主人公は、とある奇病を抱える青年・篝飛鳥馬《かがりあすま》。
コミュ障、ボッチ、仕事が出来ない、すぐに会社をクビになる──そんなどうしようもない、“出来損ない”──人生の落後者だ。
そんな彼が、会社を追放されることになった、ある
日。職場で異世界転移をしてしまう。
転移先は、魔物たちが跋扈する──魑魅魍魎の魔界。
そして、転移特典で手に入れたのは、チートスキル! …………ではなく、【HUP】【NR】※……と言った泣きたくなるような、どうしようもないバッドスキルばかり…………
※【HUP】 Hang up Phone:電話を掛けても、電話に出てもらえないスキル。
※【NR】 No Return:メールをしても返事が来ないスキル。
こんなんで、どうやって生きていけばいいんだ……○| ̄|_
だが、彼は、何度も何度も、悲惨な目に遭いながら、魔獣たちが巣食う魔窟のような世界に、徐々に順応してゆく。
そんなある日、彼は、美しい亜人種の女性奴隷が、磔刑に処されている現場に遭遇し…………
行きがかり上、彼女を助けることになった篝《かがり》は…………
──これは……どうしようもない“社会の屑”の──出会いと──再生の物語。
❉1エピソード当り、1,000~1,500字程度で、スマホからでもサクサク読めるように、字数調整しています。
✿最初は延々と、サバイバル生活とレベリングが続きますが、後半からは不遇スキルを活かした異能力バトルが始まります。
❁特殊で、感情移入しづらい設定だとは思いますが……誰かの心に届けばいいなと、祈るような気持ちで書いています……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 06:11:14
200575文字
会話率:13%
大国エストライア帝国にある五大公爵家の一つ、ラングハイム家の長男として生まれたヨナは、生まれつき膨大な魔力が原因で寝たきりの生活を強いられていた。
ある日、ヨナは偶然にも一冊の本に出逢う。
それは、失われてしまった古代魔法の全てが記
された本。
その日からヨナは、古代魔法の習得に心血を注ぐ。
本に記されていた一文……『物体を操る魔法』があれば、いつかきっと普通の人のように歩けるようになれると信じて。
努力が身を結び、ヨナは自分の力で立ち上がることができるようになった。
歓喜に震えたヨナは、自分がもう出来損ないではないのだと知ってもらうため、父のもとへ向かう。
……だが、そんな彼の努力を、奇跡を、父は認めてはくれなかった。
それでもいつか家族が見てくれると信じて必死に生きるヨナは、十一歳の誕生日を二週間後に控え、残酷な現実を突きつけられる。
――自分に残された命が、あと一年しかないことを。
絶望に打ちひしがれるヨナは、死ぬ前の最後の望みとして世界中の伝説を求めて旅に出る。
だが、彼は知らない。
旅の先で、彼の古代魔法がたくさんの奇跡を起こすことを。
――たくさんの大切な人との出逢いと、たくさんの幸せが待っていることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 12:10:00
272218文字
会話率:41%
神の神託により、世界の中から5人のみ選ばれる勇者と言う存在。
その役目は、魔王に奪われたままの世界の四分の一を取り戻す事である。過去の勇者達の奮闘により、何度も魔王を倒すものの後一歩のところで世界を奪還できず今に至る。
魔王が世界の四分の一
を手中に納めるきっかけを作ったエアズィール国だったが、幾つもある国の中で唯一、勇者が産まれる年になれば毎回神託を受け、優秀な勇者を輩出するため、世界を危機に晒したと言う罪から見逃されていた。
けれど、今回選ばれたのはヘタレで泣き虫な少年ヘルト。他国の勇者は皆優れた者ばかりで、国中から出来損ないと馬鹿にされる日々を過ごしていた彼だったが、ひょんなことから化け物屋敷と呼ばれる洋館に足を運ぶ。そこにいたのは、溢れ返る凍り付いた魔物達と美しい少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 17:15:55
36699文字
会話率:48%
超大金持ちである「名禮翫家」に使える使用人組織「掬護会」。その使用人である両親を持つサソリも、また使用人になるのは必然だった。優秀な両親のお陰で、勝手に期待され、勝手に見下される出来損ないの使用人候補サソリ。虐めや父親の死、母親のネグレク
トにより精神がすり減って行く。そんなある日、次期当主である、りんのすけと出会い、次第にりんのすけを護りたいと思うようになる。掬護会格闘大会で、最強の男チョウシを見つけ、弟子入りをする。修行を重ね少しずつ強くなっていったある日、護衛任務に同行したサソリは、敵の攻撃に巻き込まれ、その中で先祖から受け継いだ能力を覚醒してしまう。使用人サソリの成長ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:20:55
527575文字
会話率:45%
後に世界を救う英雄───ヨーゼル・ドレア。彼の物語は記憶喪失から始まった。天涯孤独の身となったヨーゼルはマリー・ドレアという女性に連れられて彼女の故郷へと向かう。
マリーの息子となったヨーゼルは彼女の故郷で様々な出会いを経て、新たな故郷を
見つけることができた。
大切な母に両手では足りないたくさんの仲間たち。彼の世界は幸せに満ちていた。
しかし、彼は思い知ることになる。
自らが英雄であることを。そして、過酷な運命を。
──拝啓、我らが英雄へ
──傍観することは許さない
──汝は切望されし我らが神なのだから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 18:10:00
168217文字
会話率:47%
___出来損ない
___約立たず
___気味が悪い
そう周囲の人々から蔑まれながら生きてきた伯爵家の長女、ララリー。
唯一得意とした契約魔法で契約を交わしたモンスターを使い魔とし、伯爵家の領地を守る事で何とかこれまで自分の居場所を保
ってきた。
そんなある日、冷徹公爵と称される男からララリーへと婚約の話が舞い込んで来たのだ。
公爵は前妻との間に2人の子どもを授かっていた。
そしてララリーには、その2人の母親となって欲しい……とこのことだった。
「この結婚に愛など無い。俺はただ子ども達の母親に相応しい女性を探しているんだ」
公爵の命の元、ララリーは母親として奮闘する。しかし、公爵は一切父親として育児に加担してこようとしない。
確かに母親も必要だと思いますけど、父親の存在も大切でしょうがっ!
そうしてララリーは公爵の書斎に乗り込んだ。
一方その頃、ララリーが居なくなった伯爵家には……崩壊への足音がゆっくりと近づいていた。
※ゆるふわ設定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 00:29:20
2796文字
会話率:18%
【MFブックスより書籍化し、1〜6巻発売中】
大陸西方の小国であるクラリス王国に、「王都のごくつぶし」と呼ばれる青年士官がいた。彼は魔法全盛の時代にほとんどの魔法を扱えず、出来損ないの士官として地方へ左遷されてしまう。
しかしやる気のな
い彼は左遷を喜び、田舎都市で楽隠居を決め込むつもりであった。
だが彼の願望とは異なり、時代の激動は彼に歴史の表舞台へと立つことを要求した。
この物語は「王都のごくつぶし」、「カーリンの昼行灯」と呼ばれた、やる気なし青年士官であるユイ・イスターツが、「救国の英雄」と呼ばれることとなる大陸騒乱の物語である。
(Unmotiveted hero’s tale Ω)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 21:00:00
1261306文字
会話率:49%
・あらすじ
「マリウス! これより貴様を追放する! 兵士たちよ、即座にこの出来損ないをつまみ出せ!」
発現したスキルの強さが将来を決める国、ガラドシア。
その王子であるマリウスはいくつになってもスキルを発現せず、兄妹や従者たちから人なら
ざる扱いを受けていた。
その中でマリウスは思った。
「どうして僕は、兄妹たちのように父から愛されないのだろう」と。
理由は悲しいほどに明白だった。
マリウスは、スキルを持っていないからだ。
そして後日、いつまで経ってもスキルを発現しないマリウスに対し、痺れを切らした国王はマリウスを追放した。
マリウスは絶望した。
だが、その出来事はマリウスの運命を変えた。
追放されたことを機に、マリウスのスキルは目を覚ましたのだ。
《スキル操作権限:アドミニストレータ》というスキルを手に入れたマリウスは、魔王となっていずれ父を倒すことを決意する。
「生まれもったスキルで将来が決まる」ような、腐りきった国を変えるために。
自分のように、スキルのせいで苦しむ人々を助けるために。
自分を愛してくれなかった父との因縁を、断ち切るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 22:35:53
38580文字
会話率:30%
精霊の加護持ちである母から生まれたビビは文字が読めない女の子。母は文字が読めないことは問題ないというけれど、周りはそうは思ってくれない。役立たずのビビは徐々に家族にも疎まれて、離婚をしたペルニラと娘のマリンが出戻りとして帰ってくると、ビビの
居場所はあっという間に無くなってしまったのだった。苛烈な性格のペルニラとマリンは、まずビビの母親を毒で殺した。ビビにも毒を盛って残虐な方法で殺そうとしたのだけれど、精霊の愛子であるエドヴァルトに助けられることになる。エドに助けられた後も、母を追って死にたくて死にたくてしょうがないビビ。出来損ないビビに死を望まずに立ち直る日はやって来るのか?カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 17:00:00
59199文字
会話率:48%
15歳の朱桃花(しゅ・とうか)は、呪術師の家系に生まれたが、優秀な姉たちから蔑まれ、虐待されてきた。だが桃花は実は圧倒的な力を持ち、隠していたのだ。
そんなある日、建国の英雄と名高い第二皇子の妃に桃花は選ばれた。桃花の呪力を利用するために
。
桃花は最初は傍若無人な第二皇子に反発するも、自分を見出してくれた彼を信頼しともに歩むことを決意する。
第二皇子は次期皇帝候補だった。そして皇子に気に入られた桃花は――。
「わたしが皇后!?」
ところが、二人の前に第一皇子と、その妃となった桃花の姉が立ちはだかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 23:40:46
7946文字
会話率:34%
ひたすら親の命令に従って生きてきた大公家の長女「エルーシャ」。出来のいい兄や弟、妹と比べられ、家族にも愛されず「出来損ない」として生きてきたエルーシャの心は少しずつ壊れてきていた。18歳になった頃、彼女は両親によって隣国の皇太子、彼女の婚約
者を暗殺しようとした罪を着せられることとなった。隣国の皇太子は剣術、魔術共に優れていて、とても寛大な心の持ち主。民衆や貴族からの信頼は計り知れないものだった。そのような人の暗殺未遂となったため、彼女は家族の盾となりあっけなく断頭台にかけられた。エルーシャは深い悲しみと怒りの中、また過去で目を覚ました_____ __。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 19:22:44
1287文字
会話率:32%
「出来損ないのあの子をあなたの代わりとして嫁がせましょ。あんなところに嫁いだら何をされるか分からないもの」
小国アーレンス王国は突如隣国シュナイダー帝国の侵略を受け、城を呆気なく制圧された。
アーレンス城を制圧したのは冷酷無慈悲な帝国
の魔道将軍オスカー・シュナイダー公爵。
アーレンス王国は無条件降伏を受け入れ、帝国の支配下へと下る。
皇帝が戦利品として要求してきたのは、アーレンス王国第一王女エリーゼの身柄。皇帝の甥っ子であるオスカーのもとへ嫁がせるためであった。
だが、可愛い我が子をそんな非情な男のもとへなど嫁がせたくない第一王妃アーレンスは、第二王妃の子であるフローラをエリーゼの身代わりとして帝国に差し出すのであった。
⸺⸺
毎日虐められているにも関わらず、心優しく育ったフローラには、不思議な力があった。だがそれは誰にも気付かれることなく、彼女自身も無自覚であった。
そんなフローラがオスカーのもとへ嫁いだことで、アーレンス城には悲劇が起こることとなる。
一方で拷問覚悟で嫁いだフローラに待っていたのは……?
※アルファポリスにも掲載しています(完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 18:00:00
44508文字
会話率:51%
歪んだ僕だからできるなにか
キーワード:
最終更新:2024-02-19 19:03:29
273文字
会話率:0%
幼少期に両親を亡くし、義母と義妹に冷遇されて育った伯爵令嬢フィーネ。
辺境の別邸に幽閉され、無能扱い。外に出ることさえできない出来損ないとして軽んじられていた彼女にはもうひとつの顔があった。
それは人類史上初となる飛竜種の単独討伐を果たし
た仮面の魔法使い――「黎明の魔女」としての顔。
幽閉されていた別邸を抜けだし、大好きな魔法で魔物をぶっ飛ばしていたら、いつの間にか伝説の魔法使いみたいな扱いを受けていたのだった。
そんなある日、届いたのは悪徳貴族として黒い噂も多いクロイツフェルト公爵家との縁談。
「君を愛することはない」
冷徹な氷の魔術師と呼ばれるシオンとの政略結婚――のはずだったのに、彼が探している思い人が四年前に命を救われた「黎明の魔女」であることが判明する。
その上、形式上のお飾り妻になるはずだったフィーネはうっかり魔法の才能を発揮して、王国中から注目を集める存在になっていって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 21:02:21
164049文字
会話率:32%
ーー私は出来損ないの魔女だ。
繰り返される戦に、創造主は一度世界を壊した。
ここは、創造主が作り直した五つの国。
今度は争いが起きぬよう、創造主は国に魔女を降ろした。
歌で呪いをかけることができる、五色の魔女。
元祖黒魔女の弟子であった師
匠を持つ、潤子は魔女もどきだ。
欠けた自分に苦しさを抱えている日々。そんなある時、黒魔女の恋人だと言う青年に出会う。
え?ババ様の恋人?
意地っ張り金髪美形×訳あり女装黒髪男子
*前世、転生もの。
*受けが女装してます
*NLも出ますが、メインはBL
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 15:17:18
21883文字
会話率:44%
「この魔法使いの国で魔法の実験体として残るか、他国へ売られるか」
13歳の出来損ない少年、ナディに実の母から与えられた選択肢は冷たいものだった。
ナディは闇オークション前の牢屋で同じく商品として投獄されていた少年、レネと出会う。
同じ牢屋に
入っているはずのレネに「俺に買われろ」と商談を持ちかけられるナディ。
傍若無人なレネに振り回されながらも「ここにいてもろくなことはない」と共に脱出を目指す事になる。
一体レネは何者なのか、魔法使いとは何か、幸福とは何か、これは魔法使いの出来損ないと言われたナディが、魔法使いとして幸せの一端を見つけるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 23:33:43
16707文字
会話率:48%
女の名前はノア。ノアルティア。前世の記憶を持つ転生者である。
イベルノ国の公爵令嬢で、有名な魔法使いの一族に名前を連ねている。代々優秀な魔法使いを選出してきた由緒正しい魔法使いの出身であるが、私は才能がない出来損ないだ……十歳までは。
彼女の才能は、五歳年上の姉の手によって長年封じられてきたのだ。それも、十歳になったときに自力で解いてしまったが。
己の才能を自覚したノアは決意した。今世は自分のために生きて、好きなように生きよう、と。
十六歳の誕生日。婚約者であった王大使に別れを告げ、家族とも縁を切り、彼女は新しい人生を踏み出す。
これは、彼女が自分らしく生きるため、自分勝手な英雄譚。
2024/02/03より執筆開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:27:27
4606文字
会話率:44%
幼き日の約束に従い、姉の引き立て役に徹してきたシャーロット。
どんなに馬鹿にされようと耐えてきたが、学園入学と共にそれは崩れ去る。
あろう事か、姉は学園でもシャーロットのことを馬鹿にしたのだ。
────優秀な姉でも手を焼くほどの出来損ない
と噂になり、シャーロットは入学早々孤立してしまう。
このまま三年間を無駄にすれば、子爵令嬢のシャーロットに未来はない。
なぜなら、学園を卒業するまでに婚約者を見つけられなければ、弱小貴族の娘であるシャーロットに幸せな未来はないからだ。
このまま行けば、好色家の男性や親子ほど年齢の離れた老人の元へ嫁ぐことになるだろう。
姉との関係や自分の将来を天秤にかけ、思い悩んだ結果────シャーロットはある一つの決断を下す。
「私は素敵な人と結婚して、平穏な人生を歩みたい!だから────お姉様の引き立て役は今日でやめるわ!」
姉の引き立て役をやめたシャーロットは真の実力を発揮し、教師をも圧倒する!
自重も遠慮も知らないシャーロットは幸せな未来を掴むためだけに、ひたすら突き進むのだった!
※話の展開はゆっくりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 19:24:58
187428文字
会話率:24%
主人公のカロリーナ・サンチェスは代々優秀な人材を輩出してきたサンチェス公爵家の次女として生を受けた。
セレスティア王国の歴史に多く名を残してきたサンチェス公爵家の人間として、周りから期待されていたカロリーナだったが、残念ながら彼女は見た目も
中身もただの凡人だった。
対する姉のフローラは誰もが目を引く容姿と圧倒的才能を持っている。才色兼備とはまさに彼女のこと。
おまけに聖女の才能もあると来た。
人々が姉のフローラを慕えば慕うほど、カロリーナの凡人さがより際立って見える。
サンチェス公爵家唯一の出来損ないと馬鹿にする周りの人々とカロリーナを毛嫌いするフローラのせいで毎日惨めな思いをするカロリーナ。
だけど、そんな彼女の元にマルコシアス帝国第二皇子エドワードとの結婚話が舞い込んで来て····!?
結婚の話を受け入れ、マルコシアス帝国へと旅立ったカロリーナだったが、カロリーナが祖国を離れたことでセレスティア王国は大変なことに····!?
他国へ嫁いだことで判明する数々の真実!!
何年も続いた大きな勘違いと無自覚を正すことは出来るのか!?
結婚から始まるドタバタラブコメディ!ここに見参!
※話の流れは割りとゆっくりです
※タイトル回収はかなり後になります
※本作品はアルファポリスでも公開しています
※異世界《恋愛》&総合の日間ランキング一位を獲得しました。ありがとうございます(2020/07/29)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 19:27:31
8766文字
会話率:16%
女神ヘリオーレ。戦と勇気を司る神。
人々は彼女から賜る加護を最上のものとして崇めていた。
そんな彼女の加護の一つ、勇者の加護を得た若者が今また旅立つ。
だが、彼は勇者の器ではまるで無い出来損ないだった。
ヘリオーレは勇者を支え、やがてこの世
界の歪みを自覚する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 19:05:04
2541文字
会話率:29%
※改稿リメイク版です。
【あらすじ】
「このっ恥晒しめ! お前のような出来損ないを育てたつもりはない!下級職『鍛治士』でスキルが『鑑定士』とは飛んだ晒し者よ」
この世界では15歳で成人とされ、『加冠の儀』を受けるのが慣例とされている。
その『加冠の儀』にて天賦の適正職『鍛冶士』、天賦のスキル『鑑定士』を授かった俺。
『鍛冶士』は下級身分・劣等身分の人間が、生誕した時からあわよくばと祈り、ほんの超低確率で引き当てては、パーティーが始まってしまうくらいのレベルの職。
貴族からしたら、生誕した時からこんな下級でド底辺職なんかを引き当てないでくれと天を煽りながらお祈りをするくらいの、下級職。
『鑑定士』はハルバルーン王国でこれまで引き当てた人間すら居ないし、引き当てた奴を見た事も無い!ってほど、最早、『鑑定士』って何?ってレベルの、ダメダメ最下級ゴミスキル。
『鑑定士』と聞くと、道具やら武器などを鑑定するってイメージは出来るのだけど……
そもそも、道具を鑑定する必要ってあるの?
その道具を作った人呼んできて、素材やら強度とか直接聞いちゃえばいいんじゃ無いの?みたいな、鑑定士なんて不必要とされているくらいのレベルのスキル。
代々続く由緒正しい貴族家の長男として生まれてしまった俺は、家族の期待を一身に受けながらも、貴族家にはなんとも相応しくない下級職『鍛冶士』、最下級ゴミスキル『鑑定士』を授かった故に、家から追放の身となってしまう。
授かった天賦の適正職『鍛冶士』には意外な有効性があるのだと発見して、俺には大きくありふれた才能がある事に気付く。
そう。
貴族家には相応しくないと罵られた下級職『鍛冶士』、最下級ゴミスキル『鑑定士』は、大商人として開花する片鱗だった。
そして、憎たらしい弟を越え、俺を追放した父をも越す最強へと繋がっていた。
俺を見放し家を追放した父、そして俺を蔑んだ弟も、俺を見下した奴全員見返してやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 18:11:16
22722文字
会話率:20%