これは作者の先祖でもある薩摩藩の筆頭御用商人
浜崎太平次正房楽翁の斉彬と故郷薩摩藩への恩返しの為に奮闘する物語である。時は幕末、もう直ぐ日本は開国というところまで来た最中であった。腐りきった幕府に変わり新政府が政治をしようと奮闘してよう
やく倒幕するのだが、政治をするには金がなかった。
そこで白羽の矢が立ったのが浜崎太平次であった。そんな海に生きた一人の男の儚い一生の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-12 00:12:31
1516文字
会話率:77%
<Record of Books>第六篇
正暦(せいれき)一八七七年 帝都、東享(とうきょう)。
明璽十年の東享は文明開化の恩恵をほしいままにしていた。明璽五年には新橋と横浜とを結ぶ蒸気機関が運行を開始し、瓦斯(ガス)灯が横浜に灯るなど
、文明国としての道をただひたすらに歩んでいた。
新時代の幕開けに人々は熱狂する中、開国した日本にさらなる光をもたらさんと先進的な文明、学問、技術を手に次々に来日する西洋人たち。
____彼らの目的は一体、何か。
日本は果たして、正しい道を歩んでいたのだろうか。
呪術が息衝く世界、日本國東享を舞台に、時代に翻弄されながらも己が道を進まんとした者たちを描いた、伝奇長編小説。
(2002年にネット上に公開していたものに加筆修正を行い再掲載したもののため、タイトルを「妖の園」より「新編・妖の園」と改めております)
注:この小説は、参考文献として加門七海著 「大江戸魔方陣」「東京魔方陣」「平将門魔方陣」を使用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-18 21:01:45
329908文字
会話率:29%
幕末。主人公井瀬春明は三河以来の武士に生まれながら、御家人で無役。このまま無法に生きていくものと思いきや、様々な人物と会い、感銘しながら幕臣として生きていく物語です。
幕末の幕臣たちが、列強諸国に翻弄されつつも、未来の日本をどのように模
索し、発展させていこうとするのか。。。
開国派と言えば、どうしても薩長諸列藩の攘夷思想に押されがちで、討幕を果たした明治政府の『富国強兵』策の功績が光明を放ちますが、幕臣たちは日本の未来をどのように見据えていたのでしょうか?
おおむね幕臣視点なので、あまり薩長および土佐の有名人とは絡まないかもですが、お楽しみください。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 09:06:57
19855文字
会話率:44%
勤王!佐幕!武士!忍者!倭寇!好漢!江湖!女騎士!
これが、多国籍大江戸架空戦記小説だ!
大老・酒井忠清による宮将軍擁立が成功した、もう一つの江戸時代。
執権として君臨する酒井得宗家の独裁によって、江戸幕府は泰平を享受していた。
しかし
、十年前。東アジアの植民地化を狙うエスパルサ王国が壱岐対馬へ侵攻。エスパルサと敵対しているサンレーヌ王国の助勢で何とか撃退したが、幕府は朝廷に無断でサンレーヌと同盟を結び、国内数か所に〔居留地〕と称した土地を与えてしまう。
それに激高したのが、反得宗を掲げ朝廷と結びついた浪士達だった。「尊王攘夷」を旗印に、日本全国に天誅の季節をもたらす事になる。
八院藩士・芳賀助之進は、そうした時勢の中で父・芳賀冬帆の命により、気性が荒く争いが絶えないが故に〔戦島〕と呼ばれる、伊草島を訪れる事になる。しかし、九州の海西、東シナ海に浮かぶ絶海の孤島にも、天誅の季節が迫っていたのだった。
勤王、佐幕、開国、攘夷。武士に忍者、それに騎士や中国の武人、さらに枢機卿や秘密結社まで入り乱れて戦う、架空時代小説であり異世界戦記小説であり、国際色豊かな大江戸タクティクス!
時代小説の可能性を広げる挑戦を、括目して見よ!!
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 15:35:51
23230文字
会話率:43%
この世界は創られた…。
910年、日帝国は200年近い鎖国を続けていたが鯨油で動く黒船の来航により開国。
近代の文化により追いやられる妖怪は裏の世界へ逃げ、人間と変わらない姿形をした鬼は隠れながら人を喰らい生きていた…。
たとえ身体が
バラバラになろうともキッカリ150年生きないと死なない鬼の子、朱羽雀。
彼女は清龍城砦の奇妙な疫病調査に向かう。
そこで出会った神速の少年、青葉。
彼らはこの疫病について調べていくが…?
そして943年の世界は2年後、945年に向けて大きな変化を遂げようとしていた…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-04 20:45:28
19668文字
会話率:42%
江戸時代、日本はペリーによる開国ではなく、その後百年江戸時代を続けゆっくりと開国をしていった。
現代とは少し違う『現代』の物語。
*********************
日本史のIF小説とまでは言いませんが、時代は『今』ですが少
し違うところが、かなりあります。
なので、「あぁ、異世界ものかぁ」ぐらいの気持ちで読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 00:00:00
4334文字
会話率:37%
閉ざされた集落に足りないもの。それは何か。気づいたときにはもうもともとの集落は無くなりつつあった。
最終更新:2018-01-09 18:45:43
2997文字
会話率:0%
時は幕末。
嘉永六年の黒船来航から日本は動乱を迎えた。
攘夷、佐幕、尊皇、開国……様々な思想、野望が渦巻き、京の都は血煙りの絶えない陰惨な雰囲気に包まれていた――
「永倉組長。あれは“もののけ”ですわ」
初めてそう言われたとき、
新選組二番隊組長永倉新八は空いた口が塞がらなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 21:01:57
13927文字
会話率:45%
時は明治時代。政府の対外政策として開国和親が出されたことにより、文明は急速に発展。しかしそれと同時にたくさんの異世界の人々も日本へ渡来。そんな中、本屋でバイトをしている広瀬 有栖 大学生2年生はとある事件をきっかけに清宮 風雅に剣を習うこと
に......
バイトから一人前の剣士になるまでの少女の成長を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 18:46:20
18878文字
会話率:64%
黒船来航以来、日本国内は混乱していた。
江戸幕府を助ける『佐幕派』、鎖国をやめ、他国と国交を結ぶ『開国派』、天皇を敬う『尊王派』、外国人を排斥する『攘夷派』、幕府を倒す『倒幕派』、そして、それぞれの人々の思惑、信念、陰謀、野望により、慶応
四年(1868年)江戸時代最後の内乱が勃発した。
『戊辰戦争』である。
奥羽越列藩同盟を中心とする『旧幕府軍』と薩摩藩長州藩を中心とする『新政府軍』との戦いは、火器の発達により凄惨を極めた。
もはや槍や刀の時代ではなかった。
新しい時代の始まりであった。
その激しい時代の渦の中に巻き込まれた、小さな藩があった。
『越後長岡藩』である。
はじめ、長岡藩は河井継之助による構想『スイスのような中立国』を目指した。
内乱をしていては外国に侵略される可能性があることを、河井は憂慮していた。
慶応四年五月二日。
小千谷町の慈眼寺にて新政府軍監岩村精一郎と会い、戦をやめて皆で新しい国家を作り、国を共に守ることを提案した。
『小千谷談判』である。
しかし、交渉は決裂。
薩摩藩長州藩は、戦で徹底的に江戸幕府を倒す必要があった。
自分達が徳川の代わりになる為に。
交渉など無意味だった。
河井は薩摩藩長州藩の横暴さ、不正義を目にし、とうとう決断した。
『我らも戦に参加しなければならない。戦を早く終わらせねばならない。国を亡ぼさない為に』
長岡藩は『奥羽越列藩同盟』に加盟し、参戦することになった。
その長岡藩に、一人の少女がいた。
長岡藩士野口久馬の娘、野口ゆきである。
ゆきは長岡で家族や友人達と共に、平和に暮らしていた。
しかし、少しずつ戦の影が忍び寄っていた。
ゆきは戦に巻き込まれていく中で様々な人々と出会い、学び、自分が何の為に生きているのか、自分の役割とは何かを考えるようになる。
普通の少女であったゆきが見た長岡とは何か、人とは何か、戦とは何か、生きるとは何か・・・。
※ 『戊辰戦争』以降は、不快で、過激で、残虐な表現があります。
ご注意下さい。
※ 『dnovels』がサービスを終了するということで、掲載していたもの(2014年12月28日~2016年9月22日)をこちらに転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 12:10:18
989303文字
会話率:27%
時は印暦二一一五年冬。場所は、開国間もない日之本帝国。
宍粟探偵事務所に、埒外の事件が持ち込まれた。
養父医師の家から、曰くつきの香炉が消えた。養父夫人のお茶会後、香炉が自ら歩き、客人の荷物に紛れたのか、盗まれたのか。
秘かに香炉を
見つけ出し、回収して欲しいと言う依頼だった。
宍粟探偵は、人間の泥棒ならまだしも、付喪神の香炉を連れ戻せとは……と頭を抱えたが、他に仕事がない為、引受けた。
推理ではなく、情報を使う探偵の話。そんな訳で、「推理小説」ではありません。
「野茨の血族」や「虚ろな器」の百年くらい前の話。
日之本帝国に来た直後で、まだ言葉がわからない「虚ろな器」の〈双魚〉先生も後で登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 12:00:00
98964文字
会話率:38%
火の国、鎖国の続いたこの国は他国に秘密にしている催しがある。龍神祭。毎年卯月になると龍神様に舞を捧げ、そのま後人身御供を行う催し。そんな催しとは縁のない山奥に暮らす少女が一人。彼女は空腹のあまり山を降りて虎之助という男性に襲いかかる。しかし
襲いかかった虎之助に拾われて、葛葉という名前を与えられ、一緒に暮らす事になる。基本的な教育やごく普通の生活を与えた虎之助は少女に一つのお願いをする。龍神を殺してくれ。葛葉が拾われた理由は神殺しの為だった。とは言っても戦いの素人である葛葉には厳しいものがあった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-05 22:09:38
82037文字
会話率:27%
湖国唯一の剣女・楊珪己は、官吏補として礼部で働きながらも、武の道でつまずき己を見つめ直し、また新たに恋の道でも悩んでいた。
楊珪己と八年前の事変でつながる二人の青年、文官の李侑生と武官の袁仁威、そして皇帝の息女・菊花も、それぞれがそれぞれの
思いを抱えている。
しかし宮城では隣国との正式な開国に向けて着々と準備はすすめられており、歴史という大きな流れの中で皆が望む望まないに関わらず変化を余儀なくされていく。
また、皇帝の異母弟・趙龍崇は、突如皇帝に妃を娶るように勧めるが……?
*この巻ではより恋や愛に焦点をあてています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-11 15:05:28
105987文字
会話率:32%
後宮での任務を終え、武官となることを正式に認められた少女・楊珪己。しかしその任務によるトラウマを克服できず、自宅で悩む日々を送っていた。
その頃、宮城の中、朝議の場では、隣国との正式な開国に向けた最終段階に入っており、文政の長官である中書令
から思いもよらぬ提案がされる。珪己はまたも宮城に戻ることになるが……。
楊珪己はもう一度己に問う。自分にとって武芸とは何なのか、と。
そして二人の青年、李侑生と袁仁威は自身の過去、罪と向き合うことで、再び珪己と絡むようになる。
一巻で珪己が関わった皇族一家の諸問題、そして新たな登場人物の思いも交錯する中、珪己は新たな波乱に飲み込まれていく。そして青年の一人は恋を自覚し――?
*少女篇1では一巻で話を収束させるために登場人物や行動範囲を絞っていましたが、本作からは舞台を広げ登場人物も増やしています。
*2023年第十一回ネット小説大賞一次通過。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-19 23:04:22
128855文字
会話率:35%
渡来妖怪の襲来により、本来よりも早く強制開国された江戸時代を舞台とする、妖怪時代劇チャンバラバトル! 鎌鼬の雅寿丸(がじゅまる)は、仙狐に化狸、猫又を引き連れ、人に正せぬ浮世の闇を叩き斬る!
西洋留学でグローバル化を推し進める藩にやって
きた雅寿丸たち。しかしどうもきな臭い。年頃の娘ばかりが留学生として次々召し上げられ、その親兄弟が死んだり失踪したり……。真相究明のため、妖怪たちが一肌脱いだ!
※80~90年台風のラノベです。内容は軽いけれど描写は重め。アッサリ系が物足りなくなったらぜひ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 20:54:54
137749文字
会話率:52%
大環大陸を支配する大環王国に異国から伸びる侵略の魔の手。
異国の傀儡として先陣を切るのは、異世界の日本なる国から召喚された勇者達。
開国、文明開化を叫ぶ日本人勇者達。
俺達は俺達で幸せだからと、蹴っ飛ばす大環王国の英雄達。
徳川、上杉
、武田を始めとする大環諸侯連合軍は、勇者率いる侵攻軍を討ち果たし祖国防衛を為し得るのか。
異世界から召喚された勇者に対抗すべく、颯爽と立ち上がる環国の勇士2人。
彼らと共に前田慶次郎が、柳生十兵衛が、そして児雷也、霧隠才蔵、猿飛佐助が戦場を駆け巡る。
強烈な魔法と呪術、神通力のぶつかり合い。
血飛沫飛び散る戦場で、果たして勝つのはどっちだ!
血沸き肉躍る戦国ロマンここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 17:16:55
458700文字
会話率:16%
私はペリィ
黄金の国ジパングのキツキツの鎖国マーンを、私の華麗なる話術と戦力でガバガバ開国にするために、外国から参上たてまつった次第でござる
「オーウ。サッサとそのキツキツの鎖国を解放してラクになりなサーい。ホラホラ、我が国のハンバーガ
ーデスヨー?」
「そんな物に我々は屈さない!我々はパン食よりも米食派だ!!」
「そうデスか……ではコレでどうでしょーう?」スッ
「なっ!?これは!」
「コレが我が国の、アメリカ米デーす。コレでどーでショー。」
「これは!?なんて、安いんだ!!ナイスバリュー!!!ああんっ!!!開国しちゃぁぁぁう!!!」
「ハハハ!ジパング イズ ベリー イージー!でハこの日米和親条約にサインを」
「しゅるからぁぁぁ!!はやくぅぅう!!安くて美味しいアメリカ米をちょうだぁぁぁい!!」
……
「はっ!?夢か……」
※本編とは全く関係ございません
所謂異世界転生主人公チート物ですが
この小説には筆者の趣味が色濃く反映されております。
wwwや2ch用語、所謂オタク系のネタが大量に出てきます。
苦手な人はドンマイ。
難しいこと考えずに、頭を空っぽにして見るといいと思うよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 02:36:05
14974文字
会話率:49%
大八洲皇国と言う日本と似た国が存在するある世界が舞台。
(1830年前後に開国し、西欧や米国などから技術を取り入れており、史実の日本より弾丸列車や高速道路を30年早く実現している)
そして、この物語はその世界で戦う様々な航空機と空母機動艦隊
とそれらを操る幾多の将兵、更には大八洲皇国海軍の前に立ち塞がる様々な敵が主役の物語である。
読む前に………
※山口多聞先生の架空戦記創作大会2014秋の参加作品です※
※航空母艦先生の協力で成り立っているとのコラボ作品です※
※企業名は航空母艦先生並びに私の考えた名前になっております※
※残虐・残酷なシーンなどもありますのでご注意を※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-19 16:37:17
25142文字
会話率:9%
厳戒な対外封鎖によって長らく外の世界との交流が途絶えた中央都市、
通称"央都"では近年 台頭し始めた宗教団体の"教会"が都市の中枢に根付き、
教皇主導の統治が目立つようになった。そんな中、行政機関であ
る中央議会は
央都領有の辺境に位置するアースリーと呼ばれる一帯に
新たな施設を建設した。その公開に伴って
開国する央都に黒衣の少女が降り立った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-06 18:07:40
195313文字
会話率:20%
――文明開化の音がする。
150年前の黒船来航を退けた日本帝国が開国したのは、ほんの5年前の西暦20○○年だった。開国と前後して、帝国には異文化交流の緩衝地帯として、6つの『特区』が設けられる。
特区には異国の進んだ技術が絶えず流入し
てきており、多くの学者、商人、そして職人が集まっていた。
ドレス職人を目指す服飾職人見習いの秋穂 椿(あいお つばき)もまた、第2特区にある『マイスターズアカデミー』に入学、狭き門であるドレス職人への道を順調に進んでいたが、とある事件をきっかけにその道を断たれてしまう。
その原因は、彼の『美人アレルギー』という特筆すべき持病のためであった。
そんな、一度夢を失った椿のもとにもう一度チャンスが舞い込む。
それは、飛行要塞『黒船』で行われるダンスパーティに暗殺者を潜り込ませるためのドレスを作ること。暴力しか知らない少女を、椿は果たして淑女に仕立てることができるのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-01 15:00:00
56971文字
会話率:31%
ギャグ短編集開国しました。
一話完結なのでどこからでも読めます。
キーワード:
最終更新:2014-10-26 10:53:34
3400文字
会話率:37%