◇長きに渡ってサービスが続けられてきたとあるMMORPGが、その歴史に幕を下ろす日。
こよなく愛した世界の終焉が目前に迫ったその時、終わりを見届けようとした一人の青年は、創世神の名を名乗る存在から、不可解なメッセージを受け取る。
問い
かけに答えた青年が次に目を覚ますと、そこは現実となったゲームの世界。さらに、自らの分身であるアバターの姿となった彼の目の前には、理想の恋人たちが――モニタの中にしか存在しなかったはずの、心血を注いで作り上げた「二人のサブキャラクターたち」の姿があった。
失われるはずだったはずの幻想の世界で、青年は「アステル」と名を変えて、最愛の少女たちと共に、愛しき世界へ繰り出していく。
◇ヒロイン総数二名を「ハーレム」と呼ぶかは読者様個々人の判断によって分かれるため、同タグは暫定措置として設置しております。ご了承いただければ幸いです。
◇更新は一章ごとにまとめて行う予定となっております。最新話投稿後、次回更新まで相当数の期間が開くことが予想されるため、気長に待っていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 18:02:50
41859文字
会話率:31%
俺はハルアキ。中堅システム会社へ入社して10ヵ月目の社会人一年生だ。配属されたプロジェクトの一大事に何もできず落ち込んでいた俺を、教育係のジュネさんはスキーに誘ってくれた。でも……
南九州出身の俺は、スキーどころか雪道を歩いたこともないんだ
けど!
はじめてのスキーショップ、はじめてのゲレンデ、そしてはじめてのスキー、それから……。
ハルアキを数々の初体験に誘う年上の美女。それはまるで、男を異世界へと誘う雪女のようで。
おい俺、リードされるばかりでいいのか? 白銀の異世界で、俺は何ができるんだ?
これは雪女と紡ぐ雪山魔法幻想譚(ゲレンデマジックファンタジー)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 23:31:39
75415文字
会話率:26%
タケルは、“ハンター”として多くのクエストをこなしながらランク昇進を目指し、人のためにと頑張っていた。ある日、クエスト中に傷だらけで倒れてた一人の少女“サクラ”を助ける。サクラとギルドマスターに頼まれて仲間と一緒に遠出することになったタケ
ルはそれがきっかけで色々と厄介事に巻き込まれ気づいたら..。という話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 18:00:00
4390文字
会話率:8%
これより語るは華咲の幻想譚。
百年に一度産まれる《華咲の娘》は、人の身に華を宿す。
腕から枝垂れ桜を咲かせた皇帝への貢ぎ物の《娘》と、素肌に藤の花を絡ませたこれから捧げられる《娘》……誰にも知られることのなかった、ふたりの《華咲》の哀しくも
愛しき恋の譚(はなし)を語って参りましょう。
✿ 華咲を題材とした短編ふたつの詰めあわせです。1話は2500文字程。10分もあればお読みいただけます。
✿ こちらの小説はカクヨムにも投稿致しております。
カクヨム最大の自主イベント「#新匿名短編コンテスト・再会編」に寄稿させていただきました(イベントはすでに終了しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 18:00:00
4992文字
会話率:33%
そのとき、竜に育てられた《少女》は竜殺しとなった。すべてはただ、竜にたいする愛ゆえに。
かつてひとは竜とともにあった。人類は竜を信仰し、竜の恵みを享けながら穏やかに暮らしていたが、際限ない欲望により《戦争》が勃発した。竜は争いを嘆き、壊れ
ていった。こころの壊れた竜は気候を乱し、暴れまわる。
斯くして竜とひとは、別れた。
殺せるはずのない竜を殺しながら旅をする娘《メリュ》は、謎の青年《ラグス》と出逢い、行動をともにすることになる。
何故、彼女は微笑みながら、竜を殺すのか。
美しき地獄に祈りの声はなく、ただ憐れみの賛歌が響きわたる……これは英雄にも勇者にも竜殺しの聖女にもなれない、ひとりの少女の、愛と殺意の旅路を綴った幻想譚(ダークファンタジー)である。
*連載について
毎日20時に投稿致します。
*注意書き
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・出来事とはいっさい関係がありません。ご了承ください。
最強とついていますが、対人戦では不殺を貫くので多少苦戦します。
またR-15程度の残酷描写があります。
*お知らせ
第26回電撃小説大賞最終候補作《死者殺しのメメント・モリア》
メディアワークス文庫より好評刊行中 です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 20:00:00
124228文字
会話率:33%
魔術皇帝ルードルフ二世がこの世を去り、その魔術と錬金術の形骸が色濃く残る千塔の魔都プラーク。
そこにひきつけられるように集まってきた魔女、妖術師たち。
この町に生を受けたフランツ・ゼッペ男爵は、衰亡していく友人の商会主を助けようと、ある年老
いた魔女を訪ねる。そこで出会った魔女の使い魔のような少女ゲルダ。
フランツはゲルダとともに、病める友人の元へと訪れる。
だが、ゲルダがとったその解決法は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 00:00:00
6677文字
会話率:19%
『科学万能』の言葉が謳われる二十一世紀。
その社会の闇の中、『非科学的』として存在を否定された妖怪たちや、呪術を生業とし、人々を苦しめる者たちはいまだ存在していた。
そんな奴らと戦うことができる、一人の青年がいた。
彼の名は土御門護。月華学
園に通う現役高校生である。
そして、平安時代にその名を響かせた「稀代の陰陽師」安倍晴明の子孫である。
修行中とはいえ、警察や探偵では解決できない難事件を陰陽師の術を用いて幾度も解決する……ことはしない。
彼らが解決できない現象を引き起こしたのは、伝承や言い伝えを馬鹿にした人間が引き起こしたもの。いわば、その被害は因果応報。やったことが自分の身に返ってきただけであり、解決してやる必要はない。
それが護の信条であった。
二年生への進級を控えた春休み。幼馴染である風森月美に夢で誘われ、護は単身、出雲へと向かった。
「神の国」と呼ばれたかの地で、護は自分の信条を曲げて立ち向かわなければならない事件に遭遇した。
果たして、その事件の全貌と黒幕の目的は?護は無事に事件を解決できるのか?!
平安の世より千年。科学の力で退けられ、現代社会の影に追いやられながらも、息をひそめ虎視眈々と人々を狙う『闇の存在』に、一人の高校生見習い陰陽師が立ち向かう純和風の陰陽師幻想譚、ここに開幕!
※カクヨムにも掲載中、週一ペースで同日同時刻に投稿します
※2019.1.6 『陰陽高校生』から『見習い陰陽師の高校生活』に改題しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 00:14:02
639908文字
会話率:33%
人と様々な幻想世界の住人の幻想譚。
変わってしまった世界に、少女と関わる人々は真実へとたどり着くことが出来るのか。
少女を捕らえる呪いは、その真実の果てに解き放たれるのか。
それか──、全てが、終るのか・・・。
最終更新:2022-02-25 18:39:17
194337文字
会話率:28%
写真部に所属する高校二年生の遠野柚月には密かな趣味がある。深夜に散歩をして「死体が飾れる場所」を探すことだ。ある深夜、いつものように深夜の散歩に繰り出していると、同じ高校の少女である雨宮小夜子と出会う。小夜子は「夜の神を探している」と柚月に
いい、私の目的を手伝ってくれないかと笑う。
小夜子の「夜の神」は何者か。柚月はどうして「死体が飾れる場所」を探しているのか。
月光に彩られた、犬とピアノと死体の幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 20:48:31
106536文字
会話率:32%
死んだらあなたはどこへ往く?
獄卒にいたぶられる地獄か?
それとも極楽浄土で酒池肉林か?
地獄往き確実の人生を終えた後、極楽へ往ける可能性を示唆されたら――
曼珠沙華を題材にした幻想譚です
最終更新:2021-09-23 18:39:30
2904文字
会話率:25%
ーーある日、青空(そら)がいなくなったーー
そんなことがら始まる物語。
かなた そら
奏太「はぁ…青空…どこ行っちまったんだよ…」
かなた
今日はいつもとは逆の方
角を探していた奏太
こちら側には小さいながら神社がある。
そして神社の前に差し掛かると…
???「タスk…スケテ…」
かなた
そんな声が聞こえたと思ったら奏太は神社の階段を勢いよく登っていた!!。
最後の段を越え鳥居を潜るとそこは…
ーー怪異と戦うバトルファンタジー今、始まります!!ーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 07:37:17
16552文字
会話率:52%
それは忌憚。
それは幻想譚。
1話完結型の短編集です。
最終更新:2021-09-02 19:43:08
15756文字
会話率:14%
かくれんぼするひとこのゆびとまれ
はーやくしないと
でんきのたまが
きーれる
ゆびきった
最終更新:2021-07-09 00:08:55
910文字
会話率:28%
幼馴染の死の知らせを受けた「私」は、彼に別れを告げるべく、子供の頃不思議な体験をした故郷へと向かう。変わり果てた町の姿に愕然とする「私」だが、そんな彼の前にまたしても不思議な出来事が…
「世にも奇妙な物語」の感動系の作品を意識した短編です。
※この作品はPIXIVにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 21:54:28
4752文字
会話率:16%
かつて“楽園”の名を冠していた大陸に、花幻の民と呼ばれる種族がいた。
最終更新:2021-08-22 21:12:13
9516文字
会話率:35%
信心深い女が蛇に呑まれようとする蛙を救う。蛇に蛙を放させる条件は、女が蛇の妻になることだった。約束の期日、蛇が女の家へとやって来る……
最終更新:2021-08-17 03:02:56
2808文字
会話率:14%
或る吹奏楽曲にヒントを得た幻想譚だが、残念乍ら曲名は思い出せないらしい。作中一度だけ名前が言及される「セグクレヒト408」と云う人物は「目撃」等にも登場している。
最終更新:2021-08-15 19:41:24
5973文字
会話率:0%
これまた或る音楽から想を得た幻想譚。ここに登場する「獣」は以前紹介した『獣が死んだ夜』の獣とは全くの別物らしい。推測するに黒森が用いる「獣」と云う単語は、どうやら固有名詞等ではなく、また完全に一般名詞と云う訳でもなく、やや擬人的な観念を描
きたい時に用いる記号の一種なのだろう。一時は暗黒寓話ものに変えようかと思って途中まで書き掛け、結局気分が乗らずに元の路線へ戻したらしいのだが、話を聞いてみるとこちらも結構面白そうで、原稿を破棄してしまったのが惜しまれる。その内また書き直してみろと焚き付けるのもいいかも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 19:37:38
5130文字
会話率:0%
未来譚ものとリンクする形而上的幻想譚。
最終更新:2021-08-15 19:01:02
2009文字
会話率:0%
主人公セロは、幼少期に異世界”地球”へと転移して以来、人生の大半を地球の紛争地帯で過ごしてきた召喚魔導士。
地球産の最先端テクノロジー兵器を自由に召喚できるセロは、単身で一個軍に相当するほどの武力を誇る。
20年ぶりに故郷の世界へ
と帰還したセロは、中世レベルの文明しか持たないはずの故郷で、”銃”が流通していることを知る。
すべては、自分と同じく地球帰りの召喚魔導士である、実姉イリアの仕業だった。
中世の世界において、銃器販売を生業とする巨大シンジケートを創設し、戦争の火種を振りまくイリア。姉の狂気を止めるため、セロは戦いの旅路を行く。
鉄風雷火、硝煙弾雨の幻想譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 16:17:41
178482文字
会話率:29%
大手ゲーム会社の小火をたまたま通り掛かって消火した主人公。
その時丁度発売間近だったVRMMO『アナザーワールドオンライン』の開発・運営チームに深く感謝され、ゲーム機材一式をプレゼントされた主人公は、早速ゲームを始めようとするが、学生時
代にドラゴンな冒険や最後の幻想譚といった某有名RPG(テレビゲーム)をクリアして以来全くゲームに触れて来なかったため、VRMMOで何をすればいいのかわからない。
そんなわけでキャラクリエイトも職業選択もスキル選択も、全てサポートの女神様にお任せ。
「現実では無理めなので、のんびり旅行がしたい。道連れがいたら楽しいかも。別に戦闘力とか要らないので、行く先々で人の役に立てるなら言うことないな」
そうして『アナザーワールド』の大地に降り立った主人公だが、彼は知らなかった。
お礼としてプレゼントされ、彼のゲーム機にインストールされたソフトが運営チーム、GM用であり、監理AIにより監理権限を付与されれば、ゲームの根幹に干渉する事すら出来る事を。
そして、生身の人間以上に彼に感謝しているもの達、『アナザーワールド』監理AI、〔創世神〕以下〔神々〕が、こぞって彼のプレイを影に日向にサポートする事を。
これは、他プレイヤーから〔旅人さん〕〔にゃんこ聖者〕〔チート使徒様〕〔異世界るる◯編集長〕等と呼ばれ、一目も二目も置かれながらも、全く気にせずマイペースに『アナザーワールド』を楽しむ彼のプレイ日記。
「最近のゲームはスゲーな…。いやマジで」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 11:01:14
111376文字
会話率:11%
「しきめーる」と呼ばれる都市伝説。四回送れば、「死姫(しき)」と呼ばれる少女が迎えに来る。織本耕介は、受験時期の息苦しさから、手を伸ばしてしまうのだ。
死にたい。
死んでしまいたい。
『けれども、それは本当に貴方の願いなのですか?』
※マグネットとカクヨムでも公開始めました。
あやかしの少女「紫姫(しき)」が紡ぐ、哀しくも、優しいホラー風味幻想譚。
毎日を、一生懸命生きている方。真面目に生きていても、生きづらい方。そんな方々に読んでほしい作品です。
※コンプティーク2015年7月号で、作品紹介されました!
第参幕開始にあたって、これまでのあらすじを追記いたします。
完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 17:45:35
138189文字
会話率:25%
家路を辿る私が見つけたのは、狂い咲きのハクモクレンだった。その甘美な輪郭は私を大層惹きつけ、私の中にはある欲望が宿った。
最終更新:2021-01-14 16:00:04
931文字
会話率:0%
外界を言葉としてしか認識できない病に冒されたぼくは、AR故人《島崎藤村》β版のデバッグのため温泉旅館に逗留し、そこで奇妙な失踪事件に巻き込まれる。きみとぼくと《島崎藤村》が織りなす湯けむりSF幻想譚。
最終更新:2020-11-25 03:03:36
18184文字
会話率:50%