アパートの部屋を出ると、軒先で美少女が雨宿りをしていた。
突然の雨が降った日、天羽響樹(あもうひびき)はそんな形で烏丸吉乃(からすまよしの)と出会った。
学校で一番、それも飛びぬけて美しく優秀な彼女に半ば無理矢理恩を着せた事が二人の始まり。
その後もなんとなく縁は続き、響樹と吉乃の間に交流は増えていくのだが、噂で聞く姿と実際に接してみた彼女とではどうも様子が違う。
吉乃は誰もが語る「穏やかな笑みを絶やさない完全無欠の美少女」などではなく、いじっぱりで負けず嫌いで、そしてとてもさみしがりな女の子だった。
響樹はそんな吉乃がどうしても放っておけなくなっていき、吉乃もまた響樹と過ごす日々を大切なものだと思うようになっていく。
素直になれない少年といじっぱりでさみしがりな少女が、少しずつお互いの心に踏み込んでいく、そんなお話。
※※本編完結済み※※
おまけを不定期で投稿予定。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:59:07
522323文字
会話率:53%
「侵略しに来ました」
ある夏休み、普通の高校生進藤尊(ミコト)は出会ってしまった。少し気弱な宇宙人の女の子に……。
群馬県高崎市で繰り広げられる地球の存亡をかけた戦いが……、多分始まると思う。
最終更新:2024-05-09 10:00:00
272369文字
会話率:59%
高校二年生の特にこれといった特徴のない青年
「烏餓 戒(からすが かい)」は、ひょんなことから「裏世界(アンダーワールド)」に迷い混んでしまう。
その後彼は食われかけたり、実験台にされたりと散々な目に遭うことになる。そんな中、彼はひとつ
の決意を固める。
「この世界を変える。それがどんな大罪であろうと全て受け入れる。その上でこの世界に蔓延る邪悪を全てぶったぎる。」
このお話は、そんな彼が愛する人と共に「最強」へと歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 21:48:16
12287文字
会話率:38%
剣道が得意なこと以外、これといった取り柄の無い高校生、藤原関介(かんすけ)。彼は、京都の修学旅行中、ひょんなことから、戦国時代にタイムスリップしてしまった。彼はそこで、栴岳承芳(今川義元)と太原雪斎に出会う。それから、家督争いに、他家との領
土争い、そして誰もが知ってる桶狭間の戦いに巻き込まれていく。義元の軍師として、彼の天下事業を手伝っていく内に、自分と義元との間にある、数奇なつながりを知る。今川義元を主人公とした、タイムトラベル物語。
この作品はNolaさんにも掲載しています。※多少訂正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 17:00:00
221312文字
会話率:50%
地球と無数の異世界、実に多種多様な交流が行われるようになって久しい、現在。
実は多くの人達が「異世界召喚」によって行方不明となる事件が多発していたことが判明した。
そういった事件に対応するために複数世界間で組織された警察機関「境界警察局」。
そんな境界警察局の日本支部に所属する局員3人、
魔術を駆使する異世界出身の帰化女性局員、メリス・ガーランド、
パワードスーツで戦うベテラン男性局員、烏山 雄二(からすやま ゆうじ)、
メカニックのアメリカ系女性局員、エルメナ・エンジード。
彼らを主軸とした、様々な異世界系トラブル対応の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 00:07:10
310836文字
会話率:46%
天狗の弟子シンイチは、
知恵と勇気と火の剣で、妖怪「心の闇」を斬る!
大妖怪、宿敵青鬼、烏てんぐ探偵光太郎を加えて、新たな旅へ!
※ 現在第七章「探偵集結」準備中
最終更新:2024-05-07 22:00:00
1134188文字
会話率:57%
緑茶、紅茶、烏龍茶の茶葉の話
キーワード:
最終更新:2024-05-07 16:41:43
318文字
会話率:0%
目には目を──
剣には剣を──
そして異能には異能を──。
たとえ異能を持つ者が皆、異能で滅びようとも。
──それは唐突にやって来た。異界からの来訪者<界異>により、終末がもたらされ、世界は滅亡の危機に瀕する。
終末の動乱
期、天からの授かりものいわゆる天能及び神州八島日出処国を統べる天能家を尊び、世界の理から外れた界異や禍憑鬼が憑いた禍異物を異狄として討つ尊能攘異運動が各地で起こり、攘異戦争が勃発した。
攘異戦争の最中、神州八島日出処国天能家の神具夜姫は、魂約結能の儀式により、結能品として、八本の盟神太刀を授けられた。
神打の代償として、魂睡状態に陥った神具夜姫に代わりに、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の令珠を柄頭に持つ神剣八刀と百の影打が、各地にばら撒かれる。界異を祓い異狄を討つ攘異の名の下に、聖痕を持つ攘異志士は八咫烏に導かれ、結集し、対刀伐執行剣兵部隊<神選組>を結成した。これは終末を駆け抜けた漢達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:31:43
13222文字
会話率:33%
「ここじゃないどこかに行けますように」
毎日のように家の近所にある高神神社でそう願い事をする少女、ひなはわずか9歳にして不遇な人生を送っていた。
彼女が生まれてすぐに行方を眩ませた母と、その母を探して世界中を飛び回る父。
両親はただの一度も
、ひなに連絡を寄こしたことが無かった。
そしてそのひなを預かることになった父の両親は、ひなが5歳になる頃から彼女を疎ましく思うようになっていた。
ひなには人には見えない物が視える、不思議な能力があった。それもただの幽霊と言う類ではなくいわば妖怪と呼ばれるものだった。
成長するにしたがってハッキリとその存在を視れるようになったことで、次第に友人や祖父母から気味悪がられるようになり、やがて孤立してしまう。
家に帰っても学校に行っても、誰も自分の傍にいてくれる人がいない事で、ひなは「ここじゃないどこかに行けますように」と神社で願うようになった。
「ここじゃない場所って言っても、施設には行きたくない。だって……どうせ施設に行ったってひなが色んなものが視えるって分かったら、結局みんな気味悪がって離れてっちゃうんだもん。だったら、一人の方がいい……」
だが、今の生活をしていればいずれ行政の人間が情報を聞きつけ、施設に入れるために連れに来るに違いない。
それが今のひなには一番怖い事だった。
そんなある日の夜、通い続けていた神社に不思議な光が下りた事を見かけた。そしてその夜に突如訪ねてきた警察に恐怖を覚えた。
施設に連れて行かれちゃう。
ひなは暗い夜道を危険だと分かっていながら、家から飛び出して神社への道を急いだ。
神社に辿り着いたひなの目に映ったのは、頭から二つの角を生やし、金色とも黄緑ともつかない肩までの髪と、尻尾のように長い朱色に染まった髪を持った一人の男性だった。
「お願い、ここじゃないどこかに連れてって」
彼は自分をどこかへ連れて行ってくれると確信したひなはそう願い出た。
神獣でもある麒麟と彼の神使でもある八咫烏、そしてひなの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 16:54:44
117658文字
会話率:41%
ある日、謎のロリ集団に拉致された高校1年生、鳴海 智。そこへ駆けつけたのは愛猫のヌー子だった。なんとヌー子はキスをした瞬間、美少女の姿に大変身!
その日を境に、美少女猫耳っ娘との波乱の新生活が始まった──。
ヤンデレ気味な幼馴染、超マイペー
スお嬢様、距離感バグってる男の娘、さらに個性豊かな猫娘やネズミ星人達を巻き込み、
智の日常は爛漫と狂い咲く!
猫と織り成す、愛と絆のドタバタハートフルラブコメディ! Let's パーリナイッ☆
『カクヨム』でも連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:10:00
104060文字
会話率:47%
贖罪の為、少年は狂気に身を委ねる──。
最終更新:2024-03-11 23:27:46
2054文字
会話率:7%
本名:穂村 知輝 (ホムラ・カズキ)
職業:声優(歴15年)
芸名:朝火 一樹 (アサヒ・イツキ)
路上で刺された俺は気がつくとファンタジーな世界にいた!
だが王から告げられた言葉は…
「どうか…どうか世界をお救い下され!勇者ガヴェイン
殿!!!!」
は…?それは俺の代表作のキャラクターだが!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:00:00
17981文字
会話率:26%
地下で生活をし、地上を忘れていく人々。
そこは、人間が作り上げた"虚構"の世界。地上の世界を知らず、大人達から曲げられた事実を教育されて育つ"アンダー・チャイルド"。その理由は、ひたすら"塔
"の脅威から逃れる為であった。地上の中心にそびえる、謎の"塔"。そこから放たれる"雷"は、確実に人間を殺害する。
1人の青年が、塔の謎を解く為、地上に出て旅をし始める。そこで、1人の男と出会い、共に(無理矢理?)旅をすることになるのだが…。
人々は、本当は何を恐れ、何から逃げているのか。人の心、心理、事実と向き合おうとする冒険ファンタジー(コメディー)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 16:50:48
681340文字
会話率:53%
阿賀波京介は幼い頃から他人の目を気にして生きてきた。引っ込み思案で臆病で、取り柄と言ったら190cmの背丈だけ。でも目立ちたくない彼はいつも背中を丸めて生きてきた。
そんなある日のこと。いよいよ父の再婚相手と暮らす日が来たのだが……なんと
そこには、現役トップアイドルの烏丸時生がいた。
「京介君のこと、たくさん甘やかしてあげるからね!」
京介のことを甘やかしたい時生と、戸惑う京介。
誰とも関わらず静かに生きていきたい。
自分の大切な物は誰にも知られたくない、触れられたくない。
大切な気持ちも夢も抱えて守り続けてきた京介は、しかし、時生やクラスメイトと関わることで少しずつ変わり始める。
だが、そんな時、時生に不気味な美術教師が近づいてくる。
カクヨムでも連載してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:37:58
31015文字
会話率:58%
知り合いの山林の整備を終えた帰りにキャンプをしていた東雲義教たちは、キャンプ場で不思議な嵐に遭遇し、気づけばそこは先史時代であった。
「文明を築くがよい」
女神(?)に宣告されていきなりフロンティア生活がスタート
無くして分かる文明の恩恵、
大自然の猛威、次々と襲い掛かってくる障害を知恵と工夫と技術で乗り越え生きるために開拓に励む
「これ何て『無人島ストーリー』?」
「いや『文明』じゃないか?」
「ベリーハードの『鉄腕疾走』や」
文明的な快適な生活を目指して義教たちの挑戦が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 06:00:00
1184482文字
会話率:31%
車いすの方や双子ベビーカーの方が路線バスに乗ろうとして“乗車を拒否された”とか“乗降の補助をしてくれなかった”などの話が時々炎上しています。
バスの乗降に補助が必要だったり補助がある方が望ましい方が(満員など合理的な理由以外で)乗車拒否を
されず常に補助を受けられる路線バスを実現するには、乗務員(運転手)をどうこうするのではなく、それ以外の必要な対策を施すべきです。
そして実現できるか否かはそのためのコストを社会が許容するか否かにかかっていると思います。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-12-16 18:00:00
8416文字
会話率:4%
宮内庁長官の会見に対する政府の反応にもやっとしています。
キーワード:
最終更新:2021-07-06 22:35:04
1106文字
会話率:0%
ある日、紬は花屋で「涙を流す紫陽花」を購入する。
その花に向かって気持ちを吐露すると、花が涙を流し、心を癒してくれるという。恋人に会えない寂しさを抱えた紬はさっそく気持ちを言葉にしていくが……。
花の本質に気づいたとき、今度は紬が涙すること
になる――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:42:00
3052文字
会話率:17%
「死神」と名乗る男は、宝の地図を持つ旅人を脅し、彼を宝のありかまで案内させる。そうして男がその宝と対面したとき、彼の心は変化し、やがて一つの決意が現れる。
しかし、男は気づかない。これから己の身に起こる出来事を――。
最終更新:2024-04-13 17:47:01
2721文字
会話率:24%
その彗星は真っ白な尾を引きながら、地上を目指していく――。
ユールは、待ち望んだその様子に心を弾ませていた。
やがて彗星が地上へ沈むとき、彼の歓喜はさらに大きなものとなる。
最終更新:2024-04-06 14:41:35
2135文字
会話率:29%
どうせ断るつもりだったお見合いの場に現れたのは、10年前に離れ離れになった親友だった。
「私にしとかない?」
昔は男子にしか見えなかったのに、すっかり美少女に変貌した彼女……『ゆーくん』こと烏丸唯華は、結婚相手として自分を推す。
名家の
跡取り息子である九条秀一は古くからの家訓に従い高校生の身にして結婚を急かされているのだが、唯華も似たような状況らしく。
「よく知らない相手と結婚するって、博打要素が強すぎるでしょ? その点、秀くんが相手なら気が楽かなって」
そんな軽いノリで、結婚を決めようとしていた。
一方、幼い頃から利益目当てで近づいてくる者ばかりで今やすっかり人間不信な秀一としても、かつての親友が相手なら気を許せる。
というか他の女性と同居生活など送れる気がしないため、実質他に選択肢がなかった。
そんな利害の一致により、ある種ビジネスライクに結婚が成立する。
ゆえに、美しく成長した唯華の『女性』の部分にドギマギしつつもあくまで『親友』としての距離を保とうとする秀一だったが。
「秀くんが……結婚してください、って言ってくれたぁっ……!」
重い女だと思われないよう表面上は軽い調子で接しているが、唯華は10年前から秘めた恋心を更に燃え上がらせているのだった。
誰よりも気の合う親友との生活は、昔と変わらずどこまでも楽しくて。
けれど、『親友』から本当の『夫婦』へ。
少しずつ少しずつ、二人の関係性は変化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 20:04:18
385645文字
会話率:47%
愛による行為ならば美しく、戯れならば醜い子が生まれる、花精たちが住む『花源郷』――十二の郷を十二の王が統べる世界で、牡丹の郷の貴王は烏羽玉妃の誕生を祝う宴の夜、愛らしい姫と出会った。今度こそ求めていた姫だと期待するが……。
光源氏タイプ
の男主人公NGな方は避けたほうがよいかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 05:00:00
83516文字
会話率:38%
死んだはずの兵士イマリと、謎の「魔法」を使う、常識しらずの魔女・エナ。世界をめぐり様々な構想に関わりながら、「人は何のために生きるか」を知る。
最終更新:2024-04-24 20:52:32
4843文字
会話率:42%
樋本桜子は17歳の高校生。
自他共に認める、才色兼備、文武両道、完全無比の優等生。
そんな彼女をかたち作ったのは、双子の姉を死に追いやり、生みの母に殺されかけた記憶だけ。
その原因となる『他者のために傷つき、血を流す』ことを一際悦ぶ性分を捻
じ曲げ、自分のための人生を生きることに執着する彼女であるが、ただひとり、幼馴染の藤宮伊月のことならそれも例外だった。
しかし、ある日伊月と諍いになり、結果伊月は自殺未遂に走ってしまう。
伊月を案じ、錯乱する桜子の前に現れたのは、少年の姿をした『カミサマ』を名乗る謎の存在。
伊月の助命と引き換えに、自らの命を差し出した桜子は、次に目が覚めたとき、見知らぬ森の中に居た。
そこは『アルス・レイル』と呼ばれる、12体の神獣たちが治める異世界。
その東の果て、蛇の神を祀る島国である場所は今、存亡の危機に瀕していた。
桜子は何のために、異世界へ辿り着いたのか。
伊月を救うかわりに、何をしなければならないのか。
カミサマの声すら聴こえない中、あてもなく彷徨う桜子は、やがてひとりの少女と出会うーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:57:46
4851文字
会話率:10%
内閣府直属異常存在災害対策庁…通称「八咫烏」は、スメラ国を脅かす超常の存在へ対処するための、唯一の組織である。そんな八咫烏の三課に勤める黒川廉也は、ある事件をきっかけに国を脅かす巨大な陰謀とその脅威へと立ち向かうことになる。『巫術』と呼ばれ
る異能を操り、半妖半人の仲間たちと共に、彼は首都トンキンの闇を舞う。
ー生きろ、それだけが、使命だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 13:37:05
62140文字
会話率:58%