ホアキンの都、皇宮にほど近く、九宝館と呼ばれる邸で、九人の愛妾とともに暮らす、皇帝の異母弟イワン。その楽しい暮らしが終わってしまうピンチがおとずれた。でも愛妾のひとりがそのピンチを救うアイデアを思い付く。
最終更新:2018-09-08 23:38:09
5517文字
会話率:16%
街からは遠く、森と山を背にした厳しい環境に置かれている寒村、カルデ村。
そこで狩人見習いをしている少年クリスはなかなか上達しない腕前と女の子のような容姿に悩んでいたが、概ね幸せな日々を送っていた。
ある日ベテラン狩人である父が2週間村を
留守にすることになり、代わりを務めるため森に入ったが勝ち目のない魔物に遭遇して逃げ回っているうちに遭難してしまう。
クリスは森から脱出するため行動していたところ言葉を話す黒い岩の塊を発見する。
その岩は太古の昔に強大な力で世界を支配した古代竜の女王だった。
長きにわたり封印されて退屈していた彼女は言葉を交わしたクリスの容姿を見初め側室に迎えようとする。
そこに再び訪れる魔物の危機。
クリスは難を逃れるため竜の封印を解き、助けを得る見返りに彼女の下僕として仕えることになるのであった。
力の代償は魔人少女になることでしたと同じ世界を用いていますが、そちらを読んでいなくても問題のないようにいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 07:00:00
92761文字
会話率:32%
巨鳥に乗って草原をゆく旅人が、道に迷って出会った怪異。井戸のほとりで老婆が語る、滅びし都の物語。悲運の若き王と、その愛妾である美しき舞姫の哀しい純愛。蛮族に包囲された都で催された、最後の花宴――。シルクロード風異世界を舞台にした、エキゾチッ
クで幻想的な『異世界夢幻能』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 09:23:13
7549文字
会話率:24%
伯爵令嬢 アリア・マクラーレンはとても美しい令嬢だが表情が乏しく「人形令嬢」と呼ばれていた。王太子の婚約者という身分ではあるものの、家族からは愛されず、1ヶ月違いの異母妹と比較される日々。
表情に出ないだけで、心では色々な思いが渦巻いている
のに!
そんな「人形令嬢」に起こった思いがけない出来事。
※異世界ですが、魔法は出ません。
※ざまぁのつもりです。
※初めての投稿作品です。拙い部分が多く有るかと思いますが、優しい目で読んでくれる方のみご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-02 09:05:13
42260文字
会話率:26%
イクパル帝国の第一皇子に嫁ぐことが決まっていたアンジャハティ姫は、けれどその未来に疑問を持っていた。妾妃も愛妾もたくさん召抱える第一皇子の妻となり、幸せを見つけることができるのかと。そんな折、「宴の席へ迎えに来た」と言う少年と出逢い……。
≪全10話完結≫
※アルファポリスさんにも投稿させていただいています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 23:41:15
25431文字
会話率:42%
女の子は誰でも、自分だけの王子様が迎えに来てくれるって信じる時期があると思うの。
ーーでもね、なんで私は愛妾なの?
短編連作『アゼルの失墜』3作目。
長くなったので、連載という形にしました。
※タグ注意。
最終更新:2018-01-04 21:45:44
14093文字
会話率:30%
この国の王太子様と公爵令嬢である私の結婚式の当日、王太子様は1人の少女を連れて私に告げた。
「愛し合っている人がいるんだ。君を王妃として大切に扱うし、次の世継ぎも君に産んでもらう。決して君を蔑ろにしたりはしない。ちゃんと君の事も愛してる。
だから、彼女を愛妾として後宮に迎え入れてもいいだろうか」
私は聖母のように慈悲深い微笑みを浮かべてそれに頷いたのだ。
短編連作アゼルの失墜1作目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-28 07:20:21
6013文字
会話率:28%
貴方様は私を愛してくださった。
それだけで、十分です。十分なんです。
だけど、私にその光景を見せないで…
最終更新:2018-01-02 02:12:41
2383文字
会話率:14%
異世界に赤ん坊として転生したカーネリアはスラムの長屋で目が覚めた。若く美しい母親は時期公爵の愛妾であったが、本妻の元王女に公爵邸を追い出されたらしい。異世界の知識を得るためになった冒険者で、毎日研鑽を積んでいたある日、母親であるルーレシアが
病に倒れた。看病のかいもなく亡くなった母ルーレシア。カーネリアは独りで異世界を生き抜いていく。「樵の娘は公爵令嬢」の樵の妻カーネリアの話になっています。前後編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 18:00:00
11371文字
会話率:9%
昔、ワンパンで勇者を沈める少女がいた。
少女は人間で、そして魔王の愛妾であった。
最終更新:2017-07-01 07:17:36
3621文字
会話率:23%
スパルタス国王と前王妃の娘マリーアは、現王妃が実子を次期王位に就けたいと画策する中、弟のリオンを守り支えるため、父の命令を受けて隣国エンキに嫁ぎます。
このお話は大国の美貌の王女と、結婚を押し付けられて素直になれない格下公国の大公の、すれ違
いの物語。
冷たい夫と、夫の愛妾達に傷つきながらも、エンキの大公妃として日々頑張る王女が、少しずつ周囲に受け入れられていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-20 23:49:39
111545文字
会話率:37%
私はランペイジ子爵家の令嬢、ツェツィーリア・ニオ・ランペイジでした。今日からはツェツィーリア・ニオ・エプスタインに変更になります。
ええ、結婚します…侯爵令息と……。
怠惰な生活を送りたい…その為だけに。
侯爵令息には既に正妻気取りの異国の
踊り子の愛妾が居ますし、私は体裁を整える為のいわばスケープゴート(生け贄の羊)ってことね?了解しましたっ!周りの意見は無視しながら、適当に過ごす話……だと思います。不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-07 03:17:40
124992文字
会話率:34%
かつて、チャイニェン大陸を支配していたソフィアの国、神聖ルアニス帝国が卑怯な夜襲でアーリアン帝国に滅ぼされてから十二年経ち、当時、三才だった彼女は忠臣のロスモールと共に、各地を転々として過ごしてきた。それというのも、ソフィアと神聖ルアニス
帝国の名を大義名分として、チャイニェン大陸の覇権を握ろうとする国々が数多いたからだ。
彼女は自分から望んで親の敵を討とうと決め、手に届かない皇帝よりも彼の息子を屠ろうと決めるが、それはあっさりと看過された挙句に純潔を奪われ彼の愛妾にされる。
これはそんな彼女と皇帝の息子であり、第一皇位継承者のフォーサスと妖艶な美女を装う彼の忠実な側近であり友でもあるチェシャの三人の物語。
これを書いた当初は一応戦記物を目指していたので、残酷な表現や女性蔑視など不適当な表現がたくさんありますので、嫌な方は避けてください。
アルファポリスさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-11 14:33:13
118366文字
会話率:50%
前世の記憶を持つクリスティアーナは侍女見習いとして後宮に入る事になった。高度な淑女教育を受けながら見た後宮の現実は・・・
愛妾? 側妃? 嫌です。
かと言って正妃と言うのも大変そうだし・・・王子様に恋なんてしなきゃこんなに悩むこと
は無かったのに。
分かりました側妃になります。でも・・・。
え? 乙女ゲームの世界?
ヒロイン? 悪役令嬢? なんですかそれは?
魔法学院の騒動は王太子妃争奪戦に発展。貴族の派閥対立まで巻き込んだ大騒動に。そしてクリスは?
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乙女ゲームは中盤以降で、主題から外れた部分です。有りがちな話ですのでご勘弁下さい。
2015/12/31本編完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 18:00:00
786734文字
会話率:48%
小国トロイゼンの女王アンネリーズは、問題児の妹フィーネを大国シュヴァールの第二王子の花嫁として送り出した直後に前世の記憶を思い出す。そしてここが前世で3周クリアした王道SRPGの世界であり、先程身分違いの恋人と引き離して無理やり嫁入りさせた
妹が、皇帝の愛妾となって裏で戦乱を引き起こし、最終決戦で対決するラスボスとなる事に気付く。主人公は国を滅ぼされた小国の王子……って、私が将来産む息子じゃないの!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-16 23:43:24
13550文字
会話率:0%
ハタカに王太子妃として嫁いだフレアは、愛妾を溺愛する夫から幽閉されてしまう。あまりの冷遇に「あの馬鹿の首、取る!」と決意したフレアは一年で母国オルタンスに逃げ帰るのであった。
そしてオルタンスとハタカとの戦争が始まる。
これは不幸な結婚を
した姫君が自らの幸せを勝ち取る物語である。
この作品は以前ダィテス領攻防記の番外編として途中まで掲載したものを加筆修正したものです。この作品はダィテス領攻防記のスピンオフ作品です。ダィテス世界と同じ世界ですが、大陸の西のほうなので、ダィテスの主人公は出てきません。ケイシ・エタルの出身カガノの周辺国の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 00:11:42
16628文字
会話率:38%
部活に励むごくごく一般的な青年、瀬田相馬。
ある日憧れの先輩に告白したところ、その先輩は「ダンナ様」なる人物の愛妾であることを知ってしまう。
失意にくれる青年の前に、ひとりの少女が現れた。
「憧れの先輩を取り戻す方法がひとつだけある――」
外法・異形が渦巻く愛と希望の復讐劇が幕を開ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-28 03:07:45
8522文字
会話率:39%
寛永六年(一六二九)、柳生十兵衛三厳は駿河にいた。そして忠長の愛妾という娘に出会うが、彼女は大阪の陣で戦死した真田幸村の娘だという…… 無明の闇に似た前途に踏みこみ、十兵衛は刀を抜く。己が信念に死すために。
最終更新:2014-10-01 19:09:22
48336文字
会話率:31%
とある地域の内乱。そこでは子供が銃を握っていた。
物心つく前から銃を握り、戦っていた子供兵は幹部の愛妾である少女に声をかけられたところから、この話は始まる。
大人との関わり、未来への選択、生と死。淡く抱いた好意の行方。戦うことこそが日常の子
供兵が、初めて選択することとは・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 08:40:55
12954文字
会話率:28%
国を憂える王妃の気概。
※短編「 私は悪いことなど何一つしていないのです」の王妃視点です。
最終更新:2014-06-22 22:50:02
5236文字
会話率:0%
とある悪女と呼ばれた女の言い分。
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2014-06-16 07:44:12
7436文字
会話率:0%
事故に巻き込まれた北野ありあ。気が付くと、目の前には自分そっくりの巫女姫、サーリャが立っていた。「魔王」と恐れられている隣国の王、グラントとの政略結婚から逃れるために、ありあを呼んだというサーリャは、結婚前の「禊ぎの儀式」を代わってほしい
、とありあに頼む。十日過ぎれば元の世界に帰ってもいい、と言われたありあは、その頼みを引き受ける。
ありあは、充実した?禊ぎを送っていたが、あと一日で「禊ぎ」が終わるという時に、傷を負った男が倒れているのを発見し、彼の手当てをする。ところが「禊ぎ中」に巫女姫が異性に触れる事は禁じられており、それを破った場合、触れた相手に嫁がなければならない事が判明。その「触れた相手」こそが、「魔王」グラントだった。
グラントはありあを自国に連れ帰るが、「正妃として面目を保ってくれればよい。俺は死んだ妹を愛してる」とありあに宣言。変態宣言?の王に「早くお世継ぎを〜」と迫る側近、「子を成して、国母になります」と色っぽくせまる愛妾に「巫女姫の力」を狙う闇の眷族まで現れて、ありあの生活は波乱万丈に!? 元の世界に戻れるの!?
*更新は不定期です。おそらく夜中の更新が多くなると思いますが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-30 04:45:44
277117文字
会話率:48%