古文の現代語訳みたいな口調で、実話を描いてみました。女に捨てられた男が、別の女の婿になる(昔話のような)話です。
最終更新:2022-11-28 18:54:19
1138文字
会話率:14%
明治時代に短歌や俳句に導入されたとされる「写生」の精神を、「観照」と言葉は違うものの、「写生」の600年前には既に実践していたと言える和歌の一派があった。それが京極為兼率いる「京極派」である。
――ということを知って以来、現代語の関連書籍
や関連和歌集などをコツコツと読んで参りましたが、遂に京極派のバイブルともいえる『為兼卿和歌抄』を真剣に読んでみようと決意しました。
全130話を予定しています。
卒論(通信)の方は最愛の花散里について書くつもりなので、完全に趣味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 11:00:00
289785文字
会話率:2%
本文と一書(あるふみ)とではてんで伝承の異なることも多々ある『日本書紀』。採る説によってはまるで違う神話になっちゃうのかなあと思ったのが運の尽き。とりあえずは読み直して、自分用にアレコレ覚え書きしていこうかと。本文信奉者のつもりはありませ
んが、一書は所詮異説、という気持ちは確かにあります。
大衆のものとなる以前の文化文学文芸といったものは、常に政治的配慮と密接に結び付いてきたと思っているので、そういう裏っ側みたいなものを妄想するのも意外に好きです。
ちなみに要約ならびに現代語訳は実に恣意的ですので、興味を持たれた方はホンモノや正統派に当たってみられることをおススメします。
※ブログからの転載をほんのり加筆修正した部分があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-22 00:00:00
21320文字
会話率:2%
『宇治拾遺物語』にある『出雲寺別当の鯰になりたるを知りながら殺して食ふ事』の二次創作です。町田康氏の宇治拾遺物語現代語訳を読んでいて面白かったので、鯰サイドの話を書きました。
最終更新:2022-08-30 11:14:54
2513文字
会話率:55%
『源氏物語』の現代語訳です。
冒頭〜光源氏誕生
最終更新:2022-08-14 07:04:54
1313文字
会話率:0%
中世文学の代表とも言える葉楽日本紀から、桃太郎伝を現代語訳した。現代においていわゆる「桃太郎」として知られる物語の原型であるで、細部においては異なっている。テキストはピケール版(国文学研資料館所蔵)を用いた。
最終更新:2022-08-13 14:38:17
4753文字
会話率:13%
悪役令嬢ものの作品が最近小説家になろうで流行っています。テンプレからいかに自分らしさを出すか、というのが作者側の悩みどころであり、楽しいところ。そこで私は、原点回帰をしてみました。なんとこの源氏物語、視点を少し変えると、悪役令嬢もののテンプ
レそのままに読み取れるのです。ヨーロッパ風の世界が舞台なら、非常識な男爵令嬢or平民:ヒロイン、常識的な公爵令嬢:悪役令嬢、無能な王太子:悪役令嬢の婚約者、といった感じ(あくまでも例)ですが、平安時代では、誰がどれに当てはまるのでしょうか? ※私は原文の冒頭周辺を読んでこれを思いつきました。同じネタで書いている方もいるかもしれませんが。全然専門家ではありません。もちろん私の勝手な想像も含まれています。現代語訳を読むだけなら、源氏物語はどろどろの恋愛小説なので、かなり馴染みやすいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 22:47:28
3181文字
会話率:18%
梁の武帝の時、広州の商人陳安は友人の蘇甚に会うため、彼がいる寧州南広に向かった。
最終更新:2022-07-02 11:24:34
1788文字
会話率:0%
チャラいインテリか。
陽キャのミリオタか。
中国・春秋時代。
歴史にその名を遺す偉大な兵法家・孫子こと孫武さんが、自らの兵法を軽ーくレクチャー!
風林火山って結局なんなの?
呉越同舟ってどういう意味?
ちょっとだけ……ほんのちょっとだ
け「チャラ男」な孫武さんによる、
軽薄な現代語訳「孫子の兵法」です。
※本文は直訳ではなく、意訳な雰囲気でお送りいたしております。
※この作品は、セルバンテス・pixiv小説で公開中の同名作に、修正加筆を施した物です。
※この作品は、アルファポリス・ノベルアップ+でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 20:59:55
114539文字
会話率:7%
時は元禄。友人が病魔に侵されたと聞いた男は、彼の見舞いに訪れるが……
※この作品はカクヨムにも投稿しています。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
最終更新:2022-02-03 20:32:08
1795文字
会話率:0%
時は兵安。火竜を狩猟すべく出発した物の怪狩り人たちは、同行を申し出た悠多守の傍若無人な振る舞いに難儀させられ……
※この作品はカクヨムにも投稿しています。
最終更新:2021-08-19 14:00:00
1595文字
会話率:0%
推しが尊い。ストーリー全部良すぎてしんどい。
毎日そんなことばかりを考えているのは、平安時代の源氏物語オタク、菅原孝標女。
彼女の「推しごと」には、現代のオタクに通じるものがたくさん!
そこで彼女が書いた「更級日記」をベースに、1000
年の時を経ても色褪せない推しへの愛と尊みを、菅原孝標女の一人称視点から書いてみました。
嗚呼、尊い……。
光源氏さままじ神……。
夕顔ちゃん可愛すぎ語彙溶ける……。
続きを読みたすぎて自作の薬師仏に祈りまくったり、久々に会えたお母さんよりも推しを摂取することを優先したり、なかなかパワフルなオタクである彼女。
そんな平安女子の推し語りを、ぜひお楽しみください。
短編にする予定でしたが、長くなったので前後編でお届けします。
※本作品は菅原孝標女「更級日記」の二次創作物です。原文と現代語訳を基に文章を作成しています。また、「更級日記」「源氏物語」共に授業で習った程度の知識しか無いので、誤った解釈等あればご指摘くださるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 20:00:00
5234文字
会話率:4%
上田秋成「雨月物語」より「菊花の契」の大意です。現代語ラノベ調でお送りします。
***おことわり
本作品は「現代語訳」ではなく、エンタテインメントとして大体の意味が伝わることをめざした「大意」です。
読みやすさを最重視し、登場人物の人間
関係がよくわかるように、適宜表現を補いながら記述しました。また、原文のうち人間関係と直接の関わりが薄い部分については、読みやすさのために大胆に省略しています。学術的な正確さには重きを置いていません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 16:15:25
9572文字
会話率:45%
バリエーションの4番目。box整理の一環。
7音4行7連のものを、言わば現代語訳したようなもの。
さすがに散文詩とするのもなあ、と思いったので別ジャンルに。
実らなかった想いの処し方、みたいな。
最終更新:2021-10-23 18:27:35
643文字
会話率:0%
福島県につたわるマイナーな民話「たまさすらひ物語」の私家版現代語訳です。
南北朝時代の武将の「たま」がクマに奪われたことから物語が始まります。
クマ、姫、飼い犬のあいだをつぎつぎと変遷する「タマ」たまによって翻弄される人々のお話をコミカルに
語ります。
原文の性質上、性的描写や残酷描写がありますが、基本的にはハートフルな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 20:45:34
1448文字
会話率:37%
むかしむかし、と言うほど昔でもない大正時代、一人のアイドルオタクの男がいました。その男は、推しの少女に会うべく、毎日、仕事帰りには地下劇場へ通っていました。男と少女の関係は「ファン」と「アイドル」の関係ではありましたが、男が(少女にだけ分か
る)特別なサインを送ると、少女はそれに気づき、反応を返してくれました。……さて、オタクとアイドルの恋は成就するのでしょうか?
これは文豪 芥川龍之介が書いた短編恋愛小説『あばばばば』を木っ端なろう作家 fun9が現代語訳した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 02:00:00
7047文字
会話率:34%
遠い異世界では、どのような本が書かれ、読まれているのだろうか。
これは私たちの知らない世界で書かれた古い古い紀行文を、現代語に訳したものという体裁の、ファンタジー文学テキストです。何を言ってるかわからないと思いますが私もわかりません。
タイ
トルでオッと思った人だけお読みください。多分他の人には刺さりません。
この作品はPixivに掲載していたものです。
小説家になろう、ハーメルン、カクヨム、ノベルアップ、アルファポリス、ノベリズムに同時に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 18:00:00
41453文字
会話率:4%
京のもて美男、
在原業平(ありわらのなりひら)の恋の遍歴。
1000年の時を超えた歌物語を、現代語で。
全125段。
和歌まで訳して、大サービス!
最終更新:2020-12-31 22:00:00
970文字
会話率:0%
堤中納言物語の一篇、「貝合」からイメージを膨らませてみました。
美しいお姫さまと、名家の貴公子が織り成す目くるめく恋物語――
と見せかけて、美女ながら謎多き姫君と、姫君を取り巻く賑やかな面々に、名家の御曹司ながらヘタレな青年が振り回される平
安伝奇物語。
――になる予定です。
※不定期更新です。
※冒頭部分はほぼ原文の現代語訳になっておりますが、多々改変・挿入箇所がございますので、くれぐれも宿題などのご参考にはされませぬよう。
※本作はアルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 16:42:54
62358文字
会話率:56%
漢文を紹介しています(´>∀<`)ゝ
漢文の現代語訳ですが、少し私の解釈というか、補足として、話の流れが分かりやすくなるように本文とは変えている部分があったり、本文には書いていないところをフィクションとして付け足しているところが
あります。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 13:11:53
3254文字
会話率:36%
夢酔独言は江戸時代の末期の旗本、勝小吉が四十二歳の折に記したものである。
本名を勝左衛門太郎惟寅。享和二年から嘉永三年(1802~1850年)の生涯の中で、彼に特段の歴史的功績は残っていない。むしろ江戸城開城の立役者、勝海舟の父としてそ
の名前が知られている。
武家に生まれながら一生役を得ず、不良旗本として喧嘩三昧をした小吉が著した一冊は、己の半生描いた自叙伝。あるいは、己の不徳から子孫に示した戒言であるともいえる。
習いとして知識を持ちながら、文化人としての常識を持たない小吉は、夢酔独言を口語体で記述した。そうした意味で夢酔独言は古典初心者向けと言えるが、しかしそれでも現代文と考えると多くの齟齬も存在する。本文は勝部真長氏が編集視した夢酔独言を参考に、現代語訳したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 12:00:00
86876文字
会話率:15%
ネットで、昔の史料が読めるようにするため、
史料・古典を現代語訳します。
第一弾は『醒睡笑』。一六二三年に生まれた、「世界最古の落語のタネ本」です。落語の笑いは、“どうして四百年間残ったのでしょうか?”
「天の夢 地の道」シリーズは、週
一の掲載ですが。
(現在、「戦国時代 ー衆の狂 人の難ー」)
この現代語訳シリーズは、”気が向いた時に掲載します”。
新たな情報化社会の扉は、最も古き情報とのコラボによってこそ開かれると思います。
さあ、新たな時代を始めましょう。
*と思って訳していたら、色んな意味で、ガチの「一級史料」でした。古典は凄いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 23:00:00
11058文字
会話率:17%