私、佐田光には美人の親友がいる。
彼女の名前は莉子。男子に大人気で、告白なんて日常茶飯事レベルの美少女。
そんな子が親友なのは嬉しいけど……でもそのせいか、いつからか誰かからの視線を頻繁に感じるようになった。
どうやらそれは男子生徒のよう
なのだが、ただ見てくるだけで特に何もしてこなくて……おそらく告白のチャンスを伺っているようだった。
何も言わずただ隠れてコソコソ見てくるその男子に、私は若干の苛立ちを覚えつつも普通に過ごしていた。
しかし、そんな日々はやがて終わりを迎えようとしていた。
実は莉子は海外留学でここを離れ、しばらくの間どこか外国に行ってしまう事になっていたのだ。
だがそれでも結局、留学前の最後の日がやってきてもそれは変わらなかった。
もはや、その誰かの恋はこれで終わってしまうのかと思いきや……その日の帰り道、とうとうその男子が姿を現したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 08:34:53
6326文字
会話率:26%
この小説は、前に投稿した『八月の光る砂』の続編です。
ようやく、高校三年生になった私は、上級生からの暴力から、逃れる事ができた。
しかし、ある日、同級生の女の子から、衝撃の言葉をかけられたのである。
ほとんど実話に、若干の創作が、加わ
っています。
さて、どこまでが、事実で、何処までが創作なのか?
読者の方の、御判断に、お任せ致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 13:47:15
5858文字
会話率:15%
私の婚約者でこの王国の第二王子であるフォーアウト様はとてと野心的かつ臆病な方でした。富国強兵の為と言い、ハズレスキル持ちとなった少年少女に冤罪を掛けて次々と追放してきました。そして遂には私まで婚約破棄され追放される事に。理由は、フォーアウト
様が異世界から聖女を召喚する術を完成させた事と、邪教の神殿跡を見つけた事。フォーアウト様は心霊スポットとなっていた神殿跡へ向かい、そこで聖女召喚を行ったはずでしたが、それを最後に彼の話は聞かなくなりました。不思議に思う私の前に、彼の元部下が訪れて話した内容、それは正に因果応報かつ凄惨なものでした…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 17:55:18
7307文字
会話率:65%
前世、友人に勧められた小説の世界に転生した。それも、病に苦しむ皇太子を見捨て侯爵家を追放されたリナリア=ヘヴンズゲートに。
リナリアの末路を知っているが故に皇太子の病を癒せる花を手に入れても聖域に留まり、神官であり管理者でもあるユナンと
過ごそうと思っていたのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 10:30:56
55052文字
会話率:55%
誰からも愛される美しい姉と地味で両親からの関心がない妹のアーシェ。
4歳の頃から、屋敷の離れで忘れられた様に過ごすアーシェの側には人間離れした美しさを持つ男性フローが常にいる。
彼が何者で、何処から来ているのかアーシェは知らない。
最終更新:2019-09-16 10:10:58
9099文字
会話率:55%
架空のなろう小説について語るスレッドです。
第一話は、小説家になろうで人気の「フランソワさん」シリーズについて。
関連作品一覧(時系列順)
・「ゆるふわメイド・フランソワさん」(完結済)
・「メイドブレイブ・フランソワさん」(連載中)
・「ノーブルメイド・フランソワさん」(完結済)
・「ロイヤルメイド・フランソワさん」(完結済)
・「メイド王・フランソワさん」(完結済)←NEW!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 14:35:10
4145文字
会話率:1%
これは異世界でマッサージ屋としてち○こをデカくする整形手術や豊胸手術を特殊な魔法を使って生計を立てる男の話。
ある日、高校生と一緒に異世界召喚に巻き込まれた27歳の新島景(ニイジマ ケシキ)は、勇者として魔王退治した後、1人異世界に残った
。
勇者として特別扱いされることに嫌気がさした新島は魔王退治のご褒美として、神様によって新たに能力を与えられた
・『肉体改変』見た目を変えたり、腕を生やしたり、毛を生やしたり、特定の部位の大きさを変更可能。
・『物品召喚』日本のものを使用した魔力と交換に食呼び出せるようになる、ネット通販のような機能。
勇者の治癒術師として元々持っていた能力
・『回復 』大怪我でもすぐに治せる。欠損は治らない。
・『解毒』病気、毒、状態異常を治せる。
・『鑑定』自分、相手の情報を知ることが出来、健康状態の観察に使える。
この能力を駆使してマッサージ屋を始めるが、マッサージと回復を掛け合わせると強い快感が走ってしまい、変態の噂が流れてしまうようになった。
そんな誤解に負けず、愉快な仲間とコメディみたいなスローライフ生活を送る!
若干のエロ表現はありますが、エロメインではないです。
ストックが10万字以上あるので、30話以上は毎日投稿出来そうです、応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 00:00:00
198116文字
会話率:54%
気が付けば森の中で寝転んでいた主人公シシは、自分が記憶喪失であることを自覚する。ネロと言う少女に保護され、自分が居る世界が「フリューク」と呼ばれる世界であると知る。剣と魔法と科学が一緒くたに織り交ぜられたこの世界で、シシは徐々にその世界に
馴染んでいく。
唐突に訪れた転機、仲間、そして喪失。それらを経て、彼がフリュークへと来た理由である「使命」が朧げに見え始めたとき、世界は彼に新たなる始点を与え、そして危機を齎す……
彼の至る道はどこへと繋がり、世界は最後に何を与えるのか。彼はまだ、知る由もない。
(作者が)今、読みたい(だけの)剣と魔法と若干の科学が混ざったファンタジー小説、開幕
※この作品はツギクルさまにも投稿しております。あちらで文面確認後、こちらに投稿するため、すこし遅れて投稿になります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 07:00:00
418947文字
会話率:32%
過酷な社会人生活に疲れ切っていた『私』アリサは、ある日偶然、高校時代の親友マコと再会する。
当時からマコに対し友達以上の恋心を募らせていたアリサは、その再会に荒んだ日々の希望を見出す。
疲れ切ったアラサー女子がかつての恋心を思い起こして拗ら
せる、不器用な女たちの恋物語。
※本作品は、百合作品・ガールズラブ作品です。
※若干の性的描写を思わせる表現があります。
※他サイト(カクヨム・ノベルアッププラス・アルファポリス)でも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 19:19:16
59826文字
会話率:29%
「真人兄さん」
「真人お兄ちゃん」
「お話があります」
「今日こそハッキリさせるわよ!」
俺の目の前には双子の姉妹。今年17歳の高校三年生で、もうすぐふたりとも18歳になる、俺の従妹たちだ。
10歳で両親を亡くして孤児になったこの
子たちを、親戚一同の反対を押し切って引き取ってきてからはや7年。彼女たちはとんでもない美少女に成長してしまった。元々母親が日仏のハーフで、その母親の血を濃く受け継いだクォーターの彼女たちは、日本人とは思えぬほど凄絶な美貌を誇っている。
そんなふたりが、ここのところやけにグイグイ来る。父親の叔父の息子、つまり見た目も中身も純日本人な俺に対して、従兄だとか引き取ってくれた養い親だとか以上に『アピール』してくるのだ。
いや、お前たちの言いたいことは分かってる。分かってるから皆まで言うな。
「「私たちの、どっちと結婚するの!?」」
だから言うなってば!
だいたい、どっちかなんて選べるわけないだろ!結婚って『ひとりとしか出来ない』んだぞ!?俺に片方捨てろっていうのか!?
そんな俺、真人(まこと)の気も知らないで、今日も美人双子姉妹がグイグイ来る。
ホントマジで、どうなっても知らないからな!?
◆大好きな“お兄ちゃん”に自分を選んで欲しい双子と、片方なんて選べないお兄ちゃんのドタバタラブコメディ。
もだもだしているうちに、恋のライバルなんかも現れたりして……!?
◆最初の20話は小学生編なので糖分控え目。ラブコメ展開は主に中学生編以降で。
若干の性的な匂わせ表現がそのうち出るかも知れません。出てくる場合は前書き等で注意喚起します。
◆本作にはローファンタジー要素、具体的には魔術と魔術師に関する記述が出てきますが、作品の本筋ではなく、あくまでも現実世界恋愛の作品です。拙作『縁の旋舞曲』と同一世界線になります。
なお、登場する地名及び固有名詞はほとんど架空のものです。実在の地名や会社名などではありません。
一応、舞台は九州北部のとある県です。
◆先行投稿した短編版、およびアルファポリスで先行公開している同名作品の完全版です。
執筆しつつの投稿になるので不定期更新です。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 19:00:00
124906文字
会話率:54%
その男は、ただ“ローグ”と呼ばれていた。
スラムで生まれ育ち、盗み、脅し、殺しを繰り返して恐怖と暴虐でスラムを牛耳る、恐るべき支配者だった。
ある夜男は、スラムと下町の間を流れるドブ川に沿った路上で、ひとりの美女を見つけた。誰に声をかけら
れる事もなく、ただそこに佇んでいた女に興味を引かれて、声をかけた。
「見ねえ顔だな」
「貴方は……私が視えるのですか?」
「そんなとこに立ってりゃァ、誰だって見えらあ」
「そうですか……。ではわたくしを、貴方様の妻にして下さいませ」
そうして女は、男に従いその妻となった。見たこともないような美女が攫うまでもなく進んで自分のものとなったことに、男は有頂天になった。
男は常に女を従えてスラムを闊歩し、女はすぐに「スラムに絶世の美女がいる」と評判になった。女は言葉巧みに男を誘導し、そのおかげで男は盗みも殺しもしなくなり、スラムの秩序は劇的に改善された。
そんな彼女の噂は、ついに領主のもとにまで届いた。そしてある日、男と女の棲家は騎士団に取り囲まれ、女は奪われ領主の元へ連れ去られた。
◆たまにはちょっと毛色の変わった異世界ならではの恋愛を。ハッピーエンドではなく、切ないメリーバッドエンドです。全6話、約20000字程度です。
◆暴力的シーン、人が死ぬ描写及び、匂わせ程度ですが若干の性的描写があります。R15指定です。ご注意下さい。
◆独自の世界観と設定が多分に含まれています。可能な限り本文中にて解説を入れますが、分かりにくかったらスミマセン。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。故に他作品に本作の登場人物が再登場することがあります。
どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 19:00:00
17740文字
会話率:35%
小説妖精ノベルちゃん(@fairy_novel)さんのお題を使用したついのべのまとめです。
ついのべですが、ハッシュタグ(#ノベルちゃん三題)に9文字分費やしていたので、文字数は基本的に131文字です。
が、たまに、ツイート後に若干の加筆修
正を加えることがあるので、『だいたい140文字くらい小説集』と名付けました。
何回かに分けて、ぼちぼち投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 14:26:37
3250文字
会話率:25%
密かに流行っている降霊術。メンバーには好きな女子もいる。霊に運命の人を訪ねると、果たして霊が示したのは別な女子の名前だった。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-08-14 08:00:00
1870文字
会話率:34%
妻が浮気をしていたので、会社の先輩と後輩の協力を得て復讐してやった!
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2022-10-07 23:28:00
3807文字
会話率:24%
黒島威(くろしまたける)17歳は生まれついての美少年。
存在するだけで女性がよってくる天然タラシだ。
今日も時間をわけて大人の女性、後輩とデートをしていたがその時、懐かしい顔。
久しぶりにあった短髪の男顔、幼なじみの細井令(ほそいれい)に心
を奪われてしまった。
いつも誘われるがままだったが初めての恋。つまり初恋。
しかし幼なじみの気安さからか、意中の令から恋の相談を受けてしまう。
自分の好きな相手からの恋の相談。
タケルはそれにもがき苦しむ。
【ご注意下さい】
作中、人によっては若干の不快な描写があります。苦手な方は避けて下さい。
ですが最終的には素敵なハッピーエンドに導いていきます。
最後までお付き合い願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 07:15:10
26898文字
会話率:36%
暴君王子に振り回される慎ましい令嬢が前世を思い出してしまいあまりの理不尽にブチ切れて王子様にマジレスしてしまうお話です。若干のざまあ表現あり。
※主人公の口が悪いのでご注意下さい。
最終更新:2023-08-13 23:10:46
8077文字
会話率:61%
空に穴が空き、魔法の世界と空間が繋がった。
だけれども、3年経った今でも生活に変化はなく、今でも身の回りには魔法なんて無く、機械中心の文明が続いていた。
お嬢様学校、セントウッド女学院に通うことになった咲は憂鬱だった。
住む世
界の違う環境での権力争い。
若干の後悔がありつつも始まった新生活。
「一緒に帰っては、頂けないでしょうか?」
学年1のお嬢様、花矢知世のその一声で絶望しかないと思われていた学園生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 17:00:00
39781文字
会話率:25%
世はまさに大ダンジョン配信時代!
ダンジョンが生まれ、配信者がいれば当然の成り行きで生まれいずる。これぞ世の成り立ちである!
若きも男も女も、皆夢中になる。
そんなトップコンテンツに挑む者は、時勢について行けない老人を除いて後を絶たない
そんな時代のお話。
ここにダンジョン配信者に憧れる純粋な少年がいた!
誰もが憧れるカッコいい仕事だから、単純な理由だからその思いは力強い。
彼の純粋な心に触れた視聴者は、次第に惹かれて彼を求めてやまなくなる。
彼の通った後にはモンスターの屍。たどり着いたボスとの死闘。そして仲間との……。
果たして彼の築き上げる伝説の目撃者に、アナタも成れるのだろうか?
*あらすじと本編では若干の差異がある場合がございます。あらかじめご了承下さい。
*当作品はカクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 21:36:19
18981文字
会話率:28%
主人公の進藤咲空(しんどうさく)やそれぞれが片思いをしている。それぞれが抱える問題や、過去を乗り越えて未来へと進んでいく。
恋愛作品ですが、単なる恋愛作品ではなく、人間関係のもつれや、複雑さ、醜さがだんだんと現れる。登場人物達は悩みを抱えつ
つも、最後は前を向きます。
苦しみの中にも幸福の種がある事を気づいて欲しい。そんな思いを込めた小説です。是非、読んで頂けると嬉しいです。
ちなみに!
第一話は完全なる作者の愚痴です笑
若干のネタバレも入ってます。
二話目以降から作品がちゃんと始まりますのでご安心を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 10:00:00
199619文字
会話率:41%
父親の再婚を気に家に居場所を失った少女・サキ
夜な夜な街へ繰り出し絡まれていたサキを助けたヤンキー集団を纏める少年・トウマ
これは2人の恋の始まる物語。
ーーーーー
ぶっちゃけ、夢で見た設定が気に入ったから衝動的に書いた!!!
夢の
中じゃ、普通にサキちゃん♂︎だったけど、お腐れカプ厨の作者がヤンキーの頭×地味系頭脳派ぷまい!!ってなったんで女体化して恋愛モノに変貌した。
夢は友情モノだったのになぁ…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 21:47:16
2950文字
会話率:28%
望月孝司は二十三年ぶりに、東京の営業区に戻ることになった。若いころに営業を学んだ古巣だが、今度はエリア統括という重要なポストだ。
望月はこれまで歩んできた道を振り返り、決してきれいごとではなかった半生に若干の罪の意識を感じつつも、重責に
身を引き締めていた。
その日は、部下であり、新任の営業担当となった杉下美香に頼まれて、得意先のあいさつ回りに同行していた。ふたりとも東京に転勤になるのだが、まだアパートが決まっていないので、それまでは出張だ。
一日の仕事を終えたふたりは、先輩社員から特別に紹介されたビジネスホテル[紅葉館]に投宿した。そこは、信じられないくらい安いうえ、朝食ばかりか、夕食のブッフェまで付いていた。
紹介を介さなくては予約もできないホテルだけあって、そこには、望月が、今までの仕事で知り合った様々な知人が泊まっていた。
ブッフェで懐かしい面々と再会を楽しむうちに、次第に酔いは深まっていき、最後は、よく見知っている人が挨拶にきても、名前も由来も思い出せないほどになってしまった。
頃合いだと思った望月は、夕食を切り上げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 10:38:48
15120文字
会話率:28%
ある日突然、不死身になった。
目が覚めたら異世界に転生していたオタクの私、長谷川花。
ただいま戦争中らしいその世界で、私は、いくら傷つけられようが決して死なないことに気がつく。
どうやら不死身になってしまったらしい私は、この能力を使っ
てチート無双
………ではなく、イケメンや可愛い娘のために死に続けてやろうと思います。
_____
-ATTENTION-
・この小説には、若干のチート要素、欠損や失明、出血などの暴力的、グ口テスクな描写、鬱展開、胸糞展開、一部キャラの死亡、戦争などの要素が含まれます。苦手な方はご注意ください。
・この作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 18:39:49
10005文字
会話率:22%
リリージュは聖女だ。
国にいる一級聖女、三番目手。
心清らかとはっきりと胸張れないが、人並みの倫理観はある。ついでに悪口は好きではないし、嘘は苦手だ。
神様は信じている。
聖女なのだから、当然だ。
──と、先ほどまで思ってい
た。では今はどうなのかというと、若干の不安も混ざり込んでいる。それもそのはず、リリージュは本日婚約破棄されたばかりなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 19:16:56
5410文字
会話率:27%
世界有数の長寿大国ヘルシーナ王国には、各御世に幻の王子がいるという都市伝説があった。
厳格な父親に育てられたセシリアは、真面目だけが取り柄で目立たない末端の伯爵令嬢だった。
16歳の誕生日を迎え、王都での毎年恒例の健康診断を終えていつ
も通り領地へ帰ろうとした矢先、王家からの召喚状が届いた。
断る理由も無く登城した途端、セシリアは幻の王子シーナの婚約者に指名され離宮に閉じ込められてしまう。しかしそれは、何故か溺愛してくるシーナとの快適な監禁生活で……。
何故婚約者にセシリアが選ばれたのか、幻の王子の秘密、王国の秘密が、建国以前のこの地の歴史を紐解くことで徐々に明らかになっていく。シーナが一体何者なのかも。
※若干の残虐表現と血を飲む表現があります。苦手な方はご自衛下さい。また今作に出てくるヴァンパイアとシャーマンについては独自解釈で書いております。何でも許せる方のみお読み頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 16:21:45
89769文字
会話率:43%