五歳のリーゼロッテはブラック企業で部下の手柄を横取りして刺されて死んだ前世がある。
そのためお金に困らず安泰な生活を夢見て、王子殿下の婚約者になりたいと思っていたある日、お茶に訪れた侯爵邸で嫡男のクレメンスが魔法を使っているところに通りすが
る。
強大な魔力を持っているため父親に冷遇されて怪我をしたクレメンスにハンカチを渡すと、後日ハンカチを返しに来た。
そのときに魔法をクレメンスに見せてもらい、仲良くなった二人は頻繁に交流を持つようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 09:21:55
100313文字
会話率:36%
30歳のサラリーマンだった主人公は、部下の手柄を横取りした上司に腹を立て、殴ってしまい会社を解雇される。
『人が困ってると体が勝手に動いてしまう』主人公は、今後の仕事をどうしようかと悩みながら町を歩いている時、偶然見つけた神社を参拝する。
だが願いが神の勝手な解釈で捻じ曲げられ望んでもいない異世界へ強制的に送られてしまった。その際神から授かったスキル【購入】は世界最強の力だったが、その代償も最凶だった。
果たして主人公は生き残れるのか?
苦難の道しかない、“最強で最凶”のスキル使いが異世界で生き抜く!
命のタイムリミットに追われ続ける常時極限の冒険譚、開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 13:12:51
127798文字
会話率:25%
<基礎属性>という属性を持つ者、特に光と炎の属性を持つ者が優遇される国の王子として生まれたロイド。
しかし、彼は一般的に知られているどの<基礎属性>も持っていない状態であると判明した。そのとたんに国王はロイドへの態度を一変し、ロイドの母
ごと王宮から追放する。
王宮から追放されたロイドと母のユリナスであったが、メイドとして仕えてくれているヨナと一般人として生活を始める。
ある日、王都を守る城壁を破壊して魔族が侵入してきた。
もちろん王級からは騎士が派遣され、手柄を立てんとするロイドの異母兄弟である王族の姿も見ることができた。
しかし、魔族に手も足も出ないと分かった瞬間、普段尊大にふるまっている騎士は我先にとより強い防壁に守られている王宮の方に一目散に退散した。そこに立ち上がったのが、ロイドの母であるユリナスだ。
かなりの強さであるユリナスは、徐々に魔族を追い詰めていったが、ロイドの異母兄が足がすくんで逃げることができなかった所を魔族に人質にされてしまう。
異母兄は自分が助かるべき優秀な人材だ!!とロイドとユリナスを罵倒する。
ユリナスはその状況で一瞬の隙ができ、魔族の一撃を食らってしまう。
何とか魔族を討伐するが、その傷がもとでユリナスは帰らぬ人となってしまった。
その手柄を横取りした異母兄に復讐をするために、最早御伽噺となっている伝説の六剣である炎剣、風剣、光剣、闇剣、土剣、そしてそれらを統べる無剣の持つ究極の力を手に入れて復讐を果たしつつ、魔族や上位の存在である悪魔と闘って行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 16:29:29
569340文字
会話率:34%
ユニバスは精霊とコミュニケーションできる『精霊たらし』のスキルで勇者パーティに貢献していた。
魔王を討伐するには精霊の助力が必要不可欠であったのと、また仲間たちの攻撃魔法や回復魔法は精霊の力によるものだったので、陰で精霊に頼んで威力アップの
補助をしていた。
しかし魔王を退けて凱旋するとなった途端、勇者や仲間たちから「お前、コミュ障でキモい」と言われ、凱旋から外されてしまう。
ユニバス以外の仲間たちは英雄として讃えられ、王国の要職に就く。
ユニバスは何の栄誉も与えられなかったが、勇者のお情けで王国の魔導装置の修理係として働くようになる。
魔導装置はすべて精霊の力によって動作するので、ユニバスはそこでも『精霊たらし』のスキルで王国に貢献していた。
しかしある日、上司に呼び出され、衝撃の事実を聞かされる。
「お前が作った魔導装置、ぜんぶ俺が作ったことにしてたんだわ」と。
上司はユニバスの手柄を横取りし、大臣の座にまで昇りつめていた。
しかしユニバスがいると面倒なので、ユニバスをクビにしてしまう。
ついに仕事まで失ってしまったユニバスは絶望に暮れ、街中をさまよう。
そこで勇者と精霊姫ティフォンの結婚式を見に行くのだが、ティフォンは誓いの言葉を口する直前、観衆のなかにユニバスの姿を見つける。
「ゆっ……ユニバスくぅぅぅーーーーんっ!! 死んだんじゃなかったの!?」
ティフォンは勇者から「ユニバスは死んだ」と聞かされていて、やむなく勇者と結婚しようとしていた。
しかしユニバスが生きているとわかるや、勇者との結婚を破棄し、ユニバスとともに逃げ出す。
ティフォンとともに新たなる人生を歩むユニバスは気付いていく。
自分はとても精霊に慕われていたんだと。
一方、ユニバスを失った王国は精霊たちの制御ができなくなり、崩壊の一途を辿ることとなった。
※改題しました。以前のタイトルは、
スキル『精霊たらし』で精霊との橋渡しをしていたのに、コミュ障だからと王国を追放される。でも精霊たちには慕われていたことを知り、精霊姫からは溺愛。王国では精霊たちが暴れているようですが、もう知りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 23:00:00
279216文字
会話率:32%
私の妹は誰よりも美人で、誰よりも愛されていて、誰よりも愛嬌があった
でもマナーや勉強、ダンスはダメダメだった
私は平凡な顔立ちで両親に愛されておらず、厳しく当たり散らされるばかり、いつも暗い顔をしていた
マナー、勉強、ダンスは完璧になるよう
に必死に努力した
私はそれしか価値がないから
私はいつも甘やかされる妹が羨ましかった
妹は甘え上手で私の婚約者は必ず妹のものになった
何度も何度も妹が横取りしていった
両親の愛も、婚約者も、なにもかも…
そんな時私は平民の男の人に恋をした
でも私は王太子の婚約者という縛られた身だ
だからこの想いは胸に秘めていかないといけない
例え妹に王太子がとられようとも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 16:02:48
3768文字
会話率:65%
思考を奪えば真理の理解を横取りできる
キーワード:
最終更新:2022-01-24 23:00:00
215文字
会話率:0%
建設会社勤務の宮坂は、ゲイという理由だけで親から勘当され、親族からもその存在を消されていた。
このことは同僚で親友の石倉だけが知っていて、ほかの者には隠している。
また、親族で唯一、励まし続けてくれた祖母は一年前に他界。
その際に宮坂
は、家族からの陰湿な仕打ちによるショックも重なり、祖母の死を知った直後の数日間の記憶を消失していた。
以降、宮坂は更に深い孤独と疎外感にさいなまれながら、上司の藤野と仕事に打ち込む。
一方、支店から転勤して来た田島は、出世に異常な執着を見せ、社長や取締役達に取り入る。
また、工事物件の横取りや積算金額の改ざん、女性社員への嫌がらせなど、卑劣な行為は事欠かない。
それでも着々と取締役就任への足固めが進む田島は、積算の件で対立している藤野を失脚させようと宮坂に近づく。
だが藤野を尊敬する宮坂は相手にせず、不発に終わる。
すると今度はこの報復とばかりに宮坂を潰そうと画策。宮坂の秘密をどこからか探り出し、社内で吹聴して回る。
これを知った宮坂は絶望のあまり卒倒。病院へ搬送されるが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 06:00:00
49451文字
会話率:34%
諜報貴族の三女として家の仕事をめちゃくちゃ頑張ってきた私。それなのに成果を姉に横取りされ失敗を擦りつけられて、親から無能扱いされていた。最後のチャンスとして学園へ潜入しスパイの疑いがある聖女と王太子の結婚を阻止せよとのこと。
仕事として真面
目に妨害を頑張っていたある日、ここが乙女ゲーの世界で私は悪役令嬢だと気付く。言った台詞はどテンプレ。やったことはシナリオ通り。それを仕事として自分の意思でやっていると思っていたなんて恥ずかしすぎる〜〜!
この仕事に失敗したら親子の縁を切るとか言われたけど、こんな仕事もそんな家族もこっちから捨ててやる!あ、ちなみに聖女はゲームだと本当にスパイだから。
とりあえず聖女と王太子が結婚するまでは猶予期間。学園生活を謳歌しつつ国外逃亡するための準備を進めよう!
そう決意した直後、隣国の王子にそっくりな麗しい人に甘い言葉で誘惑される。「僕の妻にならない?形だけでいいんだ。君はただ、好きに過ごしてくれれば」
そ、その話、すんごく魅力的なんですけど〜〜!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 10:34:55
23410文字
会話率:15%
「クビだ! ペリア・アレークト、命令に従わないお前はこの研究室に必要ないッ!」
宮廷魔術師としてこき使われてきた平民・ペリアは、傲慢上司である貴族・ヴェインの一言でクビになった。
さらに、趣味としてコツコツ作っていたゴーレムまで上司に廃棄
され、都から追い出されてしまう。
膨大な仕事量を一人でこなしてきたペリアが抜ければ、当然、研究室は機能不全を起こすのだが――
一方で、ペリアは一流の冒険者となった幼なじみと再会、さらにゴーレムを取り戻すことにも成功し、夢の実現へと近づいていく。
彼女の夢、それは――一流の魔術師でも太刀打ちできない、世界の大半を支配する巨大生物“モンスター”を倒すこと。
そして結界に閉ざされた世界を開拓し、人類が住める場所を広げ、いつか故郷に戻ることだった。
ゴーレムを使い人々を救うペリアの評判は、やがて人形魔術を馬鹿にしていたヴェインの耳にまで届く。
周囲から「君の優秀な部下はどこにいる」と問い詰められ、焦った彼は、
「仕事が回らないから戻ってくれ」
「君の活躍を僕の手柄にしてほしい」
などとふざけた要求をして、ペリアを引き戻そうとしてくる。
当然、ペリアは「今が最高に楽しいので絶対に嫌です!」と断った。
ようやく夢が叶いそうなのだ、かつての上司に構っている暇などない。
そして彼女は幼なじみやゴーレムとともに、希望に満ちた未来のために、世界を切り開く旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 18:41:40
511561文字
会話率:44%
「クビだ! ペリア・フィオクル、命令に従わないお前はこの研究室に必要ないッ!」
宮廷魔術師として働く平民・ペリアは、上司である貴族・イネクトの一言でクビになった。
さらに、趣味としてコツコツ作っていたゴーレムまで廃棄され、王都から追い出さ
れる。
途方に暮れるペリアだったが、彼女はとある冒険者に声をかけられる。
彼女たちは、廃棄寸前のゴーレムを救ってくれた上に、仲間になろうと言ってくれたのだ。
こうして出会った三人には、共通の目的があった。
人類の大半を食い尽くし、世界を支配する巨大生物“モンスター”――一流の魔術師でも倒せないその化物を撃破し、世界を再び人の手に取り戻すこと。
そのためには、ペリアのゴーレムが必要なのだ。
「私にはまだ、追いかけたい夢がある。ゴーレム、一緒に頑張ろうね!」
これは、宮廷魔術師として無能の烙印を押された人形遣いが、やがて世界を救う物語――そのプロローグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 22:19:51
18065文字
会話率:47%
目が覚めたら見知らぬ女性が目の前にいた。その女性は数ヶ月前に推しの配信者とコラボしたVTuberだった。
推しのコラボ相手に監禁された視聴者はどうなってしまうのか。
最終更新:2021-11-14 19:58:21
3854文字
会話率:0%
勇者、それはこの世界に数多存在する魔王を倒したものに贈られる称号。
小さな頃から勇者に憧れていた主人公グレイは、ある出来事から本当に勇者の称号を得てしまう。
しかし彼にはその称号に見合う力も才能もなく、周囲からは手柄を横取りしたお
零れ勇者と揶揄されるが、残念ながら全てが真実。そう、彼こそは最底辺の最弱勇者なのだ。
勇者としてまともにこなせる依頼もない日々に不貞腐れて酒を煽っていると、突然現れた美人魔法士のお姉さんに気に入られ本物の勇者に育ててあげると宣言されてしまう。
しかし待ち受けていたのは虐待紛いのスパルタ勇者教育! 時に死にかけ、本当に死んで⋯⋯果たして彼は最弱勇者からの脱却を図れるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 16:00:00
556462文字
会話率:44%
「ルイス・エクエス……貴様との婚約を破棄する!!」
侯爵の爵位を持つ家に生まれたルイスは、読書と妄想と執筆が好きな少女。彼女は突然婚約者であるアベルから婚約破棄を破棄されてしまった。
理由を聞いてみると彼女の妹であるニーナとの真実の愛に
目覚めたのと、ルイスがニーナを虐めていたのを知って愛想が尽きたというのが理由。
妹のニーナはとても可愛らしい見た目に甘え上手、勉強やダンスといった淑女の嗜みは全てルイスより上だが、とにかくワガママな性格。さらに、ルイスのものはなんでも横取りをする、酷い性格。
きっとニーナのいつもの横取りによって婚約者を奪われたと察したルイスに、追い打ちをかけるように、婚約者がいなくなり、家に不要だからと父親に言われ、屋敷を追放されてしまう。
日頃から妹に私物を取られ続け、両親も優秀で見た目も良い妹だけを愛す一方、自分には冷たい態度を取られ続けた彼女は、こんな屋敷こっちから出ていってやる! と決める。
話を聞いてついてきた従者と一緒に屋敷を追放されたルイスは、ティア・ファルダーという偽名を使い、遠い地にあるボロボロの小屋に住む事になった。
新しい生活を始めたルイスは、空いた時間に趣味の執筆をしようと思い立ち、外に出て執筆をしていると、そこを通りかかった男性に原稿を読まれてしまった。
その男性は、なんとルイスの理想の王子様に瓜二つ。まさかこんな人が現実にいるなんてとドキドキする彼女に、その男性はつまらない物語だと酷評をする。
自分の物語を酷評——とくに王子様についてたくさん酷評されてしまったルイスは、次はもっと面白い物語を書いて、あの男にぎゃふんと言わせてやると意気込む。その男性の正体などつゆ知らずに。
この物語は、自分の理想の王子様に瓜二つの男性と出会った事をきっかけに、本気で物語を書きながら、男性と共に幸せになっていく物語。
☆既に全話執筆済みなため、エタる心配はございません☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 19:30:41
103600文字
会話率:63%
僕は待っていました。
あなたに夕ご飯のおかず、横取りされるのを。
最終更新:2021-09-06 20:24:28
1041文字
会話率:0%
『聖女』と呼ばれるほどの薬師、ジミーア。
しかしその手柄はすべて王女スティリアに奪われてきた。
その上スティリアの輿入れ引退を機に「三十過ぎのクソババアは邪魔だ!」と国から追い出されてしまう。
天涯孤独のジミーアは自殺すべく自作した毒薬を飲
むが——体が六歳の姿に若返ってしまった!
こんな効果の薬のことを知られればまた利用されてしまう。
助けてくれた風聖獣の計らいで、隣国へ向かう途中の『狭間の森』にある村『狭間の村』で誰にも知られることなくのんびり穏やかに、そして村の人たちのために生きることにしたジミーアは『ミーア』と名を改める。
けれど、長年染みついた薬作りオタクが薬作りせず生きられるわけもなく、依頼がどんどん舞い込むように——!
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、ベリーズカフェに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 12:00:00
97586文字
会話率:31%
あたし、キャサリン。庶民として育ったんだけど、このたび公爵さまがお母さまと再婚するそうで、公爵家に召し入れられることになった。え、すごいラッキーじゃない? この幸運をいかして、金も地位もある優良物件の殿方を捕まえてやるわ! と、意気込んで
たんだけど、なんか腹違いの姉がかまってきて鬱陶しい。しかも、あたしより野暮ったいくせに、領地でも社交界でもやたら注目されててムカつくわ。こうなったら、姉の婚約者である第一王子を横取りしてやるんだから!
……でも、あれ、なんか王子様より姉の方がハイスペックで優良物件じゃない……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 20:30:14
17631文字
会話率:42%
女装は男にしかできないーーつまり女装とはこの世で最も男らしい行為である!
幼馴染のガリオンとパーティを組んで冒険者をしていたアディだったが、要領のいいガリオンにはいつも経験値を横取りされてばかりで、次第にレベル差を離されていった。
そして
、とうとうついていけなくなったアディはパーティからの脱退を勧められる。
ソロになったアディは色物パーティ『惑う深紅』の面々により、鍛えられた挙句、何故か女装することに。
小規模の無限収納持ちだったアディはガリオン以外にも、他の冒険者たちからいいように扱われていたが、女装して他人を装い、自分を搾取してきた連中への復讐を決意する。
そしてガリオンと再会し……。
R15は保険。
アルファポリス、カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 10:45:06
139998文字
会話率:36%
じっと真っ直ぐに鶴子の目を見据えて、真剣な声音でそう告げるおじいさんとおばあさん。
「あっ……はい……」
自分の言うべき台詞を横取りされたような形になり、内心非常に戸惑っていた鶴子でしたが、恩人である二人の言葉に仕方なく頷くしかあり
ません。夜遅くになるとおじいさんとおばあさんが寝静まっているはずの部屋から、何とも言えない奇妙な音が聴こえ始めて、彼女はハッと目を醒ましました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 21:56:08
903文字
会話率:8%
時代は平成、1990年代前半。ミサエとトモミは、UFOに関する情報や遺物を秘密裡に収集する政府機関「回収課」の下請け工作員である。ある日、紀伊半島の山中に墜落したUFOの残骸から脱出ポッドが発見される。ポッドの中では異星人が仮死状態のまま生
存していた。外国の諜報機関がそれを横取りしようとするが、ミサエとトモミはかろうじて奪還に成功するものの……
本作品はシナリオ形式で書いていきます。
(2021.6.5 追記)
感想でいただいたご意見にしたがい、あらすじで余分な説明をカットしました。
(2021.6.7 追記)
カットした説明のうち、作品形式に関する一部を復活させました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 22:00:00
14410文字
会話率:53%
誠二郎に縛り上げられた庄助だが、安五郎は、誠二郎と示し合わせたようではない。安五郎は、誠二郎に探りを入れるような口ぶりだ。
庄助は、二人の会話の中に、誠二郎の素性を知る。誠二郎は拝田の神隠しに加わっていた。その子供らが消えたと誠二郎は言い、
何としても子供らを取り戻したいと言う。
あんたとの相方仕事は終わった、そんな話は昭暝に聞けと、安五郎は言う。何度出向いても昭暝には会えない。だから、あんたに頼みに来たのだという誠二郎に、着いてこいと安五郎は言って、庄助の脇に積まれた座布団に火を放った。
もうだめだと諦めかけた庄助に、玉助が助けに来る。庄助は、玉助のまだら技によって、朝熊山に辿り着く。
不意な攻撃によって、玉助が倒れ、庄助は必死に安五郎の攻撃を避ける。だが、安五郎は手練れだ。間一髪のところを、何者かが襟首を掴んで引っ張り上げた。死んだはずの素間が生きていた事実に、庄助は涙を流す。
死んだと思った玉助から、昭暝は誠二郎を殺るつもりだと知る。素間の調べに拠れば、昭暝は伊賀者であり、伊賀の後継者不足に、神隠しを企んだのだ。誠二郎の相方のふりをして、神隠しの童をそのまま横取りするつもりだ。
こんどは、木隠れの術で身を隠した素間と庄助は、安五郎と、誠二郎のやりとりを盗み聞く。誠二郎は、国元の若君のため、拝田の童に代理水垢離をする予定で、童らを集めたのであった。もちろん、水垢離が済めば村に返すつもりだ。そして、昭暝は朝熊山に探し物があり、それは素間と関わり深いものだと知る。
童の居所は知っている、取引をしようと誠二郎に持ちかける安五郎に、誠二郎は断ると言い放つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 16:21:15
15709文字
会話率:38%
異世界転生した田中央翔こと、エルマー・ノイマン。前世では手柄を横取りされ若くして亡くなり、現世でも評価されず解雇され、道端で野垂れ死に掛けるが、目の前に現れた銀髪碧眼の美少女、カミラ・フォン・ベルガーシュミットベルクと出会い、彼の人生が変わ
りだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 12:50:51
5811文字
会話率:54%