魔王ゼルディスは魔族の王ではなく、魔物の王でもない、魔法、魔術、魔導を極めし王 魔王だ
彼は魔法の研究のため古城にこもり日夜、研究を続けていた、彼には初めて出来た恋人を失った過去があり、死者蘇生は失敗、次に彼女の魂を別の物へ定着させる実験
も失敗、そして彼は考えた
自分も彼女の魂も転生させよう、彼女が運命の相手ならまた出会うことも出来るだろう
転生の実験中にアクシデントが勇者の襲来だ
「魔王、聖女を殺した罪 死で償え」
実験中に勇者に刺され、ゼルディスは瀕死 古城は燃やされている
「ここで死ぬのか、最期に彼女に会いたかった」
ゼルディスは死んだ、だが偶然にも実験は成功し彼の魂だけが今とは違う別の世界で転生した、その記憶と魔力を引き継いで
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 15:11:59
105847文字
会話率:69%
青い髪の少女は一人古城の下で目を覚ました。つうっと頬を伝う涙に気付きそっと手で拭う。私はなぜ泣いていたのだろう。私はなぜここに居るのだろう。私は誰なのだろう。覚えているのは夢の中で見たあの青い花園だけ。少女は微かな記憶を頼りに自分を探す旅に
出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 21:34:48
40883文字
会話率:33%
不気味な図書館に辿り着いた少女は、推しキャラの死の運命を変えるためにかつて読んだ小説の世界に旅立つ。
過去のいじめや裏切りが原因で人間不信気味になった女子高生アカリは、悪魔に誘われ色のない不気味な図書館に辿り着いた。
望めば異世界転移を実
現させてくれるという悪魔の提案を受け入れ、彼女は推しが死んで放置されている不人気小説の世界に赴く。
推し達を助けるためにゾンビが闊歩する暗い古城に挑むが、戦闘経験がなく苦戦を強いられる事になる。が、現実世界ではあまり役に立たない雑学の知識や、同じく現実で手に入らなかった信頼できる仲間と共に困難に挑んでいく。
※女主人公かつ男性キャラ多めのためやや女性向けかと思われますが、恋愛要素はあまりなく少年少女小説寄りの内容です。
※この作品には挿絵があります。苦手な方は挿絵非表示に設定してお読みください
※小説家になろう勝手にランキング様に参加しています。クリックして頂ければ喜びます。
感想、レビュー、ブクマ、評価、大歓迎です。
特に評価については、小説について勉強中の身ですので非常にありがたいです。
こちらツイッターになります
@Kirimi_Miyuki折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 12:07:35
266458文字
会話率:27%
病弱で二十歳まで生きられないと言われていた侯爵令嬢のブリジットは、余命幾ばくもないクロード国王の元へと嫁ぐ。
かつて魔王と恐れられたクロード国王は戦の傷が原因で身体が動かせなくなり、話もできなくなっている。そんな彼と寂しい古城で残された時間
を過ごすことになったブリジットだったが、やがて彼の秘密と仕掛けられた陰謀を知り、運命にあらがうためにひとり立ち上がる。
死にぞこない王妃と死にゆく王の、華麗なる復活劇――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 17:39:29
171709文字
会話率:48%
わたしクリスティーナ。突然ですが、異母妹のかわりに聖女として帝国に嫁ぐことになりました。嫁ぐって言ってもほぼドナドナ状態で運ばれて、なんだかなあって思っていたら、夫になる皇帝マクシミリアンが生活している王都を素通りしてなぜか幽霊屋敷みたいな
古城に運ばれて、これまたなぜかここで生活しろって言われたんだけど…あれ?わたし、お妃様だよね?
最初は驚いたわたしだけど、まあ、面倒くさいお妃業とかしなくていいなら万々歳だとばかりに古城を好き勝手改造して快適スローライフを目指して第二の人生を出発します~!と意気揚々と古城生活を開始したんだけど、結婚誓約書にサインが必要だとか言って不本意そうにマクシミリアンがやってきた!祖国の動きもどうもきな臭いし、なんだか面倒ごとに巻き込まれそうな嫌な予感がいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 19:00:00
115676文字
会話率:25%
古城にまつわる不思議な話や怪談など、何かしら耳にされたことがおありかと思います。そういった類の話と思って読んでくださいませ。
お城にまつわる怪奇譚、よく女性が閉じ込められていますね、何故でしょうか?
お姫様は十五歳になりました。近付い
てはならぬと言われたお城の古い塔に、両親が留守の日に悪戯心から入りました。
無断複製、無断転載を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 06:00:00
5218文字
会話率:32%
ランドルフ王国の名門貴族であるカーネリアン家の一人息子、シオン・アンリ・カーネリアンは自由気ままな生活を送っていた。ある日、ランドルフ王国の次女であるマーシャ王女が誘拐された。すぐに近衛兵が救出に向かったが、まるで歯がたたず全滅してしまっ
た。そこで、遠い過去に一度『英雄』と讃えられた人物がカーネリアン家にいたということで、マーシャ王女の救出の命令がシオンにくだったのだ。国王より使者が来ているにもかかわらず、シオンは横柄な態度で断る。しかし、パーティにキャロライン・ソフィア・マイヤーという美人魔術師が加わっていることと、ソフィアが伝統ある魔術師のローブではなく、自分がデザインした洋服を着るなら了承すると条件をつけて引き受けた。シオンは家庭教師のレオナルドとソフィアの三人でランドルフ王国から旅立った。
ある村のそばの樹海の奥でで何かが起きていると確信。樹海ではレオナルドとソフィアをあっという間にモンスター化した木々にとりこまれてしまう。シオンは自分でデザインし、特注していた剣で戦っていたが、二人を同時に助けようと持っていた剣をレオナルドに。そして一応形だけでもと背負っていた家宝と受け継がれてきた『勇者の剣』でソフィアを助けた。勇者の剣の威力はすさまじくたった一振りで樹海の木々は跡形もなく消えた。樹海の先には古城があった。案の定古城にはマーシャ王女と村で誘拐された四人の幼女がいた。犯人は、ただロリコンの中年男のグレンと、アーロンというランドルフ王国にある元老院の魔術師制度に落胆した魔術師で、ソフィアの伯父だった。アーロンは建国後ずっと大切に扱われていた魔術書を奪い、逃走を手伝ったことの引きかえにと、マーシャ王女たち誘拐したいといグレンの頼みをきいたのだった。犯罪の片棒をかつぐのに何の悪気もないほど、アーロンの心はむしばまれていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 15:05:49
36767文字
会話率:40%
人間の王子イルテは古城にて魔族の少女ズヴィと出会う。人間と魔族の橋渡しの為に彼女を妻にしようと国へ連れ帰る。しかし二人の結婚を阻む者達が――
【明闇(めいあん)の黒と白】政略結婚から逃れるため、公爵令嬢プロミネンシアは敵国に乗り込む。
【
灰の双子】グレー国に住まうのは弟を盲愛する姉、それを甘んじて受け入れる弟。狂った愛。その先に待つのは―――
【金の暗殺者と銀の姫君】暗殺者の男を罠をしかけて待ち構えていた姫。彼女の遊びに、暗殺者は付き合うことになる。その城に入ったら最後、出る事は叶わない―――――。
【暗殺者は姫を浚う】王女スパラジーネは王都を騒がせる暗殺者スコーピオに憧れる。だが、彼女に会いに来た暗殺者は偽のスコーピオだった。
【死んでください女王様】敵国カオスマインに敗北した王女は敵の王子に嫁ぐことになるが想う騎士ログナーがいる。
【黒明の王子と暗白の皇女】皇女・ホワイティナは敵対している黒の王国の地下に捕えられ、敵である王子は彼女に求婚を迫るのだった。彼女が選ぶのは緻密に練られた戦略か一時の感情なのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 02:00:28
25851文字
会話率:49%
主人公イズキは博士に造られたばかりの人造人間。彼女の行き先を決めるため普通の人間を知るべく学園に通う事になった。■級友〔大日川ソウシ〕、転校生〔王タイラオ〕、学者〔シュバルツ〕、闇医者〔鬼無ヴレン〕、敵対者〔居抜ラツ〕、謎の男〔ダァス〕
【紫贄の心臓~死にたがり少女の夢】主人公アヤメはある噂から海外の研究所に捕まる。しかし彼女は幸運にも自力で脱出。なぜなら周りの人間が突然死するから。
◆留学生〔サフレス〕、留学生〔クログフ〕、幼馴染〔ルシヤム〕、若い衆〔ギルエム〕、運送屋〔シェライフ〕、社長〔トランチ〕、博士〔リラ〕
【王の隠し子】主人公ルイカは目が覚めると海外の古城にいた。彼女は簡単に抜け出す事が出来、安堵したのも束の間。命を狙う組織ナッサに終われてしまう。
【口無しの死華~彼女は王の隠し子を殺(あい)しにいく~】主人公ライラは声が出せない事から、口無しの死華と呼ばれる女暗殺者。余命が迫った彼女は第3王子の暗殺を依頼された。
【暗殺姫と死にたがり王子】主人公ココルナは村娘、衛兵、裏仕事人の三重生活。大王の命で王子暗殺のためにパーティーに参加することに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-09 01:13:38
6783文字
会話率:45%
上杉和樹はコンビニを出て家に帰る途中、突然現れた黒竜と光球の争いに巻き込まれ肉体を損傷した和樹はメルキュリロワと名乗る光球に治療され異世界に飛ばされる。落とされたのは何処とも知れない暗い森の中。さまよってたどり着いた古城でユニベルというゴ
ーストに助けられ魔法と武術を教えてもらう事となり魔獣が跋扈する森で自給自足して暮らすことになる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 09:10:00
90126文字
会話率:44%
末っ子王女のティナは、膨大な魔法力があるのに家族から評価されないのが不満。生まれた時からの婚約者、隣国の王太子エドとも婚約破棄されたティナは、古城に引きこもり、魔力でポーションを売り出して、ウサギ印ブランドとして徐々に有名に。ある日、ティナ
は、ポーションを売りに街へ行ってガリガリに痩せた貧乏騎士を拾ってきてしまう。お城で飼ううちに騎士はすっかり懐いて結婚してくれといい出す始末。私は王女様なのよ?あれこれあって、冒険の旅に繰り出すティナと渋々付いて行く騎士ことエド。街でティナは(王女のままではまずいので)二十五歳に変身、氷の美貌と評判の騎士団長に見染められ熱愛され、騎士団長と娘の結婚を狙う公爵家に襲撃される……一体どう収拾がつくのか、もし、よかったら読んでください。12万字程度。
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 20:16:47
143298文字
会話率:45%
「…俺の右腕がない…」
古城美香と共に、突如異世界へと召喚された笠間木柊也。だが、彼は召喚時の不具合によって右腕を失ってしまう。しかも、神より強力な「素質」を授かった美香と異なり「素質」を得られなかった柊也は身の危険を感じ、右腕と引き替え
に手に入れた力を頼りに美香と袂を分かち、身を隠す。
一方、残された美香は新たに得た「素質」の力と信頼する仲間達に支えられて次第に頭角を現し、やがて世界は美香の活躍によって大きく揺らぎ、激動の時代へと突入していく。
多くの人々の想いと大国の思惑が複雑に絡み合い、戦いの潮流に否応なく巻き込まれる二人。
――― この世界は、何なのか。
――― 神話に語られる三姉妹の正体は。
――― そして、二人は何故この世界に召喚されてしまったのか。
二人を巡る数多くの愛憎劇と共に、その全容が次第に明らかになる。
***
7割シリアス、3割エロコメディです。ご注意下さい。
男主人公と女主人公の二重進行、男のストーリーは第2章、女のストーリーは第3章より本格化します。週末に2話更新。
本作品は、「小説家になろう」「カクヨム」で掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 15:12:14
1287146文字
会話率:55%
高校1年生の九重天花は毎日学校図書館である本を借りては翌日返却していた。その行動を知る図書委員の一人は彼女の事を「オカル子」と陰口を言っており摩擦の種になっていた。その彼女を標的にした嫌がらせがエスカレーションしていく中で、何故そんな行動を
彼女が取っているのか、司書教諭の音田しのぶは図書委員長で2年生の古城ミアキと共に天花をめぐる問題と謎に気付いた。
(2022年3月7日〜10日19時更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 19:00:00
16491文字
会話率:46%
三重陽子は高校の芸術選択科目の音楽で他のクラスの古城ミフユと知り合いになった。古城ミフユは彼女の同じクラスの男子生徒同士の間で起きたいざこざをたった一言告げて終わらせた。友人となった古城ミフユとお昼ご飯を食べながらこの時何があったのか知る。
最終更新:2020-07-20 11:44:45
7679文字
会話率:41%
8月30日金曜日18時完結予定) 春休み前の終業式の日、古城ミフユはある決意をして親友、クラスメイトを巻き込んで生徒自治会長選挙への立候補へと突き進む。中央高新聞で80年代にあった今のブレザー服への改正が生徒自治会の働きによるものだったと知
り、その時の会長に話を聞いて行くうちに制服戦争とでも言うべきやりとりがあったらしい事を知って行く。学校の先生方の思惑、対抗馬として出てきた風紀強化派の吉良小夜子との選挙戦の中でどう学校を説得するのか。ミフユは過去にその鍵を求めた。
(月〜金曜日7時・18時掲載)
「第二次制服戦争 高校2年生のミフユと高校1年生選挙参謀の加美さん」改題・内容を改定したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 18:00:00
101662文字
会話率:45%
天使のように愛らしくて美しいアルベルゲは、カイルド侯爵家の令息だ。その美貌が王太子のお飾りにピッタリだと、彼は側室に無理矢理に彼女の息子の側近にさせられてしまう。しかし、アルベルゲは眉目秀麗なだけでなく、頭脳明晰で身体能力にも優れ、魔力持
ちという完璧な少年たった。それ故に駄目王太子だけでなく、他の馬鹿な側近達の子守りをさせられる羽目になった。その上いつも老若男女に付き纏われて辟易としていた彼は、ある日耐えられなくなって魔術師学校に助けを求めた。そんな彼の助言者に選ばれたのは、カノン=ミュゼル伯爵令嬢という、同じ年の魔術師学校の学生だった。しかも彼女は灰かぶりの魔女と呼ばれる天才魔術師で、異性になど全く興味のないクールな少女だった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 17:38:03
18712文字
会話率:16%
フローゼの森と呼ばれる古い森の守り人一族の末裔リリア=フローゼはおじいちゃんのお墓を作りながら都会に行きたいなと考えていた
おじいちゃんの残した遺書に一通り目を通して、自分が何を望まれていたのかを知って、それでもやっぱり都会に行きたいなと
思って、その方法を考えるためにいつものように瞑想をしていた
そんなとき、何故かフローゼの森の中からエイドと名乗る男の子が降ってくる
話を聞く限りではどうやら彼は突然馬車につっ込まれて成人の儀式を済ませてこいと追い出されたらしい
大変そうだなあと思ったリリアは森の守り人としての役目を果たすために彼の成人の儀式に同行することにする
森でのサバイバルを経て目的の場所である神様の樹の根元までやってきたが、神様の樹は背が高すぎて枝を拝借するのにも一苦労だった
なんだかんだ頭を捻って枝を拝借することに成功するも、森に住んでいる謎の生物の怒りに触れて追いかけまわされることになる
そんな折、二人を助けてくれたのはやたらと派手で露出度の高い格好をした魔式師アーシアという女だった
助けられたは良いが、助け方に問題が合って森のさらなる怒りに触れ、魔式の女ともども森の生き物に追い回される羽目になる
何とか逃げ延びたリリア、エイド、アーシアの三人は話の流れでアーシアの目的地である森の古城まで同行することになってしまう
古城の中でリリアにだけしか聞こえない声が彼女を古城の最奥まで誘う
謎の声に導かれるままに古城の仕掛けを解いたリリアたちは森中から集まってきた死霊たちと古城に残されていた古い土人形の暴走に巻き込まれて大立ち回りを演じる羽目に……
全てが終わって、神様の樹の枝を持ってエイドの住んでいる村へとたどり着く
その村は小さな村だったので、リリアはがっかりするも、でも村が思いのほかいいところだったので都会に行くのは諦めようかなと思いなおした
エイドに誘われて海岸線の不思議な洞窟に遊びに行ったリリアはその洞窟の中で謎の黒装束の女に襲われる
二人掛かりで女を無力化したリリアとエイドが村へと戻ると、村は焼けていて……
この作品は「カクヨム様(https://kakuyomu.jp/works/16816700429573060535)」にも掲載しています。
※追いかけ掲載ですリンク先では更新が終わっています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 19:00:00
101078文字
会話率:33%
───鏡花の森を抜けた古城には、『叡智の書』を携えた全智の賢者が住んでいる───
近年、突然噂されるようになった賢者様は、実は秘密があって……?
賢者様に助けられた少年アッシュと賢者様の、冒険の物語。
最終更新:2022-02-09 08:18:32
24582文字
会話率:41%
真田昌幸が「占拠」する信州上田城へ向かって、徳川軍が攻め寄せる。
上州沼田の領有権争いから持ち上がった真田と徳川(&北条)の闘争は、真田の本拠地での大規模戦闘に発展した。
昌幸の嫡男・源三郎信幸は、父に命じられた通りに伏兵部隊を率いて支城へ
詰めた。
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※今作は、旧作【子檀嶺城戦記】をリライトしたものとなります。
https://ncode.syosetu.com/n4068u/
旧作をお読みいただいた皆様も、改めてご一読いただければ幸いです。
----------✂----------
同じ頃、二十名ほどの男たちが、主戦場から遠く離れた子檀嶺(こまゆみ)岳の古城に入った。塩田平の地侍・杉原四郎兵衛の一党である。
真田と徳川の圧倒的戦力差から徳川軍が勝つと予想した四郎兵衛は、
「徳川に身方する」
と吹聴しつつも古城からは一歩たりとも出ず、
「勝利するであろう徳川軍からの勧誘」
を待つという消極的策戦を取ったのだった。
しかし半月が過ぎても、徳川からの迎えは現れない。
それもそのはずで、真田勢に敗れた徳川勢は、すでに東信濃から撤退済みだった!
廃城で孤立し、事態を知る手段もなく、不安に苛まれる四郎兵衛に耳に、銃声が聞こえた――。
天正十三年(1585)閏八月。
後の世に、第一次上田合戦と呼ばれる戦の裏側で起きた、ほんの数日間の「反乱」の顛末。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 18:00:00
50554文字
会話率:23%
「驚くことなかれ、あなたはこの無敵要塞ガリアス・ギリの操者――つまり主となったのです!」
私、ジェネロ公爵家の一人娘であるシャーロット・マリー・ジェネロは、花も恥じらう十八歳。けれど、過去に罹った熱病のせいで、私の肉体は八歳の幼女のま
ま成長することをやめてしまった――。
肉体が幼女のままの婚約者なんて冗談じゃない、と、私の婚約者であったライル王子は呆気なく私を裏切った。私は激怒した父によって公爵家の面汚しだと断罪され、ギリ・ルインと呼ばれる辺境の古城に追放される。
人生の終わりを覚悟した私だったけれど、そのとき偶然にもギリ・ルインにかけられた封印を解いてしまい、そこでこの古城に眠っていた美貌の青年・ガリアスに出会う。実は私が追放されたこの古城は、かつて魔王が世界の中心として建設していた無敵の魔導大要塞ガリアス・ギリだったのだ。
なんやかんやの成り行き上、無敵要塞ガリアス・ギリの主になってしまった私は、同時に無敵要塞の入り口で骨になっていたかつての勇者・シェヘラザートと出会い、彼女が庇護していた《僭主の指輪》と呼ばれる宝物を託される。この《僭主の指輪》はそれを持つ者を地上の支配者にすると伝えられる宝物で、五百年前に起こった魔王戦争はこれを魔王の手から奪い取るために人間が仕掛けた侵略戦争だったことが判明する。
無敵要塞、そして《僭主の指輪》――二つの主となった私は、自分を裏切った婚約者のライル王子、そして父であるジェネロ公爵への復讐のため、そして《僭主の指輪》を欲深い人類から守るため、独りぼっちで五百年前の魔王戦争を再開することを決意する。《僭主の指輪》を求めて次々と無敵要塞を攻撃する人間たち。けれど同時に、私の下には、人間に虐げられ、抑圧されている魔族たちが保護を求めて続々と集まってきて――。
肉体年齢八歳の干物公爵令嬢が、縁あって無敵要塞の幼妻となり、世界相手に戦争を仕掛けてゆくタワーディフェンスファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 12:04:01
60608文字
会話率:39%
第1章「狐」(泰河)
片や霊感に乏しく、片や陰陽道にも多少通じる神社の次男という祓い屋二人が、齡三百だという狐に出会う話です。
第2章「花の名前」(ルカ)
日本で悪魔と出会う祓い屋とエクソシストの話です。
第3章「パライソへ」(泰
河/ルカ)
同じ街でキリシタン弾圧の記憶を追います。
第4章「伴天連」(泰河)
四人の祓い屋で 一つの件に当たります。
第5章「死神のピストル」(ルカ)
フランスの古城で花嫁さんを護ります。
第6章「泥濘」(泰河)
山間の集落の祟りに立ち向かいます。
第7章「蟲」(ルカ)
祓い屋・悪魔・山神、協力戦線です。
第8章「うたかた」(泰河)
海で呪詛付きバカンスです。
第9章「イカサマ天使」(ルカ)
『必ず取り返す』恋と戯曲のお話です。
「エブリスタ」(シリーズ #万象)
「カクヨム」(万象) にも 投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 14:00:00
2368081文字
会話率:22%
〜あらすじ〜 大学生編
成績も容姿も全て平凡、どこにでもいる普通の19歳男子、白田憂。何気ない毎日をただ淡々と過ごしている経営学部の大学生。
大学生として2回目の夏、祖母の家に帰省した。
今年もいつものように過ごすのだろうと思っていた
が、病気を患った23歳の女性、安翠柊に出会う。
短い期間で憂は、柊に対して心惹かれていった。
…しかし、彼女には秘密があった。
僕の青春の思い出として終わりを迎えて…
どうか、夢と言わせて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 00:14:36
1159文字
会話率:28%
古城に行く盗人な奴の話
最終更新:2021-12-09 19:00:00
290文字
会話率:0%