――突然、世界に超巨大な竜が現れた。終末の竜と呼ばれたその竜は、人類へ侵攻をはじめ、やがて世界の半分を滅ぼした。残された人類は、滅びの運命から逃げるため、巨大な汽車「ノア号」に乗り込んだ。人類が終末の竜から逃げ始めて200年。ノア号で生まれ
育った少年ルキは、一流の「魔巧技師」になるため、師匠であり命の恩人でもあるアユラの元で修行を続けていた。ある日ルキは、偶然ノア号に隠された謎のAI「エア」を手に入れてしまう。エアの扱いに困っていた矢先、一人の美少女がルキに助けを求めてきた。彼女の名はアリーといい、幼き頃に生き別れた幼馴染であり、ノア号の所有者一族のご令嬢であった。二人が再会したこの日から、ルキとアリーはノア号や世界の命運を巡る事件に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 12:12:03
25476文字
会話率:52%
「なあ、どうして俺は天国にあこがれるんだろうなぁ。」
ある日の夕方、オカルト好きの友人が訪ねてきた。
SF好きの僕としてはそんな疑問はどうでもよかったのだが、わざわざ訪ねてきてくれたのでその話につきあうことにした。
最終更新:2022-01-01 03:08:47
1057文字
会話率:40%
街のみんなからロボロボとよばれている、屋外清掃用ロボットROBOT X2。
働き者のロボロボは街中のみんなに本当に愛されていました。
ある日の事です。
街の人たちはロボロボに休暇を与えようと言い出しました。
最終更新:2022-01-01 02:54:29
1878文字
会話率:5%
バンドマンが書きそうな歌詞と、SFチックな世界観と、文学的な要素を掛け合わせた不思議な作品になっております。
最終更新:2021-11-24 18:20:27
1636文字
会話率:12%
2019年の夏、早朝、少年アオシマは始発列車に乗った。彼は何処へ行くのか、何をしに行くのも考えず、ただ旅がしたいと言う思いだけでこの汽車に乗ったのだった...
最終更新:2021-11-18 16:37:18
5885文字
会話率:32%
その青年は、スナイパーライフルを片手に提げ、今宵も月を背にして笑う――夜の住人たる彼は、人呼んで「望月(もちづき)の死神」。助手の知立類(ちりゅう るい)と共に、殺し屋ならぬ逃がし屋を生業にする凄腕スナイパーだった。
そんな彼らの元に、大人
気女優・芹沢澪(せりざわ みお)を憎むそのマネージャー・長谷桃子(はせ ももこ)が、暗殺依頼に訪れる。この太陽を恨む月の訪問こそが、運命の始まりだった。
時を同じくして、文学好きの女子高生・長谷渚(はせ なぎさ)は、運命的にも、売れないバンドマン佐久間日向(さくま ひゅうが)と出逢う。彼女はラブコールを受けて新曲の作詞を担当することになったが、このことについて、メンバー内で大論争が勃発する。幸先よくいかない現実の中で、夢が叶わない現実の中で、それでも幸せを求めて渚と日向は奔走する。
シックスミックス、それは、6人の運命を繋いで、幸福という終着駅へと走る空飛ぶ汽車。midnight/midday、月と太陽、リフレクトの三つの視点で描かれる彼らは、なぜ選ばれ、どのように交錯していくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 00:00:00
45266文字
会話率:43%
士官学校に所属して早くから、男勝りのおてんば娘として名をはせていたリコリス。彼女は持ち前の明るさと正義感もあって、次席という成績で士官学校を卒業した。
リコリスは卒業した日の午後、突然学長に呼び出され、『第五十九番倉庫』という軍需物資の管
理官を命ぜられる。隣国との戦争状態にあるとはいえ急すぎるのでは――そう訝しんでいたリコリスに、もう一枚の書類が手渡される。その書類には『任務中に見聞きした内容については、絶対に他言無用とする』、と。いよいよもって怪しいと思いながらも、状況が状況だけに渋々サインするリコリスは、命令に従い、翌朝、士官学校の寮から旅立った。
汽車に揺られて十時間。目的の駅についたリコリスを待っていたのは、一人の軍人だった。
乗せられた軍用車両は、町中ではなく、山の方へ山の方へと走っていく。そして止まる軍用車両、しかし目の前には何もない。リコリスが聞いた言葉は「ここからは歩きだ」。ふざけんな、とは言わず、目の前の人物に手も出さず、卒業してから何度目かの深いため息を付いて歩き出したリコリス。数時間かけて歩いた山道の開けた先にあったのは、軍需物資の保管庫というよりも――一つの家だった。
その建物に近づくと、突然背後から刃物を突きつけられる。リコリスは隙を見てその人物を打ち倒すも、その人物は、年端もいかない少女であった。
リコリスはその建物が『第五十九番倉庫』そのものであること、そして、その中には、七人の少女たちが暮らしているということを知る。そして同時に、そこに住む少女の特殊な『能力』も目の当たりにすることになる。
一人の少女に言われたとおりに軍刀を手渡すと、なんとそれをばりばりと食べ始めた。それどころか、それから手のひらを上に向けて目を瞑ると、食べたものとまったく同じものが少女の手に生み出されたのだった。
一度食べたものを、いくらでも生成することができる、遺伝子操作で『造られた』少女たち。彼女たちが住み、そしていつか戦場へ立つための訓練をする場所が、『第五十九番倉庫』であった。
最初は少女たちとの関係が築けなかったリコリスも、持ち前のおてんばさと行動力、そして甘いパンケーキの力を借りて、少女たちからの信頼を得ていく。仲良くなった少女たちとピクニックに出るなど、平和な時間が過ぎて行っていたが――。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 21:00:00
112451文字
会話率:36%
ラノベをこよなく愛し、異世界を夢見る高校生喜音。そして彼と産まれた時から共に過ごしている明日波はある日場違いの汽車に遭遇。
中には異世界に来てしまったと言う話を聞かない奇抜なファッションをした女性二人が。
故障した汽車の修理を手伝い、二人は
異世界行きの形無い切符を手に入れた。
やって来た異世界、マリフ・ゴートでもう一人の仲間とも会い、時空の歪み【アテモテ】についてを知った喜音はこの世界を救う為、共に戦いアテモテを消し去る事を目標にする。
日曜連載となっております。
是非、お願いしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 13:22:45
544419文字
会話率:46%
黒いトランクケースを手にした大男は、汽車に揺られ異邦の地を目指す。教会に所属する神官を連れ立つ彼には、とある物品を手に入れるという使命があった。
他人には明かすことも、理解されることもない使命。だが、男はそれを完遂するため、そして自らの存在
意義を満たすため、絡繰仕掛けの身体を駆使して進み続ける。それが他者から後ろ指を指されることになる道であっても、男は止まることはないだろう。彼には辿ることができるのは、その道しかないのだから。
※本作品はYouTube Liveの配信内にて執筆を行っているものになります。配信で書いた分を微修正して掲載していきますので、更新は不定期となります。
執筆風景が気になる方は下記リンクからどうぞ。
https://www.youtube.com/channel/UCMi9hUeV0za3WnJm6hYp1Lw/featured
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 14:54:53
16119文字
会話率:61%
旅に出ようと思いついた時、最初に僕が考えたのは楽器を見繕わねばということだった―――。
1人の風変わりな吟遊詩人が、魔物の跋扈し、奇跡が実在する世界を旅ゆく物語。
何気ない邂逅を繰り返しては、時に旅の道連れとも出会う。喜び、嘆き
、楽しみ、怒り、愛、憎しみ。傭兵崩れの男、炭焼きの里の少女、国を追いたてる英雄、死罪を待つ老人。
それら全てが詩となる。
歩いて、馬を駆けて、一休みして。時には魔導汽車や船に乗ったりもして。
竪琴の音へ乗せておくろう。玉響の賛歌は高らかに。
―――――――――
紀行文?連作短篇のような感じになるでしょうか。完結未定。
色々な人が入退場しますが、風俗等は根拠があったりなかったりします。作者の妄想設定の中で、明らかにそれはおかしいのではというものがあれば、ぜひご指摘いただけるとありがたいです。
よろしければご覧下さい。更に気が向いたら、ブクマや評価など頂けると嬉しく思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 15:33:23
1878文字
会話率:0%
この話は文明の発展により地球のいたるところに高層ビルが立ち並び、電気自動車が空を飛びまわる現代とは違って、移動手段として汽車や電車があって、少し街を出れば植物が生い茂り田畑が見えるような、そんな昔の話であって、偶然出会った、人生に疲れた二十
代の男と人生が楽しい十代の少女の不思議な恋の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 20:36:32
23576文字
会話率:45%
山口県の秋芳洞に行った子供の頃の断片的な記憶
近いと思っていたが、インターネットの路線検索で見ると意外にたどり着くのに時間がかかるという
記憶と現在のギャップ
思い出の記録
最終更新:2021-05-24 10:16:53
865文字
会話率:50%
万物を支配する『世界樹』と呼ばれる物が実在する世界。
その秘密が記された『世界樹の本』を狙う者たちによる争奪戦が巻き起こった。
主人公とヒロインは『ギフト』と呼ばれる異能力を駆使して敵を退けながら、『世界樹』の秘密に迫る旅に出る。
しかしそ
の旅の中で、二人は自らに待ち受ける『宿命』を知ることとなる――。
これは、絶望に戦いを挑む全ての人のための物語。
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【更新情報】
3/5 6:00 に最新話投稿しました。
次回更新は 3/9 6:00の予定です。
【作品情報】
19世紀ヨーロッパをモデルにしたファンタジーです。
あまり今風ではない古き良きファンタジーの空気感を目指しました。
・チートなし、ハーレムなし
・『ギフト』と呼ばれる一人一能力を駆使して戦う
・ハッピーエンド(予定)
・ノベルアップ+にも投稿しています(https://novelup.plus/story/222193092)
【作者Twitter】 @hiro_utamaru2折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 20:03:15
596134文字
会話率:50%
ある日。嫁が夜汽車ににって家出した。
どこか鄙びた漁村にたどり着いたらしい彼女が、夫に宛てて書いた長い手紙。
そこに綴られていたのは、彼女の遠い過去を知る、とある男との再会の様子だった。
(この作品は「カクヨム」にも掲載しています)
最終更新:2021-05-01 11:13:50
5020文字
会話率:20%
舐達磨と飛ぶ孔雀を聴き、読みながら、生み出したよ。
最終更新:2021-03-14 13:46:41
302文字
会話率:0%
男は電車を乗り過ごし、田舎の小さな無人駅で一夜を明かすこととなった。
その駅の待合室で過ごしていると、終電はとっくに終わったのに列車の到着アナウンスが鳴り響いたのであった。
最終更新:2021-03-13 22:31:20
4286文字
会話率:7%
ステラ・マリス行きの星間汽車は、まもなく発車時刻を迎えようとしていた。
あたしは、夢から夢へと渡る月長石の切符を手に、あの星へと向かうんだ。
――ほんわか童話風の物語。
最終更新:2021-03-07 23:39:44
3774文字
会話率:34%
星の上 地上に住めなくなってしまったため、テラリウムと呼ばれる球体に人々が住む世界で
テラリウム間を移動し、積み荷を運ぶ汽車の仕事をする主人公のお話。
初投稿に加えて誤字脱字や矛盾など至らない点がたくさんあると思います
どうかご了承くださ
い
-Pixivにも投稿をしております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 16:00:00
9010文字
会話率:1%
この惑星には大陸がいくつもあり、そのなかでもフロストリア大陸は一番大きな大陸であった。大陸には一本の長い鉄道が通っていて、今日は汽車が煙を上げながら常夏の国から雪の北国まで走っていた。汽車は寝台列車と連結していて、そのなかでも先頭車両は豪
華な客車になっている。その客車の中にいた少女は紅茶を啜りながら窓の外の雪降る景色を見るのだった。
この作品は銘尾 友朗様主催『冬の煌めき企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 00:20:43
7652文字
会話率:49%
<ゆずり葉の死の列車>
【登場人物】
・田中ヒカル:中学3年生。感情表現が乏しい男子。内気な性格で内面「もやもや」とした何かをもっている。家では父親に酷い虐待を受けていて心身ともにぼろぼろ
・佐藤アリス:中学3年生。ヒカルの同級生で謎の
怪我で休学中。黒髪ロングヘアーの美少女。ファントムの列車では車椅子に乗っている。ヒカル同様、親から虐待を受けている。
・ファントム(”ファントム・ザ・エンドロール”)
ヒカルの前に現れた謎の男。「死の列車」の車掌。
見た目は20代中頃ぐらい。
唯我独尊で感情のまま突き進む自分勝手な男、良く言えば自分の感情に正直すぎる男。
ファントム曰く「”鬼”から乗車する子供達を守る番人にする」ためヒカルを迎えに来た、という。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 21:01:50
9564文字
会話率:50%
アオイのおじいちゃんは、近所の材木屋さんから余った木材をもらってきて、おもちゃを作るのが趣味でした。
アオイの家にはおじいちゃんが作った積み木や、木製のおもちゃがたくさんありましたが、その中でも、アオイが生まれた時に作ってくれたのだとい
う汽車のかたちのおもちゃが、アオイの一番のお気に入りでした。
アオイはいつも、どこへ行くときもおじいちゃんの汽車を持っていきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 23:55:47
10671文字
会話率:32%