鬼子と名高いリシルファーノはその行動も異端であり、常に話題の中心に居た。リシルファーノが異端であっても生きて来られたのは、偏に天才的な頭脳とそれを行使するだけの決断力、そして望んだ環境に恵まれたからに他ならない。リシルファーノは己の思うまま
自由に、命尽きるまで仕事のみに精を出す、筈であった。その日、真っ赤な髪をした若き新兵を目にするまでは。——顔面凶器言の葉鈍器の天才宰相閣下(アラフォー)と真っ赤な血統書付き大型犬(ぴちぴち)の、仕組まれた縁談のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 22:41:05
89697文字
会話率:53%
神宮院で清らかに暮らしていた商家の娘フィズに舞い込んだ突然の玉の輿
知らないヒトに嫁ぐの?
幸せな結婚生活って、どんなもの?
え?
隣の国の大公の王子様?
え?
皇帝陛下?
え?
宰相閣下?
……マジですか?
二転三転する幸せな結婚生活
への道のり
はたして、フィズは本当に幸せになれるのでしょうか
2021.2.10
運営さんからR18を指摘されましたので、該当箇所と思われる記述をバッサリ消しました!
完全ver.はムーンライトへ移行します。
よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 01:00:00
142255文字
会話率:28%
王侯貴族の令息令嬢が通う王立学園の卒業パーティーにて、ユーグレース・ザイン伯爵令嬢は、婚約者のリンク・ユシュグライド第一王子に、キリアン・ルーチェ子爵令嬢を虐めたという虚偽の罪で公の場で断罪され、婚約破棄を申し渡される。
リンク殿下とキリア
ン様の周りには取り巻きのように控える騎士を目指す男爵令息、魔導師として将来を嘱望される伯爵令息、宰相閣下の息子である公爵令息、教皇令息が控えていた。
※アルファポリス様でも別名義にて掲載しています。
※思いつきの1話完結です。
※色々頭を緩くしてお楽しみください。
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 14:15:03
3218文字
会話率:40%
斜陽貴族もいい所なメイプル伯爵家の令嬢・キャロルは、貧乏故にずっと男装で生きてきた。
姿も立居振る舞いも兄の真似をしていたので、社交界では令息と誤解されている。いちいち事情を説明するのも面倒なので、誤解は止まる事を知らないまま、18歳になっ
ていた。
そんな彼女にお見合いの申し入れがあった。家の借金を肩代わりして持参金も要らない、結納金はたっぷり出すという条件付き。
何か裏がある、と思いながらも服が無いのでいつもの男装姿でお見合いに向かったキャロルのお相手は、巷で噂の宰相閣下、『完璧な貴族』の二つ名を持つコンラッド・アダム公爵で……?!
「そっちの趣味がおありですか?」
と、うっかり聞いてしまったキャロルに対する、コンラッドからの偏愛が始まってしまう、結婚から始まるラブストーリー。
※途中に少し残酷なざまぁ要素あります。
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
※アルファポリス 様でも別名義で連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 07:00:00
34764文字
会話率:35%
「わたしにだって、限界があるんですよ……」
そんな風に泣きながら、べろべろに酔いつぶれて行き倒れていたイケメンを拾ってしまったフィアナ。そのまま道端に放っておくのも忍びなくて、仏心をみせて拾ってやったのがすべての間違いの始まりだった――。
「天使で、女神で、マイスウィートハニーなフィアナさん。どうか私の愛を受け入れてください!」
「気持ち悪いし重いんで絶対嫌です」
外見だけは最強だが中身は残念なイケメン宰相と、そんな宰相に好かれてしまった庶民ムスメの、温度差しかない身分差×年の差溺愛ストーリー、ここに開幕!
※旧題「宰相閣下を拾いまして。」
※R15は保険です。
本編完結、たまに短編上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 20:39:50
268913文字
会話率:49%
王宮職員寮の雑用係の娘は、宰相閣下より魔王討伐に出た勇者パーティのサポート役に指名された。
※短編で投稿した同タイトルの連載版です。
最終更新:2020-11-02 22:00:00
74680文字
会話率:47%
大団円を諦めたその先を、愉しみたいと彼は言う。
転生した王妹殿下は人生を諦めている(https://ncode.syosetu.com/n9119gl/)の旦那さまから見た話。
何も知らない王妹殿下と、おおよそ把握している旦那さま。
最終更新:2020-09-05 17:36:55
13713文字
会話率:5%
いつもなら絶対に欠席している祝賀会に、ある事情から出席したヴァン。
「ある事情」を作った元凶は、この王国の魔導宰相閣下。閣下のやり口が気に入らないヴァンは、つらつら文句を並べ立ててやろうと、閣下と夜のバルコニーへ出た。
が、ヴァンはそこで予
想もしない思惑を知ることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 15:00:00
5256文字
会話率:35%
2012年6月4日。京都府北部を異形の軍勢が襲った。
警察・海上保安庁・自衛隊による必死の防戦により撃退されたものの、被害は甚大であり、なによりもその〈軍勢〉がどこから現れ、どこへ消えたのか全ては闇の中であった。
2012年12月8
日 青森県むつ市
数千名の死傷者と千名の行方不明者を出した惨禍から6ヶ月が過ぎてなお、日本政府は事件の手がかりすら掴めていなかった。
ところが、この日事態は急転する。
吹雪の中突如として現れた『耳の長い少年』は言った。
「わたくしは、リユセ樹冠国、西の一統リューリ・リルッカ。〈帝國〉に抗う南瞑同盟会議の命により、乞師として罷り越した。異世界の方よ。この国の宰相閣下にお目通り願いたい」
奪われた国民は、〈門〉の向こうにいる。
異世界〈アラム・マルノーヴ〉にて周辺諸国への侵略を開始した〈帝國〉の手から拉致被害者を奪還すべく、日本政府は自衛隊の出動を決定した。
『幽世の竜 現世の剣(かくりよのりゅう うつしよのつるぎ)』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 12:23:57
441822文字
会話率:39%
異世界転生してきた少女に婚約者である皇太子を奪われ、追放されて町で暮らし始めた悪役令嬢が、家の前に居たピンクでモフモフな生き物を飼い始める話です。最終的にはピンクでもふもふな生き物のお陰で元気を取り戻した主人公が名誉を回復し、唯一自分を庇っ
てくれた宰相閣下と結婚するハッピーエンドとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 00:33:18
8098文字
会話率:34%
フロウは氷の精霊族。炎の精霊族であるイグニとは幼馴染みだ。やがて魔王とそれを支える宰相となる、正反対な二人の始まりの物語。
最終更新:2019-11-22 07:49:40
14939文字
会話率:47%
「ちょ、ちょっと待って下さい! 一体何をしようって言うんですか?!」
俺だって子供じゃないから察しはついたけれど、あまりにも意外な展開で確かめずにはいられない。「何って、少々執務で疲れましたので、あなたをつまみ食いしようかと思いまして」
「
つ、つまみ食い?! 俺を?! 真っ昼間から?! こんな場所で?!」っていうか、宰相閣下がそっち系の御方だったとは!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 06:16:15
11416文字
会話率:41%
アラサーにして異世界トリップの偉業を成し遂げたフミィこと、佐藤芙美は自他ともに認める自立した女。だってその方が楽だもん。……唯一をつくるのは、恐い。
そんなフミィさんをへたれた白獣宰相閣下が遠回りして、引き返して、立ち止まって、それでもなん
とかモノにする(?)までの恋模様。
ムーンライトノベルズ掲載作の大人描写を抑えたものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-22 20:45:12
128017文字
会話率:34%
孤児のモニカは困っていた。
もうすぐ十六歳。
大人になったら孤児院から出ていかなければならない。
だが、孤児院育ちの女がまともな仕事に就ける訳もなく…………
アホな少女とブルドック似の宰相閣下のラブコメです。
えっ、ラブコメ…………?
最終更新:2018-06-24 00:00:00
11206文字
会話率:10%
「もし、私の味方になれば、世界の半分を貴女に差し上げましょう。」
100年前にある男が『魔王』に持ち掛けた誘い。
それは秘密の盟として結ばれ、男の子孫と『魔王』は時に争い、時に手を組み、世界を治めてきた……来るべき決着の日に備えながら
。
しかし、突如現れた『勇者』によって両者の均衡は崩れ始める。
各地で好き勝手に【冒険】を繰り広げる『勇者』に対し、時の『王国宰相』ネイトは密かに動き出す――主に尻ぬぐい役として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 01:00:00
13794文字
会話率:20%
地味で目立つところも特出したところもない伯爵家の娘、ツェイル。美しく愛情深い兄と姉、可愛らしく賢い弟と妹に挟まれ囲まれて育ち、賑やかで幸せな日々を過ごしていた。しかし、その幸せは両親の死と共に永遠に失われる。「ツェイル姫を差し出しなさい」、
それは歳若い宰相閣下からの命令だった。ツェイルは大好きな家族を護るため、その身のすべてを帝国に捧げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-05 21:13:47
713439文字
会話率:57%
とある異世界の、とある大陸の、とある国家。その国に、千年に一度の俊英と呼ばれる名宰相が居た。
三代の王に仕え、全ての王に信頼され、信用され、愛されたその宰相には若き頃に麗しき姫と交わした
約束があった。
――皆が笑える国にする
姫との約
束を叶える為に奔走する宰相。が、志半ばで彼は凶刃に倒れる事になる。
今わの際、彼は気付く。
自分が叶えたかったものは。
自分が守りたかったものは。
自分が、本当に欲しかったものは。
皆の笑顔ではなく、ただ、その麗しき姫の『笑顔』だと。
自分の本当の想いに気付いた彼は願う。
もう一度、『 』に逢いたい。その笑顔を、守りたい。
そんなものは妄想だと。
そんな事は出来る訳は無いんだと。
きっと、御伽話だと思いながら、それでも願う。強く、強く、強く、願う。
――神の御業が、悪魔の意思か。
彼の願いは、叶う。
幾つもの世界を、幾つもの時代を、幾つもの歴史を越えて。
――これは、異世界から転生した敏腕宰相が、その能力を『国』ではなく『恋』に傾け……ひょっとしたら、現代日本に変革をもたらすかもしれない物語。
※拙作『フレイム王国興亡記』の外伝的なお話になります。宜しければそちらも!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 00:00:00
170291文字
会話率:76%
なぜか異世界に飛ばされて魔族に拾われた主人公、夏目桐葉。
彼女は紆余曲折を経て、彼女は宰相閣下お付きの文官として働くことになる。
“氷血宰相”と呼ばれる宰相閣下の下で働く彼女は、この世界で一体何ができるのか。
最終更新:2016-09-27 18:05:40
170078文字
会話率:36%
王立大学院の学生ウィラード・シャマリは順調に高級官僚、宰相への道を歩んでいるかに見えた。
だがその道はだしぬけに中断させられ、落ちた先は傭兵稼業、それはまともな人は誰もなりたがらない世界最底辺の職業だった!
伯父の説得を断り切れず傭
兵団の事務をすることになったものの、仕事はブラック周りはDQN、食うや食わずの生活でそれでも世界の不条理に挑み、念願の宰相閣下となれる日は来るのか!
加筆修正を加えた書籍版が主婦の友社プライムノベルスより発売されました。
番外編 そのいちhttp://ncode.syosetu.com/n6935cv/
番外編 そのに http://ncode.syosetu.com/n7285cw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-22 07:00:00
456223文字
会話率:36%
ヴァニラ宰相とエドヴィラは国家を作ろうとするが…
最終更新:2015-06-02 09:00:00
3542文字
会話率:44%
【吟遊詩人の場合】
あたしはリーラ。仲間から残念美人と名高い半妖精の吟遊詩人だ。
結構長いこといろいろ冒険してきて、今じゃ仲間とともにすっかり有名人になってしまった。
なってしまったのはいいんだけど、ある日この国の宰相閣下に呼ばれてとある依
頼をされて、それが、まぁなんというか、今後の人生設計的なアレで……。
【騎士の場合】
女神教会に仕える騎士となり、冒険者として活動して、とうとう爵位を賜るところまでになったけれど、待っていたのは不自由さだった。
英雄として国をまとめるために結婚することを命じられたものの、結婚したいと思う相手は一人だけ。
さてどうやって彼女を射止めればよいのだろうか。
竜を相手に勇敢に戦うことはできても、彼女を相手に結婚を申込むのはヘタレてしまうってどういうことだ俺。
【その他の場合】
「こうなるに、白金貨1枚」
「乗った」
「俺も」
「それじゃ賭けになんねえよ!」
以前短編で乗せたものを直して再掲載したものでございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-31 23:12:02
23083文字
会話率:40%