クコ皇国には心葉堂という老舗茶葉店がある。かつては病にも効く『丹茶』を目玉商品にしていたが、先代たちが亡くなってからは『普通に美味しい茶葉を売る店』になってしまっている。
そこを切り盛りするのは、修行半ばで戻ってきた十六歳の新米茶師の蒼、そ
して店長代理の兄の紅だ。
先々代かつ国の魔道最高役職の祖父がいるものの、なぜか茶葉の生成には関与しない。おまけに、蒼自身は両親の死のショックで丹茶は生成できなくなるし、修行から戻ってくると六歳からの幼馴染である十歳上の紺樹は硬派から胡散臭い敬語キャラになっているしで、精神的に踏んだり蹴ったり。
おまけに、首都中央に皇族公認の敵対茶葉堂である『華憐堂』が開店してしまい、さらにその一人娘が紅に惚れてしまう始末。悪いことは重なるもので、首都全体の気候も不安定になり、人々の様子もおかしくなってきて……。
溺愛はされているものの、甘やかされてばかりでは成長できない!世界の謎だろうが、皇族の陰謀だろうが!大事な人を守るためなら戦います!
※「クコ皇国の新米茶師と、いにしえの禁術~心葉帖〜」の改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:41:21
732280文字
会話率:36%
硬派でハードボイルドでかっちょいい作品を目指してます(目指すのは自由だし)。
ハードボイルドですが、作品内で性暴力が行われることはありません。暴力だけです。
人間と魔族が共棲する国、ワイアット王国。
この国では、人と魔族の間に生
まれた混血の子は、下等な存在と見なされていた。
混血の子は片目が赤く、すぐにそれと知れた。彼らは「捨て犬」などという僭称で呼ばれていた。
主人公ボギーは、酒場で皿洗い兼用心棒をしている、混血魔族の青年だ。
ある日彼は、魔族のチンピラと喧嘩になってしまう。陰キャ特有の卑怯な戦法で、一方的に叩きのめすボギー。後日仲間が報復しに来るが、また陰キャ戦法で返り討ちにする。
暴力沙汰を繰り返すうちに、ある男から腕を見込まれ、妙な仕事を依頼されることになる。
殺し合いをしろ。それが男の頼みだった。
そしてボギーは、「転生者」と闘うことになる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 00:40:08
77578文字
会話率:37%
学校帰りの少女――須田あかりは、やくざの男たちに絡まれているところを穏健派やくざの白蘭会組長――本橋澪に助けられる。
澪に助けられたことから、澪の兄で強硬派やくざ蒼蘭会組長の本橋要との権力争いに巻き込まれていく。
最終更新:2023-08-28 09:00:00
39604文字
会話率:44%
本書は『アイダシャフト』という概念を提示する哲学書です。
私の人生で感じてきた全てを、スクールカーストの物語の中にぶちこんでいます。
物語のあらすじは、
超イケメン陽キャラ高校生の時舛君が、超モテモテライフを送っていると、
ひょんなことか
ら、なぞなぞクラブと風紀委員会にダブルブッキングで入会してしまい、
それが原因で、風紀委員長のDQN女子先輩にボッコボコにされ、更にリアルスクールカーストの陰キャラガチ勢の女の子にボッコボコにされ、
それでも翌朝には健気に立ち直る時舛君でしたが、学校はこの時舛君ボッコボコ事件をきっかけに、世界大戦さながらの大論争に発展する。
というお話です。
また、本書では普通の青春小説にはないような概念を取り扱います。
例えば以下のようなトピックです。
・学校の中の笑いと舞台の笑いの違い
・リアルな空気感を加味したうえでのコミュニケーション
・体育会系と不良系のスクールカーストの違い
・陰キャラという言葉の真実
・硬派恋愛主義に対するヤリチンの弁明
・スクールカーストになぞらえた天皇批判
・性を見せ合った男女は対等の関係でいられるか
・組織の目を通した時の高校生キャラクターの幼さ
・指導者として政治をする人の精神
このように本書では様々な話題を取り扱いますが、それらの根底にあるのは『連続性VS超越性』の構図です。
本書は人の世には決して超越の力はありえず、あらゆる局面で連続性が優位とした上で、
『連続性VS超越性』の中に、新たに『アイダシャフト』という概念を提唱します。
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本作は2023年春の星海社FICTIONS新人賞の落選作品を微修正したものです。
またカクヨム様にて同一内容の作品を投稿しております。
(https://kakuyomu.jp/works/16817330659490406369)
長い作品ですが読んでいただけると嬉しいです。
皆様から率直な感想をいただけると更に嬉しいです。
作者の気持ちなど考えなくてもよいので、めっためたに批判してください。
-------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 07:34:47
664361文字
会話率:39%
シャイで奥手で硬派な主人公の夏野空(なつのそら)は、名門野球部所属の高校2年生。部活の帰りに急に降り出した雨に驚くも、持っていた傘をさし歩いていると……クラスでも人気の秀才美少女、涼風愛優(すずかぜあゆ)が雨やどりしているのを見かける。
空
は想いをよせている愛優に傘を差し出す。
様々な出来事に遭遇しながらも、良き協力者のもと進展してゆくのか。
ふたりの淡い胸キュンな恋模様をお楽しみ下さい。
作中、愛優の心情を表す詩も挿入します。そちらも併せてお楽しみ下さい。
この作品の第1章・第2章は、遥彼方さまの「夏祭りと君」企画参加作品です。
著作者:藤乃 澄乃
無断転載は固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 22:35:34
142050文字
会話率:24%
全校生徒の9割が不良の死立夜刃㋼☍業(しりつやばいこうぎょう)高等学校(通称ヤバ校)。
そこの学生達に一本気進(いっぽんぎすすむ)は因縁をつけられる。
その折に喧嘩最強で名を馳せる赤鬼&青鬼コンビ(眞田蘭丸(さなだらんまる)&綾小
路響輝(あやのこうじひびき))に助けられた。
コンビの圧倒的な強さに憧れた進は、一年後に二人が進学した私立㋢㋗㋨㋜学園高等学校(通称テク校)に入学する。
入校初日の朝、ヤバ校に絡まれていた美少女JK、桃喜多香奈子(ももきたかなこ)を救うイベントを熟(こな)す順調な出だしの進。
だが、再会したコンビは出会った頃の硬派な姿ではなく、ギャル系ファッションに身を包む女装子と成り果てていた。
初めは信じられない進であったが、コンビに喧嘩を吹っ掛けてきた新一年生の甘露甘味(かんろあまみ)との戦闘を目の当りにし、コンビが紛れもない本人達であると確信する。
進は自身を救ってくれたあの頃の先輩らが好きなのに、女装がハマり過ぎている二人の格好にドキドキする複雑な心境だ。
その後も個性的なテク校生徒が続々登場。
校内でキャバクラを経営するスキンヘッドで御姉(おねえ)の松本栗栖(まつもとくりす)。
進と同じく過去にコンビに救われたスケバンの麻宮今日子(あさみやきょうこ)。
発明部部長で狂科学者(マッドサイエンティスト)の敷島宏(しきしまひろし)。
異世界の住民で魔力が弱まり幼女化した元魔王のカミラ・フローラ等々だ。
進は彼・彼女らと友情を育みつつ、何だかんだ困難を乗り越えていく。
そんなある日、コンビがヤバ校の番長に拉致される事件が勃発し、救出の為に進らはヤバ校に乗り込む。
皆の協力も有り、何とか進だけが番長と対峙するも、番長の見た目は屈強なゴリラ其の物で、進が勝てる見込みは⓪(ゼロ)。
しかし、実はコンビと番長は幼馴染で、更に番長は進が入学初日に邂逅した香奈子だと判明。彼女はその時のお礼&御近付きになりたかっただけと言う。
おまけに香奈子は特異体質で、進が見た美少女の姿は月一しか見られないとの事。
ここで感極まった香奈子に全力で抱きしめられた進は、今更ながら凄い世界に足を踏み入れてしまったなと、意識が遠のきながら思うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 08:00:00
44282文字
会話率:53%
とある国では、王が原因不明の病により政治がおこなえなくなり、貴族による汚職や賄賂が蔓延。そのため国が傾きかけていた。
その現状に王の娘であるコーラルが一念発起。怪盗となり貴族の不正を盗み出し、それを暴くことで国の立て直しをはかる。
相棒は美
麗な執事のジェッド。
硬派な騎士と王女の恋愛小説をバイブルとしているコーラルにとって、美麗とはいえ軟派なジェッドは好みと正反対。甘い言葉で誘われても心はなびかず、コーラルは国のために怪盗を続ける。
一方のジェッドも裏でコーラルを助けつつ、別の目的があるようで……
執事×王女のバディ怪盗物語です。
アルファポリス、魔法のiランドにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 19:19:16
10247文字
会話率:48%
俺はWEB小説の熱心な読者だ。好きが高じて今はスコッパー、つまりマイナー作品を掘り起こしてネットで紹介する活動もしている。
ある日、俺は「小説やろう」で硬派なハイファンタジー作品をスコップし、Twittorにレビューを投稿した。
その作
品は話題を呼び、ランキングを駆け上がる。
学校でその作品のことを友達に話している時、何故か隣の席の美少女、氷川鈴が過剰に反応した。何故……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 18:39:25
5495文字
会話率:39%
『硬派な漢』を目指す男子高校生『雑候谷真魚(ざこやまお)』。入学早々『番長』となるも、不良に襲われた少年『結城飛鳥(ゆうきあすか)』と謎の異世界美少女『ウルル』を助け致命傷を負ってしまう。間一髪のところで、ウルルの力により異世界にある大国『
アーキュリア』へ転移され一命を取り留めたものの、帰れなくなってしまった。
学園入学、魔物討伐、クエスト挑戦、悪の組織、そして謎の化物――『界塵(かいじん)』。飛鳥の組んだ”界塵を討伐するためのパーティ”『勇者パーティ』とは違い、真魚の組んだ”アーキュリアを護るためのパーティ”『勇者パーティ2軍』。
異世界の美少女達と共に、界塵と戦う異世界硬派番長ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 20:00:00
459017文字
会話率:47%
恋て何だろう?
何年恋愛から放れてますか?
そんな恋愛ドラマを見ていた俺は、ふと、考える。
気がつけば人生二十年の時を迎えた。
そんなある日、俺はその子と出会った。
俺には喜怒哀楽感情はあるけど、恋愛感情だけはどこかに置いてきた。
最終更新:2023-06-07 08:08:29
7483文字
会話率:51%
【西野小夏の章】
坂多府のとある丘陵地帯の中に小さく存在する町、姫浜町が物語の舞台。
放課後は真っ直ぐ家へ帰って、独り硬派なゲームに勤しむのが趣味の女子高生。西野小夏は、彼女なりのいつも通りの変わらない日常を過ごしていた。
しかしある日
の学校の帰り道、公園の茂みから自分を呼ぶ声に誘われて恐る恐る足を運び確認すると、そこには喋る猫が一匹。
その喋る猫曰く、『迷魂』という生物の死後、成仏する事なく現世に迷い続けている魂を、猫巫女と呼ばれる役割となった者が、送り迎えをするらしい。そしてそれらをこなす為の依代として、小夏を選んだと言われる。
怖くなって誘いを断ろうとした矢先、強制的に猫巫女の契約を結ばれてしまい、そのまま強引に猫巫女の役割を果たすハメに。
しかしその出来事がきっかけとなり、小夏は猫巫女を続けることを決意し、喋る猫を受け入れることにした。
こうして猫巫女となった小夏の日常は、一匹の喋る猫によって、大きな変化と出会いと力を紡いで行くのでした。
様々な出来事の中、強くなっていく小夏と猫の絆はやがて、猫巫女の在り方さえ変えていくのかもしれない。
たとえそれが、二人の運命を変えることになっても。
おまけに小夏のゲーム選びも次第に変化していく⋯⋯?
少女と猫によるほのぼの猫巫女活動、その第一章のはじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 17:00:00
278082文字
会話率:48%
若い頃、夢中になって読んだ長編ファンタジー小説の主人公の妻に転生した。主人公の妻なのに登場シーンのほとんどなく、ただ"悪妻"と噂される描写が少しある程度だった人物だ。
その小説は、メインキャラはほぼ全員男で、群雄割拠の乱
世における英雄達の戦争と冒険の話だったため、硬派な主人公が各地の女になびかない言い訳のために作られたような設定の妻だったように思う。
案の定、我が英雄様は結婚式当日に出陣したまま、転戦を重ねて帰って来る気配すらない。
よし。だったらこの莫大な報奨と資産、私が全部、好きに使ってしまおう!
ーーー
あらすじを書いたときに書くつもりだった話と少し路線が違ってしまった気がしますが、一気に書くと起こりがちなことなのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 21:00:00
12856文字
会話率:43%
大学四回生の俺は卒業論文に行き詰まっていた。教授の計らいで「少しは参考になるでしょ」と言われて地元で毎年夏に開かれる姫路海上花火大会の花火師である大将の手伝いに来た。カケラも興味がない俺は適当に打ち上げ花火を手伝い、燃えたまつ毛に嫌気をさし
ながら港で大将と焼きそばを奢ってもらっていると、大将の知り合いであるミナさんと遭遇した。彼女の微笑みに胸撃たれた硬派な俺はある一つの嘘を吐いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 01:20:29
5333文字
会話率:51%
僕はある日、図書館で本の好みがよく似た女性を見つける。気付くと彼女を目で追い、ひきつけられていた。
本を読むばかりで女性との交流などからきしなく、硬派な紳士であることがポリシーだった僕。彼女への気持ちは何処へ向かう? 一体進展することな
どあるのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 22:56:47
9991文字
会話率:46%
唯一神アドラーが竜と魔女を封印してから三百年。誰も成し遂げられなかった天下統一を果たすため、数多の英雄が名乗りを上げる中、神は一人の人物をシンデレラに決めた。その者の名はアナスタシア姫。三才にして軍のトップである大元帥に任命され、以後一度も
負けたことがない天才軍師である。彼女が数多の死線を潜り抜け、早十五年。アナスタシア姫十八歳の時、ついに天下統一の瞬間が訪れる。その身に竜を宿し、圧倒的な剣技を披露する『竜の託宣者』、巧みな戦術でアナスタシア姫の魔の手を躱す敵国『コーネリア商国』、アナスタシア姫の妹であり、常に優秀な姉と比較される『マリア姫』。そして、戦うという制約と戦わないという誓約の間で揺れ動く、本作の主人公『フェリク』。彼らに壁が立ちはだかった時、己の決意が試される!!
──偽りのヒヨクレンリ、第一章「始まりのF」。「疎外」を断ち切れ。
※この作品は「たいあっぷ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 14:51:54
102460文字
会話率:53%
服の端をきゅっ。そんなお話。
最終更新:2023-02-01 10:00:00
3709文字
会話率:10%
言いたい事は言いましょうよ……(。>д<)
最終更新:2022-12-30 20:00:00
2663文字
会話率:9%
俺は体育祭を恨む高校生だ。
リア充どもを決して許さない。
ええい、全員地獄へ堕ちろ!
最終更新:2022-12-26 13:09:44
880文字
会話率:49%
吉田一(よしだ かず)はこの春二年生になった、自称硬派な高校球児だ。鋭い変化球と抜群の制球で入部後すぐにエースとなり、今年も多くの期待を背負って練習に精を出す野球一筋の少年である。
かたや蓮根咲(はすね さき)は新学期に転校してきたば
かりの、謎めいてクールな美少女だ。大きな瞳、黒く艶やかな髪、凛とした立ち姿は、高潔さを感じるも少々近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
この物語は、そんな純情スポ根系野球部男子が魅惑的でクールな小悪魔系女子へ一目惚れをしたことから始まった、少し不思議でちょっとエッチな青春恋愛ストーリーなのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 07:47:12
498384文字
会話率:35%
硬派を地で行く俺は本当はスイーツが好きだ。でも、幼馴染の好みが「硬派な人」なので硬派の代名詞空手を続けている。
そんな折、リビングで寝ていたら、耳元で幼馴染の月城澪が耳元で「私を好きになる、私を好きになる」と催眠術をかけてくる。
とりあえず
、催眠術にかかったふりをして彼女と付き合う様になったのだが、催眠術にはかかっていないことがバレてしまう。
主人公、宗道館武と、ヒロイン月城澪のすれ違った好みは、もつれた糸の様。
その糸はほぐれて1本につながるのか⁉
催眠術にかかっていないことがバレた時の対応は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 17:14:09
8651文字
会話率:39%