遺影を用意できず、顔の原型も留めることなく亡くなってしまった人を弔うため、彷徨う霊に会ってその似顔絵を描く者――『遺顔絵師』。
木蔦右近は、遺顔絵師を生業とする天才画家・姫彼岸合歓のアシスタントをしている。
死者は亡くなった時の姿をしてお
り、遺顔絵を描くためには、その未練を解く必要がある。
そうして死に至った背景に触れることで、右近たちは弔うことの在り方に迷っていく。
やがて、右近と合歓の間にある秘密に触れた時、彼らはどのような決断を下すのか。
ハッピーデースデイ。ハッピーバースデイ。
――生まれ変わる君に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 22:00:00
116869文字
会話率:51%
作家志望者と人気絵師がオフ会した話。
独創性溢れる創作料理より、お袋の作る味噌汁の方が美味いらしい……。
文學界新人賞応募作品。
落選しました。もっと勉強しますので、忖度ない感想お待ちしております。
最終更新:2023-07-29 16:00:00
47425文字
会話率:31%
カフラマーン王国で当代の天才女流画家と呼ばれる抽象画家ディララ・シファーア。誰もが彼女の絵を絶賛するが、本人はまったく満足していない。なぜなら彼女が描きたいものは具象画であって抽象画ではないのだ。しかも彼女は具象画を描きたいのにどうやっても
描けない。頭で想像した通りに手が筆を動かすことができず、頭で想像した通りに絵の具を混ぜて色を作ることができず、いつも思い通りの絵を描くことができないのだ。だがなぜかディララが描く絵は大傑作として人々に賞賛されていた。ある日、画材で頭を打って前世らしき記憶を取り戻す。それは神絵師と呼ばれる超絶技巧の絵師たちが溢れ、日々様々な二次元の絵が公開される世界の光景だった。あの世界こそ自分にとっての楽園、とディララは記憶の中の数々の絵に憧れる。しかし、具象画は現在ディララが生きる世界では異端視されていた。どうせ自分では具象画は描けないから、と半ば諦めていた彼女は、記憶の中でしか見たことがない具象画(かなりきわどい格好をしたキラキラ美少女イラスト)を拾う。「是非この絵師に会いたい」とディララは絵師探しを始めるが、異端の具象画(かなりきわどい以下同文)を持っていたのはこの国の第二王子だった。ディララが第二王子の持っている絵に興味を持ち始めると、画商で夫のフィクレト(ディララとは契約結婚)は彼女が第二王子自身に興味を持ったのではないかと慌てだし、急にディララの行動に口を出すようになってきた。
二次元にしか興味がない天才女流画家と、彼女を囲い込んでいる画商の夫、異端視される絵を所有する第二王子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 10:00:00
73543文字
会話率:33%
小郷座の錦影絵師・央為は、怪談会で上演する演目の脚本が出来上がらないため、準備が滞っていた。そんな央為の前に、姉の話を怪談にして欲しいと訴える少女が現れるが…。
最終更新:2015-02-18 00:19:40
10518文字
会話率:43%
「『これから付き合ってくれますか』なんてそんな言葉に耳を傾けてからが運の尽きね。
でも私思うの。……いいえ。思わなきゃやっていけないの。どんなに遠回りしたってどんなに空回りしたって私は、私たちは━━」
自傷癖ありイケメンサイコパス絵師(1
9)とクールで真面目な常識人医大生(22)の織りなすちょっと歪なラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 20:18:19
1134文字
会話率:21%
白水時臣は江戸で人気の幽雪という雅号の絵師であるが裏では暗殺を引き受けている。元締めである書肆雅蘭堂の京都本店のお抱え暗殺者、幽鶴が病死した為、時臣はその後釜に就くよう命じられる。
元治二年三月、時臣は京都へ到着する。そこで新選組の隊士に
絡まれている盲目の少女、陽菜を救う。あわや刃傷沙汰になるところを新選組の井上源三郎と沖田総司が場を治める。
時臣と総司はこの時点で既に互いの剣の腕を見抜いていた。
陽菜は時臣に礼がしたいと行きつけの茶屋へ向かった。そこには陽菜の親友でもある医師鴨治の娘、お光がいた。お光から陽菜の目は長崎にいるオランダの医師であれば治せるかもしれないと時臣は聞かされる。
名作『街の灯』をストーリーを下敷きにした時代小説、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 20:11:49
7698文字
会話率:66%
この物語の舞台である国の名は『日ノ皇国』 我々が住む日本と名前がよく似ているが全く違う国だ。首都の名前が江戸であることも、幕府という機関が存在していることも偶然である。そうただの偶然なのだ。
その江戸にある巽町で助人屋を営むのは宗像清兵
衛。発明家の義エ門と最強の武術家を目指すリップ・リーと共に、今日も町を駆け回る。
現在、巽町では絵師の秋水の描く絵が老若男女を問わず大人気。リップも行きつけの食事処の看板娘、菫も秋水の絵に夢中である。
ひょんなことから秋水と知り合った清兵衛たちは交流を深める。しかし、秋水にはある隠し事があるようで…
王道和風ファンタジー ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 00:18:48
55022文字
会話率:64%
お嬢様が婚約破棄された。
伯爵家のあの人は、見目麗しい女性と恋に落ちしまい、一方的な申し出でお嬢様との婚約を破棄した。
あんな、見た目が良いだけの女のどこがいいのでしょう?
お嬢様は心の温かい、優しい……あれ?お嬢様、ショックで痩せられて、
滅茶苦茶綺麗になってません!?
絵に収めねば!
私だけが見るのは勿体ないので、夜会の会場に展示しておきましょう。
なんか、急にすんごい縁談が来ていませんか!?
え、私にも変なのが届いている……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 03:59:07
6487文字
会話率:36%
これは、『異世界デスゲームを職業:絵師で勝ち抜きます!』の続編?ぽいものです。
再度ストーリーの意は、物語の後の方でたぶん明らかにされます。
もしまだ本編というか第一章?をお読みでない方は、そちらを先にどうぞ!
異世界デスゲームを職業:
絵師で勝ち抜きます!
https://ncode.syosetu.com/n7593hf/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 22:55:58
311124文字
会話率:59%
「喜べ。君たちは私の世界に招待された。次なる主神を決める神々の戦いの駒として最後の一人になるまで互いに殺し合う為に」
円城高校の生徒約550人と教師約40人を合わせた600人が、一斉に異世界に拉致された。一人ずつが神の加護の象徴であるメダル
を与えられ、メダルを奪われれば死ぬ。月に一枚所持枚数を増やせなければランダム対戦に強制的に召還されて殺し合わされる。駒となった生徒や教師達は、スタート直後にそれぞれの担当となった神と面談した後、抽選会場で贈り物を選び、異世界での活動を開始した。
主人公:七瀬彩華(ななせ あやか)は、絵を描く事(といっても大半はノートや教科書の片端に落描きするくらい)が好きなだけの高2で、絵描きの神に見込まれて、異世界デスゲームサバイバルを開始する。与えられた加護(ユニークスキル)は、絵師のもの。
彼女は、勝ち抜けばほぼ何でも一つの願いを叶えてもらえるという主神の約束を信じ、彼女自身の戦いを開始した。これは、元世界の人間関係や異世界の神々や社会などに翻弄されながらも、他人にはくだらないとしか評価されないだろう願いを叶えようと戦う一人の少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 20:37:02
392673文字
会話率:56%
分かる人には分かるあらすじ。
「現代版」いつも通りの「追放ざまぁ」です。
詳細なあらすじ。
家庭の事情で高校への進学をあきらめた佐竹 龍護はグラフィッカーとして「丸山ゲームス」というゲーム会社に就職したが、
そこでは「社員を団
結させるための共通の敵」としてやり玉に挙げられる毎日を送っていた。
そんなある日、彼は落雷の直撃を受けて入院してしまうが、その後突如として神絵を量産できるようになってヘッドハンティングで大出世する。
一方で丸山ゲームスは自ら墓穴を掘るがごとく、どんどん自爆を繰り返し落ちぶれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 17:00:00
19636文字
会話率:42%
小学生のシンイチは、タクミにロケットの打ち上げを見に行こうと誘われる。
最終更新:2023-06-18 15:13:17
6873文字
会話率:65%
中学二年生の鈴原双葉は、表向きは不登校だが、絵を投稿するサイト『ショショメ』で、絵師『キサラギ』として活動している。だが、ある日、『#学校に行こう!』という企画が発生してしまい……?
最終更新:2022-04-30 10:33:48
4272文字
会話率:16%
中学二年生の絵師『キサラギ』は、一つ年下の絵師『三谷リスカ』に嫉妬を感じていた。だが、そんな朝、絵師仲間からあるメッセージが届き……?
最終更新:2022-03-14 13:13:28
4946文字
会話率:23%
やっとの思いでメイド養成所を経て、ついに主人となる者に仕えることが出来たシオラ。
彼女が仕える先は…一週間ももたないと言われているある屋敷であった。
絵を描くことに集中したい主人。
しかし、指摘せざるを得ないほどのダメダメなメイドシオラ。
毎日を身を挺してお仕えする。全ては家族のために。
シオラはこの屋敷メイドが務まるのか?
無愛想な完璧主人。それに仕えるのは家事不器用な残念メイド。
真逆な二人の主従関係が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 22:11:43
69835文字
会話率:44%
私は絵を盗みました。
最終更新:2023-06-12 07:00:57
4891文字
会話率:11%
旅の絵師、オランダ人の画家、仙女、たぬき、子供、そして虎。
江戸の宿屋に集ったこの面々、とある妖力を持つ絵筆を巡り、一騒動。
最終更新:2023-06-12 06:18:49
7916文字
会話率:45%
ああ、青春のモブは、モブらしく楽しむ
最終更新:2023-06-12 02:05:25
5389文字
会話率:46%
AI絵師に自分の絵柄を盗まれたと訴えた絵師。
しかし、なんと、そのAIは……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2023-06-05 19:03:12
1169文字
会話率:46%
AIとは、ある意味で「気の効いた統計」だとしたら……?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2022-10-21 01:12:42
535文字
会話率:95%
果たして、この分野における人間とAIの差とは……?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2022-10-15 17:13:51
983文字
会話率:79%
皇女ヴィヴィアンは、天才魔術師エレンの推し活をすることを生き甲斐とする16歳。推し活のためには絵師を雇い、刺繍や金細工を極め、コンセプトカフェを経営するほどの入れ込みっぷり。
結婚後もエレンの推し活を続けたい! それこそが彼女が未来の夫
に求める唯一の条件だった。
そんなある日のこと、皇城でヴィヴィアンの誕生日を祝うための夜会が催される。招待客の中には彼女の推しであるエレンもいた。喜びに胸をときめかせていたのも束の間、彼女は父親である皇帝から「エレンを結婚相手に選んだ」ことを告げられ激しく困惑してしまう。
「エレン様の結婚相手がわたしだなんてありえない! エレン様にはもっともっと素敵な女性と結婚していただかないと!」
自分がエレンを推しすぎたせいで望まぬ結婚を強要するはめになったと考えたヴィヴィアンはエレンを解放するべく動きはじめる。しかし、彼はヴィヴィアンとの結婚を望んでいると口にして――――⁉
「その結婚、解釈違いです!」
推しへの愛が強すぎて結婚を受け入れられない皇女ヴィヴィアンと、
そんなヴィヴィアンとの結婚を心から望むエレンの溺愛攻防。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 13:18:37
109125文字
会話率:39%
そこそこな大学生活を送っている主人公、澄人。が、しかし彼には不満があった。
全くもって、毎日がキラキラしていない。日々に女っけがなさすぎるのである。
そんな中、履修登録でしくじり、後期からの演習に飛び込まざるを得なかった澄人。周りと意
見交換が求められる場でぼっちという状況に沈んでいた澄人だが、そこで「偶然」一人で講義を受けていた女子と知り合い打ち解けていく。が、ある時、彼女がしていて、隠しているっぽい「あること」に次第に気づき始める。おかしい位に出てくる彼女のボロとその裏付けをつなぎ合わせ、悩み揺れ動きながらも秘密の全貌を把握していく澄人だが…
それは、それらの推理と苦悩は、あくまで【【予定調和】】にすぎない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 19:15:00
3459文字
会話率:45%
メカ少女型イマジナリー相棒〈チロン〉との対話劇形式で底辺物書きの個人的見解を書き散らかす、毒気ましまし連作エッセイ。
今回は、AI絵師という存在を全否定する意欲作となっております。
ちょいと長いけど、意外とサクサク読めるかもなので、よ
ろしく!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 16:22:25
6027文字
会話率:57%
いいな〜と思って萌えながら読んでいた恋愛小説(Hなのとか特に)の末尾に「恋人との体験談です♡」と書かれていたらどんな気持ちになりますか?
もし、推しキャラクターのデザインが、イラストレーターが配偶者への欲求をこっそり忍ばせたものだったとした
ら、どんな気持ちになりますか?
推しキャラのキャラデザがイラストレーター(創造神)の性癖に準拠しているのは百も承知だ。だが、「その性癖はイラストレーターの配偶者が歪めている可能性がある」という考えまで辿り着いたら、どうだろうか……。
妄想が飛躍しすぎて脳を破壊されたオタク女子(大学院中退)が、ひとまわり年上のイラストレーター(バツイチ)と出会い、2023年東京を舞台にお互い悩みながらくっつくかくっつかないか悩む話です。
タイトルは過剰な不安です。
この作品はフィクションであり、現実に存在する人物や団体とは何の関係もありません。
【主人公】
田中百合子。2000年2月17日生まれ。23歳。女。
身長156cm、体重47kg。お尻と太腿の付け根のお肉は気になるが、そこさえ隠せばそこそこイイ体型に見える(はず)。
白い肌、黒髪ストレートのボブに、大きめで丸っこいタレ目。俗に「たぬき顔」と言われる顔のはずだが、奥二重で隈が濃いめなのと不器用なせいで化粧が映えない。
オタクとして応援するのは女性アイドルや女の子キャラが多く、基本的に公式ありきで、推しすぎるとどんどん不健全な妄想ができなくなるタイプのオタク。胸を盛られた推しのファンアートに発狂したり、二次創作漫画の展開に都合よく使われる推しに咽び泣いたりしながら、見る専門でオタクをやっている。
貧乳派で、ツリ目が好き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 22:37:34
42165文字
会話率:41%
AIについて、お気持ちに対するお気持
キーワード:
最終更新:2023-05-14 20:29:22
6030文字
会話率:11%
『アイエプシステム』
それは、人工知能が、消費者の意識的あるいは、無意識的に求めている娯楽作品を作り出すVRゴーグルだ。これが発明された。
こうして、クリエイターは死んだ。
こうして、人が人を楽しませる時代は幕を閉じた。
だから、
僕も彼女も不幸なのだろう。
こんな世界で、クリエイターとして生きたいと願ってしまったのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 21:29:50
9012文字
会話率:47%