーを追放される。
元・仲間達から放たれる言葉を背に、彼らとの記憶を思い出していく。
徐々に生まれたのは怒り。
これは怒りを手に入れた魔物使いが「ざまぁ」を放つまでの物語-
※この作品は『追放された心優しいだけだった魔物使いは怒りを覚え、ヤツらに「ざまぁ」をぶちかます』を短く読みやすくした短縮版となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 18:55:58
7721文字
会話率:40%
ヤツらに「ざまぁ」を!
成長の止まった心優しい魔物使いはパーティーを追放される。
元・仲間達から放たれる言葉を背に、彼らとの記憶を思い出していく。
徐々に生まれたのは怒り。
これは怒りを手に入れた魔物使いが「ざまぁ」を放つまでの物語-
最終更新:2021-07-09 19:27:47
12172文字
会話率:32%
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことから
そのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 17:05:39
1211295文字
会話率:41%
…「あーもう正月か、、、。」
そんなことを言いながらコンビニからチャリで家に帰っていた。そう俺は独身である。
正月に楽しく一緒に入れる妻子も居なければ、仲のいい友達や同僚もいない。正月なのにコンビニ飯のさみしい独身男性(田中さとし〈3
2〉)である。
そんな帰路でまさかの出来事が起こる。。。
ガシャン!!!!! 大きな音が鳴り響いた。。俺はきずいた。。
「なんか轢かれてね!?!?!?」 右手と両足の感覚がない。
冗談じゃない、まあ確かに良い人生といえるほどの人生じゃないし、死にたいと思うことだっていっぱいあった。でも!!毎週、ジャンプの『ウヲンピース(ごめんなさい)』を読むためだけに生き永らえたとゆうのに!!最後まで読めないまんまで死ぬなんて言語道断だ!!!
死にたくない!死にたくない!!
そこから俺の第二の人生がスタートするなんて、思いもよらなかった。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 21:41:31
7609文字
会話率:43%
魔物学者のルアドは、冒険者の『副団長』によって冒険者パーティーを追放された。
団長のいない隙に。
冒険に同行しているのに、魔物を退治するわけでもなく、冒険者の裏方を手伝うわけでもなく、ただいるだけで役に立っていない、という理由で。
だが、副団長は知らなかった……いや、団長から聞いて知っていても、重要だと思っていなかったのだろう。
ルアドが、大規模冒険者団を運営する資金源になるための希少で価値の高い魔物を見つけ、その生息地に団長を案内していたのに。
追放されたルアドは、たまたま助けた魔物使いの素質がある少女に案内された村で〝魔害〟に対処することになった。
が、土地が枯れた原因は、村の周りに大量発生したスライムを退治するために雇った冒険者が『塩』を撒いたことだと判明する。
「興味深いねー。逆に魔物の特性で、塩害に覆われた土地を元に戻せるか。ボクと一緒にやってみない?」
これは、少々変わり者の魔物学者が村を助けたことで受け入れられて、魔物使いの卵である少女と共にフィールドワークして魔物の生態を観察したり、手なづけた魔物を繁殖させて魔物牧場を作ってみたり。
そういう、楽しい魔物研究生活を送る話だ。
ちなみに、副団長の勢力は、団長に見捨てられてキノコの魔物に苗床にされて、マタンゴになりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 12:24:21
101788文字
会話率:44%
中学校の卒業式を終えたその日、中嶋優孝(なかじまゆたか)は愛犬の散歩中にトラックに轢かれて異世界に転移した。普通ならば女神さまが現れてスキルを授けてくれるのだが、十五歳になったばかりの彼には何も与えられないのだった。
しかしユタカには
特殊能力など必要なかった。それは犬を飼うことで体得した【犬かわいがり】という史上最強のスキルを、それまでの人生で既に手に入れていたからである。
人々が魔物に怯えて暮らしている異世界で、ユタカは生身の中学生のまま転移したわけだが、それでも簡単に無双できてしまう、俺Tueee史上最強にして最高の立身出世物語(にする予定です)。
物語の舞台は地球とよく似た自然環境や社会構造の異世界です。人々が魔人化し始めた最初期の魔法世界で、どこにでもいる学生服を着た日本の中学生が「主人公最強」の活躍をする姿をごゆるりと楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 18:36:31
118762文字
会話率:52%
かつて世界を恐怖のどん底に叩き落した魔王が復活したらしい。
伝説の勇者の血を引いているらしい主人公は、特に役に立っていないことから村を追いたてられてしまい、無理やり魔王退治の冒険に出発する。
YOYO言うしか能がないラッパー、言葉よりも手が
出る武闘家、虫限定の魔物使いなど、愉快でどうしようもない仲間たちと出会い、魔王の住処か自身の為の住み心地のいい村を求め、世界を救う旅に出る!
が、代われるものなら誰かに代わってほしい・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 15:00:00
42638文字
会話率:44%
現実の生活に息苦しさを感じた私はVRMMORPG「ファンタジスタオンライン」が心の拠り所だった。
しかしファンタジスタオンラインもサービスが終了し、私はまた退屈な現実に引き戻されるかと思った、けれど目を覚ますと見知らぬ森にいた。
もしかしな
くてもこれって異世界転生?
だったらとことんこの世界を堪能しよう!
時々もふもふ、時にシリアス、沢山の従魔たちと共に異世界旅するのんびり物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 12:50:00
20102文字
会話率:41%
「俺達は専門職でパーティを構築する。器用貧乏なんていらない!」
そんな建前のもと、俺、魔物使いアークは追放された。
本音は追放者である騎士ダニエルの嫉妬。
僧侶ペルラをとられたくないと思ったためだ。
失意に沈みながらも生活のために冒険
者ギルドに通ってみると、ある特殊な依頼を受けることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 07:00:00
103438文字
会話率:55%
しがないサラリーマン斉藤義房は三百匹のペット達を救助中、火事に巻き込まれて異世界へ転生していた。
モンスターテイマーの学園生、ナタク・オルナダークとして。そんな彼はモンスターと対峙する。魔物使い検定試験だ。結果はぼろ負け。
成績は最高
クラスだが、学園創立以来初の劣等生、または公爵家の失敗作と揶揄されていた。全身包帯グルグル巻きも相まって当然全学園の嫌われ者。
決して能力が低い訳ではない。修業して卓越した力が備わっていた。それでも彼が認められないのは、この世界がモンスターテイマー至上主義であるからだ。
使役出来ない者は経典によると悪魔の使い奴隷以下なのである。なので、仮にも王国四大の一角ゴルディオン公爵家二五男だが、モンスターレスというだけで生徒どころか教師にさえ人間扱いされない。
それでもナタクがここにいる理由は、ひとえに動物が好きだからだ。
だから生徒達から馬鹿にされながらもモンスター達と仲良くなることを夢見て静かに過ごしていた。
季節は冬季から春期へ入れ替わったばかりの頃、事件が勃発し始める。
純血貴族絶対主義派と名乗っている集団の暴動騒ぎだ。
神の系譜、純血ではないと、現王家に反発する分を弁えない純血派貴族達が魔物で暴動を起こす。
ほぼスーパーレアクラスで構成されていたので、使役しているテイマーの能力同期化もあって、守備兵のコモンやノーマルクラスではとても太刀打ち出来なかった。
しかし、彼らの所業が実を結ぶ事はなかった。何故なら、巷を賑わしている謎の魔物と、それを使役するダークナイトと呼ばれている謎のヒーローが暗躍しいているからだ。
そんな世間の騒動とは無縁のナタクは日々、学業以外は大抵地下のラボにいた。日課の魔物の死骸いじりだ。朝狩ってきた野生モンスターの素材となる箇所を切り取ってスキルの冷凍アイテムボックスへ保管している。
常人ならモンスターの力を使わないと出来ない狩りをナタクは単独でこなすことが出来る。
協力者白夜から研究と死霊術を伝授された。
そう、モンスターを従わせられないのなら、自分で作ればいいのだという発想のもと、魔物の素材を組み合わせて最強の人造モンスター「シルヴァーナ」を完成させる。世間を騒がしている魔物はシルヴァーナで、ダークナイトとは操縦者のナタクであった。
出来るだけ毎日更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 13:23:14
76726文字
会話率:44%
アラフォー独身おっさんが異世界で漢(おとこ)になる話
最終更新:2021-04-17 11:29:34
6263文字
会話率:24%
「僕の前ではカピバラでさえも全力ダッシュで逃げ出す」
物心ついた時から動物に嫌われる体質を持つ男子高校生、有原海虎(ありはらかいと)。
彼はいつも通り動物に避けられ、時には吠えられながらも学校からの帰路を歩いている途中、偶然行き会った
同じクラスの女生徒、獅子原千里の異世界召喚に巻き込まれてしまう。
召喚される際、魔法陣から弾かれてしまった彼が次に目を覚ましたのはどことも知らない遺跡の中。
自分が置かれている状況を理解できず途方に暮れていた彼の前に、一匹の黒猫の姿をしたナニかが表れた。
使い魔、勇者、魔王。
巻き込まれた先で出会った一匹の魔物との契約から始まる冒険譚。
「なんで主の僕が戦っているんだぁ!?」
「カイトよ、その方が強いからだぞ!!」
仲間が増えればそれだけ強くなる。
そんな物理型テイマーが、冒険者として異世界を駆け抜ける。
月曜から金曜の週五日、18時から更新しております。
MFブックス様より書籍化することになりました。
2019年11月25日より、書籍第一巻が発売されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 18:00:00
1104688文字
会話率:47%
少年マキトは、目が覚めたら異世界に飛ばされていた。
野生の魔物とすぐさま仲良くなり、魔物使いとしての才能を見せる。
しかし職業鑑定の結果は――【色無し】であった。
適性が【色】で判断されるこの世界で、【色無し】は才能なしと見なされる。
冒険
者になれないと言われ、周囲から嘲笑されるマキト。
しかし本人を含めて誰も知らなかった。
マキトの中に秘める、類稀なる【色】の正体を――!
※以下、この作品における注意事項。
この作品は、2017年に連載していた「たった一人の魔物使い」のリメイク版です。
キャラや世界観などの各種設定やストーリー構成は、一部を除いて大幅に異なっています。
(旧作に出ていたいくつかの設定、及びキャラの何人かはカットします)
再構成というよりは、全く別物の新しい作品として見ていただければと思います。
基本的に一日一話ずつ更新していきます。
(更新時間は19:00の予定です)
またこの作品は、アルファポリスとカクヨムにも同時投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 19:00:00
897216文字
会話率:47%
十四歳の少年マキトは、目が覚めたら異世界に飛ばされていた。
魔法と魔物と人間以外の種族が存在するこの世界で、マキトは一生暮らしていくことを決意する。
マキトに秘めている資質は、人間が唯一、魔物と心を通わせることができる魔物使い。
これ以上な
いくらいに望ましい資質だとマキトは思った。
魔物使いが世間的にもっとも見下されている資質であることを知りながらも、特にマキトは気にすることもなく、今日も魔物や仲間たちと歩き続ける。
これは、マイペースで魔物に好かれやすい少年の、異世界を渡り歩く旅物語――――。
※この作品は、カクヨムという投稿サイトでも公開しています。
※2017年12月30日、完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 07:00:00
937164文字
会話率:42%
物心がついてからずっと魔法で遊んでいた少年
毎日の練習によりとてつもない力を得た少年は周囲から化け物といわれてしまう。
村から追い出された少年はとある少女と出会い、共に旅をし、迫り来る強大な敵と戦う。
*作者から
長らく放置してしまい、
誠に申し訳ございません。
いわゆる若気の至りというもので、今になって読み返してみれば修正したいところの山盛りです......。
話の大筋は変更しませんが、一度削除してから書き直す用になるかもしれません。
度々ご迷惑をおかけして、すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 20:27:05
58324文字
会話率:49%
【勇者】カーライル率いる新進気鋭の冒険者パーティーの一員の【魔物使い】ノア。
彼の能力はレアだが弱いと思われ、そして理由もない言いがかりでパーティーを追放され、ダンジョンの最深部に取り残された。
ダンジョンの最深部で彼のスキル【擬態】がL
vアップしたときその真の能力が発揮される!!
力を得たノアは人が追いつけるものではなく、だれも彼を止めることができない!
ノアは最強の変幻自在のスキルを使って自分を見捨て殺そうとしたかつての仲間に復讐を果たす!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 20:30:52
37513文字
会話率:41%
初投稿となります。簡単に言えば異世界ショタ転移保護系小説です。
ごめんなさい意味わかりませんよね。
取り敢えず外見ショタが魔物と戯れたり優しいお兄さん方に保護されたりする話ですね、こういうのがお好きな方来ていただけると嬉しいです。
稚拙な文
章ですがお願いします。
エブリスタでも更新中なのでぜひ行ってみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 20:39:20
576文字
会話率:20%
【書籍化未決定!!】
【日刊ハイファンタジーランキング・最高順位:圏外】
「貴様を我がパーティから追放する! この役立たずめ!!」
リーダーで幼馴染でもある悪役令嬢にそう言われてSランクパーティから追放された魔物使い。だが、パーティメンバー
は気づいていなかった、実は彼はこの世で唯一、どんな魔物でもテイムすることができる魔物使いだったことに。そして、彼にテイムされた魔物の能力は限界を超えて上がっていく力まで持っており、彼はその力でこれまで荷物持ち、索敵、盾役、攻撃役、バフの役割でパーティに貢献していたことに。
無一文で彷徨っていた彼を救ったのは、獣人の国で神として崇められる銀狼だった。彼女は彼を生涯の主人として探していたのだという。彼が彼女をテイムすると、なんとケモミミ美少女に!
銀狼に連れられ、獣人の国に向かう魔物使い。そこで彼は神の主人として、様々な問題を解決していくことになる。政治に戦闘、そして農業からアイテムの製造まんで。ありとあらゆる知識を持つ魔物使いは、圧倒的な力を使って自由気ままに弱者を助け、悪を挫いていく魔物使い。いつしか彼の周りには、彼の能力で最強になった、たくさんのケモミミ美少女たちが集まるようになっていたのだっt。
一方、彼を追放したパーティは、彼の能力を知ることなく、最高難易度のSランクダンジョンに乗り込んでいく、だがアイテムもロクに持てず、敵の接近を察知することもできず、ダメージを与えることもできない彼らは、瞬く間に崩壊してしまうのだった……。
【読者の皆様へ】
ざまぁはすでに完了しています。安心してお読みください!
感想・評価は作者の原動力に繋がります! 気に入ってくれた方は本文下の☆☆☆☆☆を押してください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 23:16:26
452文字
会話率:43%
父親に虐待を受ける少女の元に女神が現れ、告げる。
「幸せになりたいなら異世界を救え」
少女は自分の力で幸せを掴むため、青年へと姿を変えて毎夜異世界に転移する。
温かい人の心に触れ、異形の少女達と仲良くなり、異世界を冒険する。それは現実世界に
帰りたくなくなるほどに素晴らしい時間だった。
現実世界でも友人を得て、気になる男の子も現れる。その彼も不幸な境遇にあると知った少女は彼と共に幸せになりたいと願うようになり、より一層異世界攻略に精を出した。
しかし、異世界攻略が手詰まる。すると女神の加護が弱まり父親からの虐待が苛烈さを増す。セーブ地点からやり直しては殺される異世界、異世界が接近し奇妙な事件が立て続けに起きて荒んでいく現実世界、少女は両世界の命運を握らされた。
少女の心の支えが失われ、少女の精神は限界へと近付いていく。少女が歩みを止めると両世界が接触し、災厄が降り注いだ。
女神の狙いが判明すると同時に少女は希望を取り戻し、混沌に覆われた両世界を救うため、少女は再び立ち上がる。
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──────
※虐待、性的虐待、堕胎の描写を含みます。
※拙作「魔法使いの国で無能だった少年は魔物使いとして世界を救う旅に出る」の続編ですが、これ単体でもお楽しみいただけます。
※「」が人間のセリフ。『』が人外のセリフ、または電話等のセリフになります。
※主人公の女子中学生(異世界では青年)や、その周りの子供達が虐げられていますので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 09:04:18
138002文字
会話率:59%
完結しました!
魔法使いの国に生まれた少年には、魔法を扱う才能がなかった。
無能と蔑まれ、両親にも愛されず、優秀な兄を頼りに何年も引きこもっていた。
そんなある日、魔法の国は魔物の襲撃を受ける。そして同時に少年の魔物を操る能力も目覚め
る。
能力に呼応し現れた魔獣は、少年だけを助けた。
滅びた故郷を去り、少年は様々な国を渡り歩く。
残酷な呪いを知り、凄惨な日常を知り、少年は自らの能力を平和のために使うと決意する。
悪魔の家畜として扱われる人間、退廃的な生活を送る天使、人との共存を望む悪魔、そして地の底に封印された堕天使。
彼らと関わって、少年は何を学ぶのか。
少年は歪んでいく世界を救うことは出来るのか。
少年は……自らの幸福を、見つけられるのか。
そして、全てを仕組んだ者を出し抜けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 09:00:00
2959972文字
会話率:55%